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著者 西見公宏(にしみまさひろ),吉田真吾(よしだしんご),大嶋勇樹(おおしまゆうき) 著 定価 3,300円(本体3,000円+税10%) 発売日 2025.12.26 判型 B5変形 頁数 304ページ ISBN 978-4-297-15354-0 概要 本書は、Claude Codeの基本的な使い方からはじめ、スペック駆動開発をマスターすることで、大規模言語モデル(LLM)とソフトウェアエンジニアリングを統合する方法を解説した書籍です。Claude Codeをはじめとしたさまざまなコーディングエージェントは、単なる「魔法のようにコードを生成するAI機能」ではありません。LLMの自律的な推論能力とエージェントフレームワークの機能性を統合することで、要求の精緻化 → 達成するための計画立案 → タスクの実行 → 実行結果の検証というソフトウェア開発における一連の作業を効率化・最適化および
著者 真鍋知博(まなべともひろ) 著 定価 3,520円(本体3,200円+税10%) 発売日 2026.1.7 判型 B5変形 頁数 376ページ ISBN 978-4-297-15337-3 概要 ベクトル検索は従来の重要技術キーワード検索を補完する技術であり、かつWeb検索など、検索そのもののサービスにはもちろん、Eコマースなど各種サービスの検索機能にも採用されつつある注目度の高い技術です。従来のキーワード検索は、ユーザが入力したキーワードを含むドキュメントを抽出し、キーワードの出現頻度にもとづいてドキュメントをソート(ランキング)するというものでした。キーワード検索が表面的な情報を扱っていたのに対して、ベクトル検索はキーワードやドキュメントの「意味」を扱います。ベクトルの類似度によってキーワードとドキュメントそれぞれの意味の類似度を測れるよう、これらのテキストをベクトル化する技術で
OpenAI、最新モデル「GPT-5.2」を発表 ——実務作業・長時間にわたるエージェント作業における能力が向上 OpenAIは2025年12月11日、最新のモデル「GPT‑5.2」シリーズを発表した。GPT‑5.2は専門的な知識労働や長時間稼働するエージェント用途においてこれまでのモデルを上回る性能を示しており、特に実際の業務タスク遂行能力を評価する「GDPval」の7割の指標で人間の専門家と同等以上の水準に到達していることを報告している。 Introducing GPT‑5.2 - OpenAI ※日本語版:GPT-5.2 が登場 - OpenAI Using GPT-5.2 - OpenAI Platform モデルは、高速に動作し汎用的に利用できる「GPT‑5.2 Instant」、構造化された詳細な応答を必要とする作業に向く「GPT‑5.2 Thinking」、
MySQLのInnovation ReleaseとなるMySQL 9.4とMySQL 9.5がリリースされました。今回は、その中からMySQL Community Editionで利用できる新機能や変更点をいくつかピックアップして、簡単に紹介したいと思います。 MySQL 9.4の新機能 最初に、MySQL 9.4の新機能と変更点について紹介します。 JSON Duality View のサポート MySQL 9.4では、「JSON duality views」と呼ばれる新しい種類のビューが追加されました。これは、複数のリレーショナルテーブルに分かれて保存されているデータを、1つのJSONドキュメントとして扱えるようにする仕組みです。専用のCREATE JSON DUALITY VIEW / ALTER JSON DUALITY VIEWステートメントが追加されており、通常のビューと同様
最近マザーボードを入れ替えたことにより、PCIe 5.0にネイティブで対応しました。SSDはグラフィックボードごとに分けています。 なおセキュアブートはオフにしています。 インストールするubuntuのバージョンは24.04.3 LTSです。 GeForce RTX 5060 Tiに必要なパッケージをインストールする ではGeForce RTX 5060 Tiをubuntuで使えるようにしていきます。とはいえ例として取り上げるのはGeForce RTX 5060 Tiではあるものの、5000シリーズであれば同じ設定で使用できるはずではあります。 筆者は今まで古いGeForceしか使ってこなかったので知らなかったのですが、最新のGeForce 5000シリーズではオープンソース版のカーネルモジュールを使用する必要があります。以前GeForce 3000シリーズでオープンソース版のカーネルモジ
第1回AI・DX導入が失敗する「真の原因」とは? ――コードを書く前に整理すべき「業務のバグ」 昨今、多くの企業で「DX」や「AI活用」が叫ばれています。しかし、その導入プロジェクトの中で、自信を持って順調に進んでいると言えるケースはどれくらいあるでしょうか。 現場からは、「最新のAIツールを導入したのに、なぜか現場が以前より混乱している気がする」といった声や「高価なSaaSを導入したものの、CSVを手作業で加工して取り込む運用が残っている」という声が聞こえてきます。 私は普段、「業務設計士」として企業の業務改善やシステム導入の支援をしていますが、DX推進やAI活用を進める企業の方々が非常に疲弊しているように感じます。 生成AIなどのテクノロジーの進化によって、エンジニアの皆さんの開発効率そのものは劇的に向上しています。しかし、いくら速くコードが書けるようになったり、バイブコーディ
第58回では、メモリコントローラでメモリに対する制限や保護を設定した場合に、階層構造が考慮される動作を見ました。 上位のcgroupでメモリに対する制限値や保証値を設定した場合、その子孫に対しても設定が有効になるので、サブツリー全体に対してメモリの制限をかけたり、サブツリー全体を保護したりできます。 その中で、ツリー構造を考慮したメモリ保護の動作に違和感を持った方は多いのではないでしょうか。上位cgroupで設定したメモリ保護が、下位cgroupに影響しない場合があったためです。このような動作は直感的ではなく、cgroupで制限を設定した場合のツリー構造を考慮した動作とは異なりましたし、実際の使用でも問題がありました。 このため、5.7カーネルで、この問題を解決するための改良がなされました。今回は、このメモリ保護の問題を解決するために、5.7カーネルで実装された機能を紹介します。 機能を説
Linus Torvaldsは11月30日(米国時間)、2025年最後のメジャーカーネルバージョンとなる「Linux 6.18」を公開した。通常のスケジュールどおり、約2ヵ月の開発期間と7本のリリース候補版(RC)を経ての正式リリースとなる。 Linux 6.18 -Linus Torvalds Linux 6.18のハイライトは以下の通り。 スラブアロケータに2個の空きオブジェクトの配列で構成される「シーブ(sheaves)」というCPUごとのキャッシュ機能を追加し、メモリ割り当て/解放のパフォーマンスを向上 SSDやHDDといった低速なブロックデバイスの前段に配置する高性能な永続メモリキャッシュ「dm-pcache」(DeviceMapperに新たなターゲットとしてdm-pcacheを追加) pidfdと同様に、プロセス名前空間をファイルハンドルとして管理可能に(name_t
筒井(@ryu22e)です。今月の「Python Monthly Topics」は、型チェッカー「Pyrefly」を紹介します。 Pyreflyの概要と特徴 PyreflyはMeta社が開発した型チェッカーです。ロゴがホタル(firefly)をイメージしたデザインで、「パイアフライ」と発音します[1]。 Pythonの型チェッカーといえばMypy、Pyrightなどの既存ツールがありますが、Pyreflyにはそれらにはない以下の特徴があります。 Rustで実装されているため、高速に動作 WASM版もあるため、ブラウザ上で利用可能 コードに自動で型ヒントを付ける機能 Meta社製の型チェッカーといえばPyreがありますが、PyreflyはPyreの後継ツールです。Pyreflyが誕生した経緯については、以下のMeta社のブログに詳細が書かれています。 Introducing Pyrefly
GoogleがChromeOSを置き換える、Androidベースの新しいOSを準備しているとAndroid Authorityが伝えています。 Google's new 'Aluminium OS' project brings Android to PC 現状のChromeOSは、主にクラムシェル型ノートPCに搭載されています。ときどき、利用しているユーザは見かけるものの、汎用OSとしてはWindowsやmacOSに続く3番目以下の存在です。一時は、タブレットに搭載されたこともありましたが、これはうまくいかずiPadの足元にも及ばないものでした。 開発リソースを効率的に使い、こうした状況を打開するために、今年7月にChromeOSとAndroidを単一プラットホームに統合する予定と語られており、Androidのカーネルやフレームワークの一部を利用してChromeOSを開発する方針を発表し
サーバーを運用する上で、現状の負荷状態を把握することは非常に重要です。監視は一般的に、専用の監視システムを利用して行います。OSSであれば、古くはMuninやZabbix、Nagiosなどが有名どころでした。最近ではクラウドとの相性のよい、Prometheusが支配的でしょう。またDatadogやNewRelicといった、自前で監視サーバーをホストする必要のない監視SaaSもよく使われています。 本番運用しているサービスであれば、こうした監視システムをきっちりと構築するのが当然です。しかしそこまで大仰なシステムを使わず、「今からテストプログラムを動かすので、その間のサーバーの負荷状態をちょっと見たい」といった要望も、開発中やトラブルシューティング中にはよくあります。vmstatやtopコマンドではプリミティブすぎるので、もう少し詳しくメトリクスを見たい。でも本格的な監視システムをわざわざ
FreeBSD 15.0リリース ―pkgツールベースのインストール/アップデート方式を採用へ FreeBSD Projectは2025年12月2日、FreeBSDの最新リリース版FreeBSD 15.0-RELEASEを公開した。 FreeBSD 15.0-RELEASE Announcement FreeBSD 15.0-RELEASE Release Notes |The FreeBSD Project FreeBSD 15.0ではベースシステムのインストールと管理のために、pkgパッケージマネージャを用いた新しい方法が導入された。この方式は「pkgbase」と呼ばれており、ベースシステムはFreeBSD-baseリポジトリからパッケージセットとしてインストールされる。インストールされたシステムはpkgツールによって完全に管理される。 pkgbaseは、FreeBSD 16以降でデフ
「Claude Code」は、CLI上で動くLLMによるAI開発支援ツールです。本連載は全4回を予定しています。これからClaude Codeを初めて触ってみる初級から中級のエンジニア向けに、概要と歴史的な背景の説明、料金プラン等の紹介、インストールとセットアップのやり方を解説し、最後にClaude Codeを使った新しい開発スタイルをハンズオンで体験します。なお本連載は2025年12月5日刊行予定の『Claude CodeによるAI駆動開発入門』から一部、抜粋・編集してお届けします。 最終回となる第4回目では、TODOアプリをフレームワークを使って作成し、その際生じるエラーへの対処もClaude Codeにやってもらいます。 最後にClaude Codeにテストコードを書いてもらう方法とCLAUDE.mdへのテストの注意点の記載の仕方について解説します。 UIのデバッグをさせる 前回は一
第2回となる本稿では、ソフトウェア開発におけるロードマップの具体的な作成方法、作成時の注意点について論じます。 ロードマップの作成ステップ ここでは、実際のロードマップの作成方法について解説します。 目標設定 まずは目標設定を行い、プロジェクトとして進むべき方向性を明確化します。目標設定においては、関係者全員が理解できるよう具体性を持たせることが大切です。また、目標達成のハードルが高い場合、メンバーのモチベーション低下を招いてしまう原因にもなるため、実現可能な目標を設定しましょう。 例えば、ソフトウェア開発において顧客にプロダクトを納品するなら、具体的な納品日を目標として設定すると良いでしょう。 明確な目標を持つことで、チームは開発優先度を共有しやすくなり、無駄なリワークを防ぐことができます。GitLabの調査「ソフトウェアイノベーションによる経済効果」では、ソフトウェアイノベーションに取
2025年11月29日、「中高生Rubyプログラミングコンテスト2025」の最終審査発表会が行われた。 今年も、発表者や審査員に加えて、会場に多くの来場者が集まり、リアル開催ならではの和やかな空気の中、熱のこもった発表と厳正なる審査が行われ、最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞の各賞が決定した。 「中高生Rubyプログラミングコンテスト2025」授賞式 最優秀賞は、ゲーム部門『train drive EXPerience』(茨城県立IT未来高等学校 チーム笠間乗務ユニット)、Webアプリ・IoT部門『Awardify』(奥野真那さん) 応募総数94件の中から、最終審査に残ったのはゲーム部門4作品、Webアプリ・IoT部門6作品の計10作品。当日は、発表者のプレゼンテーションと質疑応答をもとに、Rubyの生みの親であるまつもとゆきひろ氏を審査委員長とする7名の審査委員によって最終審査が行わ
resolute(ubuntu 26.04)の開発; 26.04 LTSのロードマップ resoluteのロードマップが発表されました。これは「主要なテーマ」とキーとなる日付から構成される、「ubuntu 26.04 LTSはこうなる」という基本方針です。 まずはキーとなる日付から見ていきましょう。 Feature Freeze: 2026年2月16日 User Interface Freeze: 2026年3月12日 Beta Release: 2026年3月23日 Final Freeze: 2026年4月16日 Final Release: 2026年4月23日 全体的に予想外のタイミングはなく、「いつものLTS」というスケジュール感となっています。デスクトップ環境という面では、GNOME 50の採用(これは「いつもの」)、TotemからShowtimeへの、そしてシステム
Linux Daily Topics Waylandの将来に全力を注ぐ ―KDEプロジェクト、PlasmaにおけるX11の完全ドロップとWaylandへの“全振り”を宣言 KDEプロジェクトは11月26日、「Going all-in on a Wayland future(Waylandの将来に全力を注ぐ)」と題したブログを投稿し、将来リリースされる「KDE Plasma 6.8」はWaylandオンリーとなることを明らかにした。従来のX11アプリケーションのサポートはXwaylandが行い、Plasma X11セッションのサポートは終了する。 Going all-in on a Wayland future -KDE Blogs KDEは最近のPlasmaリリースにおいてWaylandへのフォーカスを進めており、従来のX11アプリケーションはXwayland互換レイヤを利用する
11月20日、Googleは、Quick Shareを拡張してAndroidとiPhone間でファイル共有ができる機能を発表しました。 Android Quick Share can now work with iOS’s AirDrop 具体的には、AndroidのQuick Shareが拡張されてAirDropに対応したことで、iOSデバイスと写真や動画などの共有が簡単・快適になりました。現時点で使えるのは、Pixel 10シリーズのみです。他のPixelシリーズや他の端末への具体的な展開時期は明らかになっていませんが、より多くのAndroidデバイスに展開していく予定とされています。 ガラケー時代、赤外線通信でできたことが、20年程度の時間をかけてスマホで実現されたことになります。 以前から試行錯誤されています AirDropと似た使い勝手で、ファイル共有ができるアプリに「AnDro
今回はubuntu派生のLinuxディストリビューション、Zorin OS 18を紹介します。 Zorin OS 18とは Windows 10サポートは2025年10月14日に終了しました。ギリギリWindows 11がインストールできないようなPCであっても、ubuntuであればそれなりに動作すると期待できることを示したのが第885回です。多くの方に読んでいただけたようでありがたい限りです。 また「Zorin OS 18」Windows 10サポート終了の10/14にリリース、2日間で10万ダウンロード突破も注目を集めたようです。サポート終了日にリリースをぶつけるというのは、なかなかにキャッチーです。 どうもこのアピールが功を奏したらしく、1ヶ月ちょっとで100万ダウンロードを達成したそうです。これだけ注目を集めているのであれば、Zorin OS 18とubuntuとの違いを紹介し
暑くて長い夏がやっと一段落したと思ったら急に冷えこみだし、カレンダーも残りわずかとなりました。毎度のことながら一年の早さを思い知る今日このごろ、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 さて、本連載では過去に何度かNHKのインターネットラジオ「らじる★らじる」を取りあげたことがあります。もっとも、最後に取りあげたのは第48回、2年ほど前のことで、その後配信方法が変更されて当時の設定のままでは正しく受け取れなくなっています。 また、NHKラジオは2026年度から現在の3波体制が2波に整理されるそうで、1波減る分、従来よりも「らじる★らじる」が重視されるようになりました。そのせいか、以前は聞けなかったようなマイナーな番組も「聴き逃し配信」で聞けるようになっています。そこで久しぶりに「らじる★らじる」の遊び方を取り上げてみることにしました。 なお、今回取りあげる「らじる★らじる」は10月1日より始まった
GitLabが解説:ロードマップとは? ソフトウェア開発における役割、メリット、作り方 ソフトウェア開発におけるロードマップの役割や種類、作成のメリットとは GitLabが日本の経営層を対象に実施した調査によると、87%の経営層が「ソフトウェアイノベーションは自社の最優先課題である」と回答しています。それほどまでにソフトウェア開発が経営の中心に位置づけられており、ソフトウェア開発においてプロジェクト管理を適切に作成・活用することがますます求められています。そんな中、「プロジェクトや事業がどこに向かうのか」を明確に描く力を与え、プロジェクトを迷走させることなくゴールに向かわせる力を与えてくれるのが、ロードマップの作成・活用です。 しかし、実際にロードマップを作成しようとしているものの、具体的な作り方を理解していない人もいるのではないでしょうか。本連載では、ソフトウェア開発におけるロード
PHP 8.5のおもな新機能は以下の通り。 新しいURI拡張 新しくサポートされた常時利用可能なURI拡張はRFC3986およびWHATWG URL標準に準拠したURIとURLを安全に解析、正規化および変更できる。 パイプ演算子 パイプ演算子(|>)をサポート。「ネストされた呼び出し」を記述することなく関数呼び出しを連結することができ、中間変数を介さずに複数の関数に値をスムーズに渡すことができる。 Clone With clone()関数に連想配列を渡すことでオブジェクトのクローン作成中にプロパティを更新できるようになった。 #[\NoDiscard]属性 関数に#[\NoDiscard]属性を追加すると、PHPは戻り値が使われているかどうかを確認し、使われていない場合は警告が出される。これにより重要な戻り値の利用の見逃しを防ぎ、APIの安全性が向上する。 定数式におけるクロージャとファ
著者 あわしろいくや,柴田充也(しばたみつや) 著・監修 リンクアップ 著 定価 2,970円(本体2,700円+税10%) 発売日 2025.11.18 判型 B5変形 頁数 272ページ ISBN 978-4-297-15277-2 978-4-297-15278-9 概要 本書は、無料で使えるOS「ubuntu」を活用し、実際の画面例やコマンド例を確認しながら、段階的にubuntuの基本からプログラミングの基本までの理解を深めていくことができます。本書の主な特徴は、以下の点にあります。 1. 既存のPCを最新の開発環境として再活用 使わなくなったPC(Windows10)をはじめ、既存のPCをubuntuで最新の開発環境として再活用する方法を詳細に解説しています。USBメモリから起動する「Live環境」での事前確認から、本格的なインストール、そして日本語環境の設定まで、Windows
SUSEは毎年、同社に所属するエンジニアのイノベーティブな活動を推進する一環として、「Hack Week」という1週間のイベント期間を設けている。社内イベントといっても基本的には誰でも参加することが可能で、SUSEのエンジニアとパートナー企業の従業員やオープンソースコミュニティのメンバーがひとつのプロジェクトのもとで協力しあうケースも多い。 2007年からスタートしたHack Weekの活動からはこれまでいくつものプロダクトが誕生しており、たとえばQtライブラリアーカイブの「Inqlude」やオープンソースのビデオ会議ツール「Jangouts」、オンラインストレージプラットフォーム「Nextcloud」なども含まれる。 SUSE Hack Week 25 URL:https://hackweek.opensuse.org/ 2025年のHack Weekは12月1日から12月5日が予
ubuntu Weekly Recipe 第888回【はじめてのubuntu刊行記念】 あなたのubuntuはどこから、どこへ? 2008年1月から開始した本連載も、今回で第888回を迎えることとなりました。これもひとえに常日頃から本連載をご贔屓にしていただいている読者の皆さまのおかげです。ありがとうございます! さて今回は近日発売される『はじめてのubuntu』の宣伝も兼ねて、初心者がubuntuを始める上でどこからスタートすべきなのか、どんな本を手に取ると良いのか考えてみましょう。 図1 この記事が公開されるころには全国の書店にも並んでいるはず。待ちきれない人は電子版もどうぞ 祝連載888回&『はじめてのubuntu』が出版されます! ubuntu Weeky Recipeは「ubuntu」の便利な活用方法をお伝えする週刊の連載です。最近は時流に載ってAI関連の記事が多いものの、U
AWSは2025年11月17日、AIエージェント型IDE「Kiro」の一般提供を開始した。 Kiro is generally available: Build with your team in the IDE and terminal -kiro.dev Kiroが一般提供開始: IDEとターミナルでチームと共に開発 | Amazon Web Services ブログ(上記の日本語訳) Kiro is generally available 👻 Specs made ‘planning first’ the default for AI assisted dev. Now Kiro IDE adds property based tests to check if your code actually matches your Spec. Real signals, not v
これからはじめるClaude Code入門 シンプルなTODOアプリを、Claude Codeを使って5分で作って30分で公開する 「Claude Code」は、CLI上で動くLLMによるAI開発支援ツールです。本連載は全4回を予定しています。これからClaude Codeを初めて触ってみる初級から中級のエンジニア向けに、概要と歴史的な背景の説明、料金プラン等の紹介、インストールとセットアップのやり方を解説し、最後にClaude Codeを使った新しい開発スタイルをハンズオンで体験します。なお本連載は2025年12月5日刊行予定の『Claude CodeによるAI駆動開発入門』から一部、抜粋・編集してお届けします。 第3回目は、Claude Codeにプロンプトを指示して、たったの5分でシンプルなTODOアプリケーションを作ってみます。その後、アプリケーションをGitHub Pages
本連載では、Blender の基本的な知識、機能についてイラストを交えながら紹介しています。第65回目は、前回に引き続き深度マップを使用して平面のオブジェクトを立体的に見せる方法を見ていきます。 前回のおさらい 前回の記事では、深度マップを利用してBlender上で平面のオブジェクトに凹凸を作成するとことまで操作を行いました。 今回は、凹凸を作成したオブジェクトにマテリアルを貼りつけたり、凹凸の強弱を調整したり、といった部分を見ていきます。 マテリアルを貼りつけてみよう 前回凹凸を作成したオブジェクトに、元の画像をマテリアルとして貼り付けます。 オブジェクトを選択した状態で、[マテリアルプロパティ]に切り替えたら、[新規]をクリックします。 [ベースカラー]の隣にある黄色い丸をクリックすると、メニューが表示されます。その中から[画像テクスチャ]を選択しましょう。すると、[開く]から画
ubuntu Weekly Topics ubuntu 14.04 LTSへの15年サポート・DNSSECのデフォルト化テストと失敗・ubuntu 25.10リリース記念オフラインミーティング25.11 ubuntu 14.04 LTSへの15年サポート ubuntuにおいても、アップグレードはそれなりに気を使う作業です。特にサーバーとして利用しているような環境においては、作業のための調整だけでも一筋縄ではいかないことがあります(もちろん、理想的には「そもそも調整が必要になってしまう状態が負け」という側面はあるのですが)。 こうした問題をある程度緩和するために、商用のLinuxディストリビューションでは「延長サポート」プランを有償で提供しています。ubuntuでも「12年間」のサポート期間が提供されてきました。この12年について、ubuntu 14.04 LTSは来年4月で到達
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