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【12月29日 AFP】カンボジアとの国境地帯での軍事衝突をめぐり、タイ軍は29日、カンボジアが停戦協定に違反したと非難した。250機を超える無人機がタイ領上空を飛行したとしている。両国は27日に「即時」停戦に合意したばかりだ。 タイ軍は声明で「250機以上の無人航空機(UAV)がカンボジア側から飛来し、タイの主権領域に侵入した」と指摘。「このような行動は挑発行為であり、緊張緩和を目的とした合意内容に違反している」とした。 カンボジアの国営テレビは29日、問題について双方で協議・調査し「直ちに解決する」ことで合意したとするプラク・ソコン外相の言葉を伝えた。 ソコン氏は「国境線沿いで目撃された無人機の飛行に関連した小さな問題」としている。 声明によると、27日の合意では、両国が全ての部隊の移動を凍結し、国境地帯に居住する民間人を可能な限り早期に帰還させるとした他、地雷除去活動とサイバー犯罪対
【12月29日 AFP】中国外務省は29日、台湾周辺で実弾を用いた軍事演習を開始したことをめぐり、台湾を支持する「外部勢力」は「失敗する運命にある」と警告した。 中国外務省の林剣報道官は定例記者会見で「中国の再統一を妨げるいかなる陰謀も失敗する運命にある」とし、「台湾への武装支援を通じて中国を封じ込めようとする外部勢力は、独立志向の傲慢さを助長し、台湾海峡を戦争寸前の危険な状況に追い込むだけだ」と述べた。 中国は今週、米国のドナルド・トランプ政権が台湾に対する大規模な武器売却を承認したことへの対抗措置として、ボーイングの拠点を含む米国の軍事関連企業20社と企業幹部ら10人に制裁を科すと発表している。(c)AFP
【12月29日 AFP】中国は29日、台湾周辺で実弾を用いた軍事演習を開始したと発表した。 中国人民解放軍東部戦区司令部は声明で、今回の演習には駆逐艦やフリゲート艦、戦闘機、爆撃機、無人機が投入され、台湾の北部および南西部の海域で海上目標に対する実弾訓練が含まれると明らかにした。 中国が発表した「大規模な」軍事演習について台湾は同日、周辺海域で中国海警局の船4隻を確認したと明らかにした。 台湾海巡署によると、4隻は台湾北部および東部沿岸沖の海域を航行していた。同署は「直ちに大型船を投入して関連海域に事前配備し、追加の支援部隊も派遣した」としている。(c)AFP
【12月29日 AFP】中米パナマのパナマ運河入り口付近にある、中国の運河への貢献を称える記念碑が27日夜、地元当局の命令で撤去された。 パナマ運河をめぐっては、中国政府の運営への影響力が大きすぎるとして、ドナルド・トランプ米大統領が数か月にわたり、米国が支配権を取り戻すべきだと主張している。 記念碑の撤去を命じたのは、地元アライハン市の市長室。この動きにパナマと中国の指導者から非難の声が上がった。 市長室は声明で、記念碑には構造的な損傷があり「危険」をもたらす恐れがあったと説明した。 しかし、パナマのホセ・ラウル・ムリノ大統領は28日、「野蛮な行為で、正当性は皆無だ」と述べ、「許しがたく、非合理的だ」と非難した。 また、記念碑の撤去現場を視察した駐パナマ中国大使も「二国間の友好にとって大きな痛手」と述べ、30万人の中国系パナマ人に対する侮辱だと続けた。 在パナマ中国大使館はX(旧ツイッタ
東エルサレム郊外のシルワンではためくイスラエル国旗(2025年12月27日撮影)。(c)AHMAD GHARABLI / AFP 【12月29日 AFP】イスラエル国防省は28日、レーザー照射によるミサイル迎撃システム「アイアンビーム」を空軍に配備したと発表した。 レーザーシステムを主に開発した国防省の研究開発部門と国営企業ラファエルから空軍への引き渡し式典が、イスラエル北部で催された。 イスラエル・カッツ国防相は式典で「世界で初めて、高出力レーザー迎撃システムが完全な運用成熟度に達し、複数の迎撃に成功した」と述べた。 「この画期的な成果は、近隣および遠方の敵双方に対して重要なメッセージを送る。われわれに挑むな、さもなくば厳しい結果に直面することになる」 ラファエル社のユバル・シュタイニツ会長は「イスラエルは、ロケットやミサイルを含む空中脅威の迎撃に運用可能なレーザーシステムを実戦配備した
台湾・台北市内に掲げられた台湾の旗(2025年12月18日撮影)。(c)I-Hwa Cheng/AFP 【12月29日 AFP】中国が台湾周辺で「大規模な」軍事演習を実施すると発表したことを受け、台湾総統府は29日、「軍事的威圧」だとして強く非難した。また台湾軍はこれに対応し、「適切な兵力」を展開したと明らかにした。 台湾総統府の郭雅慧(カレン・グオ)報道官は声明で、中国当局が国際規範を無視し、軍事的威圧によって周辺諸国を脅かしているとして、強い非難を表明した。 また台湾軍は対応センターを設置し、適切な兵力を展開したと発表。迅速対応訓練を実施したとしている。 軍事演習について中国は、五つの区域で実弾射撃を行う予定としている。(c)AFP
エジプト・カイロで、釈放後に自宅で母親(左)と笑顔を見せるエジプト系英国人活動家のアラー・アブデルファタハ氏(2025年9月23日撮影)。(c)Mohamed EL-RAAI/AFP 【12月29日 AFP】英国のキア・スターマー首相は29日、拘束を解かれて帰国したエジプト系英国人活動家による「忌まわしい」ソーシャルメディア投稿が明るみに出たことを受け、圧力にさらされた。 英国政府が長年外交努力を重ね、エジプトでの拘束を解かれた活動家アラー・アブデルファタハ氏は、数日前に帰国した。 しかし、同氏がシオニストや警察当局に対する暴力を呼びかけていた過去の投稿が明らかになると、野党保守党は市民権を剥奪しエジプトに送り返すよう求めた。 スターマー氏は26日、エジプトが渡航禁止措置を解除したことでアブデルファタハ氏が英国で愛する人たちと再会できたことを喜んでいるとX(旧ツイッター)に投稿。しかし、2
【12月29日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は28日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とフロリダ州の私邸「マーアーラゴ」で会談した。トランプ氏は、会談で「多くの進展」があり、ウクライナとロシアの戦闘終結の可能性は「数週間」で明らかになると述べた。 会談後の記者会見で、「我々は紛争の終結に向けて、かなり近づいている」と語り「うまくいけば、数週間。うまくいかなければ、長くかかるかもしれない」と述べた。 また、ロシアが割譲を求めているドンバス地域(ドネツク、ルハンスク両州)の扱いについて、「まだ解決していない。非常に難しい問題だが、解決すると思う」との見通しを示した。 トランプ氏は会談の冒頭、「我々は協議の最終段階にある」と述べ、ウクライナの安全を保証するための「強力な合意」が実現できるとの見通しを示した。 会談後にゼレンスキー氏は、来月に米ホワイトハウスで、欧州の首脳らを交
サウジアラビアのハリド・ビン・サルマン国防相(2025年2月24日撮影、資料写真)。(c)SAUL LOEB/AFP 【12月28日 AFP】サウジアラビアが主導する連合軍は27日、中東イエメンの南部独立派「南部暫定評議会(STC)」との軍事対立において、イエメン政府を支援すると警告した。また同国政府はSTCに対し、最近占領した東部2州から「平和的に」撤退するよう促した。 26日、イエメン中部ハドラマウト州にあるSTCの拠点に対してサウジアラビアが空爆を行った。急速にエスカレートする争いに対して米政府は自制を呼びかけている。 STCは同日、拠点を攻撃されたものの、動じることはないと警告を発していた。 連合軍の報道官は、独立派の行動によって事態のエスカレートを抑える努力が実らなかった場合、介入する可能性があると忠告。国際的に認められたイエメン政府への連合軍の支持を強調し、すべての当事者に「自
イランのマスード・ペゼシュキアン大統領(2025年9月24日撮影)。(c)ANGELA WEISS/AFP 【12月28日 AFP】イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は27日に公開されたインタビューで、米国とイスラエル、欧州諸国が、イランに「全面戦争」を仕掛けていると述べた。 ペゼシュキアン氏は「私の見方では、イランは米国、イスラエル、そして欧州諸国と全面戦争状態にある。彼らはわれわれの国を屈服させようとしている」と最高指導者アリ・ハメネイ師の公式サイトで語った。イスラエルと米国はちょうど半年前にイランを攻撃した。 また、核開発計画に関する9月の対イラン国連制裁の再適用を提案したのは、フランス、英国、ドイツだった。 ペゼシュキアン氏は「この戦争は、イラクがわれわれに対して始めた戦争よりもひどい。はるかに複雑で困難だ」とも述べ、1980から1988年にかけて起きた隣国間での紛争に言及した
【12月28日 AFP】イスラエル軍は27日、占領下のパレスチナ自治区ヨルダン川西岸にあるパレスチナ人が住む村を封鎖した。前日には、この村の住民がイスラエルで2人を殺害していた。 イスラエル・カッツ国防相は事務所が出した声明で「イスラエル国防軍(IDF)は、カバティヤ村のテロ拠点に対して強力に作戦を展開しており、村全体を封鎖し完全に包囲している」とし、「パレスチナのテロに対して妥協のない攻撃的政策を追求し続ける」と述べた。 26日、パレスチナ人の男(34)がイスラエル北部で2人を殺害した。警察によると男はイスラエルで違法に働いており、雇用主の車を使って68歳の男性をひき、その後18歳の女性を刺殺した。 この数時間後にIDFと治安機関シンベトは、ヨルダン川西岸北部ジェニンの南に位置するカバティヤ村での活動を開始し、容疑者の家宅捜索と尋問を行ったという。 住民の一人はAFPに対し、「イスラエル
【12月28日 AFP】ミャンマーで28日、総選挙が始まった。5年前の選挙で選出された政府をクーデターで追放した軍事政権は、この選挙で民主主義への復帰を前面に押し出している。 国軍は2021年2月のクーデターで、アウンサンスーチー氏が実質的に率いていた文民政府を排除して非常事態を宣言。それにより各地で内戦が勃発し、数千人が死亡した。 スーチー氏は依然として投獄されており、党首を務めた国民民主連盟(NLD)は、2023年に解党処分を命じられた。 活動家は西側諸国の外交官、国連の人権責任者は、軍の影響下にある勢力が有利となるよう仕組まれ、反対意見の厳しい弾圧を理由に、段階的に行われる1か月間の選挙を非難している。 選挙では、親軍派の連邦団結発展党(USDP)が最大の党として浮上することが広く予想されており、批判的な立場からは「軍事支配の再ブランド化」との見方も出ている。 人口約5000万人のミ
ウクライナ東部ドネツク州ミルノフラードで、ミサイル攻撃を受けて燃える民家の前を通る地元住民(2024年8月21日撮影、資料写真)。(c)Genya SAVILOV/AFP 【12月28日 AFP】ロシアは27日、ウクライナ東部ドネツク州ミルノフラードと南部ザポリージャ州フリアイポレの町を占領したと発表した。 ロシア大統領府(クレムリン)の声明によると、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は軍司令部から「ディミトロフ(ミルノフラードのロシア名)とフリアイポレの解放」に関する報告を受けた。 ミルノフラードは、ロシアが今月初めに制圧したと主張する、主要な軍事物流拠点のドネツク州ポクロフスクに近い。フリアイポレはザポリージャ州東部に位置し、これまでロシアの進軍はまれだったものの、ここ数か月で侵攻が加速していた。 プーチン氏はテレビ放送されたコメントの中で、前線である両地域での攻勢は、ウクライナ軍へ
パレスチナ自治区ガザ地区中央部、ヌセイラト地区のアルアウダ病院で診察を受ける栄養失調のパレスチナ人の子ども(2025年6月30日撮影)。(c)Eyad BABA/AFP 【12月27日 AFP】軽油不足のため複数の業務を停止していたパレスチナ自治区ガザ地区の主要病院が、26日夜に燃料を受け取り、一部のサービスを再開した。しかし、その量では2日ほどしかもたないという。 2年以上に及ぶ紛争で深刻な被害を受けたガザ中部ヌセイラト地区のアルアウダ病院には約60人が入院し、毎日およそ1000人の外来患者を受け入れている。 26日早くに病院幹部はAFPに対し、「発電機に必要な燃料不足のため、ほとんどのサービスが一時的に停止している」と述べ、「稼働しているのは救急、産科、小児科といった必須部門のみだ」と続けた。病院は、これらの業務を維持するために小型発電機を借りてるという。 幹部は、燃料不足が長引けば「
イエメンの臨時首都アデンで、南部独立派「南部暫定評議会(STC)」を支持する集会に参加する人々(2025年12月14日撮影、資料写真)。(c)Saleh Al-OBEIDI/AFP 【12月27日 AFP】中東イエメンの南部独立派「南部暫定評議会(STC)」は、26日にサウジアラビアによるものとされる空爆で拠点を攻撃されたものの、動じることはないと述べた。空爆は、10年以上にわたりイエメンを人道危機に陥れてきた紛争が激化する中で発生した。 かつて独立国家だったイエメン人民民主共和国(南イエメン)の復活を目指す分離独立派は、アラブ首長国連邦(UAE)の支援を受けており、ここ数週間で広大な地域を掌握して領土を拡大している。一方でイエメン政府を支援するサウジアラビアは、撤退を警告している。 STCは、空爆は「いかなる理解への道に役立つものではなく、南部の人々が完全な権利を取り戻すために前進し続け
この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【12月27日 AFP】ドナルド・トランプ米政権下のクリスマスは、国外に空爆、国内には政治的脅威をもたらした。側近たちはキリスト教の信仰に積極的に取り組んだにもかかわらず、トランプ氏はクリスマスを、平和よりも不満に根ざした権力のビジョンを体現するために利用した。 トランプ氏は23日と24日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、楽しげなクリスマスムードを捨て去った内容を大量に投稿。すべての人々に善意を送るどころか、ナイジェリアのイスラム過激派に対する軍事行動を発表し、政敵を罵倒した。 トランプ大統領は26日、前日に実施した空爆でナイジェリア北部のイスラム過激派拠点を「壊滅」させたと述べ、この空爆をサプライズの「クリスマスプレゼント」と表現した。
米国のドナルド・トランプ大統領(2025年12月17日撮影)。(c)Doug MILLS / POOL / AFP 【12月27日 AFP】米国のドナルド・トランプ大統領は26日付の米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューで、アフリカ東部ソマリランドの国家承認に反対すると述べた。 トランプ氏の盟友であるベンヤミン・ネタニヤフ首相は、イスラエルが、初めてソマリランドを国家として承認すると述べていた。 トランプ氏はソマリランドを承認するかと同紙に問われると「ノー」と答え、さらに「ソマリランドが一体何なのか、本当に分かっているのか?」と続けた。(c)AFP
この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【12月27日 AFP】イスラエルは26日、アフリカ東部ソマリランドを「独立した主権国家」として正式に承認し、外交関係樹立協定に署名した。ソマリランドの国家承認は初めて。 ソマリランドは1991年にソマリアから一方的に独立を宣言したが、国際的には国家として承認されておらず、数十年にわたり国際的な承認を求めてきた。国際的な国家承認は、昨年就任したアブディラフマン・モハメド・アブドゥラヒ大統領の最重要課題でもある。 イスラエル首相府によると、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は「ソマリランド共和国を独立した主権国家として正式に承認する」と発表した。 イスラエル首相府はさらに、ドナルド・トランプ米大統領が第1次政権時代にイスラエルとアラブの関係正常化を仲介した「
【12月26日 AFP】イスラエル軍は24日、7月に刃物と銃でイスラエル人を殺害し実行犯とされるパレスチナ人2人のうち一人の自宅を破壊したと発表した。 2人は7月10日、エルサレム近郊のショッピング街でシャレフ・ズブルーニーさん(22)を殺害した後、イスラエル軍に射殺された。 イスラエル軍は24日、占領するパレスチナ自治区ヨルダン川西岸のバザリヤ村に複数の重機を投入し、容疑者の一人の自宅を破壊した。 同軍は声明で、「グシュ交差点で銃撃・刺傷事件を起こし、シャレフ・ズブルーニーさんを殺害したテロリストの自宅を破壊した」と述べた。 バザリヤ村議会のハゼム・ヤシン議長はAFPの取材に対し、イスラエル軍による住宅破壊を「凶悪犯罪」と非難した。 イスラエル軍は破壊に備えて夜明けから村の出入り口を封鎖していたという。 ヤシン議長は「予防措置として学校を休校にした」と述べ、容疑者の家族は破壊の通知を受け
この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【12月26日 AFP】ケニア南部のマサイ族のコミュニティーで、赤い民族衣装マサイシュカに身を包んだ長老が、女性器切除(FGM)はほぼ根絶されたと主張すると、女性たちがやじを浴びせた。 最寄りの舗装道路から約3時間離れたナロク郡の辺境の村々には、少女のクリトリスと内陰唇(いんしん)を切除するFGMが通過儀礼として今も根強く残っていることを知っているからだ。 地元の看護師はAFPに対し、FGMは2011年にケニアで違法化されたにもかかわらず、ナロク郡では今も少女の約80%がFGMを受けていると語った。 エンタセケラ村で行われたこの問題について話し合う集会で、ある女性が「(女性器を)切除された10代の少女たちが病院に搬送されてくるのに、なぜもうやめたと
イスラエル北部とレバノン南部を隔てる国境フェンス付近を巡回するイスラエル軍車両(2025年11月23日撮影、資料写真)。(c)Jalaa MAREY/AFP 【12月26日 AFP】イスラエル軍は25日、イラン革命防衛隊(IRGC)の精鋭部隊「コッズ部隊」のメンバー一人をレバノンで殺害したと発表した。この隊員は、イスラエルに対する攻撃を計画していたという。 イスラエル軍はこの人物が「コッズ部隊の作戦部門における重要なテロリスト」だと説明し、「イランの指示を受け、レバノンおよびシリアからイスラエル国家およびその治安部隊に対するテロ活動に関与していた」と述べた。 またイスラエル軍は、レバノン南部でイスラム教シーア派組織ヒズボラの「テロリスト」の殺害も発表している。 レバノン側は同日、シリア国境付近と南部でのイスラエルの空爆により3人が死亡したと発表している。 イスラエルとイランが支援するヒズボ
【12月26日 AFP】ウクライナ軍は25日、英国製の長距離巡航ミサイル「ストームシャドウ」でロシア南部ロストフ州の石油精製所を攻撃したと発表した。 ウクライナ軍参謀本部は、空軍部隊がノボシャフチンスクの精製所をミサイルで攻撃し、「多数の爆発」を確認したとSNSに投稿した。 ノボシャフチンスクの石油精製所は南ロシアにおける主要なガソリン製品供給元の一つであり、「ロシア連邦軍への供給に直接関与している」と述べた。特にディーゼル燃料や航空灯油を供給しているという。 ウクライナは連日、ロシアのミサイルやドローン攻撃を受けており、対抗措置として、ロシアのエネルギーやインフラ施設への攻撃を続けている。(c)AFP
【12月26日 AFP】イスラエル当局は25日、占領するパレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区で24日深夜に発生したパレスチナ人の民家襲撃に関与した疑いで、イスラエル人入植者5人を逮捕したと発表した。 パレスチナ通信社「WAFA」によると、この襲撃で生後8か月の女児が「顔と頭に中等傷(重傷と軽傷の間くらいのけがの状態)」を負った。 ワファは、襲撃は「武装入植者集団」によるもので、ヘブロンの北に位置するサイル村で「民家などの建物に投石した」という。 イスラエル警察は、「サイル村で発生した深刻な暴力事件に関与した疑い」で容疑者5人を逮捕したと発表した。 さらに、イスラエル国内法でも違法とされる入植地「アウトポスト(前哨地)」に言及し、「予備捜査の結果、近隣のアウトポストから来た複数の容疑者が関与していることが判明した」と付け加えた。 イスラエル治安部隊は、「イスラエルの民間人がパレスチナ人の民家に
イスラエルのギドン・サール外相(2025年11月24日撮影)。(c)DANIEL DUARTE/AFP 【12月25日 AFP】イスラエルは25日、日本やフランス、イギリスを含む14か国が占領下のパレスチナ自治区ヨルダン川西岸での新たな入植地の承認を非難したことを受け、ユダヤ人に対する差別だと反発した。 14か国からの非難に対し、イスラエルのギドン・サール外相は「外国政府はユダヤ人がイスラエルの地に住む権利を制限することはできない。そのような呼びかけは道徳的に間違っており、ユダヤ人に対する差別だ」と反論。 「内閣の決定で11の新しい入植地を設立し、さらに8つの入植地を正式化することは、イスラエルが直面している安全保障上の脅威に対処するための一環だ」と主張した。 イスラエルの極右ベツァレル・スモトリッチ財務相は21日、当局が入植地19か所を承認したと発表し、この動きはパレスチナ国家の樹立を阻
【12月25日 AFP】中米ホンジュラスで11月30日に投票が行われた大統領選挙で、ドナルド・トランプ米大統領が支持を表明した野党の保守派候補ナスリー・アスフラ氏(67)の勝利が24日、発表された。僅差の選挙で、開票は遅延や不正の疑義に見舞われた。 選挙管理委員会は、パレスチナ移民の息子であるアスフラ氏が、同じく保守派のテレビパーソナリティーで自由党のサルバドル・ナスララ候補を1ポイント未満の差で破ったと発表した。公式結果によると、得票率はアスフラ氏が40.1%でナスララ氏が39.5%だった。与党左派リブレ党から出馬したリクシ・モンカダ候補は19.2%で3位に終わった。 アスフラ氏の勝利は、左派シオマラ・カストロ大統領政権の4年を挟んで、中南米でも特に貧しい国の一つで右派が再び権力を握ることを意味する。現政権は中国と接近し、2023年に台湾と断交しているが、アスフラ氏は台湾との外交復活を掲
【12月25日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領(共和党)は24日、クリスマスのあいさつでも野党・民主党を「極左のくずども」と攻撃した。 トランプ氏はクリスマスイブをフロリダ州の私邸「マールアラーゴ」で過ごし、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)による「サンタクロース追跡ホットライン」に電話で参加したり、世界中に展開する米兵にクリスマスのあいさつを送ったりした。 だが、対立する民主党には同じような温容な態度を示さなかった。 トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「わが国を破壊しようとあらゆる手を尽くしているが、ひどく失敗している極左のくずどもを含めて、皆さんにメリークリスマス」と投稿。 「もはや米国にオープンボーダー(国境開放政策)、女子スポーツへの男性参加、誰でもトランスジェンダー、弱い法執行機関といったものは存在しない。米国に存在するのは、史上最高値を更新した株価と4
この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【12月25日 AFP】中米エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は23日、人権侵害疑惑で批判を浴びている巨大刑務所「テロリスト拘禁センター(CECOT)」の正当性を訴えた。CECOTは、ドナルド・トランプ米大統領による外国人犯罪者の国外追放の要となっている 米CBSニュースは21日、看板番組「60ミニッツ」でCECOTにおける人権侵害疑惑に関する調査報道番組を放映する予定だったが、土壇場で中止となり、政治介入の疑いが浮上した。 ブケレ氏は23日、ソーシャルメディアの投稿で人権侵害疑惑に反論し、「CECOTで拷問が行われているという確信があるなら、エルサルバドルは受刑者全員を釈放し、受け入れを希望する国に送ることで全面的に協力する用意がある」と述べた
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記(左)とロシアのウラジーミル・プーチン大統領。北朝鮮国営朝鮮中央通信(KCNA)提供(2025年9月3日提供)。(c)AFP PHOTO/KCNA VIA KNS 【12月25日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記に宛てた新年のメッセージで、両国の「無敵の友情」を強調した。国営朝鮮中央通信(KCNA)が25日、伝えた。 先週平壌に届いたメッセージの中で、プーチン氏は、ウクライナと戦うロシアを北朝鮮兵が支援したことを称賛し、両国間の「戦友の絆」を証明したと述べた。 韓国と西側諸国の情報機関は、北朝鮮が2024年に兵士1万人以上をロシアに派遣したと推定している。砲弾、ミサイル、長距離ロケット砲と共に主に西部クルスク州に派遣された。韓国の情報機関によると、そのうち約2000人が死亡し
パレスチナ自治区ヨルダン川西岸ラマラ近郊にあるイスラエルのギバットゼエブ入植地で、新しく建設された建物(2025年10月24日撮影)。(c)Ahmad GHARABLI/AFP 【12月25日 AFP】日本、フランス、英国、ドイツを含む14か国は24日、イスラエルが占領するパレスチナ自治区ヨルダン川西岸において新たなユダヤ人入植地11か所を建設し、イスラエル国内法でも違法とされるアウトポスト(前哨地)8か所を合法化するのを承認したことを非難した。 フランス外務省は共同声明で、「ベルギー、カナダ、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、アイスランド、アイルランド、日本、マルタ、オランダ、ノルウェー、スペイン、英国は、イスラエル安全保障内閣が占領するヨルダン川西岸において19か所の新たな入植地を承認したことを非難する」と述べた。 「われわれは、いかなる形態の併合および入植地政策の拡大にも明確に
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