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ブラックフライデー
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1月に死去した元兵庫県議の竹内英明氏に関するデマを発信したとして、名誉毀損(きそん)罪で起訴された政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志被告(58)について、県警は、6月の尼崎市議選で応援演説に抗議活動をした男性を取り押さえ、負傷させたとする逮捕致傷の疑いで、11月28日付で神戸地検に書類送検した。男性の代理人弁護士が明らかにした。 男性側は、立花被告が6月14日、尼崎市の阪急電鉄塚口駅前で市議選の応援演説をした際、自身を批判していた男性を党関係者らに指示して取り押さえさせ、首にけがを負わせたと主張。立花被告ら3人を逮捕致傷容疑で告訴し、9月に県警が受理した。 県警は立花被告の指示で動いた党関係者の男ら2人も同容疑で書類送検した。認否は明らかになっていない。 尼崎市議選には、NHK党の新人が立候補。投開票前日の同14日に立花被告が塚口駅前で行った応援演説では、抗議活動の人たちが「
重度の呼吸障害があり、たん吸引が必要な寝たきりの娘を自宅に放置して窒息死させたとして、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の嶋田未左希被告(33)に対する裁判員裁判の判決公判が28日、神戸地裁姫路支部であり、佐藤洋幸裁判長は懲役2年8月(求刑懲役4年)を言い渡した。 判決などによると、嶋田被告は2023年1月27日午後、気道を確保するためにたん吸引が必要だった愛美優さん=当時(8)=を姫路市内の自宅に放置して外出し、窒息死させた。 愛美優さんは生後2カ月の頃、嶋田被告の元夫からの虐待で脳に障害を負い、寝たきりの状態になった。同被告はショートステイや訪問介護を利用しながら、自宅で介護していた。 公判では、入眠時や安静時における数時間おきのたん吸引の必要性や、吸引をしなかった場合の危険性を嶋田被告が認識していたかどうかが争点となった。 佐藤裁判長は判決理由で、医師らの証言から「入眠しているからと
「夫に代わり訴えを起こしたことで、再び故人への誹謗(ひぼう)中傷、名誉毀損(きそん)が激しさを増しています」。政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)が28日に6件の名誉毀損罪で起訴されたのを受け、元兵庫県議の故・竹内英明氏の妻と代理人弁護士が同日夕、オンラインで会見した。妻は今も遺族に危害が及びかねない状況だと明かし、「なぜこのようなことがいつまでも繰り返されるのか」と訴えた。 竹内元県議の妻のコメント全文はこちら 立花被告は今月9日、兵庫県警に逮捕された。当初は「真実相当性があった」として争う姿勢を示していたとされるが、14日には容疑を認める方針に転じ、弁護人を通じ竹内氏の妻に示談を申し入れた。
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うその110番で駆けつけた警察官をからかい、逃げ出した少年をヘッドロックして無理やりパトカーに乗せたとして、兵庫県警は、神戸市内の警察署で地域部門に勤める20代の男性巡査長を警務部長訓戒とした。処分は10月9日付。神戸新聞社の情報公開請求で分かった。 県警によると、1月1日午前4時ごろ「大勢で騒いでいる人がいてうるさい」との110番があった。 現場とされたコンビニ店へ巡査長ら署員2人がミニパトで駆けつけると、付近にいた少年たちが笑いながら散り散りに逃げ出した。 110番したのは10代半ばの少年11人のグループで、内容は虚偽だった。周辺を捜索していた巡査長は、うち一人を見つけるとヘッドロックして捕まえ、ミニパトまで連れていき、強制的に乗せたという。 巡査長が1月12日に別のトラブル対応に出動したところ、居合わせたグループの一員が巡査長に気付き、1日未明に暴行されたと主張。県警は10月9日、特
元兵庫県議の竹内英明氏(1月に死去)に関する虚偽の情報を発信し、名誉を傷つけたとして、神戸地検が28日、名誉毀損(きそん)の罪で政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者を起訴したことを受け、県議会調査特別委員会(百条委員会)の委員長を務めた県議の奥谷謙一氏がコメントを出した。 全文は以下の通り。(原文まま) 今回、立花孝志氏が起訴されたことは、これまでの言動とその社会的影響を考えれば当然の結果であると受け止めています。 竹内議員に関し、立花氏のこれまでの主張が根拠を欠いていたことを示す重要な一歩です。立花氏の不当な発信の影響を最も過酷に受けたのは、竹内県議とそのご家族です。 今回の検察の判断が、竹内県議の名誉を守る方向につながったことは大きな意味があります。今後の司法の場で真実が明らかにされ、竹内県議の名誉が回復されることを心から強く望んでいます。 同時に、こうした事案がなぜ
元兵庫県議の竹内英明氏(1月に死去)に犯罪の嫌疑が掛けられているとのデマを発信したとして、兵庫県警に逮捕された政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)が28日、名誉毀損罪で神戸地検に起訴されたことを受け、竹内氏の妻が同日夕、コメントを発表した。全文は以下の通り。 このたび夫への名誉毀損の件が起訴となった旨、報告を受けました。 夫に代わり訴えを起こしたことで、再び故人への誹謗中傷、名誉毀損が激しさを増しています。 そればかりか、遺族の私や子どもたちに対しても危害が及びかねない状況になっていることに心を痛めております。 なぜこのようなことがいつまでも繰り返され続けるのか。名誉毀損、それが死者に対してまでもなされるということが、いかに非道な人倫にもとる行いであるか。 このようなことが、起訴された立花氏だけでなく、その影響を受けた方々によっても二度と行われることがないよう、司
アルバイトの外国人留学生を違法に働かせたとして、兵庫県警外事課と生田署などは26日、入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで、ラーメンチェーン店「神戸ラーメン第一旭」を運営するアサヒフーズ(神戸市中央区)の社長(79)=同区=や、関連会社の社員で店舗を運営統括する男(61)=同区=ら計6人を逮捕した。 ほかに逮捕されたのは、中国籍3人を含む35~43歳の男4人。いずれも関連会社の社員で、神戸市内の直営4店でそれぞれ店長を務めている。 社長や関連会社社員の男の逮捕容疑は、店長4人とそれぞれ共謀して2022年12月~25年6月、同市中央区の4店舗で、ベトナム国籍と中国籍のアルバイト計10人を、法令が定める上限の週28時間を超えて働かせた疑い。資格外活動の許可がない外国人や、在留期間を過ぎた外国人を働かせた疑いも持たれている。6人は容疑を認めている。 生田署によると、店の関係者から「オーバーステイ
関西学院大学(西宮市)は25日、西宮上ケ原キャンパスで27日に公開で予定していた斎藤元彦・兵庫県知事の講演をオンラインのみに変更し、非公開にすることを決めた。斎藤知事が県政の概要や主要政策について講義し、学生と意見交換する予定だったが、交流サイト(SNS)で賛否を巡り激しい議論となっていた。 講演については19日の定例会見で斎藤知事が発表。法学部の授業「地域政策論1」の中で登壇し、講義後は県政への学生からの提言や、意見交換会が予定されていた。受講生はオンライン視聴含め約500人とされ、斎藤知事も「他の大学でもこれを機会に学生とのミーティングを広げたい」と意気込みを語っていた。 ところが発表後、SNS上などで、斎藤知事の告発文書問題の対応を問題視する投稿と、知事を擁護するコメントが増え、議論が過熱。関学大法学部長の伊勢田道仁教授もX(旧ツイッター)で知事に抗議するデモ隊への懸念などに言及し「
行方不明になっていた幼児2人を保護したとして、兵庫県警福崎署はJA兵庫西福崎農機センター(兵庫県福崎町東田原)の得田光司センター長(46)=兵庫県高砂市=に署長感謝状を贈った。自身にも小学生の息子がおり「子どもだけで出歩いているのを見て、心配になって」と振り返った。 ■「制服を着ていたから不審がられずに済んだ」 9月末の午後、得田さんは同町内で農機具修理を終え、車で事務所に戻っていた。市川に架かる橋の近くで、歩道を歩く女児(3)と男児(1)を見つけた。 2人だけで歩いていたため「おつかいの様子を収録するテレビ番組か」と思ったが、カメラマンらしい姿もない。橋の欄干の隙間より子どもが小さく見えたので不安になった。 声をかけると「近くのスーパーに父親がいる」と言われた。男児を抱き上げ、女児の手を引いて向かったが、店内にそれらしい人はいない。そのうちに2人はお菓子コーナーにくぎ付けに。得田さんは「
兵庫県加古川市のJR神戸線で20日に起きた踏切事故で、乗用車が快速電車と衝突する映像が、踏切の外で止まっていた別の車のドライブレコーダーに記録されていた。運転していた男性は会話ができる状態といい、兵庫県警は同様の事故が起きているとして注意を呼びかけている。 事故は20日午後2時45分ごろ、加古川市平岡町新在家のJR神戸線東加古川-加古川間の踏切で発生。ドライブレコーダーには、遮断機の下りた踏切内に、乗用車がゆっくり進んでいく様子が写っていた。 踏切の外で別の車に乗って事故を目撃した人は「遮断棒が下りてからだいぶ時間がたっていた。このような事故が起こったことが信じられなかった」と話した。当時、踏切周辺には複数の車や人がいたという。 JR西日本や加古川市消防本部によると、野洲発網干行き快速電車が踏切内で乗用車と接触し、車は西約40メートル先に飛ばされた。電車の乗客約300人にけがはなかった。
10月26日に投開票された宮城県知事選では交流サイト(SNS)を中心に、大量の誹謗(ひぼう)中傷の投稿や真偽不明、虚偽の情報が拡散され、有権者の投票行動に影響を与えたといわれている。SNS旋風が吹き荒れ、全国の注目を集めた兵庫県知事選から1年。あの時の「熱狂」が宮城県でも再現されたのか。二つの知事選の共通点は。宮城の地で何が起きたのかを取材した。(「民意×熱狂」取材班) ■「悪行14選」非難画像が拡散 「街頭に立っていると、日に日に聴衆からの敵意を感じた。身の危険を感じるほどだった」。6選を果たした村井嘉浩・宮城県知事(65)は6日、神戸新聞社の取材に応じ、そう語った。 宮城県知事選には現職の村井氏をはじめ、元県議ら過去最多に並ぶ計5人が立候補。選挙前は、東日本大震災からの復興施策など5期20年の実績と、全国知事会長などを務めた抜群の知名度を誇る村井氏が、圧倒的に有利というのが大方の予想だ
兵庫県の告発文書問題に絡み、1月に死去した竹内英明元県議に関するデマを発信したとして、名誉毀損の疑いで政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)が9日に逮捕され、1週間が過ぎた。当初は違法性を争う姿勢とされたが、逮捕5日後に「罪を認めて謝罪する」と弁護人が表明。立花容疑者は別事件で刑の執行猶予中のため、今後の司法判断をにらんだ戦略との見方もある。 立花容疑者は9日午前3時40分ごろ、堺市の駐車場で逮捕された。アルバイト先である大阪・ミナミのバーで勤務後、関係先に立ち寄るところだったという。 逮捕容疑は昨年12月13~14日、竹内氏について「警察の取り調べを受けているのは多分間違いない」などと街頭演説で発言したほか、竹内氏の死亡直後の今年1月19~20日、交流サイト(SNS)や応援演説で「明日逮捕される予定だった」などと発信した疑い。 いずれも1月20日に県警本部長(当時
兵庫県の斎藤元彦知事が昨年11月の知事選で再選してから、17日で丸1年となる。斎藤知事は選挙で「三つの約束」の一つとして「文書問題の真相究明と改善策の徹底」を掲げた。だが今年3月、県の対応を「公益通報者保護法違反」と断じた第三者調査委員会の報告書への対応をほごにしたことで、説明責任を問う声が再燃。全国知事会で問題視された「2馬力」選挙の検証も手つかずで、県議会との緊張関係が続いている。 告発文書に記された内容の真偽と県の対応を調べた第三者委は、知事再選から4カ月後の今年3月19日に報告書を公表。記者会見した弁護士の一人は報告の重みをこう指摘した。「知事自身が設置を決めた。結果が不利なら聞かないということはあり得ないと思う」 報告書は、疑惑の当事者である斎藤知事や片山安孝元副知事らが、匿名文書の作成者を調査して元西播磨県民局長(故人)と特定し、聴取した対応が公益通報者保護法に違反すると結論づ
1月に亡くなった元兵庫県議の竹内英明氏に関する虚偽の情報を広げたとして、名誉毀損の疑いで逮捕された政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)。交流サイト(SNS)のX(旧ツイッター)で、竹内氏に言及する投稿数の推移を調べると、急増のピークは竹内氏が亡くなるまでに6回あり、その多くに立花容疑者の発信が関係しているとみられることが分かった。 分析ツール「ソーシャルインサイト」で、「兵庫」「竹内」を含む投稿数の推移や拡散された投稿の内容を調べた。 竹内氏に関する投稿が最初に増えたのは県知事選告示後の昨年11月2日だ。 その前日の1日、知事選に立候補していた立花容疑者は岸口実県議らとホテルで面会。竹内氏ら3人の県議会調査特別委員会(百条委)委員の実名を挙げ「黒幕」と批判する文書を受け取ると、その日夕方、三宮での街頭演説で語り始めた。 「作り話が噂話になって、噂話を集めたら嘘話に
兵庫県知事選と告発文書問題に絡む事件7件について12日、神戸地検は一斉に斎藤元彦知事らを不起訴処分とした。一連の問題では、これまで静観を貫いてきた斎藤知事。この日も短いコメントを出したものの詳細な経緯は依然として不明なままで、説明責任を問う声も残る。知事選から1年たっても収束は見通せそうにない。
昨年11月の兵庫県知事選で、選挙運動の対価としてPR会社に金銭を支払ったとして公選法違反(買収)容疑で書類送検された斎藤元彦知事について、神戸地検が12日、嫌疑不十分で不起訴にしたと発表した。 PR会社は西宮市の「merchu(メルチュ)」。メルチュ社長が斎藤氏陣営の広報全般を担ったとする記事をインターネット上に公開していた。 斎藤氏側がメルチュ社長に71万5千円を支払ったことについて、地検は斎藤氏が選挙運動の対価として認定するには疑義があるとし、PR会社社長も報酬として受け取ったとは認められないとした。
政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が、元兵庫県議で1月に死去した竹内英明氏に対する名誉毀損容疑で9日に県警に逮捕されたことを受け、斎藤元彦知事は11日の定例会見で「コメントは差し控えたい」と繰り返した。 竹内氏は斎藤知事らへの告発文書問題を調べる県議会調査特別委員会(百条委員会)の委員を務めた。 遺族や代理人弁護士によると、立花容疑者が、竹内氏について斎藤知事の失職を企てた「黒幕」と名指し、交流サイト(SNS)で竹内氏を非難する投稿が拡散。県議辞職後の昨年12月、立花容疑者が街頭演説で「(竹内氏が)警察の取り調べを受けている」と言及して中傷が激しくなり、竹内氏は今年1月に自死した。 定例会見で斎藤知事は「捜査が続いていることと、個別の事案なので私自身はコメントを差し控えるスタンス」などと言及を避けた。1時間強の会見中、捜査中を理由にコメントを控えた回数は10回を超え、立花容疑
兵庫県の告発文書問題に絡み、1月に死去した竹内英明元県議=当時(50)=をデマで中傷したとして、兵庫県警捜査2課は9日、名誉毀損(きそん)の疑いで、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)=東京都港区=を逮捕した。同課は立花容疑者が「情報源」とした人物らの捜査を重ねた結果、情報そのものに真実と信じるだけの根拠がなかったと判断。関係者と口裏を合わせ、証拠隠滅を図る恐れがあるとみて逮捕に踏み切った。 同課は認否を明かしていないが、捜査関係者によると、逮捕後に「発言したことは間違いない」と供述しており、発言自体については争わない姿勢を示している。立花容疑者は10日午前、送検された。 立花容疑者の逮捕容疑は、竹内氏について昨年12月13~14日の街頭演説で「警察の取り調べを受けているのは多分間違いない」などと発言、今年1月19~20日には交流サイト(SNS)や応援演説で「明日
今年1月に死去した元兵庫県議の竹内英明氏が生前に警察の取り調べを受けていたとする情報について、兵庫県警は9日、改めて「事実無根」と否定した。 捜査幹部が同日、立花孝志容疑者を逮捕した名誉毀損(きそん)事件について報道陣に説明した際、明言。竹内氏について「被疑者以外の取り調べもなかった」とし、交流サイト(SNS)上に出回った内容について打ち消した。 捜査2課の幹部が「立花氏がSNS上などで発信した『県警が竹内県議を調べていた。逮捕予定だった』といった発言は事実無根である上、立花氏においてそれを真実と信じるに足りうる相当な理由もなかったと判断した」と説明。「被疑者以外の取り調べはあったと言えるのか」という報道陣の質問に「被疑者以外の取り調べもなかった」と断言した。 今回の逮捕容疑にもなった立花容疑者の発言や投稿は、竹内氏への誹謗(ひぼう)中傷とともにSNSで拡散。1月20日には、当時の県警本部
昨年11月に兵庫県議を辞職し、今年1月に死去した竹内英明氏に関する虚偽の情報を発信し、名誉を傷つけたとして、兵庫県警捜査2課は9日、名誉毀損(きそん)の疑いで、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者を逮捕した。被害者が死亡した後の名誉毀損での立件は異例とみられる。 竹内氏の妻が6月、同容疑で県警に告訴していた。 立花容疑者の逮捕容疑は、竹内氏の名誉を傷つけようとして2024年12月13~14日、自身が立候補していた大阪府泉大津市長選の街頭演説で、「何も言わずに去っていった竹内県議は、めっちゃやばいね。警察の取り調べを受けているのは多分間違いない」などと発言、25年1月19、20日には交流サイト(SNS)や他市の市議会補欠選挙の応援演説で「竹内県議は、昨年9月ごろから兵庫県警からの継続的な任意の取り調べを受けていた」「竹内元県議は、どうも明日逮捕される予定だった」などと虚偽の
兵庫県加古川市加古川町友沢の国道250号で4日に発生した多重事故で、加古川署は5日、死亡した同市の無職の男性(78)の死因は急性心筋梗塞だったと明らかにした。同署は男性が乗用車を運転中、突然意識を失い、運転不能の状態に陥ったとみている。 同署によると、死亡した男性が運転する車は4日午後4時半ごろ、加古川に架かる播州大橋上で、前を走る車に衝突するなどした後、減速せずに走行。直後に止まっていた車列に突っ込み、計14台が絡む玉突き事故になったとみられる。 死亡した男性の車の助手席に乗っていた70代男性は「(事故の直前に)隣を見ると、男性が目をつむっていて、声をかけたが反応がなかった」などと話しているという。 事故では助手席の男性が胸の骨を折るなど、子どもを含む18人が負傷した。死亡した男性は、70代男性らと一緒に釣りに行った帰りだったという。
駅の男性トイレに侵入したとして、兵庫県警西宮署は29日、建造物侵入の疑いで伊丹市の介護士の男(57)を逮捕した。 逮捕容疑は今年9月1日午後4時半ごろ、西宮市の阪急電鉄西宮北口駅構内の男性トイレに正当な理由なく侵入した疑い。男は容疑を認めているという。 署によると、男はトイレに入り、小便器で用を足していた男性の尿を手ですくって飲んだという。男性が通報し、防犯カメラの映像などから男を割り出したという。
兵庫県は23日、物価高対策のプレミアム付きデジタル商品券「はばタンPay+(ペイプラス)」の購入申し込みの受け付けで、申請者の個人情報が漏えいしたと発表した。この日が受け付けの初日だったが、わずか1時間半で停止した。再開時期は未定という。 県地域経済課によると、インターネットの申請サイト上に別の申請者の氏名や住所、生年月日、電話番号、マイナンバーカードなどの画像が表示されたとの問い合わせが5件あり、23日午前10時半に受け付けを停止した。 午前9時の受け付け開始後、申請は3866件あり、個人情報が漏えいした5件は操作の手順などに共通点があった。同じ操作をした申請は計20件あったという。早期の復旧を目指し、11月17日の締め切りは変更しないとしている。 同商品券は1口5千円で6250円分(プレミアム率25%)を、1世帯4口まで購入できる。今回は第4弾の追加販売として、子育て世帯約23万世帯分
兵庫県は23日、広報広聴課のX(旧ツイッター)公式アカウントが何者かに不正にアクセスされた可能性があるとして、刑事告発を視野に県警に相談していると明らかにした。 同アカウントが特定の個人アカウントを一時的にフォローしていたとX上で話題になり、経緯を調べる中で判明したという。県議会総務常任委員会で委員の質問に県幹部が答えた。 広報広聴課によると、「兵庫県広報」のアカウントで、原則県の事業か関係機関のアカウントのみをフォローしている。だが、9月28日に「特定の個人をフォローし、拡散されると深夜にフォローを解除した」とXなどで広まった。担当職員は29日、一連の操作を否定。経緯を調べる中で、同日未明の記録として、不明なIPアドレスからのログインと操作履歴が見つかったという。 フォローされた個人アカウントは、今年の終戦の日に斎藤元彦知事が甲子園球場で黙とうする写真を加工して投稿したとして注目されてい
20日午前7時50分ごろ、兵庫県姫路市北条宮の町の2階建て不動産会社事務所と南隣の木造2階建て民家から出火、2棟をほぼ全焼した。けが人などはなかった。 同市消防局や姫路署によると、民家の住人で同社を経営する男性(62)は「事務所1階のオーブントースターで、カレーせんべいを乾かしていたら火がついた」と話しているという。 現場はJR姫路駅から南東約1キロの住宅と事務所などの混在地。
17日に亡くなった元首相の村山富市さんは、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で、政府トップとして未曽有の災害対応を指揮した。批判を受けた初動の遅れは国の危機管理体制が見直されるきっかけになり、後年は災害の教訓を日本全体で引き継ぐ必要性を訴えていた。 阪神・淡路の発生は首相就任の約7カ月後。自衛隊の派遣や被害状況の把握などを巡り、批判を浴びた。村山さんは2014年、震災20年を前にした本紙インタビューで「初動が遅れた。どれほど責められても弁明の余地はない」と振り返った。
人口減少が進む神戸市にとって、市内38・1キロを走る市営地下鉄の運営は将来にわたる大きな課題だ。市営化から5年が経過した北神線(谷上-新神戸)は乗客の増加という成果が見えつつある一方、海岸線(三宮・花時計前-新長田)は開業以来の赤字が続く。逆風の中でいかに地下鉄の利便性を維持し、地域活性化にも生かすのか。26日投開票の市長選は、その方策も問われている。(井沢泰斗) ■北神線は優等生 「結婚して住む場所を選ぶときに、運賃の値下げは大きかった。三宮まで往復千円を超えていたら迷ったと思う」。市営地下鉄北神線の谷上駅(神戸市北区谷上東町)から、徒歩5分の距離に住む会社員福本亮介さん(38)は、市営化の「恩恵」をこう表現した。 かつて初乗り運賃が「日本一高い」とも言われ、利用が伸び悩んでいた北神急行電鉄。2020年、市は親会社だった阪急電鉄から資産を198億円で譲り受け、市営地下鉄の北神線として運行
神戸市は、神戸新交通ポートライナー三宮駅(神戸市中央区)に2029年度、西改札を新設する方針を決めた。JR三ノ宮駅の新駅ビルに接続し、私鉄や地下鉄への乗り換え時間を短縮する狙い。29年度に予定する新駅ビルの開業と同時に運用を始める。 市によると、西改札はホーム階(3階)の西端に設け、西側で建設中のJR新駅ビルの4階につなぐ。コンコース階(2階)にある現在の改札と比べ、阪急、阪神(西改札)、地下鉄海岸線の各駅に乗り換える移動距離が約60メートル短くなり、所要時間を約1分短縮できるという。 神戸新聞NEXT 駅西側エリアへの移動も便利になり、街への回遊性が高まる。市は1日当たり平均約8千人が短縮のメリットを受けられると想定する。駅構内の混雑の緩和にもつながるとみる。 ポートライナー三宮駅では、朝のラッシュ時間帯などの混雑が激しく、市は解消のためホームを東側へ25メートル拡張し、エスカレーターを
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