大手サンドイッチチェーン「サブウェイ」の米フロリダ州の店舗で、従業員が来店した少女を鍵のかかった部屋に閉じ込めた容疑で逮捕、起訴された。少女の行動に逆上し、犯行に及んだとみられている。

不法監禁で起訴されたのは、サブウェイの店舗マネージャー、ジェームズ・モリス・ジュニア被告(33)。
Law & Crimeが報じた警察の報告書によれば、男が勤務する米フロリダ州ジャクソンビルの店舗に、少女(10)が母親と来店した。少女はその際、男がモップがけでキレイにしたばかりの床を踏んでしまったという。
母親が少女に謝罪するよう求めたところ、男が突然、少女の手を掴み、鍵のかかった店舗のバックヤードに閉じ込めた。男はこのとき「あなたの両親はゴミのような人間だ」と暴言も吐いている。
母親は当初、男の言動を冗談だと思ったそう。だが母親がドアを開けようとすると、男は必死に抵抗。最終的には母親がドアをこじ開け、娘を解放した。少女は警察の取り調べに対し「怖かった。誘拐されるかと思った」と話しているという。
男は7月21日、13歳未満の児童を不当に監禁した罪で起訴された。警察による取り調べに黙秘していた。男は拘置所に留置されたのち、5000ドル(約75万円)の保釈金を支払い、現在は保釈されている。8月13日に初公判を予定している。
市民の一人は、地元テレビ局のニュース番組『Action News Jax』に「深刻な事態」「何があっても許されないと思う」と述べた。SNSでも「正気を失っている」「何がそんなに気に食わなかったのか」など、批判の声が上がっている。