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cocolog-nifty.hatenablog.com
藤森淸一朗という人がいた 藤森淸一朗という人がいた。戦前は開戦に反対し、戦後はまれによくいる妖怪みたいな人……伝わるかどうか不明だが畑正憲みたいな感じ……になった。石原莞爾とかと同じくらいのレベルの超すごい人である。(事実として戦時中にそう言われてたっぽい) 藤森は北京駐在武官として呉佩孚との会談などを通じ、中国の実情を把握した上で、対中戦略の誤りと対米戦不可避を正確に予見した。それを書面にし中央に具申したが容れられず、昭和15年に予備役に編入した。終戦時には鈴木貫太郎のブレーンとして働き、戦後は一時的に民主公民教育に転じた。 その後は一元協会、日本民族独立運動などを主催し、個人誌『独立』を278号まで刊行、海軍将官出身でありながら天皇の戦争責任を問い続けた人物で、状況認識力、知的独立性、時流に迎合しない判断力において、明らかに優れた知性を持っていた。 戦時中と戦後で書くことが全く変る人は
平和教育 Any% TAS チャート解説 前提知識: TAS(Tool-Assisted Speedrun)とは、フレーム単位の操作やバグ技を駆使して、ゲームを最速でクリアする遊びである。このチャートでは「子どもが最良の平和教育を受けた状態にする」ゲームを最速クリアする手順を解説する。日本は教育に金をかけないので、低コストで実行できるというのも重視している。 「Any%(エニーパーセント)」は、スピードラン(RTA/TAS)におけるクリア条件のカテゴリ名称、ゲーム内の達成率(アイテム収集、全ボス撃破、クエスト消化など)を一切問わず、いかなる手段を用いてでも「最短時間でエンディングに到達すること(ゲームクリア)」のみを目的とする。今回は通常の平和教育で要求される「道徳的共感」「歴史的背景の網羅」「感情的な理解」等のサブイベントやアイテム回収をすべて無視・スキップし、「平和の合理性を論理的に理
湯川れい子さんという方が、戦争体験を語ったところ、目茶苦茶文句を言われていて、なんだこれはとなってしまった。 これ書いた後で調べると、よく分からないが湯川れい子さんを気に入らないと思っている人がいて、体験は嘘だとしたいらしい?湯川れい子さんに対する個人的な感情を入れてる時点で、客観的な検証はできなくないか? そもそもなぜ嘘だと良い? など謎は多いが。せっかく書いたので、近代のこと多少なりとも調べている人間が、湯川れい子さんの戦争体験を読むとなにを考えるのか解説する。資料はこういう風に扱うといいんじゃないかみたいなことを書いてある。今後、気に入らない人の過去の事象に対する発言を、批判したい際にも役立つかもしれない。 なにを考えるのか 私は8歳の時に、疎開していた山形の米沢市で、昼間、道を歩いていた時に突然、空襲警報が鳴り響いて、見上げたら頭上にアメリカのB29が一機。 急に高度を下げて、操縦
私は国立国会図書館デジタルコレクションを目茶苦茶利用している。 dl.ndl.go.jpへのアクセス数 利用した結果を、書籍にまとめてお金にしたりは以前からしていた。 「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本 作者:山下泰平柏書房Amazon 簡易生活のすすめ 明治にストレスフリーな最高の生き方があった! (朝日新書) 作者:山下 泰平朝日新聞出版Amazon 人間の文化に対する興味が異常な勢いで薄れていることを実感しているのと、定期収入が欲しいという理由から、Note.com でまともなコンテンツを365日更新して、会員? 購読? みたいなのを始めることにした。金ないとこういうことも続けられないからね。 note.com なんで note.com なのかというと、note.com は会員? 購読? みたいなの
よく分かってないんだけど、最近は批判は良くないことだとされているらしい。しかし批判的思考を持っていたほうが便利だと思う。「批判ばかりでなにもしない」的な発言もたまにみるけど、ものごとを良い形で実行するためには、批判的に検証したほうが便利だと思われる。 なんで批判が駄目だとされているのか理由はよく分からないが、多分学校でそういう風に習ってるんじゃないかな? 学校的には生徒が批判的思考をしないほうが楽に思える(本当は違う)ので、そう教えてるんだと思う。 受験の影響もありそうだな。試験を受ける時に批判的思考のようなものは役立つけど、受験の制度や自分が置かれた立場を徹底的に検証していくと、合格という目的からは遠ざかってしまう気がする。 この他、色々あって批判が嫌な人がいるかもしれないが、自分の言動や日常の動作を批判せずに生きているのはデメリットがデカい。炊飯器の釜に米を入れて洗って炊くっていう動作
日本はすごいんだみたいな人は基本的に知識人みたいな人から馬鹿にされているけど、よくない事だと思う。すごいって思いたいんだから、すごいところを教えてあげればよいのでは? 馬鹿にされたらムカつくのは当然で、毎日大喧嘩になるのも当然だと思う。 それで私の思う「日本すごい」は以下の三点、これらはまがりなりにも近代化に成功した一因で、守るべき伝統だと考えている。 迷信打破と合理性の追求 平等主義 無駄な熱狂、過剰な反応 平等主義より平民主義のほうがより正確なんだけど、平民主義を使うと伝わりにくくなる可能性が高いので、平等主義としている。この三点を普通に解説するとものすごく長くなるので、代わりにわかりやすい事例を出す。 まずは早起き、戦前の日本では何度か早起きがブームになっている。 労働時間が長ければ生産性が上った時代には、早く起きて仕事をするというのはよいやり方だった。もうひとつ、近代化のために必要
岩波新書と岩波文庫が Kindle Unlimited で読める状態になっているので、滅茶苦茶昔に読んだけど、ぼんやり記憶に残ってるものを五個選んで、おすすめとして紹介した。かなりいい加減な記事である。 さらにいい加減なことが発生していて、岩波新書と岩波文庫の特定の本が Kindle Unlimited で読める状態になっているのは永続的な状態ではなく、収録される書籍はわりと変更されるらしい。つまり上記の記事は「岩波新書と岩波文庫(Kindle Unlimited)のおすすめ」ですらないということでいい加減なことこの上ない状態だと思う。 しかし久々にいい加減なこと書き楽しかったので、もっといい加減な記事を書きたくなってきた。というわけで、今度は岩波新書と岩波文庫(Kindle Unlimited)から読んでないけどおすすめできる本を紹介しようと思う。ところで読んでないのになんで紹介できるの
Emacs の設定 Emacs の話。 インターネットで参照できる DDSKK や lookup設定が少ないないことが気になってたんだけど、自分の汚い設定を公開するのはちょっとなというのと、README.md 作ったり公開する手順を調べるのが面倒くさいというのがあって放置してた。それをやった。 github.com skk-lookup + EPWING、skk-bayesian、Dvorak という構成で使いたい人には役立つが、そんな奴がこの世に何人いるのかということもあって、公益性があるのか微妙なところだが、気になっていたことができたのは良かった。EPWING で文字を変換するのは最高、しかし電子辞書をメルカリやヤフオク、日本の古本屋で探し出した上で、 EPWING 形式に変換する必要があって、なかなか敷居が高いが各自頑張って欲しい。 ソースは AI に整理整頓してもらい、README
岩波新書と岩波文庫が Kindle Unlimited にきていた。その中からおすすめとして、滅茶苦茶昔に読んだけど、ぼんやり記憶に残ってるものを五個集めた。 私は知識をためておくことに、あまり興味がない。そういう人間がぼんやり覚えているということは、良い本だという理屈で作成した。あてになるかどうかは謎である。 岩波新書 科学の方法 (岩波新書) 作者:中谷 宇吉郎岩波書店Amazon この人の文章は基本良い。雪関係の本は子供が科学を学ぶのに最高で、ファラデーのロウソクの科学とともにお勧めしたいところだが、記憶は曖昧である。この「科学の方法」についてはさらにあやふやで、本の内容は覚えていないけど、良かった記憶があるというか、内容の記憶はないが良い本だと確信しているので、自信をもっておすすめできる。 外国語上達法 (岩波新書) 作者:千野 栄一岩波書店Amazon 今の人が読むと鼻につく部分
あけましておめでとうございます。あなたはお目出度いですか? 私はお目出度いです。 正月を迎えるまではとにかく大変な道のりがある。 cocolog-nifty.hatenablog.com 私は正月を迎える前に、おでんと蘿蔔排骨湯を食べないと気が済まないという思いがあるため、食べないと気が済まないのだが、昨年は暖冬ということもあって、なかなかおでんと蘿蔔排骨湯を食べる気にならなかった。 しかしこの二つを食べなくては、良い正月を迎えることができない。なのでおでんは強引に作って食べた。おでんには初期の段階から厚揚げを入れておいて、おでんが終わった翌日の晩飯に飯の上に乗せて食べることまでセットになっている。 俺は年内にこれをしないと自分を許すことができない。 蘿蔔排骨湯は12月26日あたりから急に寒くなり、食べる気になって食べた。これで無事に良いお正月を迎えることができた。 人生って最後まで諦めな
Emacs の init.el の大掃除をしたんだけど、AI と一緒に作業をするとほぼ1日で終わった。 leaf で設定していたものを use-package + elpaca に移行するという大規模なもので、細かい調整も必要だったんだけど、トータルで2日くらいで終わった。これまででは考えられないほどの速度だと思う。 それで自作というか AI に書いてもらった拡張をローカルに置いてたんだけど、他の拡張と形式が違うのが気になって GitHub に移した。 github.com github.com ついでにプロフィールページも修正したけど、世間的には 5年くらいなにもしてない状態でヤバかった。 ichibeikatura.github.io これらの作業は、私のスキルだと本来はどれもひと月以上かかることである。しかし AI を使うと一日で終わる。便利としか言い様がないんだけど、よく分からない
50万文字の日本語長文を書いた。 長文なので、当然ながら全体的につながっている。書きながら、あれはどうだっけというようなことが頻繁に起きてかなり困った。なので脳のリソースを維持するため、色々工夫をしたんだけど、その中で「誤字を気にしない」というのがある。 私は誤字が多い。だからこれを気にすることで脳が浪費される。なんとかするために、『AIを使って校正できるようにした』のだが、この時点ではこまめに校正することで脳の負荷を減らすという方針であった。しかしこまめに校正している時点で脳に負荷が発生しているので、完全に諦めるという手法を採用することとなった。これは良くて、脳のリソースが節約できた。 誤字を放置したまま他人に原稿を渡すと、誤字が大量にある文書の修正を人に押し付けるという道義的な問題が発生するが、こちらは AI に押し付けることでクリアした。原稿を書いている時は、 AI が大量の文書を一
今年はずっと本に使う予定の文章を書いていて、だいたい五十万文字くらいになった。 戦前の苦学と無銭旅行の関係を紐解くために大量の資料を読み、瑣末なことを重ねながら説明するといった構成で、誰が読むのかと今から心配している。最終的に本で扱った資料の数は396、メモは3000近い数になった。多分なんだけど一人の人間が扱える量じゃないんだけど Emacs の拡張がすごくなったり、デジタルアーカイブや AI が進化したので書けてしまったというのが感想で、意図せず「アール・ブリュット」みたいになってしまった気がしている。 本になる予定だけど、長すぎるのと内容が異常なので、どうなるのかは不明。一応原稿はできたので、これから編集の人が苦悩するんだと思う。 今回の作業はとにかく難しく、ずっとこれについて考え続けていたので、いきなり脳に広大な隙間ができて困惑している。あとものすごい脱力感があり、滅茶苦茶頭がボヤ
AI で歴史修正主義について学んでいたら AI が歴史を捏造して悪魔の証明をするはめになった 悪魔の証明 ――なかったことを「なかった」と説明できるか (ちくま新書) 作者:谷岡 一郎筑摩書房Amazon 予想外の反応が多かったので補足 前提 私は普段から普通にAIを使ってる 質問、あるいは実行することが、学習データに含まれているかどうかを意識して利用している 生成された文章は2割くらいしか読んでない(無駄なので) AI は駄目だ! とかはどうでもいいと考えている(そんなものは将来的に変わる) 50万文字程度の文字データを一括処理させようとしているが、過去のマイナーなデータを大量に含むデータなのでAIで処理するのは難しそうだと考えている AI にそれができるかどうかを知りたいので、趣味と実益をかねて長い会話をすることもある 現状では Emacs 上の AI アシスタントによる校正、AIが生
最近はAIを、外部記憶、あるいは脳を拡張するための道具として利用している。 私は今「苦学」と「無銭旅行」にまつわる本を書いているんだけど、当然ながら徳富蘇峰や杉浦重剛、日本の鉄道制度などが登場する。例えば徳富蘇峰については、名前くらいは知っている。一般的に評価されている仕事については、ほとんど知らない。しかし彼が清貧をどう捉えていたか……これは逆に一般的には知られていない知識なのだが……については、そこそこ知っている。つまり、知識がかなり偏っている状態だ。 知らないことは不安なので、調べないといけない。しかし活動が広範にわたっている人物や、巨大な組織もあって、すべてを把握するのは難しい。これまでは、こういう時には、できる範囲内で実資料を読み込んできた。しかし徳富蘇峰なんかはものすごい量の文章を書いている。たかだか数百文字を書くために全部読むというのは、ちょっと無理がある。仮に全部読んだとし
記憶が曖昧すぎて自分が正しいかどうか不明 明治以前の庶民の旅行は、信仰と深く結びついたものだった。先に紹介済みの通り、伊勢参りなどが分かりやすい事例で、基本的に旅行のための建前があった。お参りではない近代的な観光旅行は、志賀重昂の『日本風景論(明治二七(一八九四年)年)』から強い影響を受けている。『日本風景論』で志賀は日本三景や近江八景ではなく、気候や地形などを観察し美しさの理由を考察している。これによりそのままの風景を観たいといった要求が生れた。 今書いている書籍に出てくるこの一文が、正しいかどうか分からなくなってしまった。伊勢参りに関しては正しいんだけど、志賀重昂の『日本風景論』については忘れてしまった。このためだけに『日本風景論』をもう一度読むのは面倒くさいので、AI に判断してもらうことにした。 まず Deep Search 的なもので調査をしてもらう。私が本格的に調査している分野
Emacs で校正できるようになった [改訂新版]Emacs実践入門──思考を直感的にコード化し、開発を加速する WEB+DB PRESS plus 作者:大竹智也技術評論社Amazon 昔からなんどか Emacs で校正できるようにしようと考えてたんだけど、なかなか良い方法がなかった。キーを叩くと書いてる文書を word 形式に変換し、 word が開いて校正を自動で実行みたいなことをできるようにした記憶があるんだけど、面倒くさくてあまり使わなかった。 それでずっと放置していたら AI がすごく使えるものになっていたので AI を使い校正できるようにした。私が使っているのは Emacs だけど、拡張性のあるエディタならなんでできるし、今さら新たに Emacs を使い始めるのは正気じゃない。だから別のエディタを使ったほうが良いと思う。私は Emacs を使っているけど org-mode を
臼井農畜産(生産量日本一!) わら縄 3.0分 5巻セット ノーブランド品Amazon 私は AI を面白がるためだけに使っていた。 cocolog-nifty.hatenablog.com 私が Gemini 2.0 Pro Experimental(以下Gemini)に質問をし、答えてもらうことを繰り返してくうちに、それは徐々に物語のようになってきた。AI にまとめてもらった物語の概要は次の通りだ。 【登場人物】 私: 相談者。暴力反対の立場。 店長: 「無法地帯」という飲み屋の店長。元「先輩」。異常な怪力(握力200kg?)、異常な睡眠時間(1日16時間)、奇妙な言動(荒縄を服代わりにしようとする、「湿った黒い荒縄」を売ろうとする、「荒岩荒男」に改名しようとするなど)が特徴。精神的に、不安定な状態。 キックの友人: 38歳。店長の、牛乳と焼酎の、買い出し係。店長を、倒すために、「イナ
153784文字あるので注意 質問: ものすごいキックをしてくる人がいるんですがチョップを徹底的に鍛えてやっつけようと思います。できますか? 回答: それはまるで漫画のようなお話ですね!すごいキックをする人を、徹底的に鍛えたチョップでやっつけることができるかどうか、一緒に考えてみましょう。 現実的に考えると、難しい点が多いです。 キックとチョップのリーチの差: キックは手足を使うため、チョップよりもはるかにリーチが長いです。相手が間合いを取って蹴ってくれば、チョップを当てる前に蹴られてしまう可能性が高いでしょう。 キックの威力: 「ものすごいキック」ということなので、その威力は相当なものと想像できます。もし直撃してしまえば、チョップを出すどころか、大きなダメージを受けてしまうでしょう。 チョップの有効性: チョップは、適切に当てれば強力な攻撃になりますが、実践で使いこなすには高度な技術と鍛
有料のプランに入りたくなる気持が分かった 生成されるものがギリギリ不完全みたいになることが多く、課金したら完璧になるかもという期待を持ってしまう。しかしまだ課金はしてない。月に300円くらいなら払うかも。 自分のデータを扱える人格みたいなのができそう 自分の書いたものや収集したデータを全部飲み込ませて、自分よりすごいやつみたいなのを頑張れば作れるのかなっていう雰囲気はある。頑張らないとできない要因はいくつかある。 私が中途半端に知っている知識はおそらく AI も持っている。しかし私は人間なので、物事を曲解する。それを活用しものを考えているところがある。ここの再現は難しそう AI は多くのことを知っているが、知っていると考えられないことがある AI は嘘のデータを活用したり、事実を微妙に変更して嘘にしたりするため、そのようなことを一切しないといった調整も必要になる そのような調整をした場合
ChatGPTやGeminiを軽く触ってみたところ、普通に使えそうなので、Emacsから使えるようにしてみた。 https://github.com/xenodium/chatgpt-shell 古い文献を調べている人間の感想としては、このままAIが賢くなり続けるという前提は必要だが、国立国会図書館デジタルコレクションの全データを正しく読み込ませれば、私が考える必要はなくなると思う。今、無銭旅行と苦学には、強い繋がりがあって、これはかなり重く扱うべきだという結論を持っている。私以外の人はそんなこと言っていないのだが、私のような態度で、同じ資料を読んだら、誰もがこの結論に到達する。つまりAIでもできるということになる。ただし、これが少し難しいところがある。 目に見えて効果が出る分野、例えば「歯が生えてくる薬ができました」とか、「エンジンの効率が上がりすぎたのでモーター止めます」とかは、簡単に
この文章に情報はほぼなく、他人が読んで面白いものでもないのだが、糸柳という知り合いがいた。彼は精神的な問題を抱えていた。高校を中退しラーメン屋(とんこつ?)で働きながらプログラマになった。 糸柳が清潔な布団に包まれて、静かな部屋で寝ているところを私は見たことがない。糸柳は爪切りを駆使して爪を切ることができるくらいには、まともな人間だ。しかし彼の周囲の人間の中には、爪切りを知らないんじゃないかと人に思わせるような、程度の低い人間もいた。程度の低い人間というものはうるさい。だから糸柳は常時うるさい場所にいて、ジャリまみれの床で仮眠を取るといった生活を送っていた……というのが私の糸柳像である。 2021年の夏の夜に自宅で酒を飲んでると、糸柳から今から会わないかと連絡があった。 ここ数年、私は他人と会話するコンテンツを持っていない。生活する以外の時間のほとんど全部を、国立国会図書館デジタルコレクシ
正しくはないんだけど、なかなか伝わらないし面倒くさいのでこう説明しておこうというようなことはわりと多い。 例えば科学的な判断というのは、雑に説明すると、 その時点で得られるデータから その構造や性質などを調べ 実証的、論理的、体系的に考え 出した結論で、その時点ではまあ妥当くらいのものでしかない。データの量や状況が変われば結果も変わるのが当たり前で、変わらないとしたらそれは科学的ではない。だから今の時点では科学的にこれが妥当なことも、もうちょい後にはまた違う判断になるかもしれない。 しかしながら今のところは妥当なのでこうしますみたいなより正しい説明をすると、現状だと理解できない人のほうが多いというのが一般的な認識になっている。なので科学的に正しいですといった説明になる。 文化の面でもこういうことはあって、例えば自虐史観がどうのこうのっていう話は、基本的には馬鹿なこと言ってないで寝ろくらいで
戦争の話が多いんだけど、悪いことをしたとされている存在を擁護するために、良いこともしたみたいな話が出てくる時がある。これは別に難しいことではなくて、そりゃ良いこともしたでしょとしかならない。 例えとして扱うだけなのでなんでもいいんだけど、この文章は日本語で書いているので日本軍にしておくとして、例えば日本軍が全体的にみると悪いことをしていたとして、良いことをしたケースもある。最も多くなされた善行はというと、早起きだと思われる。 早起きが善行なのかといえば、これは社会によって異なってくるが、戦前の日本では善行会が早起を推賞をしていたことは一般常識である。周知のとおり一日一善運動の際には、早起きが一善として扱われるケースが多くあった。これが早起推賞運動につながっていき、善行会が早起を推進することとなった。つまり戦前の日本の社会では、早起きが良いことであるというのが真実であったのだから、日本軍で大
5年で4回フライパンを購入した。それまではずっと鉄フライパンを使っていた。テフロンフライパンを購入した経緯は以下の通り。 cocolog-nifty.hatenablog.com ようするにテフロンフライパンを前提としたレシピが増えてきたので、テフロンフライパンを使い出した。テフロンフライパンを使うのであれば、ツルツルしてなくては意味がないというわけで、劣化したら新しいものを購入するといった方針で、使い初めた当初は3年ごとに買い替えみたいなイメージであった。 2018年10月12日に、ティファールのフライパンを購入した。履歴は残っていないが、劣化してしまい、2020年3月4日にエバークックのフライパンを購入した。 https://amzn.to/3DHMLxo この製品は SNS でものすごく話題になっていた記憶がある。少し高価だがもう少し長く使いたいということと、良いテフロンフライパンを
大人になると読み方がかわる 『こころ』の K はどのような人間なのか K のような苦学生はたまにいた 夜学校の先生になったのは合理的な判断ではあった 苦労すれば強い人になれる 苦学の世界は二つあった 先生と K の旅行 大人になると読み方がかわる 夏目漱石による小説『こころ』は、名作とされている。 初版本復刻版 こゝろ (岩波文芸書初版本復刻シリーズ) 作者:夏目 漱石岩波書店Amazon 有名な作品なだけに、色々な人が様々なことを書いているが、誰もが否定できないのはとにかく面白く読めてしまうことだろう。『こころ』は新聞連載小説であるため、一日の掲載分の終盤には、次回への期待を煽られるようなことが書かれている。ついつい続きを読みたくなってしまうような構造で、このあたりは職業作家夏目漱石の面目躍如といったところであろう。 ただし漱石の初期作品とは異なり、『こころ』には書きながら考えているよう
「はてなブログ×codoc連携サービスのプロモーションのため、はてなからの依頼を受けて投稿しています」が普段通りの記事で、有料部分には愚痴のようなものが書かれている。 国立国会図書館デジタルコレクションは素晴らしい 使い方は使えば分かる 生存している人類で一番詳しくなれないこともない時代 時代とジャンルで区切ると簡単に詳しくなれる 素養、学識、予備知識 デジタルデータとアナログデータ 詳しくなっても意味はない 他人の意見はあまり参考にならない 他の分野から学ぶ 多くの予想は当たらないし他人の思い込みは嫌になるし生きてる人の本が読みにくくなり、やはり他人の意見はあまり参考にならない 国立国会図書館デジタルコレクションは素晴らしい 国立国会図書館デジタルコレクションは素晴らしい。 dl.ndl.go.jp 『国立国会図書館で収集・保存しているデジタル資料を検索・閲覧できるサービス』で、四〇万点
放置され続けた苦学問題 世の中には様々な問題が存在している。問題を解消すると問題は消滅するわけだが、別に死ぬわけでもないだとか、面倒クセーだとか俺は困ってない、テレビでスーツ着た奴がなんかしゃべってたしこの政党で良いのでは? などといった理由で、問題が放置されることは多い。こういうことは昔からあることで、私は諸事情があり戦前の苦学について調べていたのだが、苦学が抱える問題も50年程放置されている。戦前の苦学が抱えていた問題の中には、今もまだ解消されていないものがなくもないため、100年以上としてもいいかもしれない。 戦前の苦学は、完全に破綻している。当時理想とされたスタイルで苦学すると、死ぬか犯罪者になるかの二択である。天才だろうと超能力者だろうと大詐欺師だろうと、苦学には失敗する。 cocolog-nifty.hatenablog.com 早々に逃げればなんとかなるが、馬鹿正直に苦学を続
私は豆ご飯が嫌いだった。 数年前に本当に嫌いなのか確認したくなり、野菜の無人販売所でウスイエンドウを購入し豆ご飯を作ってみたところ異常に美味かった。それで私は豆ご飯が嫌いではなかったということが判明した。 私の同年代には豆ご飯を嫌う人がわりといて、当時は冷凍のグリンピースを使った豆ご飯が主流だった。そういうレシピが局地的に流行していたか、学校給食で使われていたのかもしれない。今は冷凍の技術も発達していてまた違う状況なのだろうが、昔は冷凍グリンピース自体が美味しいものではなかった。そりゃ美味しくはないよねといった感想で、とにかく昔の冷凍グリンピースで作るのと、サヤに入った新鮮な豆で作る豆ご飯は全く別物だという感想であった。 それ以来、毎年豆ご飯を食べたくなりウスイエンドウを無人販売所に買いに行くんだけど、豆は人気があるため基本的に争奪戦である。あったら躊躇せずにすぐ買うというスタイルでなくて
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