さらに、年齢や性別、BMI、運動量、排便時のいきみ、食物繊維の摂取量などの要因を調整した多変量解析の結果、トイレでのスマホ使用は痔のリスクを46%増加させることが判明した。 従来、痔は排便時のいきみや便秘が主な原因とされてきたが、この研究ではスマホ使用者と非使用者間でいきみの程度や便秘の有無に有意な差はみられなかった。 トイレでのスマホ使用による痔の原因には、便座の構造にあると研究チームは指摘する。便座は通常の椅子と異なり、骨盤底を物理的に支える構造になっていない。そのため、スマホへの没入によって無意識にトイレに座る時間が長引くと、肛門周辺のクッション部分に過度な圧力がかかり続け、痔の発症につながるのではないかと考察している。 Source and Image Credits: Ramprasad C, Wu C, Chang J, Rangan V, Iturrino J, et al.