This is a cache of https://www.buzzfeed.com/jp/kaitotakashima/louisville-middle-school-graduation-speech-goes-viral. It is a snapshot of the page as it appeared on 2026-07-06T00:14:09.165+0000.
「こんな学校、めちゃくちゃだ!」中学生が卒業式で"驚きの行動"。撮影した叔父「とても誇らしかった」(<strong>アメリカ</strong>)
  • bfj10th badge
  • lgbtjapan badge
  • lgbtjpnews badge

「こんな学校、めちゃくちゃだ!」中学生が卒業式で“驚きの行動”。撮影した叔父「とても誇らしかった」(アメリカ

米ケンタッキー州の中学生が、卒業式のスピーチで“驚きの行動”に出ました。その時の様子を撮影した動画が、SNSで話題を呼んでいます。

米ケンタッキー州の中学生が、卒業式のスピーチで"驚きの行動"に出ました。その時の様子を撮影した動画が、SNSで話題を呼んでいます。

卒業式のイメージ写真 / Maruco / Getty Images/iStockphoto

注目を集めているのは、同州ルイビルのスチュアート中学校を卒業したダニエル・マッティングリーさん。

生徒会に所属していたというマッティングリーさんは、多くの生徒と保護者が見守るなか、壇上でスピーチを披露しました。

マッティングリーさんは、このような言葉からスピーチを始めます。 

「どうやらこの学校は、怒っているゲイの生徒にマイクを持たせることの危険性を理解していないようです」

マッティングリーさんは、学校への皮肉を述べると、さらにこう続けます。

「批判するつもりはないんですが、今日はこの卒業スピーチで、自分が直面したトラウマについて話す予定でした」

「人種的マイノリティの若者はいま、心の病に直面したり、自分のアイデンティティを偽ることを強いられています」

「抑圧された若者を励まし、勇気づけることを目的としたスピーチをを用意していました」

「ですが、『時と場合というものがある』『あまりにもネガティブすぎる』と(教員に)言われ、却下されました」

そして、スピーチをこう締めくくったのです。

「この学校は人種差別、性差別、同性愛嫌悪の上に成り立っている。今日ここにいる皆さんには、たとえ騒ぎになっても、自分の権利のために立ち上がってほしい」

「こんな学校はめちゃくちゃだ!」

マッティングリーさんが強い言葉で訴え、その場を立ち去ると、会場からは大きな拍手と歓声が巻き起こりました。

Courtesy of Chris Brown / @hootieblah / Via Facebook: reel

「今までのスピーチで史上最高」「まったく同感。いじめられていい人なんていない」SNS絶賛

マッティングリーさんの叔父クリス・ブラウンさんが、自身のFacebookに映像を公開したところ、約125万回再生され、1600件以上のコメントが寄せられました。

💬「まったくその通りだよ、ダニエル!! 自分の本音を大いに語ってほしい」

💬「最初の言葉が、今まで聞いたスピーチ史上最高だと思う。素晴らしいです」

💬「まったくもって同感です。人種や年齢、肌の色、性別や性的指向を理由に、誰かが差別されるような環境は絶対にあってはなりません。あなたはよくやった!」

💬「ダニエル、よくやったね! 私もあなたと同じ学校に通っていたころ、声に出す勇気があればいいのに……と思っていたことを、あなたはまさにやってのけた。私自身、当時いじめを受け、つらい思いをしました」

💬「大人はこの子を何としても守らなきゃいけない。話し方がとても上手だし、もう一度聞いてみてほしい。ときには、耳が痛い言葉こそ、今の自分に必要なことだったりする」

両親をガンで亡くしたマッティングリーさん「伝えるべきことを心から伝えたかった」

マッティングリーさんはその後、地元ニュース局WAVEの取材に応じ、話題のスピーチは、元々用意していたものではなかったと明かしました。

「学校から与えられたスピーチのテーマは『受容』についてでした」

「当初のスピーチは、現代社会で人々がトラウマや抑圧に苦しんでいる現状に焦点を当てていました」

きっかけは、マッティングリーさん自身の体験でした。

「小学4年生のとき、リビングで両親から、2人ががんと診断されたことを告げられました」

「その後、両親は亡くなりました。ですが、トラウマが人生のすべてを決定づけるわけではないと皆さんに知ってもらいたかったんです」

しかし、先生から「ポジティブな内容ではない」という指摘を受け、卒業式当日まで何度も原稿を書き直させられたというマッティングリーさん。

当日の朝には「もうスピーチはさせられない」とまで言われたものの、最後の最後までスピーチの内容を練り続けていたそうです。

しかし同時に、マッティングリーさんには別の計画がありました。壇上であの即興スピーチを披露することです。

マッティングリーさんは、その理由についてこう話します。

「先生方から『スピーチでは心から話すように』と言われました」

「それで、尻込みしてはダメだと気づきました。伝えるべきことを心から伝える必要があると思ったんです」

YouTubeでこの動画を見る

@WAVE3Newstv / Via youtube.com

叔父のブラウンさん「彼は沈黙を選ばなかった」「とても誇らしかった」

BuzzFeedは、動画を投稿したマッティングリーさんの叔父ブラウンさんに話を聞きました🎤

ーーマッティングリーさんのスピーチを聞いて、どう感じましたか?

「とても誇らしかったです。1年前、私たちの家に引っ越してきた当初の彼は、『制汗剤がほしい』ということさえためらうような子でした」

「彼はメンタルヘルスの問題や、押しつぶされそうなほどの深い悲しみと闘ってきましたが、決して沈黙することを選びませんでした」

「彼は自分の声(言葉)を見つけ出したのです。これからどんなことがあろうとも、私たちが長年闘い続けてきた『平等(イクオリティ)』への歩みにおいて、確かな足跡を残した重要な存在であり続けるでしょう」


ーースピーチでのマッティングリーさんの言葉を踏まえて、今後どのような社会になってほしいと思いますか? 差別やマイノリティが直面している困難について、何か思うことはありますか?

「愛こそが私の人生の最も大切な信念です」

「人を傷つけたり地球を破壊したりするようなものに、私は反対です」

「私は地球に生きる1人の人間であり、ほかのすべての人にも平等な権利があるべきだと思っています」

ブラウンさんのSNSアカウントはこちら👇

Facebook:@hootieblah