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技術 - はてなブログ

トピック一覧

技術

PdMがClaude Codeを使い始めて変わったこと

はじめに PdM業務フェーズごとのClaude Code活用マップ 1-2. 調査・発見 / 戦略・方向性 3. 要件定義・優先順位付け Agents: 仕様書作成・レビューパイプライン spec-author:仕様書の草稿作成 spec-critic:仕様書レビュー 仕様書ワークフロー:Agentsによる作成・レビューパイプライン パイプラインの設計意図 4. 設計・開発 5. 検証・テスト 6. リリース・ローンチ release-notes:リリースノートを作成する 7. リリース後・改善…

なぜGPUはリアルタイム処理に向かないのか

はじめに 久しく CUDA プログラミングもしていないなと思いつつ、久々に Wiki で RTX5090 などのスペック眺めてたら、凄いことになっているなと思ったので自分への備忘録も兼ねて記事にしておきます。 あと、あくまで当サイトがメインとするFPGAと比べて、GPUがリアルタイム処理に向かないというお話で、FPGAがGPUよりリアルタイムに強いと言われる話を裏返して考えてみようというものです。 用途によってリアルタイムの定義も変わってきますし、GPUがデータセンターなどでの大量のデータプロセ…

GodotはAIコーディングエージェントでのゲーム開発に向いている

犬にキーボードを叩かせてゲームを作る、というCaleb Leak氏の記事 I Taught My Dog to Vibe Code Games がある。小型犬MomoがBluetoothキーボードを叩き、そのランダムな入力をClaude Codeが「天才ゲームデザイナーの暗号的指示」として解釈しゲームを生成する。 おやつディスペンサーの自動化まで含めた一連の仕組みは、読み物として単純に面白い。それに加えて興味深いのは、ゲームエンジンとしてGodotを採用していたことだ。筆者はBevy、Unity…

AIはプロジェクトを始めさせすぎる

来週から憂鬱な定期試験だ。対策問題はまだ何も解いていない。そろそろ手をつけないと。いやいや机の方を見ると、手前の床にほこりか、食べかすか、とにかく何かが落ちている。これは、いかん。まず掃除をしなければ。 「チャッピー、この部屋を掃除」 「分かりました」 自律型AIエージェント・チャッピー99.5は優雅な動きで掃除機を使って部屋をきれいにしていく。この細っこいフォルムでよくこんなにスムースな動きをするもんだ。感心して少し見守る。 「完全にきれいになりました!ぜひ見てください」 床は見事にきれいにな…

Markdownからずんだもん動画を作成するツールを作った

はい、世はまさに動画時代です。というわけで今日はずんだもん動画を作成したいと思います。 Remotionというツールに乗ればReactで動画が作れると評判なので、これを使うことにする。先行事例として Claude Codeで5分でずんだもん解説動画を作る!|Naoki |電電猫猫 が有名なようで、これはClaude Codeがインタフェースになっててすごく面白い。自分はソースの原稿をMarkdownとし、エディタで手直しできたほうがうれしいかなっと思ったので、そのような感じにした。 GitHub…

SpecをTruthにする:AIエージェント時代の大規模機能開発 〜 Checklist & Session Notesで"AIの文脈"を外部化する 〜

こんにちは、バックエンドエンジニアのユンです。 現在あるプロジェクトで、AIコーディングエージェントをフルに使って開発を進めています。その中で、作成・修正などの触るファイル数が増えてくると、AIの記憶力は目に見えて低下してました。細かい指示をせずに任せた結果、アーキテクチャルールを無視してControllerがUseCaseを経由せずRepositoryを直接呼び出したり、まだ存在しないメソッドを平気で呼び出したり。命名もUserRepositoryとuserRepoなど混在し、テストは「後で書…

一枚岩の「巨大SQL」から脱却するために。Airペイ新機能のデータ基盤を支える、ニジボックスの技術力

データ活用が事業成長の生命線となる今、データエンジニアに求められる役割は急速に高度化しています。しかし、現場では「なぜそのデータが必要なのか」という背景を知らされないまま、ただSQLを書くだけの“作業者”になってしまっているエンジニアも少なくありません。今回フォーカスするのは、リクルートの決済サービス『Airペイ』が、2025年3月に追加した新機能『Airペイ オンライン決済(以下、オンライン決済)』に向けた、分析用データマートの開発プロジェクト。このプロジェクトでは、リクルートが設計や要件定義…

入社前から自分の仕事を奪うセキュリティレビューAIエージェントを作った

はじめに 2025年12月に情報セキュリティ部Product Securityグループでインターンをしました床井です。 Product Securityグループは、ビジネスデータベース「Sansan」や経理AXサービス「Bill One」をはじめとする、Sansanが提供する全てのプロダクトのセキュリティ向上を目的とした業務に取り組んでいます。具体的には、内製で脆弱性診断や、実装に着手する前の設計書をセキュリティ観点でレビューする「セキュリティ設計レビュー」などを行っています。 今回はこのセキュ…

「AIと一緒に開発する」を本格始動して 1ヶ月の振り返り

「カミナシ レポート」の開発・運用をしている furuya です。最近我が家では成長してきた子どもたちのことを考えて寝室含めて部屋の配置換えを検討しており、そのパズルに頭を悩ませています。それはさておき今回は「カミナシ レポート」の開発において AI Agent を主軸にした開発スタイルを取り入れたお話です。 背景 近年の AI Agent の進化は目覚ましいですね。日々情報がアップデートされる中、カミナシのエンジニアリング組織としてもこの流れについていかなければならない、ということで各チームい…

東京ガスのアジャイル内製化──チームに熱量が生まれる、再現性のあるプロセス

東京ガスは、会員サービス「myTOKYOGAS」の開発を、これまでのグループ会社への委託から、アジャイルによる内製開発へと切り替えました。 しかし、長年システム開発を任せてきた組織においては、エンジニアを採用したからといって、すぐに開発体制が整うわけではありません。ビジネス側と開発側の間には、どうしても要望を伝える側と作る側という役割の壁が残ってしまいます。 その壁をどう解消し、同じ目線で議論できる関係を作っていったのか。 東京ガスで内製化を主導した及川敬仁さん、中途入社でアジャイルを持ち込んだ…

おそらく開発者環境が侵害されていて、正規署名されてAndroidファームウェアレベルで存在するバックドア「Keenadu」

Kasperskyが確認した事例では、改ざんされたlibandroid_runtime.soをZygoteプロセスに読み込ませている。これにより、Zygoteがアプリケーション起動ごとにそのプロセスにマルウェア機能をインジェクションする。 こうなると、起動したアプリは全てマルウェアによってなんだかんだされるのでどうにもならない。削除することもできないし。 そもそも、改ざんされたとみられるAndroidファームウェアのファイルは正規の署名が含まれるものもあるようで、開発者環境が侵害されているのが濃…

生成AIでJavaScript/TypeScriptを扱うときに設定しておきたい ESLintルール

このエントリはTSKaigi Mashup Kansai 生成AIでTSを扱うときに考えたい設計&ガードレールでの発表内容です。登壇資料をブログとして読めるように再構成して公開しています。 はじめに 去年あたりは「ジュニアエンジニアレベルと思ってね」と公式各所から言われていたコーディングエージェントも、もはやそのレベルを超えてきました。 今や副操縦席に座っているのは人間の側です。しかし、AIが機長だからといって自由に飛行機を操縦してよいかというとそうではありません。決められた航路や離着陸の手順を…

はてな匿名ダイアリーのログイン方式を変更しました

2026年2月20日より、はてな匿名ダイアリーのログイン方式を、従来のはてラボログインからはてなIDを利用した方式に変更いたしました。 本変更はスパム対策の強化等を目的としたものです。今後も皆様に安心してお楽しみいただける環境づくりに努めてまいります。 引き続き、はてな匿名ダイアリーをどうぞよろしくお願いいたします。

AI Coding Agent でおかしくなりそう / 自分を保つために

最近のAIは本当に優秀で、コンパイラみたいな比較的複雑なソフトウェアだってCCCみたいに上手に実装できてしまう(改善の余地はあれど)。職業コンパイラエンジニアをやっている自分にとってあれは少なからず衝撃だった 古い考え方かもしれないけど、今のところAIにコード書かせても、その生成されたコードの説明責任は果たすために理解に努めようとは思っているし、自分がわかってないコードを成果物として出すのは避けたいと思っている。1 僕がプログラミングで一番楽しいと思っているのはプログラムを読んだり書いたりして物…

AIのやりすぎで頭がおかしくなっている

最近AIをやりすぎている。自分でもわかるくらい頭がおかしくなっている。 まともな状態ではないから、本来は人に見える場所に文章を書いたりするべきではない。ただ、自分の状態を精神状態を記録するために書いておきたい。 初めに書いておくが、この文章では一切AIを使っていない。というのもAI使うと、さらにおかしくなりそうだからだ。調査にも構成にも使っていない。100%生身、ピュアで粗雑な状態で僕が言葉を選んで書いている。 これまでもテクノロジー全般は好きで、これまでもChatGPTなどを使って仕事の調査を…

ライブラリや言語のバージョンを継続的に上げるという営みについて

ライブラリとか言語のバージョンを上げるの、自分の中では一般常識というか「なんでやらないの」くらいのもんだったんで、逆に「なんで上げるんですか」と尋ねられた時にパッと答えられなかった (脆弱性対策とかそういうのはすぐ言えるんだけど、なんというか「仕草」の話題だと思っており……— moznion (@moznion) 2026年2月20日 ここ10年以上「バージョンを上げる」ということは習慣的にずっとやり続けていることであったので、いざ突然「なぜ?」と問われるとその場でパッと答えられないことに気付き…

委託先の誤消去と記録操作が原因だったJALの配送サービス障害についてまとめてみた

2026年2月17日、日本航空は同月9日明らかにした同社の手荷物当日配送サービスへの不正アクセスについて、詳細な調査を行ったところ、委託先の作業誤りに端を発したものであり、外部への流出は確認されなかったと公表しました。ここでは関連する情報をまとめます。 障害発生、不正アクセス痕跡を確認 2月10日に日本航空が外部からの不正アクセスの痕跡が確認されたと公表したのは手荷物当日配送サービスを提供するシステム。 2月9日午前中に、空港のスタッフがシステムの不具合に気づき、当該サービスの予約機能を停止した…

Claude Codeで実践する仕様(スペック)駆動開発入門

吉田真吾 (@yoshidashingo) です。 これだけは覚えて帰ってね💡 バイブコーディングの対極にある仕様駆動開発は、ソフトウェアエンジニアリングの基本原則をAI時代に再現するアプローチ 仕様駆動開発は仕様で「開発ライフサイクルを」駆動するのではない。仕様を唯一の情報源 (Single Source of Truth) としつつ、プロセスはルールブックによって駆動される Claude Codeでのステアリングには複数の方法があり、CLAUDE.md・スキル・AI-DLCのルールブックなど…

Next.jsはどのようにCSRF対策をしているのか?

最近、Next.jsがどのようにCSRF対策をしているのかを考える機会がありました。 そんななかで色々と学んだことを今回は書きます。 CSRFとは 本題に入っていく前に、いま一度CSRFについて改めて復習しておきましょう。CSRF(Cross-Site Request Forgery)とは、ユーザーが意図しないリクエストを攻撃者が勝手に送信させる攻撃です。以下に攻撃の一連の流れを可視化しています。 sequenceDiagram participant User as ユーザー particip…

失敗から学んだ仕様駆動開発――チームの暗黙知を形式知化した1ヶ月の実践と次の課題

こんにちは!プロダクトエンジニアのkazzhiraです。 私たちのチームでは、2025年の夏ごろから「AI活用による開発生産性の向上」に取り組んできました。しかし、当初の取り組みは抽象的なガードレールの提示や個々人の実践にとどまり、チームとして大きな成果には結びつきませんでした。 その後、SDD(仕様駆動開発)というアプローチに出会い、オープンソースの cc-sdd フレームワークをベースに試行錯誤を重ねてきました。 本記事では、AI開発標準の策定に失敗した経験から何を学び、どのように仕様駆動開…

Qwen3-Coder-Next 80Bがコード書けるけど失敗の質が悪すぎてダメな理由をアーキテクチャから見てみる

Qwen3-Coder-Nextが出ていますね。 Qwen3-Coder-Next: Pushing Small Hybrid Models on Agentic Coding Qwen3-Next 80B-A3Bをベースにしたコーディングモデルです。80Bで、Activeパラメータは3Bということで、かなり軽快に動きます。 しかし、元になるQwen3-Nextでは一発のコードはかけるものの やりとりすると弱く、あまりコードは書かせれないなと思っていたので、同じアーキテクチャならちょっと不安が。…

Claude × Devinで実現するAI駆動開発ワークフロー

目次 目次 はじめに この記事の対象読者 背景・課題 背景 課題 AI駆動開発ワークフローの概要 AIサービスごとの役割 Devin Playbook ユーザー起動のPlaybook(Slack → Devin) !ai_task(単一タスク実装) !ai_tasks(タスク分割&並列実装) !human_review(人間承認フロー) 人間レビューが必要なケース ワークフロー自動呼び出しのPlaybook !fix_ci_failure(CI失敗時の自動修正) !fix_review_comm…

問い合わせ対応の全工程の自動化を AI で実現 - CRE による MCP から Agent Skills 移行の記録

こんにちは、クラウドサインで CRE(Customer Reliability Engineer)をしている藤谷です。 過去の記事では、Slack ワークフローに AI を組み込んで問い合わせの課題整理を自動化した事例を紹介しました。あの時点では、AI は問い合わせフローの「一部」を支援するものでした。 その後 CRE チームでは MCP(Model Context Protocol)を使った自動化基盤を構築しました。しかし MCP だけでは「どう使うか」までチームに共有できず、活用が広がらない…

バッチの実装方針について考える

お久しぶりです。基盤本部/プラットフォーム部/hacomono・共通基盤グループのまこたすです。 はじめに バッチという言葉はまとめて処理することを表すと思うのですが、バッチシステムという観点だとCronのような時間で発火する仕組みだったり、非同期で別プロセスのワーカーに依頼してまとめて処理させたりする仕組みだったりと様々あると思います。もちろん弊社のhacomonoというプロダクトにおいてもバッチ処理は存在し、毎日稼働しています。最近これらのバッチ処理においてやや扱いが大変な場面も増えてきまし…

DependabotのSecurity Alertで作られたPRをいい感じにする

tl;dr; モチベーション 技術的なこと 注意点 苦労したポイント One more thing 2026/2/20 23:50追記 tl;dr; 自分が管理してるOSSで Dependabot Security Alert で作られたPRに対して自動でタイトルにCVE IDをつけたりsecurityラベルをつけられるようにしました モチベーション PRのタイトルにCVE IDを書いておくとリリースノートでオートリンクされて便利です。 今まではDependabot Security Alert…

誰もやらない仕事が、エキスパートをつくる

エキスパートは突然生まれない。 やるべき仕事で結果を出し続けた人だけが、周囲からエキスパートと呼ばれるようになる。 プロフェッショナルな振る舞いについては、以前の記事で書いたことがある。 soudai.hatenablog.com 今回は、新卒から2〜4年目の若手エンジニアがエキスパートになるために何をすればよいのかについて説明する。 エキスパートとは何か エキスパートとは、ある分野において専門的な知識や技能を持ち、その分野で高い成果を出せる人のことを指す。 つまり、エキスパートとして認められる…

和暦対応は大変

iPhoneでは、OSの設定としてカレンダーの暦法を設定できます。日本では、西暦、和暦、タイ仏暦から選べます。*1 以前、和暦のみで起きるバグに遭遇してから、iPhoneを和暦にして使うようにしていました。 developer.hatenastaff.com Declared Age Rangeフレームワーク ところで、iOS 26からDeclared Age Rangeフレームワークというものが導入されました。これは、年齢によるアプリの機能制限をプライバシーに配慮した形で行えるようにするもので…

コーディングエージェントがブレなくコードを生成できるプロンプトが大切

コーディングエージェントはもはや当たり前になってきています。エージェントにコードを作らせるとき、ブレなくコードを生成できるプロンプトを作るのが大事です。 ここでプロンプトには、AGENT.mdなどのファイルも含みます。 コンテキストに乗るもの全てなので、実際にはコンテキストをちゃんと健全に保つことが大事ということになるのですが、入力プロンプトが中でも重要なのでここではプロンプトとしておきます。 最初に与える設計などの情報をちゃんと作るのはもちろんのこと、途中の指示も「この機能いれて」「やっぱこう…

自分のOSSリポジトリにGitHubのセキュリティ設定を入れ、自分用の手順書を作った

昨今GitHub上で提供されている有名なOSSに対して攻撃がなされることが多い(例: Nxの2025/08の事例)。自分もそこから学び、最低限GitHub上でセキュリティ周りの設定を入れた方が良いと考えた。 設定を考えるにあたって、とくに次の3つの記事が参考になった。 リポジトリを保護するためのクイック スタート - GitHub ドキュメント Nx の攻撃から学べること #s1ngularity | blog.jxck.io GitHub の Immutable Releases を有効にして…

CARTAで「事業をエンジニアリングする」とはどういうことか

こんにちは、CARTA ZERO CTOの河村(@r_kawaiimura)です。 昨年末、社内のエンジニアに向けて「事業をエンジニアリングするとはどういうことか」というドキュメントを書きました。社内で数多くの「いいね」をもらい、思いのほか反響があったので、対外向けに再構成してお届けします。 前提 - 想定読者とモチベーション 主な想定読者は、ソフトウェアエンジニアリングを生業とし、チーム内で技術的判断に影響を与える立場にあるエンジニアです。具体的には、特定の技術領域で頼れる存在として認識され、…

AIが調査して人が判断する障害対応:Slackで人と協働するAIエージェントの設計

はじめに こんにちは。AIトランスフォーメーション推進部に所属している遠藤怜です。 本記事では、食べログの検索システムの障害対応における初動をSlack上のAIエージェントで効率化した事例について紹介します。 この取り組みはSalesforce主催のイベント「Agentforce World Tour Tokyo 2025」でも事例として紹介されました。 記事内では、AIエージェントをどのように設計・実装し、運用に乗せたかを解説します。 今回作成したAIエージェントは、Slackのスレッドから会…

フリーのアナリティクスエンジニアの紹介

データ部の okoshi です。 フリーのデータ組織には「アナリティクスエンジニア(Analytics Engineer)」というロールがあります。データ活用が進むにつれ、このロールの必要性は年々高まっています。この記事では、役割、価値、業務内容、必要スキルをコンパクトに紹介し、なぜこの職種がビジネスインパクトに直結するのかを解説します。 1. 概要 アナリティクスエンジニア(Analytics Engineer)は、 「データエンジニア」と「データアナリスト」の中間に立ち、ビジネスで安全・高速…

Cookie Prefix に __Http- と __Host-Http- がきた

こんにちは、エンジニアのあざらし 🦭 です。 少し前の話になりますが、Google Chrome 140 (stable) が 2025/09/03 (JST) にリリースされました。スクロールや View Transition 周りなど、気になる変更も多くありましたが、本記事ではその中から Cookie の新しい prefix __Http-, __Host-Http- に焦点を当てて紹介します。 developer.chrome.com 注意: リリースノートでは __HostHttp- と…

AIコーディング時代のレビュー負荷を可視化したい! —— GASとGitHub APIで「誰がどのくらいレビューしたか」をSlackに通知する仕組み

こんにちは。SmartHRでプロダクトエンジニアをしているmatsugenです。 昨今、開発におけるAI活用が随分と進み、開発速度の向上を日々実感しています。一方で、開発速度が上がると Pull Request(以下 PR)の数も増えます。そうなると、レビューの負荷も増大します。 私が所属するチームでは、レビューの負荷を可視化する目的で、スプリント終了時にメンバーごとのレビュー件数がSlackに通知されるようになっています。この記事では、その仕組みをつくるに至った背景と実装のポイントを紹介します…

tmuxのウィンドウで動かしているコーディングエージェントのステータスを確認できるtcmuxを作った

tmuxはCoding agentのためだけのものではないんだよ。我々はもともとtmuxを使ってシェルやらEmacsやらVimやらをまとめていたんだ。ただ、そこにCoding agentが加わっただけなんだ。というイライラを解消した。 pic.twitter.com/M0DXBm3jpo— k1LoW (@k1LoW) 2026年1月28日 普段使っているtmuxにClaude Codeの情報がほしい 私は普段からtmuxを使っています。Emacsを開いているウィンドウ、シェルを開いているウィン…

Claude CodeのPLAN MODEは使ったほうがいい

Claude Codeを使い始めて、様々な発信をしてきました。今回は「PLAN MODE」と「パーミッションモード」について。Claude Codeには複数の動作モードがあり、これを使い分けられるかどうかで出力品質が劇的に変わります。 Claude Code の settings.json は設定した方がいい - じゃあ、おうちで学べる Claude Code の CLAUDE.mdは設定した方がいい - じゃあ、おうちで学べる Claude Code の .claude/commands/**…

SDD(仕様駆動開発)のスラッシュコマンドを自分で作って運用している

最近、AI駆動開発にSDD(Spec Driven Development、仕様駆動開発)を取り入れるアプローチがある。Kiro式やその方式をClaude Codeなどでも使えるようにしたcc-sdd、spec-kitなど色々なツールが出ている。 自分もcc-sddを個人開発で試してみたのだが、生成される仕様の文章量が膨大で、実装を始めるまで時間がかかる割に仕様のレビューもしきれなかった。diff 1000行のPullRequestが来たらレビューできず「よく分からないけどOK」となるのと同じで…

Coding Agent が言うことを聞かないときどうする? - ミクロなコンテキストエンジニアリング

freee で Coding Agent 切り込み隊長をしている @him0 です。2025年は Coding Agent がコーディングの取り組み方を一新する一年でした。freee は現場に Cline を導入したところから始まり、現在(2026-02) は Claude Code が全社の標準ツールとなり落ち着いています。 Claude Code 起動時に /tutorial が紹介される Coding Agent を使いこなすという文脈で、コンテキストエンジニアリングが大事という話は散々ど…

iTerm2の連携機能によって意識せずにtmuxを使えて便利

Claude CodeのAgent Teamsおもしろいなーって思っている せっかく使うならtmuxで使うとAgent同士が会話している様子も見えて面白いよなぁって思うんだけど、僕は以前にtmuxをやめてiTerm2だけを使っていくことにしたんだよなー またtmuxをメインにする???いやーでもちょっと手間だなぁ・・・ってぼーっと考えてて、あ、そういえばiTerm2ってtmuxインテグレーションの機能があるんだったなって触ってみたら、これでいいじゃん!!!ってなった iTerm2のtmux in…

「AIのPRはレビューが大変」の正体を分解してラクになる

こんにちは!スタッフエンジニアの @kenkoooo です。 ここ1年で、開発の現場でAIを使う機会が一気に増えました。新規実装からテストコード、既存コードのリファクタまで、AIがコードを書いてくれる範囲は広く、チーム全体のスピード感も変わりつつあります。 一方で、よく聞く話として「AIが大量のプルリクを出してくるのでレビューが大変」というものがあります。しかし、レビューがつらくなる原因は量そのものではなく、レビューしやすい前提が揃っていないためであると考えています。 この記事では、AIが出して…

【都道府県別】特殊な住所・住居表示

こんにちは。estieでデータクオリティーマネージャーをしているkageyuです。estieは不動産データをたくさん扱っており、その場所は住所を使って表すことが多いです。 不動産には「不動産登記番号」や最近国土交通省が整備しつつある「不動産ID」などが存在しますが、大抵の場合は住所と建物名を使って建物が指定されています。そのため、複数の不動産データを統合するとき、主に住所と建物名を使って突合します。 データクオリティーマネージャーとしては、突合処理で 住所が正しく正規化できているか? 正規化の前…

AIエージェントのUXを進化させる「A2UI」でアプリを構築

こんにちは。大塚です。 普段は生成AIを利用したサービスの開発に携わっているのですが、直近の仕事では、数理最適化の手法を扱う機会がありました。 実は、大学の授業で数理最適化をかじっており、教授がよく 「人の勘や経験に頼っている部分を数式に落とし込むことで、合理的な意思決定ができるようにしよう。」 といっていたことを思い出しました。 まさに今、それを仕事で実践できており、面白くなってきました。 さて、今回のテーマは最適化ではなく、AIエージェントのUIについてです。 現在の生成AIアプリのUIとい…

テックブログをはてなブログからZennへ移行します:「個人の資産化」と「運用効率化」を目指して

こんにちは、セーフィー株式会社 開発本部 テックブログ編集長の土井です。 これまで「Safie Engineers' Blog」として、はてなブログにて技術発信を行ってきましたが、この度、テックブログのプラットフォームを「Zenn Publication」へ移行いたしました。 新しいブログはこちらになります。ぜひフォローをお願いします! zenn.dev なぜZennへ移行するのか? 1. ブログコンテンツを「エンジニア個人の集まり場」へ 2. 運用負荷を下げ、中身に集中できる体制へ 過去の記事…

Next.jsをVercelからCloudflareへ移行し、90%のコスト削減を実現した話

酒井です。ハローでは、プロダクトのローンチ前からAutoReserveの開発に関わっています。 この記事では、Next.jsアプリケーションであるautoreserve.comをVercelからCloudflareに移行し、月額コストを約90%削減した背景と実装の詳細を共有します。 Next.jsは比較的セルフホスティングが難しいフレームワークとして知られており、Vercelへのベンダーロックインが懸念されることがあります。Next.js 16でBuild Adapters APIが導入されるな…

LLMでソート

ソートはコンピュータサイエンスにおける古典的なタスクですが、これが最先端の LLM と結びつき、新たな研究の潮流が生まれています。 ソートは比較関数さえ定義すれば実行することができます。従来の比較関数は身長・金額・距離のように測定可能な数値の比較を前提としていましたが、この比較関数内で LLM 呼び出しを行うことで「どちらが好みか」「どちらが優れているか」「どちらがクエリに関連するか」といった主観的で曖昧な概念を比較でき、これらの概念に基づいたソートが可能になります。 Python では、二つの…

遠かった Rails が "自分事" になった瞬間 〜 transaction 内で job を安全に呼べるようになるまで

こんにちは、ギフティでエンジニアをしている mugi です。 先日、Ruby on Rails に初めて PR を出し、マージされました。 github.com この記事では、PR を出すきっかけからマージされるまでの流れ、そしてこの経験を通じて感じた「OSS が "自分事" になる感覚」についてお話しします。 きっかけ:Kaigi on Rails 2025 のトーク きっかけは、Kaigi on Rails 2025 で聞いた「非同期 job を transaction 内で呼ぶなよ!絶対に…

【2026年2月】AIエージェントのフレームワーク、いつ使う?どれを使う?LangChain?Claude Agent SDK?

ジェネラティブエージェンツの大嶋です。 LLMアプリケーション・AIエージェントの開発で、フレームワークを使う?使わない?という議論が盛り上がっています。 LangChain、Strands Agents、OpenAI Agents SDK、Claude Agent SDK、その他たくさんありますが、これらはいつ使うべきなのでしょうか? また、使うならどれを使うべきなのでしょうか? この記事に、「AIエージェントのフレームワーク、いつ使う?どれを使う?」という疑問について、2026年2月時点での…

AIで並列開発に挑んだら、逆に効率を落とした話

こんにちは。ラクス フロントエンド開発課 新卒2年目の持永です。 最近AI活用が進み、コードを書く速度は以前とは比較にならないほど上がりました。 そこで私は、 「AIに並列で実装を任せれば、複数の画面/機能を"爆速"で開発できるのでは?」 と考え、複数画面・複数機能を並列で進めるスタイルに挑戦しました。 並列開発の中で、工夫してうまくいった点もありました。 ただ、期待したほどの効率化には至らず、「手戻りの連鎖」と「レビュー負荷の増大」も招きました。 今回は、並列開発で工夫した点と誤算を整理し、そ…