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ブラックフライデー
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佐賀県を舞台に描くアニメ「ゾンビランドサガ」がテーマの新書「『ゾンビランドサガ』奇跡の軌跡」が26日、出版された。テレビシリーズの構想段階から公開中の劇場版まで、制作チームはもちろん佐賀県側まで多くの関係者に取材し、作品の軌跡を丁寧に記録している。 阪南大(大阪府)の大野茂教授(メディア論)が3年半がかりで52人に取材して執筆。相手の語りを生かして出来事の経緯を描くオーラルヒストリー(口述歴史)の手法をとった。 「まえがき」ではご当地アニメの「乱立」傾向に触れた上で、ゾンビランドサガの特異性を「一つの県全体を舞台に、しかもその県内だけでストーリーが進むという酔狂な作品」と指摘。「なぜゾンサガが全国レベルでの、それも一過性でなく、持続可能な生き続けるコンテンツとなったのか?」と問いを立てる。 取材対象は、竹中信広プロデューサーやアニメ制作会社「MAPPA」の大塚学社長、テレビシリーズの境宗久
公開されている劇場版「ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス」の宇田鋼之介総監督が、佐賀新聞社の独占インタビューに応じた。劇場版では、タイトルにもある佐賀県武雄市の県立宇宙科学館「ゆめぎんが」をはじめ武雄温泉、佐賀市の佐賀県庁などが登場。県内全域に目を向けつつ、特に武雄市を中心としたリアルな舞台設定に「テレビ(版)でフィーチャーされなかった所をカバーしたかった。佐賀だからこそできた作品」と振り返った。 このほか、公開までの苦労やキャラクターづくりの裏話、大阪万博の年に「佐賀万博」の物語となった背景や〝次のステージ〟への率直な思いまで…。物語の舞台である佐賀県への思いが詰まったインタビューを詳報する。(聞き手・志垣直哉) ゾンビランドサガ 佐賀県が舞台のオリジナルテレビアニメ。ゾンビとなりよみがえった少女たちがアイドルグループ「フランシュシュ」を結成し、佐賀県を救うべく奮闘する。インターネッ
九州電力玄海原発(玄海町)の敷地内でドローンが確認された事案について、原子力規制委員会は27日、「ドローンと思われる三つの光が確認された」に訂正すると発表した。 規制委のこれまでの発表では、26日午後9時ごろに警備員が、ドローン3機が玄海原発敷地内に侵入したのを発見したとしていた。規制委によると、飛来物を敷地内や周辺で捜索しているが、現時点でドローンは発見されていないという。
JR九州は、西唐津-筑前前原(福岡県糸島市)間の筑肥線にスカイブルーの車体にクリーム色のラインが入った「国鉄復刻カラー」の103系車両の3両1編成を新たに投入する。2023年8月からすでに3両1編成を運行しており、23日から2編成になる。 この色の車両は筑肥線が電化した1983(昭和58)年から96(平成8)年まで運行された。23年は福吉(糸島市)-浜崎間の開業100周年などを記念して復活。今回は再塗装のタイミングに乗務員ら関係社員へのアンケートで選ばれた。 前回の車両は導入当時の国鉄を表す「JNR」のマークに対し、今回は87年の国鉄民営化後のデザインで、JR九州のコーポレートカラーの赤色で「JR」のマークが側面に配されている。筑肥線は103系が全部で5編成あり、ほかに303系と305系の車両もある。復刻カラーを見かける頻度は10%程度になる。 21日に唐津市西唐津の唐津車両センターでお披
江藤拓農林水産相は18日、佐賀市で講演し、高騰が続く米価について「大変責任を感じている」とした上で、「私はコメを買ったことはありません。支援者の方がたくさんくださるので、まさに売るほどある」と発言した。 自民党佐賀県連の政治資金パーティー「政経セミナー」で、江藤氏は備蓄米の精米処理に触れる中で「私はコメを買ったことはありません、正直。支援者の方がたくさんコメをくださるので、まさに売るほどある。私の家の食品庫には」と述べた。 続けて「(いただいたコメには)わざとじゃないだろうが、いろんなものが混じっている。黒い石とか入っている。家庭内精米をした上で精米機に持って行く。(備蓄米は)精米できなければ玄米で売ることも可能にするので(価格を引き下げる)効果は期待できる」と語った。 江藤氏は米価高騰の状況や政府の対応についても説明。「備蓄米を31万トン出したが(価格が)下がらない。大変責任を感じている
出身の違う人同士が集まれば、それぞれの食文化の話題に花が咲く。天然物のタイは今の時期が「桜鯛」と呼ばれる旬で、佐賀では刺身の定番。しかし「東京で刺し身といえばマグロだけど…」という会話が聞こえてきた。検証するため、佐賀新聞「こちら さがs編集局」(こちさが)は、総務省の家計調査結果を分析することにした。 家計調査には全国の各都道府県庁所在市・政令市の52市について、さまざまなデータがある。目をつけたのは2024年の調査結果のうち鮮魚の品目だ。このうち、全国を支出金額で比較すると物価の違いで大都市が高くなる傾向があるため、地域の特色を分かりやすくするため購入頻度を「偏差値」にして比べた。その結果、佐賀市のタイは「68.8」、マグロは「36.3」だった。 偏差値は、データ全体の平均からどれくらい離れているかを示す分析手法。受験業界でよく使われる。平均を示す50から値が遠いほど、特色として際立っ
九州新幹線長崎ルート新鳥栖-武雄温泉をフル規格で整備した場合について、JR九州の牛島康博新幹線計画部長が12日、佐賀空港と連携する南回りルートならば「佐賀駅周辺から博多まで61分かかる。博多まで新幹線で行く人はいなくなる」との見解を示した。県議会の新幹線に関する特別委員会との意見交換で、JR九州として改めて「佐賀駅経由のルートしか考えられない」と強調した。 同区間を巡っては、ルートが論点の一つになっている。南回り、佐賀駅経由のどちらも整備延長は約50キロメートルだが、佐賀駅経由が佐賀-博多を20分で結ぶのに対し、南回りが筑後船小屋駅(福岡県筑後市)に接続する場合、博多駅まで26分かかる。牛島部長は「佐賀駅周辺から佐賀空港までバスで35分。その間に佐賀駅経由なら博多に着いている」とし、「博多まで新幹線で行く人はいなくなる」と指摘した。 在来線については、新幹線が開業すれば「どのルートであれ、
文化放送の動画付きウェブラジオ番組「本渡楓と天津飯大郎の『本渡上陸作戦』」が、佐賀県内での特別ロケを実施しました。「ゾンビランドサガ」の源さくら役で知られる声優の本渡楓さんとお笑いコンビ天津の天津飯大郎さんが、2日間で県内8市町を“巡礼”しながら、美味しい佐賀の食や魅力いっぱいの観光を満喫しました。 ▶インタビューはこちら ▶動画アーカイブはこちら 「佐賀上陸作戦」と題したロケの初日は、本渡さんが単独で佐賀市の佐賀空港や鹿島市の祐徳稲荷神社を訪れました。2日目からは天津飯大郎さんが合流し、有田町のアリタセラ、唐津シーサイドホテルなどで撮影を行いました。 ロケ中、パーソナリティーの2人はブランドイチゴ「いちごさん」や太良町のカキ、呼子のイカなど、各地で佐賀の味覚も堪能しました。 本渡さんは、いちごさんの食べ比べをして「甘さと味の濃さに感動した」。佐賀での体験を振り返り「行く先々にゾンビランド
小中学生の「1人1台」のタブレット端末の更新に関して、佐賀県の甲斐直美教育長は26日、2028年度までに約6万9千台を更新する方針を示した。プライバシーに関わる情報が含まれる端末の処分については「受託事業者に対し、使用済み端末を引き取って適切に処分し、データを確実に消去した証明書を提出するよう求める」と述べた。 同日の県議会一般質問で木村雄一議員(公明)が質問し、端末には学校のアンケートの回答や学習で撮影した写真などの情報が残るとして適切に処分するようただした。 更新時期を迎える端末については、県内の公立小中学校では25年度までに5市町で7千台、26年度までに14市町で5万5千台を更新する。県と市町は「共同調達会議」を開き、端末の共通仕様書の調整や処分方法に関して情報交換してきた。更新費は1台5万5千円を上限に国が3分の2を補助、残りは市町が負担する。各市町は3月までに、更新の計画書を作成
最盛期は71両もの蒸気機関車を保有したという鳥栖機関区は、鉄道の電化により、蒸気機関車が次々に姿を消していった。1971(昭和46)年にはシンボルの一つだった第一車庫が老朽化により解体され、名残を惜しみながら作業が進められた。 鳥栖は「4軒に1軒は鉄道員の家庭」といわれるほど鉄道の町として栄えた。第一車庫は半径45メートルの扇形。26線ある赤れんが造りの車庫は九州一の規模だった。ただ、71年には蒸気機関車数が26両に減り、さらに9両が姿を消す予定とされ、蒸気機関車は急速に役割を終えていった。
江戸時代前期に描かれたとみられる「洛中洛外図屏風(らくちゅうらくがいずびょうぶ)」が新たに見つかった。京都の市街地(洛中)と郊外(洛外)が、俯瞰(ふかん)的に描かれている。佐賀新聞社の創刊140周年の記念事業として6日に佐賀市の佐賀県立美術館で開幕する特別展「桃山三都-京・大坂と肥前名護屋」で公開される。 都市風俗図の洛中洛外図は室町時代から江戸期にかけて描かれ、これまでに150点以上確認されている。それぞれの時代の姿を伝え、史料的に高い価値がある。 新発見の作品は九州の愛好家の所有で、入手の経緯などは明らかにされていない。高さ122センチの腰屏風(六曲一双)で、金箔を押した画面の左隻に二条城、右隻に方広寺などの主要な建物を配置し、上賀茂社の加茂競馬なども描いている。 特徴的なのは、左隻に描かれた邸宅で「牧野佐度(渡)守殿」と添えている。牧野親成(ちかしげ)(1607~77年)は徳川4代将
立憲民主党は4日、衆院選の第1次公認候補として201人を擁立すると発表した。200人が小選挙区で、1人が比例代表。内訳は現職95人、元職25人、新人81人となっている。 佐賀県の小選挙区では、佐賀1区が原口一博氏、佐賀2区が大串博志氏の両現職を公認した。
フル規格で新幹線を整備した場合にも、在来線特急を存続させる可能性などについて言及したJR九州の古宮洋二社長=30日、国会前 九州新幹線長崎ルートの新鳥栖―武雄温泉を巡り、JR九州の古宮洋二社長は30日、全線フル規格で整備された場合の並行在来線の取り扱いについて、「新幹線と在来線特急の構成を今後考えていく必要がある」と述べた。需要次第で特急を存続させる可能性に言及した格好だ。 古宮氏は与党検討委員会による意見聴取に出席し、委員から在来線特急の扱いについて尋ねられた。整備新幹線の現行ルールでは、JRは地元の同意を得て並行在来線を経営分離でき、一般的に特急は廃止される場合が多い。 終了後、取材に応じた古宮氏は「佐世保から博多直通の『特急みどり』が残るかもしれないし、(博多―佐賀・肥前鹿島の)『かささぎ』もある。利用を見ながら、在来線特急と新幹線の組み合わせを今後検討しなければならないという話をし
「台湾有事」を念頭に政府が策定を進める沖縄県の離島住民の避難計画に関し、佐賀県が1週間程度の短期避難における収容可能人数は15万人と国に回答したことが2日、県への情報公開請求で分かった。1、2カ月の中期避難は9733人を収容可能で、避難解除までの長期避難は4818人。中長期の避難まで含めた収容可能人数、施設数を県が集計したのは初めて。 台湾に近い先島諸島を構成する石垣市など5市町村の住民約11万人と観光客約1万人の約12万人を九州・山口各県で受け入れる計画。福岡、鹿児島県の両空港、鹿児島港で九州入りし、福岡経由の避難者は主に福岡、佐賀、長崎、大分、山口各県に分散することを想定している。
佐賀県は6日、唐津市で1週間以内に捕獲した野生イノシシ計2頭が豚熱(CsF)に感染していたと発表した。九州で野生イノシシへの豚熱感染が判明したのは初めて。 県によると、唐津市東山で5月30日と6月3日に猟友会の協力で捕獲した野生イノシシを県が4日に検査したところ、陽性だった。国の遺伝子検査で6日に陽性が確定した。 佐賀県内では昨年8月末に唐津市の養豚場で豚熱の感染が確認された。今回、感染した野生イノシシが確保された地点とは500メートルほどの距離だが、関連性は低いとみている。現時点で感染経路は分かっていない。 県は、県内すべての養豚農家に情報提供し、飼育豚の異常の有無を確認するよう呼びかけている。飼育豚へのワクチン接種は完了しているため、移動・搬出制限区域や消毒ポイントは設定しない。
交流サイト(SNS)に「福岡銀行で取り付け騒ぎが起こる」と虚偽の投稿をし、同行の業務を妨害したとして、福岡県警中央署は17日、偽計業務妨害の疑いで東京都港区白金1丁目、自営業倉岡宏行容疑者(45)を逮捕した。「投稿したことは間違いない」と容疑を認めている。 逮捕容疑は3月3日午前1時30分ごろ、自宅でSNSに「福岡銀行から14日に取り付け騒ぎが起こることに備え行員に通知があった。うわさでも推測でもない」と投稿し、業務を妨害した疑い。 捜査関係者によると、倉岡容疑者はインターネット配信で生活費を稼いでいた。 福岡銀行が被害届を出し、署が捜査していた。
東明館高(基山町)2年・探究コースの生徒13人が3月1日まで、国際協力NGOとの連携協定に基づく「スタディーツアー」で、東南アジアのタイ、カンボジア、ラオスを訪れている。生徒が現地の様子を報告する。 ◇ ◇ ◇ スタディーツアー4日目。私たちは、午前7時にホテルを出発し、朝食を終えたのち、カンボジアのプレアプット村に到着しました。この村は、今もなお地雷撤去がされておらず、政府の土地であるため、自分の土地を持っていないカンボジアの貧困層の方々が暮らしています。そこでの生活は、親は毎日出稼ぎに行くことが当たり前。子どもたちは学校や幼稚園に行けないことが多いです。 そこで、テラ・ルネッサンスが支援し、幼稚園を建設しました。また、村の幼稚園の子どもたちと触れ合う機会がありました。子どもたちは私の想像している雰囲気とは異なり、笑顔であふれていて、とても目をキラキラさせ輝いているように感じました。私た
陸上自衛隊の幹部らが靖国神社に集団参拝した問題で、防衛省は調査結果と処分を公表した。憲法に定められた「政教分離」の原則を踏まえ、宗教の礼拝所への部隊参拝を禁じた1974年の事務次官通達には違反しないと判断。
佐賀県内唯一の百貨店「佐賀玉屋」(佐賀市中の小路、田中丸雅夫社長)が経営不振により京都府の不動産会社に全事業を譲渡することが11日、関係者への取材で分かった。午後に正式発表する見通し。佐賀玉屋の名称のまま百貨店は継続し、パートを含む従業員140人の雇用も維持する。
学校法人旭学園(佐賀市)が武雄市に2026年4月開学を目指す四年制大「武雄アジア大学」について設置の目的や、大学を含めたまちづくりについて考えるシンポジウムが29日、武雄市文化会館で開かれた。市内の23団体でつくる同大学設置促進期成会(会長・溝上邦治武雄商工会議所会頭)が主催し、230人が出席した。
ロシアの侵攻を受けるウクライナを巡り不適切な発言をしたとして立憲民主党内で口答注意を受けた同党の原口一博衆院議員(佐賀1区)は18日、「ロシアの新聞に書いてあることを議論しただけ。『ウクライナ政権がネオナチであると言ったことは一度もない』」と釈明した。同党佐賀県連の常任幹事会後、記者の質問に答えた。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が、元2世信者の小川さゆりさんが高額献金などの被害を訴える発言を収めた公開動画に反発し、教団の社会的評価を低下させるなどと削除を求める仮処分を裁判所に申し立て、退けられていたことが14日、関係者への取材で分かった。動画は立憲民主党の会合での映像で、削除を求められたのは公開した石垣のり子参院議員。 教団側は昨年11月に申し立て「小川さんの両親が高額献金した事実はない。家につぼなどがあったため誤解したに過ぎない」などと主張したが、東京地裁は3月「経済的余裕がない中で献金していたことが認められる。重要部分において真実に反するとは言えない。名誉毀損は成立しない」と却下。即時抗告を受けた東京高裁も8月、同じく棄却し、確定した。 小川さんは取材に「発言が守られ、ほっとしている。教団はスラップ訴訟のような対応をするのではなく、被害者の声に真摯に耳を傾けてほしい」と話した
筋力トレーニング(筋トレ)は1日3秒間でも、週3回以上のペースでやると効果がある-。西九州大学リハビリテーション学部の中村雅俊准教授(理学療法学)らのグループが、こんな研究成果をまとめた。中村氏は「筋トレの効果が出る最低ラインが分かった。
佐賀県内で初めて出土した、盾を構える武人の埴輪(はにわ)「盾持人(たてもちびと)埴輪」が、独立した盾を前面に持たせる全国的にも珍しい表現形態だったことが12日、佐賀市の調査で分かった。
夏の猛暑が厳しさを増す中、嬉野市の嬉野高は生徒の熱中症対策として、半袖ポロシャツとハーフパンツの夏服を導入する。佐賀県内の高校でハーフパンツの制服は初めて。21日に学校でお披露目があり、生徒たちが試着して「通気性が良くて快適」と好評を博した。 同校塩田校舎の生徒は9割以上が自転車通学。
邪馬台国論争に、新たな一石が投じられた。中国の歴史書「後漢書」に名前が登場する最古の日本人、「帥升(すいしょう)」が、吉野ケ里のクニの王だったとする説を、佐賀城本丸歴史館長の七田忠昭さんが発表した。 帥升は邪馬台国の女王卑弥呼よりも100年以上前の人物で、後漢書には「倭面土(めと)国王帥升」と記されている。 「めと」と「めた」-、音が似通っていることに着目して、「面土国」は吉野ケ里周辺のクニの一つであり、その王が帥升だったのではないか、という大胆な推理である。確かに、「めた=めと」の音は、現在の三養基郡上峰町米多(めた)や、神埼郡吉野ヶ里町の目達原(めたばる=米多の原)などにつながる。 七田さんがこう考える背景にはもう一つ、大きな理由がある。上峰町にある天皇家ゆかりの陵墓「都紀女加(つきめか)王墓」と、目達原古墳群の存在だ。そこに、謎を解く鍵が潜んでいるはずだというのだ。 七田さんは学会向
国指定特別史跡・吉野ケ里遺跡(神埼市郡)の北墳丘墓西側にある「謎のエリア」で4月に見つかった石ぶたに関して、佐賀県は29日、板石を組み合わせた石棺墓(せっかんぼ)だったことが分かり、邪馬台国があったとされる2世紀後半~3世紀中頃につくられた可能性が高いと発表した。
中国の歴史書に名前が登場する最初の日本人、倭国(わこく)の王「帥升(すいしょう)」は弥生時代、吉野ケ里のクニの王だったとする説を、佐賀城本丸歴史館の七田忠昭館長が発表した。
JR九州は26日、西九州新幹線(武雄温泉―長崎)に関し、開業7カ月目となる4月の利用者数は1日当たり平均6400人だったと発表した。区間や列車の種類が異なり単純比較はできないが、コロナ禍前の2018年度の特急(諫早―長崎)に比べて99%で、古宮洋二社長は「新幹線効果が継続している」との見方を示した。
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