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大学生の理想の勤務形態が明らかに。“出社”の機会がある会社は「志望度があがる」が過半数…その理由とは
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大学生の理想の勤務形態が明らかに。“出社”の機会がある会社は「志望度があがる」が過半数…その理由とは

フルリモート勤務ができる企業も増えてきましたが、今どきの学生はリモートと出社のバランスをどう考えているのでしょうか? 学情の調査結果を紹介します。

20代専門転職サイト「Re就活」などを運営する株式会社学情(東京都中央区)は、2027年3月卒業(修了)予定の大学生と大学院生を対象に、出社とリモートの「勤務形態」についての意識調査を行い、結果を公表しました。
 
8月19日のプレスリリースをもとに紹介します。

就職面接のイメージ画像(B-bee / Getty Images)

出社で「社の雰囲気を感じられる」と歓迎

「出社の機会がある企業の志望度は上がりますか?」との質問に「志望度が上がる」と答えた学生は13.1%、「どちらかと言えば志望度が上がる」が41.5%で、合わせて5割を超える結果に。

「どちらとも言えない」が41.2%、「どちらかと言えば志望度が下がる」は3.8%、「志望度が下がる」は0.3%で、出社機会をネガティブに捉える学生は5%未満にとどまりました。
 
志望度が上がると答えた学生からは、以下のような声がありました。
 
💬「出社することでの社内の雰囲気や社の現状を意識できる」
 
💬「キャリアを形成する上で人との関わりが大事だと思う」
 
💬「チームとのコミュニケーションや会社の雰囲気を直接感じられることは大切」

学情のプレスリリースより

「出社とリモートの組み合わせ」が人気

「出社とリモートの勤務形態を組み合わせて働ける企業」の志望度が上がるかどうかの質問では、「志望度が上がる」が55.4%、「どちらかと言えば上がる」が35.6%で、出社とリモートを組み合わせた勤務形態を魅力的に思う学生が9割を超えることが分かりました。
 
💬「ハイブリッドな働き方で仕事とプライベートのバランスを取りやすくなる」
 
💬「出社で直接コミュニケーションをとれる安心感がありつつ、リモート勤務で通勤の負担を軽減できる」
 
💬「どちらにも良い点、悪い点はあるため、どちらか一方より、働き方を選択できれば良い」
 
💬「働き方の自由度が高いと考えられ志望度が上がる」

といった声があがっています。

学情のプレスリリースより

リモート日数の希望「週2日」が45.7%で最多

「週5日勤務の場合、リモート勤務を希望する日数」を尋ねる質問では、「2日」が45.7%で最も多く、次いで「1日」が24.9%、「3日」が23.5%という結果に。
 
「4日」は2.4%、「5日」は3.5%で少数派となりました。
 
回答した学生からは「それぞれ半分くらいが働きやすい」「リモートの日数があまり多くても仕事に集中できないと感じる」といった意見があったとのことです。

学情のプレスリリースより

【調査概要】

調査期間:2025年6月30日~7月13日
 
調査機関:株式会社学情
 
調査対象:スカウト型就職サイト「Re就活キャンパス」へのサイト来訪者
 
有効回答数:289件
 
調査方法:Web上でのアンケート調査
 
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。