白斑ができた子どもたちのために、人形を作り続けている男性がいます。
人形作りのきっかけは、孫へのプレゼント。その後、SNSを通して、ジョアンさんの人形は多くの人に知られるようになります。
PEOPLE誌によると、ジョアンさんが人形作りを始めたきっかけは、孫に自分のことを覚えていてほしいという思いからでした。そして、白斑の特徴を取り入れた特別な人形をプレゼントすることにしたのです。
その人形の写真をネット上に公開すると、たちまち話題に。そして、注文の依頼が届くようになりました。
ジョアンさんが手がけてきた人形は、白斑だけではありません。
ジョアンさんの人形作りに欠かせないテーマは、「リプレゼンテーション」です。
ジョアンさんは、活動開始から5年を超えた現在でもなお、ブラジル内外のメディアで取り上げられています。
米PEOPLE誌のインタビューで、ジョアンさんは購入者の反応が自分の「幸せ」や「やりがい」につながっていることを明かしました。
「少しでも皆さんの励みになれたこと、本当にありがたく感じています」
「購入者の声からは前向きな声ばかりいただいているので、幸せです」
「子どもたちは人形を気に入ってくれていて、『自分という存在のリプレゼンテーションだ』と実感してくれているようです」
「とてもやりがいがあって、刺激のある活動です。好ましい影響を与えることができて、私は幸せなんです」