両親を亡くした婚約者のためにと、ある女性が結婚式でのサプライズを企画します。
亡くなった義両親の写真を飾ることにしたのですが……婚約者が「さらに悲しむかも」と心配になった女性は、企画内容をネット掲示板に投稿。ユーザーたちに意見を求めました。
投稿者の婚約者は、8歳で母親を亡くし、さらに18歳のときに父親も失ったそう。
結婚式という大切な日に親が立ち会えないことに婚約者が悲しんでいると思った女性は、義両親の写真を飾ったメモリアルボードを式場に置くことを思いつきました。
しかし、本当に婚約者が喜ぶかはわかりません。女性はメモリアルボードの写真を掲示板に投稿すると、こう意見を求めました。
「これが正しい行動なのかわかりません」
「もしかしたら、彼がさらに悲しむかもしれない。彼は、結婚式でそんな気持ちになりたくないかもしれない」
「皆さんなら、どうしますか?」
投稿には、さまざまな意見が寄せられました。
💬「(私は母親を亡くしたのですが)もし、婚約者が私の母のためにこのサプライズを企画してくれたら、感動します」
💬「思いやりある行動ですね。ですが、婚約者と2人で企画を考えるべきだと思います。ほかのアイデアも提案しながら、話し合ってみてください」
💬「サプライズとしてはふさわしくない。婚約者と話し合うことが大切だと思います」
親が亡くなってから挙式をした人たちからは、「相手の意見も聞いてみて」というアドバイスも。
💬「すてきな考えだと思います! 私は22歳のときに母を亡くしたのですが、結婚式では夫と一緒に母のメモリアルボードを飾りました。婚約者には(事前に)今考えていることを共有しておいたほうが、驚かせずに済むと思います。挙式前に伝えないままだと、怒るかもしれないから」
💬「事前に婚約者と話し合うべきだと思います。人それぞれ、悲しみの受け止め方は違いますから。私の婚約者も両親を亡くしたので、私は何か特別な形で敬意を示せたらと考えていました。ですが話し合ってみた結果、婚約者は私たち2人にしかわからない方法で、両親のことを思い出せる企画がいいと教えてくれました。例えば、(両親との思い出がある)曲をBGMで流すとかね」
💬「私の夫は母親を亡くしたのですが、『結婚式は幸せな日にしたいし、参列者に亡くなった人のことを思い出させて悲しませたくない』と言っていました。あとで人が周りに集まってきて母親について語るのも、嫌だそうです。夫は母親が亡くなったことを受け止めていたし、私との幸せな1日を楽しみたいと思っていました。だから、何もしませんでした」
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