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中国、22万円以下の借金滞納記録をリセット ローン審査の制限緩和で個人消費を後押し
中国人民銀行(中央銀行)は22日、個人による借り入れの返済遅延データの一部を信用情報上で非表示にす... 中国人民銀行(中央銀行)は22日、個人による借り入れの返済遅延データの一部を信用情報上で非表示にすると発表した。新型コロナウイルス禍などで増えた滞納の記録をリセットすることで、自動車や家電などのローン審査に通る人を増やし、消費拡大を後押しする狙いとみられる。 対象は2020年1月~25年末の1万元(約22万円)以下の滞納情報。データベースから記録は消えないが、融資担当者らが参照するデータ上には記載されなくなる。 中国では人民銀が信用情報システムを運営している。返済が遅れると、完済後も5年間は「ブラックリスト」に載って新たなローンの審査が厳しくなる。 人民銀の潘功勝総裁は10月の講演で、「コロナ禍など不可抗力による一時的な延滞が生活に影響を与えている」と述べ、少額の延滞を対象とした対策の実施に言及していた。(共同)














2025/12/22 リンク