アメリカでは、食物繊維が豊富な「プレバイオティック炭酸飲料」の人気が高まっています。

プレバイオティック炭酸飲料とは、腸内の善玉菌のエサとなるプレバイオティクス(prebiotics)が含まれているもの。
市場調査やコンサルティングを行う「フューチャーマーケットインサイト」によると、プレバイオティック炭酸飲料の市場は2024年で2億6200万ドル(約384億円)にものぼり、世界規模での売上高はこの先10年間で7.6%増加すると見込まれています。
そんななか、ペプシが新たにプレバイオティック・コーラを発表し、注目を集めています。
ペプシコ社がこの市場に参入したのは今回が初めてではなく、2025年3月にはプレバイオティック飲料の人気ブランド「Poppi」を買収しています。
ペプシコの米国飲料部門最高責任者であるラム・クリシュナン氏は当時、この買収が「当社の飲料の未来に関する短期および長期的なビジョンにおいて魅力的であり、事業戦略に適合している」と語りました。

その「長期的なビジョン」は今回のプレバイオティック・コーラの発表によって実現されたようです。新製品はオリジナル・コーラとチェリー・バニラの2種類のフレーバーでの展開。プレバイオティック食物繊維が3グラム、サトウキビ糖が5グラム含まれており、30カロリーで人工甘味料不使用になっているとのことです。

発売について、クリシュナン氏は次のように述べました。
「ペプシ・プレバイオティック・コーラは、消費者に選択肢、柔軟性、そして機能性成分を提供するという点で、コーラ体験における次なる飛躍を象徴しています」
新商品の発売に、ペプシコーラのファンたちからは興奮の声が寄せられています。
💬「ペプシを選ぶ理由がまた増えた」
💬「これドッキリじゃないよね?マジで叫んじゃってる!」
💬「興奮で叫んでる。早く飲んでみたい!」
💬「冷蔵庫がパンパンになりそうだ」
サムネイル:Getty Images
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:岡崎駿佑