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ブラックフライデー
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日々膨大な情報に触れるビジネスパーソンにとって、「情報を整理し、活用する力」は不可欠なスキルです。そこで注目したいのが「図書館情報学」。一見、自分たちとは縁遠く感じるかもしれない学問ですが、膨大なデータの活用から組織のあり方まで、実はその守備範囲は驚くほど広いのです。身近な「図書館」の運営だけでなく、IT企業のプロジェクトマネジメント、さらには救急医療の現場改善と、現代社会の課題を解決する鍵を握っています。今回、慶應義塾大学の池谷のぞみ教授(図書館・情報学専攻)に、図書館情報学の奥深い世界と、ビジネスにも応用可能な知見についてお話を伺いました。(文・編集/ダイヤモンド社 編集委員 長谷川幸光、協力/藤田かほ) 図書館情報学の専門家が 注目する「5つの図書館」 ――昨今の図書館には、個性的な取り組みをしているところが増えている印象です。先生が注目している図書館をいくつか教えてください。 たく
席は近いのに言葉が出ない、沈黙も社交辞令も怖い――そんな忘年会の不安はありませんか。無理に話題を盛らず「関心」を質問で示すだけで、会話は翌日の仕事を動かす糸口になります。 『コンサルだけが知っている 伝え方のテンプレ』の著者・田中耕比古氏に、具体的な解決策を教えてもらいました。(構成/ダイヤモンド社・林拓馬) 悩みを相談して助言を求める 忘年会は、ふだん距離がある上司や、他部署の方とも自然に言葉を交わせる貴重な機会です。 社内の人脈が広がることは仕事の推進力になりますが、いざ同じ席になると「何を話せばよいのか分からない」と戸惑うこともあると思います。 ここで大切なのは、無理に自分から話題をつくるのではなく、相手に対して「あなたに興味があります」という姿勢を明確に示すことです。 質問形式で相手の話を引き出すだけでも、会話は十分に成り立ちますし、上手な聞き方をすれば相手も話しやすくなります。
シンガポール国立大学(NUS)リー・クアンユー公共政策大学院の「アジア地政学プログラム」は、日本や東南アジアで活躍するビジネスリーダーや官僚などが多数参加する超人気講座。同講座を主宰する田村耕太郎氏の最新刊、『君はなぜ学ばないのか?』(ダイヤモンド社)は、その人気講座のエッセンスと精神を凝縮した一冊。私たちは今、世界が大きく変わろうとする歴史的な大転換点に直面しています。激変の時代を生き抜くために不可欠な「学び」とは何か? 本連載では、この激変の時代を楽しく幸せにたくましく生き抜くためのマインドセットと、具体的な学びの内容について、同書から抜粋・編集してお届けします。 人生で最も大事なのは時間 シンガポールから日本に来るたびに、旧来の知人に会っているが、いまだに驚くことがある。 「時間がない!」「会議が、あと何件も入っている!」とか、自分に主体性がない感じで、「忙しい、忙しい」を連発してい
「中間管理職の悩みが消えた」 「ハラスメントに配慮して働けるようになった」 そんな感想が届いているのが、安藤広大氏の著書『リーダーの仮面』『数値化の鬼』『とにかく仕組み化』『パーフェクトな意思決定』シリーズ四部作だ。これまで4500社以上の導入実績があるマネジメント法「識学」をもとに、ビジネスの現場で「数字に強くなれる」「仕組みで解決できる」という思考法を授ける本シリーズは、さまざまな企業・業界・個人から圧倒的な支持を集めている。この連載では、全ビジネスパーソンに必須の「リーダーシップ」のあり方について指南する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健) まず、「今の自分」を正確に把握する 45歳までに課長になっていないということは、「成果が出ていない」「評価されていない」ことに加えて、「マネジメント資質を見込まれていない」というシビアな現実があります。 この時点でのキャリアは、「これから上を目指
高市首相の台湾有事発言をめぐり、中国が打ち出した「54万件キャンセル」という数字に日本は騒然となった。だが、その実態を知れば見えてくるのは、社会主義国特有の「号令システム」と、実際には日本経済への影響が限定的である事実だ。5泊6日2000元という格安ツアーの驚くべき中身、そして政府の勧告に従わなくなった中国人たち。台湾海峡の向こう側で、今何が起きているのか。(フリーランスライター ふるまいよしこ) 中国政府のネガティブな反応は、既視感があるものばかり 台湾海峡の向こう側。香港から遊びに来た30年来の友人に会いに行く道すがら、同窓生(日本人)にばったり会い、立ち話になった。 「え、出迎え?こんな時によく日本に来るわね?」 「……いや、香港人だし。半年以上も前からの予定だし」 「でも、中国人でしょ?大変じゃーん」 おそらく、今、日本人のほとんどが彼女と同じように感じているのかもしれない。残念な
下北沢病院は、整形外科や形成外科、血管外科、糖尿病内科、皮膚科など、足の病気に関する専門的な知識を兼ね備えた専門医が足のトラブルを治療する“足の総合病院”だ。 「20代や30代はまだ若く、特別な注意は必要ない方がほとんどでしょう。また患者さんを見ていると、60代や70代も自分の年齢を自覚して、さまざまなことに気をつけている傾向にあります。ところが40代、50代は『自分は大丈夫』と思っている人が意外と多い」 「例えば『足に静脈瘤(りゅう)(血液の逆流を防ぐ静脈弁が壊れ、血液がたまってコブのようになる状態)ができていますよ』と言うと、『えっ、私がですか』と大体みなさんびっくりした顔をするんですよね。ある程度進んでからでは治療も限られてきますし、病気認定される前の段階で気づいて予防やケアをしてほしいと思います」 まさしく40代、デスクワークである私も「何となくまだ大丈夫」という意識があったので耳
ダイヤモンド・オンラインで2024年2月22日に公開された記事を再配信します。 昨今、キャリアを考える上で重要なキーワードとなっているのが、「リスキリング」だ。しかし、勉強する習慣がなく、何からどのように始めていいか分からないという人も多いだろう。会社勤めを経て、50歳で社会保険労務士の資格を取得した筆者が、自らの経験を踏まえて40~50代におすすめの「挫折しない勉強法」をお伝えする。(社会保険労務士 佐藤敦規) 40代以降の「久しぶりの勉強」 おすすめの方法とは? 60歳過ぎても働き続ける人が大半となりつつある今、リスキリングという名目で社会人が勉強する重要性が叫ばれています。しかし、その割には実践している人が少ないように思われます。 パーソル総合研究所が行った「APAC就業実態・成長意識調査(2019年)」で日本は、ビジネスパーソンが社外学習・自己啓発を行っていない人の割合が、アジア諸
「人事プロフェッショナルブティック」を標榜する株式会社コーナー(*1)では、自社のオウンドメディアで、人事領域を中心にした情報発信にも力を入れている。そのなかで、特に注目を引いたのが「静かな退職」に関する記事で、今年(2025年)5月にリリースした『静かな退職と人事の認識ギャップ調査』は大きな反響があったという。近年、「静かな退職」は、バズワード化しているが、定義や実態には曖昧な点もある。なぜ、いま、「静かな退職」が注目されているのか?――社員の意識と企業・人事の対応のズレについて、HR業界でのキャリアと人材ビジネスの知見を持つ、同社・門馬貴裕さん(代表取締役CHRO)に話を聞いた。(ダイヤモンド社 人材開発編集部、撮影/菅沢健治) *1 HRオンライン「人事領域の“プロ人材”が、組織の生産性を高めるために必要とされる理由」参照 なぜ、いま、「静かな退職」が注目されているのか? 株式会社コ
強い怒りを示しながらも 制裁措置には慎重な中国 高市早苗首相が11月7日の国会答弁で、台湾有事が発生した場合、日本の集団的自衛権行使の前提となる「存立危機事態」に該当しうるとの認識を示した。 この発言は従来の政府解釈や安保法制の枠内に収まるものであるにもかかわらず、中国政府は即座に批判して、その後、制裁の可能性を示しながら答弁の撤回を厳しく求めた。 中国外交部はその後も、強烈な表現で何度も非難声明を発表し、日本産水産物の輸入停止や日本向け渡航の注意喚起を公告するなどの制裁措置をとりはじめた。 11月18日に日中外務省の局長級協議が北京で行われた際、中国外交部の劉勁松アジア局長がポケットに手を突っ込み、険しい表情で日本外務省の金井正彰アジア大洋州局長に応対する映像が公開された。これは中国側が日本に対して高圧的に対応している演出をしたと考えられる。 この件は「日本側が中国に説明しに出向いた」か
今では大都市圏の鉄道路線のほとんどで採用されている「女性専用車両」。多くの鉄道会社で「任意の協力」という形で利用が呼びかけられているが、男性が乗車するトラブルが度々起きているという。東香名子氏が所長を務める「鉄道トレンド総研」に寄せられた目撃情報とは――。(鉄道トレンド総研所長・鉄道コラムニスト 東 香名子) 女性専用車両に 男性が乗車してくるトラブル 通勤電車ではおなじみの風景となった「女性専用車両」。今も、その運用をめぐっては賛否が絶えず、特に近年は、男性利用者とのトラブルも散見されるようです。今回は、女性専用車両の現場で起きているプチ事件簿を紹介します。 そもそも「女性専用車両」は、痴漢行為から女性を守ることを目的に導入されました。通勤列車の一部の車両を指定し、ステッカーなどで判別できるようにしている例が多く見られます。 現在の女性専用車両の歴史をひも解くと、初めて導入したのは京王電
アサイン、スキーム、エビデンス――。これらはまだ序の口だ。コンサルティング業界には、思わず「日本語の方が伝わりやすいのでは?」と指摘したくなるほど「カタカナ語」を好む層が存在する。なぜコンサルは難しい用語を連発するのか。彼らは本当に仕事ができるのか。独立系コンサルの現役経営者が忖度なく解説する。(森経営コンサルティング代表取締役 森 泰一郎) なぜコンサルはカタカナ語を多用するのか? 現役コンサルが“ぶっちゃけ解説” 今回は、コンサルタントの使う「言葉」に焦点を当てる。というのも、世間一般では「コンサルはカタカナ語(横文字)を多用する」というイメージを持たれているようだ。 確かに筆者の知る範囲でも「実現可能性」を「フィジビリティ」、「能力」を「ケイパビリティ」と言ったりするコンサルが一定数存在する。 「DX」や「AI」といった程度であれば問題ないのだが、すでに定着したビジネス用語をわざわざ
「経営学の父」と呼ばれるのは誰か、あなたは即答できますか? その名は――ピーター・ドラッカー。 彼が残した言葉は、時代を越えて世界中の経営者やビジネスパーソンの指針となっています。なぜ没後20年近く経った今も、ドラッカーは読み継がれ続けるのか。 『かの光源氏がドラッカーをお読みになり、マネジメントをなさったら』の著者である吉田麻子氏に、現代にこそ響くドラッカーのメッセージを伺いました。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局 吉田瑞希) 吉田麻子(以下、吉田):ドラッカーは、成果をあげるリーダーは「私は」ではなく「われわれは」を考えるといいます。 裏を返せば、“自分中心”になることこそ、リーダーが最もやってはいけないことです。 リーダーが「自分はどう見えているだろう」「自分の手柄にしたい」などと、自分先行の意識になりそうだとしたらそれは危険信号です。 たとえば、「自分の魅力でメンバーの気持ちを惹き
東証スタンダード上場のANAPホールディングスで、金融業者などから借り入れた41億円が新規事業投資などの名目で提携先に支払われ、その大半が金融業者に還流した疑いのあることが取材で分かった。その結果、ANAPは巨額赤字を計上し、借入金の返済で同社財務は打撃を受けた。問題の取引を独断で実行した前社長は7月にANAPを退職し、東証スタンダード上場サイバーステップの社長に転身。ANAPと同様の金融取引を再び仕掛けている。(フリーライター 村上 力) 東証上場ANAP「41億円還流疑惑」の全貌 借金で巨額投資→資金は貸し手に逆戻り!? アパレル事業を展開するANAPホールディングスは、2013年に大和証券を主幹事証券として東証ジャスダック(現スタンダード)に新規上場した。だが20年8月期以降、連続赤字を計上し、23年に債務超過となり実質破綻。昨年、ネットプライス事業再生合同会社などが再生スポンサーと
整備新幹線の貸付料をめぐる議論が動き出した。国土交通省は11月4日に「今後の整備新幹線の貸付のあり方に関する小委員会」を設置し、6日に第1回委員会を開催した。12月から来年1月にかけて実施されるJR各社のヒアリングを前に論点をまとめてみたい。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也) JR各社が支払っている 整備新幹線の貸付料とは 整備新幹線は国交省管轄の独立行政法人である鉄道・運輸機構がJR各社に貸し付けて運行している。この貸付料は開業から30年間定額で設定されるが、31年目以降の扱いは決まっていなかった。北陸新幹線高崎~長野間が2027年に開業30年を迎えることを受け、2026年夏までに議論をまとめることになった。 整備新幹線とは、国鉄時代に開業した東海道、山陽、東北、上越新幹線に続く路線として計画された、北海道、東北(盛岡以北)、北陸、九州(鹿児島・長崎ルート)の5線区を指す。オイルショック
2025年の新語・流行語大賞に「二季」がノミネートされた。日本の魅力である四季が、春や秋が短くなる二季に変わりつつあることを、多くの人が不安に感じているだろう。客観的にデータを見返すと、今夏の猛暑の異常さや、日本の季節が「極端化」している現実が見えてきた。(ウェザーマップ気象キャスター 佐藤圭一) 四季→二季はなぜ? 夏の猛暑から振り返ると… 2025年の夏が長かったのは、終わりが遅いだけでなく始まりが異常に早かったからだ。例年、梅雨明けの時期となる6月~7月に「気象庁は○○地方で梅雨明けしたとみられると発表しました」というニュースが出る。「みられる」と伝えるのは、仮の情報であり確定は数カ月先となるからだ。 その確定情報として、今年は関東甲信や北陸の梅雨明けが速報値より3週間も前倒しとなり、統計史上初めて「6月の梅雨明け」となった。 そして、今年の夏は日本がこれまで経験したことのない異常な
ダウンタウンプラスは月額1100円という、普通の動画配信サービスと同じか、むしろ若干高い月額料金でのサブスクという条件での50万人を達成しました。いかに松本人志さんのコンテンツを見たい日本人が多かったのか、あらためてその存在感を見せつけた形です。 念のため説明しておきますと、ダウンタウンプラスはダウンタウンのチャンネルですが、独自コンテンツは基本的に松本さんの配信番組でのチャンネル運営が始まっています。 比較対象として世界の有料動画配信最大手といえるネットフリックスを取り上げると、2015年に日本でサービスを開始した当時のスタンダードプランの月額が950円で、会員数が300万人に到達したのが5年目の2019年でした。現在の会員数は1000万人を超えていて、一番安い広告付きプランが890円です。 単純には比べられませんがそれでもダウンタウンプラスの勢いはたいしたものです。一方で圧倒的なクオリ
「接待」はよくある仕事のひとつだ。ビジネスの相手のご機嫌を取って仕事につなげる――しかし、この接待文化が不正につながることもよくある。そもそも本当に接待は効果があるのだろうか。ドトール創業者の接待に対する考え方が痛烈で、多くのビジネスパーソンにとって耳が痛いものだろう。(イトモス研究所所長 小倉健一) 「ただのご機嫌取り」の接待が日本社会にはびこる 政府・与党が、企業の交際費を経費として扱いやすくするために、「1人あたり1回1万円」という今の上限額を引き上げる方向で検討しているという報道(産経新聞、11月14日)があった。 物価高に対応し、企業の税負担を軽くし、経済を元気にすることが目的だとされている。外食産業や経済界からは期待する声が出ているようだ。 しかし、そのすぐそばでは、まったく逆のような出来事が起きている。 フジテレビ系列の地方局が、なんと11億円もの所得隠しを国税局から指摘され
「会うたびに疲れる」「連絡が来ると気が重い」……。周りにそんな人はいないだろうか。心をすり減らすような人物と一緒に居続けると、気分も運気も下がってしまう。本稿では、日韓累計44万部を突破した『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』(著:キム・ダスル、訳:岡崎暢子)の最新刊『人生は期待ゼロがうまくいく』(同)から内容の一部を抜粋・再編集して、「人間関係の断捨離」についてをお届けする。(企画:ダイヤモンド社書籍編集局) 1.人の悪口やレッテル貼りが大好きな人 2.自分に否があっても謝らない人 3.話の腰を折ってまで自分の話をする人 4.ちょっとしたことですぐ不機嫌になる人 5.不敵切な発言で場の空気を凍らせる人 6.何かにつけて否定して、相手を落ち込ませる人 7.自分の考えを強引に押し付けてくる人 並べてみると一目瞭然だが、こうしたタイプの人は、協調性や社会性に著しく乏しい
株主優待をゲットする“ちょっと邪道な方法” 大学時代からアニメや声優が好きな“典型的なモテないオタクの理系男子”が、入社した会社でボーナスを貯めた300万円を元手に株式投資をスタート。元手300万円を2年で10倍の3000万円に増やした。さらにその3000万円を1年で5000万円に増やした。結局、しっかりとリスク管理をしながらわずか5年で働きながら資産1億円を突破! その間、月々の給料は日々の生活費やアニメグッズ、声優の推し活に使い、株式投資への資金追加はまったくのゼロ。それでも現在までに、資産3億円超に増やしている。さらに資産を拡大中だ。ズブの素人でも一つずつ階段をのぼりながら、比較的短期間でお金の不安を解消する投資法を初の著書『5年で1億貯める株式投資 給料に手をつけず爆速でお金を増やす4つの投資法』で徹底指南! 株価下落の心配無用? 夢のような? 株主優待ゲット術 株価が下落して損す
国語の成績が伸びない子がハマる罠…「活躍したから」では3点しかもらえない理由とは? 【高校にも塾にも通わず、完全独学で東大合格!】――しかも、首席合格とわずか3点差のほぼトップ合格! 『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)の著者は、中学3年生のときに「東大合格」を宣言。高校にも塾にも通わず、完全独学で東大合格を目指したけれど……全国模試は「偏差値45」。そこで、徹底的に「国語」鍛えるという“大逆転の勉強法”を編み出す。勉強の大半を「読書に費やす」という常識外れの戦略で、全科目の成績が軒並みアップ! すべての科目は結局、国語の力がモノをいうことがわかった。コスパとタイパを徹底し、四コマ漫画や恋愛ゲームで楽しみながら学力を高める方法から勉強への合理的なモチベーションの高め方までを徹底指南。超★実践的な成績アップ法を初公開する。 ※本稿
「管理職、全廃します」。そう宣言し、実際に成果を上げている上場企業がある。BNPL(後払い決済サービス)のリーディングカンパニーとして知られるネットプロテクションズだ。社員300人全員が自律的に動く組織は、いかにして生まれ、機能し、成長を続けるのか。その核心に迫る。 新入社員でも社長に「おかしい」と言える組織 「この方がより合理的だと思います」「もっとこうしてはいかがですか」――。 見ると、若手の社員たちから、ベテラン社員風の男性が率直な意見やフィードバックを受けている。「風通しがいい」「自由闊達に物が言える」といった社風を標ぼうする会社は多く、今どきのオフィスでは決して珍しくはない光景だ。 しかし、その相手が社長だったらどうだろう。多くの人が驚愕するに違いない。 「実は、新入社員が社長である私に対し、忌憚なく意見を述べるという光景は、当社ではまったく珍しいことではありません」 そう語るの
全国1700以上の市区町村で約3万4000のシステムが動き、予算約7000億円を投じて進む自治体ITシステム標準化プロジェクト。ここへきて昨年の富士通に続き自治体システムでシェアの高いベンダーの1社が2026年3月末までの納期に間に合わないと発表。特集『DX2025 エージェントAIが来る』(全22回)の#21では、日本のITシステムの歴史の中でも最大規模の移行プロジェクトの最新状況を追った。稼働まで半年を切る今、現状はどうなっているのか。そして26年3月何が起こるのか。(ダイヤモンド編集部 鈴木洋子) 都内自治体にも顧客が多いRKKCSが「ギブアップ」 26年3月末の移行断念を顧客に通達 「稼働に向けテストをしたものの、計算ボタンを押しても何も動かない。ベンダーに確認すると『実はまだ一部機能を作っている最中』などの回答が来た」(自治体IT職員) 全国1741の市区町村と47都道府県が、役
「学歴も低いし、才能もないし、何の仕事をすればいいのかサッパリわかりません」と言う人。 そんなあなたに薦めたいのが、全世界45言語に翻訳され、世界500万部を突破しているベストセラー『やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ』(ジョン・ストレルキー 著/鹿田昌美 訳)だ。「何度読んでもハッとする」と話題の一冊から、おすすめの名言について紹介する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健) 「自分には何もない」と思っちゃう 「学歴もないし、才能もない。何をやればいいのかわからない」 そう嘆く若者が増えています。 でも本当は、「やりたいこと」がないのではなく、「自分に許可を出していない」だけなのかもしれません。 周囲と比べて、自分は劣っている、遅れていると思い込む。 そして「どうせ自分には無理だ」と、挑戦の前にブレーキをかけてしまう。 でも、仕事も人生も、才能から始まるわけではありません。 すべては
今から約90年前の1932年(昭和7年)の夏。少年時代の作家・今野保は、アイヌ伝説の猟師・清水沢造と出会い、薫陶を受けた。北海道の奥地を舞台に自然とともに暮らす人々の生活を描いたノンフィクションの名作から、沢造とヒグマによる絶体絶命の肉弾戦の一部始終をお送りする。※本稿は、作家の今野 保『羆吼ゆる山』(山と渓谷社)の一部を抜粋・編集したものです。 アイヌの猟師が語る野獣の話に 胸を震わせた少年時代の私 染退川という川の名は、現在の静内川の旧称である。この川は農屋の上で二股に分かれ、右の股をメナシベツ(通称、東の川)、左の股をシュンベツ(西の川)と呼んでいた。 今はもう、北電(編集部注/北海道電力)が設置した大きなダムに縊られて、二股とも見る影もなく破壊され、無惨な姿になり果ててしまったが、かつての染退川は、それは見事な清流であった。眺めているだけで心の中まで洗い清められるほど美しく、ゆたか
勉強してもすぐに忘れてしまう……。そんな悩みを抱く人に試してほしいのが、『ULTRA LEARNING 超・自習法』で紹介される「フラッシュカード学習」だ。本書では「知識を定着させる最強の方法は“思い出す”ことだ」と説く。カードを使い、頭の中から答えを引き出す練習をするだけで、記憶は劇的に強化される。本連載では、ウォール・ストリート・ジャーナル・ベストセラーにもなった本書の「学習メソッド」を紹介していく。(構成:ダイヤモンド社書籍オンライン編集部) 本書によれば、「復習」ではなく「思い出す」(回想)こそが記憶を定着させるカギだ。 人間の脳は、情報を“思い出す”過程そのものによって記憶を強化するという。 この現象は「テスト効果(testing effect)」として知られている。脳は記憶を思い出すたびに神経回路を再活性化し、その経路が強化される。 つまり、思い出すという行為は「知識の再構築」
会社やチームのリーダーとして、いま、求められているリーダーとはなんだろうか? 責任をとること? 部下やメンバーの話をよく聞いて、仲を深めること? 『リーダーの言語化 「あいまいな思考」を「伝わる言葉」にする方法』の著者である木暮太一氏は、リーダーの本来の役割は、どこに向かって進むべきかを「言葉で明確に伝えること」だと話す。本記事では、木暮氏に「言語化」について教えてもらう。 傾聴とは「相手の話を最後まで聞くこと」ではない リーダーに必要なスキルの一つに「傾聴」が挙げられます。最近、よりこの傾聴の重要性が高まっていると感じます。 相槌を打ち、共感の言葉をかけ、話をさえぎらずに最後まで聞く。そうすることで、メンバーは言いたいことが言えるようになる。そう語られています。 実際に「傾聴」の本やセミナーでは「相手の話を遮らない」「アドバイスをしない」「ジャッジしない」といったことが強調されます。 確
一匹の龍のように産業チェーンをつなげる中国資本 コロナ禍前のインバウンドでは、多くの中国人訪日客を乗せたクルーズ船が日本各地の港に着岸した。筆者もコロナ禍前に鹿児島港を訪れたが、そこで驚かされたのは、下船して上陸してくる訪日客を待ち構えるのは中国系の旅行会社やバス会社で、従業員のほぼ全員が中国人だったということだ。 このような現象について中国事情に詳しいエコノミストは「観光バスに乗車した団体訪日客が、中国資本の飲食店や免税店などに連れていかれるのがそうであるように、日本に上陸した中国人訪日客を自分たちのエコシステムの中で完全に囲い込むのが中国系の特徴です」と語る。 クルーズ船のチャーターに始まり、バス会社や免税店、ホテル、飲食店と川上から川下までの行程で中国人訪日客を一網打尽にするビジネスモデルは「一条龍(イーティアオロン、一匹の龍)」と言われる。このようにして日本のインバウンド市場は、数
イオングループの小型スーパー・まいばすけっとの勢いが止まらない。店舗自体はとても小さいが、関東を中心に店舗数をどんどん増やしていて、東京在住の人なら一度は見かけたことがあるのではないか。一体なぜまいばすけっとは多くの人に利用されているのだろうか。(フードコンサルタント 池田恵里) マンション住民にとっては“階下の冷蔵庫”のような存在? 「まいばすけっと、いつの間にか、どこにでもあるようになったね」 取材をしていると、最近よく聞かれるようになった。 東京都周辺にいつのまにかアメーバのように集中出店しており、今や店舗数1262店舗(2025年上期)。伸び率も、この5年間で131%となっている。 一見すると、取り立てて大きな特徴がないように見えるまいばすけっとだが、上場されていないことから、その運営方法は公開されていない。 しかし、そこには他社にない「面で攻めていく戦略」があり、他社の追従を許さ
残念ながら答えは「できません」です。 後ほど詳しく説明しますが、特別児童扶養手当は申請して通れば毎月3万7830円(2025年度2級)を受け取れます。しかしさかのぼることはできず、受給決定からの受け取りになります。 この方は制度を知らなかったために約700万円のお金を受け取れなかったのです。もし発達障害の子どもが2人いたら1000万円以上です。 知っているか知らないかだけで、受け取れるお金が大きく変わるのが制度の怖いところ。そして残念ながら救済措置はありません。調べなかった人の責任になってしまうのが国の制度なのです。 就労移行支援で働くスタッフさんや、放課後等デイサービスのスタッフさん、担当医など(ここでは総じて支援者と呼びます)は、詳しいことを知っているはずだと思いますよね。 しかし決してお金の専門家ではないですし行政に詳しいわけでもないので、間違って覚えていたり、情報がアップデートされ
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