米ニューメキシコ州アルバカーキで8月8日、18歳の男がタクシー運転手を殺害した容疑で逮捕された。
地元メディアによると、法廷文書には殺害の動機は「ストレス発散」だったと記されている。
シェリキー・サンチェス容疑者は7日の早朝、タクシーの配車を依頼した。
見ず知らずの人に八つ当たりしようと考えていたと語るサンチェス容疑者。運転手の一覧から、アンドラス氏に目をつけた。
アンドラス氏の運転で目的地に到着すると、車から降りるように要求し、複数回発砲してタクシーを奪った。
アンドラス氏はその場で死亡。タクシーはその後、サンチェス容疑者の交際相手の自宅で発見された。
サンチェス容疑者は警察に対し、配車した目的は車の窃盗ではなく殺害だったと供述した。
乗車中、サンチェス容疑者はアンドラス氏と会話し、アンドラス氏に対し「いい人」という印象を抱いたという。
供述で、サンチェス容疑者は「普段ならいい人は狙わない」としつつ、警察にアンドラス氏を狙った理由を聞かれると「彼がいい人そうだったから」と答えている。
「少し申し訳なく思ったが、(殺害したことに)満足感があった。ほっとするような、息を吸って吐くような感じ」
サンチェス容疑者は、殺人、武装強盗、証拠隠滅の罪に問われている。8月9日に初出廷し、現在は勾留中だ。
