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JR東日本は、、山形新幹線「つばさ」で使用していたE3系車両を荷物輸送専用車両に改造し、来年度に営業運転を開始する方針を明らかにしました。 「荷物専用車両」運行開始時期が変更に JR東日本は、2025年10月末に公表した2026年3月期 第2四半期の決算説明資料において、山形新幹線「つばさ」で使用していたE3系車両を荷物輸送専用車両に改造し、来年度に営業運転を開始する方針を明らかにしました。荷物新幹線は当初、今秋の運行開始が予定されていましたが、後ろ倒しとなります。 拡大画像 JR東日本はE3系新幹線1編成を使い、荷物輸送の専用編成を走らせる(画像:写真AC) E3系車両の荷物新幹線への改造にあたっては、座席などを撤去し床面をフラット化。JR東日本が現在実施している、新幹線で荷物を輸送するサービス「はこビュン」を強化する形で、平日の定期運行が予定されています。 輸送量は100箱単位とし、最
防衛省の新艦種「哨戒艦」が横浜市のJMU磯子工場で2025年11月13日、2隻同時に進水しました。艦名は「さくら」と「たちばな」。哨戒艦とは、どういうコンセプトを求めた船なのでしょうか。 海上自衛隊がこれまで保有したことない新艦種 防衛省は2025年11月13日(木)、JMU(ジャパンマリンユナイテッド)横浜事業所磯子工場(神奈川県横浜市)にて、新規建造された哨戒艦2隻の命名・進水式を実施しました。 拡大画像 2025年11月13日、JMU横浜事業所磯子工場で進水した哨戒艦「さくら」(深水千翔撮影)。 これらは、従来「05OPV」と呼ばれていた新型艦で、1番艦(艦番号901)が「さくら」、2番艦(同902)が「たちばな」とそれぞれ名付けられています。 哨戒艦は、これまで海上自衛隊にはなかった新艦種です。かつて、海上自衛隊では哨戒艇と呼ばれる排水量20tクラスの小型艇を運用していました。しか
JR東日本は2025年11月11日、交通系ICカード「Suica」の新たなコード決済サービスを来年開始すると発表しました。 上限額は2万円→30万円に JR東日本は2025年11月11日、交通系ICカード「Suica」の新たなコード決済サービスを2026年秋に開始すると発表。また、2001年度のSuica誕生からイメージキャラクターとして活躍してきた「Suicaのペンギン」は2026年度末で「卒業」し、新たなキャラクターにバトンタッチすることを明らかにしました。 拡大画像 山手線(画像:写真AC) 現在「Suica」の上限額は2万円となっていますが、新たなコード決済サービスでは、上限額が30万円となります。 新たなコード決済サービスはモバイルSuicaアプリに搭載され、家族や友人との間で受け渡しも可能になるほか、ビューカードを紐づければ事前のチャージも不要となるとしています。
ウクライナ政府の公式サイト「ユナイテッド24」は、異様な外観に改造されたロシア軍の「怪物」戦車の映像を公開しました。 まるでヤマアラシ ウクライナ政府の公式サイト「ユナイテッド24」は2025年11月9日、異様な外観に改造されたロシア軍の「怪物」戦車の映像を公開しました。 拡大画像 現状でロシアがウクライナに投入している最新戦車であるT-90M(画像:ロシア国防省) ロシア軍は、自爆ドローンなどの対策として、砲塔だけではなく、車体の大部分を追加装甲で覆った「亀戦車」と呼ばれる車両を多数投入しています。ただ今回の映像に映っている戦車は、亀というより、ヤマアラシのような外観です。 この戦車は、地雷原を突破するために車体前方に処理用ローラーを取り付け、車体が多数のワイヤーで覆われています。このワイヤーは、ドローンによる攻撃を阻止する狙いがあるとみられます。 ウクライナ軍は今夏、ドネツク州のトレツ
現在、JR東日本の新幹線で、大宮駅を始発・終着駅とする列車はありません。その実現をさいたま市が国へ要望し、JR東日本も検討する方針を明らかにしました。 JR東も「大宮駅新幹線ホームの活用」検討 さいたま市は2025年11月5日、「新幹線の大宮駅始発復活に向けた支援」などを盛り込んだ来年度の国の施策・予算に対する要望を国土交通省に提出しました。また、JR東日本は10月31日に公表した決算説明資料において、新幹線の輸送力を増強するため、上野駅や大宮駅の新幹線ホームを活用していく方針を示しました。 拡大画像 東北新幹線(画像:写真AC) 大宮駅の新幹線ホームは3つ(3面6線)もあり、JR東日本の新幹線駅では最大規模です。そのうち、中央にあるホームの15・16番線は比較的使用頻度が低く、ホームが2つ(2面4線)しかない東京駅と比べれば容量に余裕があります。 1982年に東北・上越新幹線が開業した当
JR仙巌園駅前に残されたバス停が撤去され、鹿児島交通は停留所を廃止しました。同社を率いるいわさきコーポレーションの岩崎芳太郎会長が、廃止という“荒療治”に至った顛末を明らかにしました。 バス停を利用する2社で対応が二分 JR九州が2025年3月に開業した新駅「仙巌園」(鹿児島市)の駅前の国道上にポツンと残されたバス停標識が撤去されて、2か月余り。バス停の移設を拒否し、廃止した鹿児島交通のトップが決断の背景を激白しました。 拡大画像 2025年3月、国道10号の左折車線に残されていた「仙巌園前」のバス停標識。8月に撤去された(大塚圭一郎撮影) 現在の鹿児島県と宮崎県南部からなる薩摩藩の藩主だった島津家の別邸「仙巌園」の前に2025年3月、JR九州日豊本線の仙巌園駅が開業しました。その駅前、クルマの往来の激しい国道10号の道路上の落ち着かない場所に「仙巌園前」と記されたバス停の標識がポツンと残
ドイツがフランス、スペインと共同開発中の次期戦闘機「FCAS」から離脱する可能性が報じられました。開発の主導権争いが原因とされますが、もし計画が空中分解した場合、ドイツにはどのような選択肢があるのでしょうか。 まさに暗礁に乗り上げた「FCAS」計画 ドイツが「FCAS」(将来戦闘航空システム、仏語の略称はSCAF)の共同開発計画から離脱する可能性があると報じられています。2025年末までに“合意”が成立しない限り、という条件です。アメリカのニュースメディア「ポリティコ」が2025年9月に伝えています。 フランス航空宇宙軍のダッソー「ラファール」。FCAS(SCAF)の新戦闘機で置き換えられる計画(画像:フランス航空宇宙軍) FCASはフランス航空宇宙軍が運用しているダッソー「ラファール」戦闘機と、ドイツ空軍およびスペイン航空宇宙軍が運用しているユーロファイターを後継する有人戦闘機、加えて有
国立極地研究所が南極地域観測隊の先遣隊が南極大陸上に到着したと投稿しました。それに対し、このフライトで使用されたと見られる飛行機が、一部航空ファンのあいだで話題を呼んでいます。どういった機体なのでしょうか。 初飛行は「WW2前」 国立極地研究所の公式SNSアカウントは、日本時間11月2日20時半頃、南極地域観測隊の先遣隊が昭和基地から約20km東にある南極大陸上のS17滑走路に到着したと投稿しました。それに対し、このフライトで使用されたと見られる飛行機が、一部航空ファンのあいだで話題を呼んでいます。どういった機体なのでしょうか。 国立極地研究所の公式SNSアカウント(同研究所公式Xより)。 このフライトに使用された飛行機は、ダグラス製プロペラ機「DC-3」を改修したバスター・ターボ・コンバージョン社の「BT-67」です。ベース機となったDC-3は1935年に初飛行した機体で、軍用バージョン
東名高速から首都高へ入ってすぐの用賀PAは、一部の高速バスが停車します。しかし、時刻表や予約サイトにその名はなく、まさに“幻の停留所”。同様のことが行われる他の首都高PAとも、対照的な存在となっています。 首都高の渋滞対策で生まれた停留所 静岡、神奈川方面から東名高速道路を東に向かい、本線上の東京料金所(神奈川県川崎市)を通過すると、多摩川を渡ってすぐに東京インターです。その先は首都高速3号渋谷線で、高速バスの車内からは都心の高層ビル群を望めます。終点の渋谷マークシティやバスタ新宿もまもなくです。 拡大画像 用賀PAに停まる高速バス(成定竜一撮影) ところが、便によっては「まもなく用賀パーキングエリア(PA)です」と車内アナウンスが入ることがあります。 用賀PAに停車するとの情報は、バス事業者の時刻表には記載されていません。予約サイトでも、東名江田(横浜市)、東名向ヶ丘(川崎市)など高速道
日本からウクライナへ送った「パジェロ」ベースの軍用車両が、現地で使われ好評のようです。ただ、現場では苦労している側面も。「売りっぱなし」の状態は、今後の装備品輸出では禁物かもしれません。 「パジェロ」ベースで快適性アップ 防衛省は2025年10月14日、「1/2tトラック」28台と、高機動車2台のウクライナへの発送を完了したと発表しました。 陸上自衛隊の1/2tトラック。ウクライナでも使われている(画像:陸上自衛隊) 日本はウクライナがロシアに侵攻を受けて以降、101台の自衛隊車両を提供していました。2024年10月に行われた日本とウクライナの防衛相会談では、それに加えて約30台の追加提供で合意しており、今回発送が完了した1/2tトラックと高機動車は、その合意に基づいて提供されたものです。 1/2tトラックは2001年まで、「73式小型トラック」と呼ばれていた車両です。 防衛庁(当時)は1
小泉進次郎防衛大臣は、2025年11月6日放送の『ひるおび』(TBS系)にゲスト出演し、原子力潜水艦導入の必要性について私見を語りました。 「あらゆる選択肢」を排除しないと言及したことも 小泉進次郎防衛大臣は、2025年11月6日放送の『ひるおび』(TBS系)にゲスト出演し、原子力潜水艦導入の必要性について私見を語りました。 拡大画像 小泉進次郎防衛大臣(小泉進次郎公式Xより) 番組で小泉大臣は、原子力潜水艦の話題になった際に「周りの国々は皆、原潜を持つ」「別に珍しいものではない」とコメント。さらに、「今までのようにディーゼルか、それとも原子力かを議論していかなければいけない。日本を取り巻く環境は厳しくなっている」と述べ、これからの潜水艦建造に関して原子力潜水艦の可能性を排除しない考えを示しました。 小泉大臣は以前にも、原子力潜水艦を保有する可能性について言及しており、10月22日の着任式
乗客がほとんど乗っていない路線バスが、地方の道を走る光景。多くの人が「非効率だ」と感じるかもしれませんが、それでも税金などが投入され運行が続けられています。無駄ではないのでしょうか。 もはやバス会社の努力では限界に 地方の路線バス事業が、極めて厳しい経営状況にあります。国土交通省の統計によれば、新型コロナウイルスの感染が拡大する前、2019年度の時点で、すでに全国の乗合バス事業者(保有車両30両以上)の72.3%が経常赤字でした。 拡大画像 ローカルバス路線のイメージ(画像:写真AC) 特に地方圏では、事業者の約9割が赤字という厳しい経営環境に置かれていたのです。そこにコロナ禍が襲来したことで状況はさらに悪化し、地域公共交通総合研究所の調査では、2020年度に回答した事業者156社すべてが赤字に陥ったとの報告もあがっています。 かつて多くのバス会社は、高速バスや貸切バス事業の利益で赤字路線
ルーマニア国防省は2025年11月4日、オランダ政府からF-16航空機18機を購入するための政府契約を調印したと発表しました。 F-16を18機購入で1ユーロ!? ルーマニア国防省は2025年11月4日、オランダ政府からF-16戦闘機18機を取得するための政府間契約に調印したと発表しました。 拡大画像 オランダ空軍が保有するF-16(画像:オランダ空軍) 購入金額は18機合計でわずか1ユーロ(約176円)です。通常では考えられないほどの低価格となった背景には、この取得が実質的に北大西洋条約機構(NATO)の枠組み内で行われるウクライナ支援および同盟国間協力の一環であることが挙げられます。 取得したF-16は、ルーマニア国内のフェテシュティにある「欧州F-16訓練センター(EFTC)」に配備される予定です。 この施設では、NATOおよびそのパートナー諸国のパイロットを対象にF-16の操縦訓練
潜水艦が海に潜む姿は「忍者」のようですが、その秘密は多岐にわたります。黒い船体から艦内の生活まで、すべてが「見つからずに任務を遂行する」という、ただ1つの目的のために構築されています。そんな潜水艦の秘密に迫ります。 外観に隠された「見つからない」ための工夫 2025年10月14日、海上自衛隊向けとなる最新の国産潜水艦「そうげい」が進水しました。水中に潜み任務を遂行する潜水艦は、別名「海の忍者」とも呼ばれますが、そのイメージを決定づけているのがまっ黒な船体でしょう。 拡大画像 進水したばかりの海上自衛隊向け潜水艦「そうげい」(画像:防衛省) 一般的な護衛艦が灰色主体なのに対し、潜水艦が黒く塗られているのは、光の届きにくい海中で目立たないという効果に加え、より直接的な理由があります。 船体表面は、敵のアクティブ・ソナー音波を吸収して探知されにくくする「吸音タイル」で覆われています。タイルの主成
ファーストガンダムでは圧倒的な軍事力を示した地球連邦軍、ただのその後のシリーズでは弱体化が目立ちます。なぜなのでしょうか。 圧倒的な戦力投入できた国力はどこへ? 「我がジオンの国力は連邦の30分の1以下である」――。これはアニメ『機動戦士ガンダム』で、ジオン公国の独裁者ギレン・ザビが演説中に語ったセリフです。 拡大画像 第二次大戦終結直後、不要になりモスボールされる空母や巡洋艦などのアメリカ艦艇(画像:アメリカ海軍) 実際、劇中では画面を埋め尽くすほどの地球連邦艦隊とMS(モビルスーツ)群が描かれ、地球連邦軍が物量でジオン軍を押しつぶす様子が表現されています。 「開戦時に新兵器・新戦術で圧倒的勝利」の後、「戦線の膠着」、そして「体制を立て直した側が圧倒的国力で反撃」という、『ガンダム』の一年戦争の流れは、現実の第二次世界大戦に類似しており、おそらく参考にされたと考えられます。 これだけ圧倒
ドイツの防衛装備品メーカーであるタウルスと川崎重工業が、巡航ミサイル向けエンジン技術で協力を検討していると報じられました。川崎重工業はかねて、自社開発した小型のジェットエンジンをアピールしていました。 ウクライナも熱望する高性能ミサイルのメーカーが川重に接近か 2025年10月17日、ロイターなどの複数メディアが、ドイツの防衛装備品メーカーであるタウルス・システムズ(以下タウルス)と川崎重工業が、巡航ミサイル向けエンジン技術で協力を検討していると報じました。そのミサイル、エンジンはそれぞれどういったものなのでしょうか。 KEPD350巡航ミサイルを機体中央に搭載した「トーネード IDS」(画像:ドイツ連邦軍)。 タウルスはMBDAのドイツ法人MBDAドイッチュラントと、現在はスウェーデンのサーブの一部門となっているサーブ・ボフォース・ダイナミクスが共同で設立した企業で、同社の開発した空中発
「ジャパンモビリティショー2025」で一際目立つ1台がありました。亀の形をしたボディの上に、巨大なヤグラが乗るこのクルマは、東京都も認めた「未来の山車」です。 未来の祭りのための斬新モビリティ 2025年11月9日まで東京ビッグサイトで開催中の「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」では、大手自動車メーカーのコンセプトモデルや、最新モビリティが多数出品されていますが、そうしたなかで、一際目立つ1台がありました。しかも、出展者が“自治体”です。 拡大画像 JMS2025の「SuSHi Tech TOKYO(東京都)」ブースに登場した謎の巨大山車、ツナグルマ(乗りものニュース編集部撮影) そのモビリティは、亀の形をしたボディの上に巨大なヤグラが乗り、そのヤグラの周囲には巨大モニターやスピーカーが設置されています。ヤグラの上部には、東京都の各市区町村の名称が書かれた提灯がびっしり掲げられて
「ジャパンモビリティショー2025」でひときわ目立つ、ホンダブースの「HondaJet Elite II」に緊急搭乗しました。世界一の販売実績を誇る小型ジェット機の最新モデル、その機内は上質なものでした。 JMS 2025最大の展示物!「ホンダジェット エリート2」に乗ってみた 日本自動車工業会が主催する「ジャパンモビリティショー2025」がいよいよ開幕しました。筆者(宇野 智:モーターエヴァンジェリスト)は一般公開に先駆けて2025年10月29日に開催されたプレスデーに参加してきました。 拡大画像 横田基地日米友好祭2025で展示されていたホンダジェット(柘植優介撮影) 数あるブースの中でもひときわ目立っていたのが、ホンダブースに展示された「HondaJet Elite II(ホンダジェット エリート2)」です。 翼こそないものの、実物大のインテリアモックアップで、その迫力は十二分。恐ら
防衛装備庁が海上自衛隊のC-130R輸送機の後継機選定に向けた情報提供の募集を開始しました。導入から日が浅い同機ですが、その背景には「安物買いの銭失い」とも言える深刻な事情がありました。 後継機選定は空自C-130H…ではなく海自C-130R 防衛装備庁が2025年9月、固定翼輸送機の整備の方向性を検討するための情報提供企業の募集を行いました。これは航空自衛隊と海上自衛隊が運用している固定翼輸送機の維持整備という意味ではなく、募集公告に「固定翼輸送機の代替案分析」を実施するにあたって必要な情報を企業から募集すると明記されています。つまり、既存の固定翼輸送機を“後継する航空機”の情報を募集することを意味しています。 拡大画像 海上自衛隊のC-130R輸送機(画像:海上自衛隊)。 筆者(竹内 修:軍事ジャーナリスト)はこの告知を見て、老朽化が進んでいる航空自衛隊のC-130H輸送機の後継機を選
JR東日本は、管内における利用が少ない路線(区間)について、2024年度の実績を公表しました。 100円を稼ぐのに「2万2360円」の費用が必要!? JR東日本は2025年10月27日(月)、管内における利用が少ない路線(区間)について、2024年度の実績を公表しました。 拡大画像 JR陸羽東線(画像:写真AC) 同社は「地域の方々に現状をご理解いただくとともに、持続可能な交通体系について建設的な議論をさせていただくため」とし、2019年度分からデータを開示しています。今回は2024年度の実績に基づき、平均通過人員が2000人/日未満の路線を対象に36路線71区間を開示しました。 100円の営業収入を得るのにどれだけの営業費用を要するかを表す「営業係数」が最も高かったのは、陸羽東線の鳴子温泉~最上間の「22360」です。 陸羽東線はかつて、山形新幹線の整備に伴い、1990年から奥羽本線の改
バイクの高速料金が軽自動車と同じなのはナゼか。車重もサイズも小さいのに、背景には「昭和の事情」がありました。いよいよ見直しが始まったこの問題の核心とは、いったい何でしょうか。 すべては「昭和」の終わりに決まった 秋のツーリングシーズンを迎え、高速道路を利用するライダーも多いことでしょう。ただ、多くのライダーが長年抱き続けてきた疑問が、高速道路の料金です。 拡大画像 高速道路を走るバイクのイメージ(画像:写真AC) 車両重量は軽自動車の4分の1、道路上で占める面積も3分の1以下ともいわれるのに、料金は軽自動車と同額に設定されています。 現在の高速道路料金は、原則として「軽自動車等」「普通車」「中型車」「大型車」「特大車」の5区分です。排気量125ccを超える「二輪自動車」は、この「軽自動車等」区分に含まれます。 なぜ、軽自動車とは別に「二輪」の区分がないのでしょうか。じつは、この料金体系の原
国土交通省から、2035年までに主要鉄道事業者の全車両をVVVF化するという素案が示されました。そこで大手私鉄16社の「VVVF化率」を調査。結果からは、各社まちまちながらも東西で異なる傾向となりました。 VVVF化は各社まちまち 原則として2035年までに主要鉄道事業者の全車両をVVVF化するという素案が、国土交通省の官民研究会で示されました。高効率車両・機器に置き換えて省エネルギー化を図るというものです。 VVVF化率100%の東急の車両(左)とVVVF化率6割程度の東武の車両(右)(柴田東吾撮影) 国交省は、環境負荷軽減に向けた主な鉄道の取り組みとして「鉄道分野のGX(グリーントランスフォーメーション)に関する官民研究会」を開催しています。鉄道分野のGXに関する目標や戦略を検討するもので、2025年9月8日に第4回研究会が開催されました。このときに示された素案が、「全車両VVVF化」
スウェーデンのサーブが、「安価なミサイル」と強調する新型ミサイルを発表。安価なドローンによる攻撃の対策としてはレーザー兵器が注目されますが、「ミサイル」もまだまだ重要なようです。 「ミサイル使いすぎて財政圧迫」の戦訓を反映? スウェーデンの防衛大手サーブは2025年8月、対無人航空機(C-UAS)ミサイル「ニンブリックス」(Nimbrix)を発表しました。同社が「安価なミサイル」と強調する新兵器です。 拡大画像 小型地対空ミサイル「ニンブリックス」の運用イメージ(画像:サーブ) ニンブリックスは小型UASやドローンに近くで爆発する「エアバースト」弾頭を採用しており、一度に複数の目標を無力化することができます。最大射程は5000mで、発射装置からの誘導を必要としない「撃ちっぱなし」能力を持つ地対空ミサイルです。 航空機を迎撃するには、必ずしもミサイルを直撃させる必要はなく、目標にダメージを与
イギリスの鉄道が迷走しています。1990年代の民営化が「失敗」だったとして、再国有化がスタート。これによりサービス向上や運賃値下げが期待されていましたが、ふたを開けると予想を裏切る展開に。「民営化」に続き「再国有化」も失敗だったと指摘が相次いでいます。 「手頃な価格」が公約だったが… 「運賃の値下げは確約できない」。そんな運輸大臣の言葉が今、英国の鉄道利用者を怒らせています。 グレーター・アングリアの列車。同社も2025年10月に国有化された(画像:グレーター・アングリア) 2024年に発足した中道左派のスターマー政権は2027年末までに鉄道の再国有化を完了させることを目指しています。第一弾として2025年5月、鉄道大手の「サウスウエスタン鉄道(SWR)」を国有化しました。その際、ハイディ・アレクサンダー運輸大臣が発した「運賃下げない宣言」とも受け取れるメッセージが英国中を駆けめぐっている
10月26日は「マスタング記念日」です。1940年の初飛行から85年、最初は低空番長だったフツーの戦闘機が、いかにして第二次世界大戦最高の戦闘機に化けたのか。その意外なロマンをひも解きます。 イギリス空軍の求めに応じてアメリカで開発 今からちょうど85年前の1940(昭和15)年10月26日、アメリカで試作戦闘機「NA-73X」が大空に飛び立ちました。第二次世界大戦における最良のレシプロ戦闘機として、多くの専門家が筆頭にあげるノースアメリカンP-51「マスタング」が産声を上げた瞬間です。ところが、本機は最初から傑作戦闘機として認められていたわけではありません。 拡大画像 アメリカのP-51D「ムスタング」戦闘機(画像:アメリカ空軍)。 その物語は、試作機初飛行の半年前に遡ります。当時、ドイツとの戦争で大量の兵器を必要としていたイギリスは、兵器調達委員会をアメリカに派遣しました。彼らはカーチ
インド国防省は2025年10月17日、開発中の軽戦車「ゾラワール」から対戦車誘導ミサイル「Nag MkII」の発射に成功したと発表しました。 射程やトップ性能などを強化 インド国防省は2025年10月17日、開発中の軽戦車「ゾラワール」から対戦車誘導ミサイル「Nag MkII」の発射に成功したと発表しました。 拡大画像 開発中の軽戦車「ゾラワール」(画像:インド国防省) ゾラワールは、インドの山岳地域向けに開発されている戦闘車両です。インド国内には、悪路や狭隘な地形、気圧などの問題により主力戦車の運用が困難な山岳地帯が複数存在しており、これまでフランス製の軽戦車AMX-13や、ソ連製の水陸両用軽戦車PT-76が使用されてきました。 しかし、2009年にPT-76が退役して以降、インド軍は軽戦車を運用していませんでした。ところが、国境問題を抱える中国が、軽戦車である15式戦車の配備を進めてい
東京ビッグサイトで開催された「第63回全日本模型ホビーショー」のタミヤブースでは、「1/72 ウォーバードコレクションNo.95 グラマン F-14D トムキャット」が大きくアピールされていました。 時代によって違う武装も再現可能 東京ビッグサイトで開催された「第63回全日本模型ホビーショー」のタミヤブースで、「1/72 ウォーバードコレクションNo.95 グラマン F-14D トムキャット」が大きくアピールされていました。 拡大画像 公開されたタミヤ製のF-14D(斎藤雅道撮影) 10年前にタミヤでは、ひとまわり大きい1/48スケールでF-14Dを販売しています。実は、1/48スケールで発売したときから、1/72スケールで同機を求める声は多かったとのことで、担当者は「今回ついにタミヤオリジナルのトムキャットを皆様の手元に届けることができます」と話します。 今回のキットは、スケールダウンし
北陸新幹線の延伸により、東京からのアクセスにおいて苦戦が伝えられる小松空港。しかし視点を変えると、地元住民の利用やインバウンド観光において、まだまだ大きなポテンシャルを秘めているようです。 新幹線に“完敗”の羽田便 JAL・ANAの対応は 金沢市と福井市のほぼ中間、石川県小松市に位置する「小松空港」。かつて羽田-小松線は地方路線のなかでも“ドル箱”といわれましたが、ANA(全日空)が2025年10月26日(日)から、さらに2往復減便し、2往復体制となります。北陸新幹線の延伸以降、同空港は苦戦が続いています。 拡大画像 小松空港発着便(画像:PIXTA) 小松空港は太平洋戦争中期に旧日本海軍舞鶴鎮守府の疎開基地として開設された小松飛行場がルーツで、戦後はアメリカ軍の接収を経たのち、1961年より民間航空と航空自衛隊の共有空港として開業。以来、東京と石川および福井とのアクセスを担ってきました。
アメリカのトランプ大統領が、アメリカ海軍への「戦艦」復活は有力な選択肢の一つだと述べました。かつてのアイオワ級の再就役ではなく、全く新しい軍艦の建造を示唆していますが、まったく不合理というわけでもないようです。 もう世界に「戦艦」は存在しないのに アメリカのドナルド・トランプ大統領は2025年9月30日、バージニア州のクワンティコ海兵隊航空施設で行われたアメリカ軍幹部が集まる会議の席上、アメリカ海軍への「戦艦」の復活は、有力な選択肢の一つだと述べました。時代錯誤ともとれる発言の真意は、いったい何なのでしょうか。 アメリカ海軍のアイオワ級戦艦。太平洋戦争後はミサイル戦艦となった(画像:アメリカ海軍)。 戦艦とは、大規模な砲撃戦で強力な相手に打ち勝つことを目的に設計された、強力な艦砲と堅牢な装甲を持つ軍艦の艦種の一つです。 日露戦争(1904~05年)で行われた日本海海戦では大日本帝国海軍の聯
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