「結婚2年目。臨月なのに、夫の浮気が発覚して…」妊娠中の悩みに藤本美貴がキッパリ。まさかの「一番いい」方法とは？

動画内であらゆるお悩みが紹介される中、20代の女性から寄せられた相談が読み上げられました。

《私は結婚2年目で、現在妊娠中で臨月になります。出産が近づき、初産のため不安もあり、メンタルが落ち込む日が多い中、最近夫の浮気が発覚しました》

《寝落ちしている夫のiPhoneのロック画面が開いており、LINEの画面が見えて、私の知らない複数の女性とのやりとりが見えました》

《わざわざ見る私も悪いのですが、それぞれトーク画面を開いて確認したところ、私に内緒で2人で会っていたり、電話をしていたことがわかりました》

《私は、私に言えないことをしている時点で浮気だと思っているので、夫に事実確認をしたところ、内緒で2人で会っていたことを認めましたが、「身体の関係はないし、そのような関係になりたいわけでもない。ただモテてる実感がほしい。すごい、カッコいいと褒められたい。承認欲求からこんなことをしてしまった」と言われました》

《私に内緒にしていたのは、既婚を隠して女性に会っていたからだそうです。結婚前にマッチングアプリを入れていたことが判明したときにも、同じ理由を言われました》

《「家族や友達からの褒め言葉では満足できないの？」と聞いたところ、「身内の人だと身内フィルターがかかった状態での言葉だから、本心だと思えない。自分のことを知らない第三者からの評価で自分の価値を確かめたい。男友達同士では褒め合うみたいな熱い話にはならないから、必然的に女の子からの評価になってしまう」と言っていました》

《けど私と別れたいわけではなく、その後、自分のしたことを反省し謝罪してくれました。が、承認欲求を満たしたくなったときにまた同じようなことをするんだろうなと思っています》

《そこの部分以外は良い夫だし、大事にしてくれているのも感じるし、私が無条件で夫のことを好きでいるうちは一緒にいるつもりです》

《私は自分の価値は自分で決めたいと思っているし、自分で自分の機嫌の取り方をわかっているつもりなので、他人からの評価で価値を確かめたいという夫の気持ちが全く理解できません》

《他人からの評価で自分を満たしたいと思うのは自己肯定感が低いからなのかなと思い、夫には自信をつけてもらいたいのですが、身内である私が褒めたりしても完全に満たされないみたいなので、私がどうすることもできず困っています》

《他人の評価に依存せず、自己肯定感を上げるにはどうしたらいいでしょうか？》

お便りを聞きながら「（夫を）ぶん殴ってやりたい！」と嫌悪感をあらわにした藤本さん。相談に対し、藤本さんは「家族フィルターのほうが厳しい」ということをまず夫に言ってみてはどうかと提案しました。

「家族フィルターがかかってるからって、家族フィルターが一番厳しいと思うんだよね。だって他人は私のことを褒めてくれるほうが絶対多いじゃん」

「でも、身内のほうが『今日、変だよ』とか『顔むくんでない？』とか『ちょっと太った？』とか、家族のほうが言いやすいじゃん」

「それをまず言ってあげたらいいんじゃない？ 『家族フィルターのほうが厳しいと思うよ』っていう。でも、他人からほしいんだよね」

続けて、「友達がカッコいいと言っていたよ」と、たとえ嘘であっても伝えることで、夫に自信を持たせられるのではないかと回答しました。

「でも、（夫が）常習的な感じあるじゃん。結婚前からみたいな」

「でも、これからお子さんが産まれるっていうところと、まだ諦めたくないというところなので、それは離婚じゃなくてどうにか旦那さん持ち直してほしいなと思いますけど」

「もう嘘でもいい。『友達がこの間、髪型旦那さんすごい似合うねって言ってたよ』とか。『〇〇ちゃんがカッコいいって言ってた』とか。面倒くさいよ、本当に」

相談者の夫について「救いようがない」とキッパリ言い切る藤本さん。

「『好き』って、色恋的な感じで言われたら自信を持てるって言うけどさ、あとは自分の自制心と闘うだけじゃん、旦那さん」

「その自制心に負けたときはどうするの？それは本当に浮気じゃん」

「キャバクラとかお姉さんがいるところだと営業的だからイヤってことでしょ、多分ね。本当の心から湧き出てくる『好き』みたいなのが（ほしいんだと思う）」

「そもそも、不倫みたいな関係で心から湧き出てくる『好き』って何？って感じだけどね。結構やばい人だよね」

「救いようがないなと思いながら、でもこの人が別れるつもりもないし、まだ別れるまで行く必要もないと思うけど、これから子どもが産まれるって思ったら、『それ以外は素敵な人なんです』って言ってるから……」

相談者自身が今すぐの離婚を望んでいるわけではないため、関係を続けるには己の意識を変えるしかないと語り始めます。

今後も夫との関係を続けていくためには、相談者が夫の行動をどう受け止めるかによると見解を述べた藤本さん。

「旦那さんが勝手に思う分にはいいけど、相談者さんが“プロ妻”になれるかだよね。『いいの、最後に私に戻ってくれれば。あれは違うから』みたいな」

「『身体の関係はない』とか、そんなの言う分には簡単だから。本当にないのかもわからないし」

「（そもそも）『何？ 自信って』って感じじゃん」

「『自信が』とかじゃないのよ。普通に遊びたいの。それをちゃんと相談者さんも理解しながらプロ妻になれるのか、旦那さんとちゃんと向き合って……『自信が』とか、一回どうでもいいからっていう話し合いができるかどうかだよね」

自身の承認欲求を浮気の理由にする夫に対し、藤本さんは繰り返し不快感をあらわにした上で、改めて「友達が褒めてたよ」作戦を試すことを勧めました。

「まずは（相談者が）離婚とか考えてないし、私もおすすめはしないよ」

「一番できることとしたら、『私の友達がカッコいいって言ってたよ』って言ってあげる。会うことのない友達が言ってたって言う」

「（その友達にも）会おうとしそうだから、その旦那さん。『何ちゃん？ 今度うちに来るとき教えて』とか、面倒くさいじゃん」

「言ってもないのに、こっちも言ってあげなきゃいけないんだからさ。作り話なんだから。いいんです、それで」

最後に藤本さんは「解決はムリよ」とキッパリ断言。「覚悟を決めたら、あまり突き詰めないほうがいい」と言葉を送り回答を締めくくりました。

「解決はムリよ。だって子供が生まれて、別に奥さんは諦めているわけでもなく、それ以外は優しい最高の旦那だって言ってるんだから」

「プロ妻になるのが一番いいと思います。だからそうなったら、本当に身体の関係がないのかとか、あまり突き詰めないほうがいいんじゃないのかなって思います」

「だって突き詰めたところで、この人（相談者）も別れるつもりも無いし、今までそれで納得できてたんだから」

「というか、納得できていたからこそ、あまり余計なことを言いたくないっていう気持ちはあるよね。荒波を立てないほうがいいかなとは思う」