夏『ドラマ』ダントツ!11.3%→11.6%→10.0%、→10.3%「他局の作品」を圧倒
各局のゴールデン・プライム帯(GP帯、午後7~11時)のドラマが軒並み3~5%台の低視聴率を記録する中、7月13日の初回放送の平均世帯視聴率は、7月期の各局GP帯ドラマでダントツの11.3%を記録。以後、第2話から第4話まで11.6%、10.0%、10.3%と推移し、他局の作品を圧倒している。
これは嵐・松本潤が主人公の総合診療医を演じるドラマ「19番目のカルテ」(TBS系)の好調ぶりを示すものである。この喜ばしい状態を維持する背景には、松本の番宣が奏功したということがある。
7月に入ると、所属事務所の後輩であるSnow Manの冠番組「それSnow Manにやらせてください」、嵐・櫻井翔がMCの「櫻井・有吉 THE夜会」や「王様のブランチ」「情報7daysニュースキャスター」など、ドラマ開始前から開始後まで、8本のTBS番組に出演した。
TBS関係者が顔をほころばせる。
「どの番組でも終始、にこやかで温厚そうな感じでした。ドラマで演じる主人公のイメージそのままで、見事に『いい人アピール』に成功しました。そのあたりは松潤も十分に意識していたと思います」
というのも、松本には「苦い失敗」があるからだ。2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」で主演したが、その舞台裏では共演の有村架純を「寵愛」し、本来ならば不要なPRイベントに同席させたり、気に入らないスタッフに「殺すぞ!」と暴言を吐くなど、まさに暴君のごとく振る舞っていたことが、週刊誌に報じられた。
昨年は7月の日本公演から11月のロンドン公演まで、舞台「正三角関係」に集中していたこともあり、テレビへの露出はほとんどなかった。
「テレビに出ない期間に、週刊誌報道の影響がかなり薄れましたね。そこで今期のドラマに向けての『いい人アピール』で、負のイメージの払拭に成功。松潤の作戦勝ちでしょう」(芸能記者)
来春ツアー後の、嵐の事実上の解散へと向かっているが、俳優業は今後も安泰かもしれないとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部