米バージニア州の女性が、宝くじで15万ドル(約2200万円)の当せんを果たした。

高額当せんを果たしたのは、同州ミッドロージアンに住むキャリー・エドワーズさん。

エドワーズさんが当せんを知ったのは外出中のこと。自宅に帰るまで、その事実を認められなかったと話す。
「くじを買った2日後、会議中にふとスマホを見たら、『宝くじの当せん金を受け取ってください』と表示されていました。そのとき『これは詐欺だ。絶対に当たってない』と疑って、信じませんでした」
当せんを受け、エドワーズさんは前頭側頭型認知症協会(AFTD)、「公平な食糧システム」の実現を目指す農場兼非営利団体「シャロム・ファームズ」、そして海軍・海兵隊救済協会へ、それぞれ5万ドルずつ寄付した。
特にAFTDへの寄付は、前頭側頭型認知症を発症し、2024年に亡くなったエドワーズさんの夫を偲(しの)ぶ目的もあったという。
「幸運が突然舞い降り、私はどうすべきか考えました。そして、すべてを捧げるべきだと確信したんです。私が深く関わり、情熱を注ぐ3つの団体に対してです」
「シャロム・ファームズは食と土壌を通じた癒しを、AFTDは研究で希望を、海軍・海兵隊救済協会は、困難な時期に軍人の家族を支える伝統を継承しています」
「予期しなかった今回の当せんが、より大きな目的のために役立ってうれしいです」
SNSには、全額寄付したエドワーズさんに「こんな大変な世の中に、太っ腹すぎる」「なんて献身的な人なの🥹😭😭💗 」「あなたは希望だ」「これこそ我々が学ばなければいけないこと。教えてくれてありがとう」など、称賛の声が上がっている。