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こんにちは、しんざきです。ついこの間まで、2025年って12月60日くらいまで伸びないかなあと妄想していたんですが、気が付いたらもう2026年1月が半分を過ぎていますね。 何なんでしょうこの4倍速展開。イベントテキストを高速スキップする設定のソシャゲか? この記事で書きたいことは、大体以下のようなことです。 ・年末大掃除をしていて、「子どもが欲しがって/必要だと思って」買ったのに案外使われなかったものを色々整理しました ・「使われなかったもの」の共通の原因は、大きく「欲しがる動機が一過性」「片付けや出し入れに手間がかかる」「普段の生活で触れない/目にしない」あたりであった気がします ・つまり、「必要性の検討が不十分だった」「使い始めるまでの手間とハードルを甘く見積もっていた」「普段の行動の導線上になかった」ということになります ・あれ、これシステム開発の仕事でもよくやってるヤツだな? ・開
リクルートではカルチャーとして、何かを上司に相談すると「あなたはどうしたいの?」と聞かれるという。 リクルートにいたとき、上司に何を聞いても「お前はどうしたいの?」しか言われなくてなんだよコイツって思ってたけど、あるとき「どうしたらいいですか?」ではなく「こうしていいもですか?」と許可を求める行動をしろと言われた。自分の意志がない仕事は楽しくないだろと。すごく真っ当だよねこれ。 — moto (@moto_recruit) November 17, 2025 私が所属しているコンサルティング会社でも、同様のカルチャーがあり、 「で、安達さんはどうするの?」 「安達さんはどう思う?」 と、上司に何度も言われた記憶がある。 実際、自分の意見を持ってない状態で、上司に答えだけ求めるようなコンサルタントは 「使えないやつ」認定されて、キャリア的にも厳しい。 まあ、そうだろう。 「上司が出した案をそ
※著者は一時的ストーマ(人工肛門)造成者です。 ※ストーマの種類はイレオストミーです。 ※病気、治療やケアなどに関する知識などは、あなたの医者を頼ってください。 ※これは一当事者の直近の感想にすぎません。 ※必然的に排泄物などの話になります。読みたくない人は、今は読まなくていいと思います。ただ、いつか自分がオストメイトになったとき、なにかの役に立つかもしれないので、ブックマークでもしといたらいいかもしれない。 装具の交換訓練は多いほうがいい おれはNET G1という希少がんの手術で一時的ストーマ(人工肛門)造成者となった。そのあたりについては、承前、ということでお願いしたい。 ストーマ(人工肛門)とわたくし(出会い編) さて、前回はどこまで書いたか。なんとまだ入院中だ。そうだ、おれの入院は長引いた。長引いたおかげでいいことが一つだけあった。看護師さんのアドバイスを受けられる状態でストーマ装
自作の「100日行」をしていました ふと修行をしたいと思い立ち、「100日行」なる計画を勝手に作って、勝手にはじめた。 以前から修行はしたいと思っていたのだけど、家庭も仕事もあって、それらを投げうって山奥にこもったりする勇気は全くなかった。 ところが、ちょっとしたきっかけもあり、ひょっとして修行は別に山奥にこもらなくてもできるのではと思いつき、勝手に修行の計画を作って取り組み始めたのである。 行の内容はシンプルで、毎日、事前に立てた問いに対して答え続けるだけ。 自分は何を手に入れたいのか。 どうなりたいのか。 そのために何が必要なのか。 …などなどの問いを100日分作って、毎日1つずつ答えていく。 ただそれらを自問自答し続けるだけなのだが、やっていくと、実はこれがすごくきついことがわかってきた。 普段はフタをして見ないようにしている自分の内面を、無理にでももう一度ちゃんと見ないといけなくな
年末年始は、Xで見かけた「陰キャでも陽キャでもない無趣味な人に用意された、ドーパミン供給装置としての推し活」というセンテンスを反芻していた。 「推し活」って趣味というより高度にパッケージングされた消費行動でしかなくて、才能を持った他人の人生に相乗りして成功体験をインスタントに得ているだけ。 本質は疑似恋愛とかじゃなくて疑似成功体験なんだよな。 陰キャでも陽キャでもない無趣味な人に用意されたドーパミン供給装置としての推し活 — なぎ (@nagijanaiyo) December 4, 2025 1800万回以上表示されたというから、なかなかのバズだ。書き方も巧妙で、投稿者は「無趣味な人にドーパミンを供給する装置としての推し活(があり得る)」というエクスキューズ含みの書き方を選んでいる。 つまり、「推し活をやっている人々=無趣味」とは言い切っていないのだが、そういう風に解釈し、感情的なリアク
1年の最終日。今年を振り返りながら書いてみたい。 2024年末から2025年にかけて、「言語化」がブームだったようだ。 Amazonで検索してみると「言語化」関連の書籍がわんさか出てくる。 私もこのビッグウェーブに乗り、「バイトするなら、タウンワーク」などのコピーで知られる、コピーライターの梅田さんと、日経ビジネスで随分と「言語化」について話させていただいた。 ひとつ上の言語化 三省堂が2015年から開催するキャンペーン「今年の新語」で、2024年の大賞に輝いた「言語化」。かつて学術の世界に留まっていたこの言葉は、メディアでの露出を重ねながら私たちの日常に浸透し、静かなブームを起こしている。書店の棚を埋める関連書籍、そして「上手な伝え方」への関心の高まり……その背景には、複雑化する現代社会で胸の奥に渦巻く感情や思考を、的確に表現したいという切実な願いがある。 しかし、コミュニケーション技術
どうもこんにちは、しんざきです。 ここ最近は、大きめな組織の調整役みたいなことをやってまして、よく知らん分野での喧嘩を「まあまあ皆さん落ち着きましょう、知らんけど」的に調整する仕事で主に生計を立てています。そろそろDB設計やりたいです。 この記事で書きたいことは、以下のようなことです。 ・「対立軸を明確にする」、つまり「敵対関係」を作ってしまうことを避けがちな人は多いように思います ・ひとことで「対立」といっても色々あって、ざっくり言うと「人間関係的な対立」と「仕事の内容や方法についての意見の相違」があります ・上手に対立軸を作ると、「論点が明確になる」「ゴールラインが明確になる」「意思決定のスピードが早まる」「曖昧な要件が減る」などのメリットがあります ・そのためには以下のようなことが大事かなあと思っています -「誰と誰がどう対立しているのか」を早めに整理して、その対立軸を周囲に明示する
※著者は一時的ストーマ(人工肛門)造成者です。 ※ストーマの種類はイレオストミーです。 ※病気、治療やケアなどに関する知識などは、あなたの医者を頼ってください。 腹にストーマができるまで これまでのおさらいをしたい。おれの腹にストーマができるまでのおさらいだ。 なぜ、おれの腹の上にストーマがあるのか。手術をしたからだ。 なんの手術か。大腸切除の手術だ。なぜそんな手術をすることになったのか。おれの直腸にNET(神経内分泌腫瘍)という希少がんがあったからだ。 その希少がんはなぜ見つかったのか。大腸内視鏡検査をしたからだ。 なぜおれは少なくない金を払って検査を受けたのか。そのときのことはちゃんと書き記してある。 中年の異常な執念、あるいは私は如何にして大腸内視鏡検査を受けるようになったか おれが大腸がんから連想したのは、まず人工肛門だった。人工肛門を使用している人やその家族には悪いが、「人工肛門
「最近、全然リーチが取れなくなった」 ここ1〜2年、企業のSNS担当者の方と話していると、必ずと言っていいほどこの言葉が出ます。SNSマーケティング支援に携わる私自身も、実感する場面は多いです。 企業のマーケティング活動において、SNSの活用は随分一般的になりました。ChatGPTを始めとする生成AIを活用し、投稿用テキストや画像、動画制作を効率化している企業も少なくないでしょう。 しかし、SNSをオウンドメディアとして活用するだけでは、以前のような成果を得ることは難しいのが現状です。「SNSは無料で生活者に情報を届けられる」「良い投稿さえすれば自然に情報が広まって、もしかしたらバズるかもしれない」という期待をもっている方は、認識をアップデートする必要があります。 というのも、SNSは今や「レコメンドメディア」となり、以前ほどシンプルに成果が出せる媒体ではなくなったからです。 2026年を
はじめに、今月上旬にやたらとバズった以下のXのポストをご覧いただきたい。 「惚れた」と「社会適応にとってプラス」が重なりあう体質の人を例外として、大半の人にとって、配偶の相手として最適な人物と恋愛の相手として最高に思える人物って別じゃないですか。 それならもう、配偶や結婚や人生にとって恋愛は要らない子、なんなら足を引っ張る子でしょう? https://t.co/YuzoUG8zoP — p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) December 6, 2025 家族やパートナーとして長く付き合っていくのに適した異性と、恋愛において魅力的とみなされる異性がイコールではないことが多い。だとしたら、合理主義的に考えて、恋愛は人生の舵取りにとって邪魔な存在、控えめに言ってもせいぜい脇役の域を出ない存在であるはずだ。 そのことをXに書き置きしたらたくさんの引用リポストが集
ワートリの29巻を読みました。 ワールドトリガー 29 (ジャンプコミックスDIGITAL) 最初にお断りしておきたいのですが、この記事には、先日発売された「ワールドトリガー」の29巻のネタバレが豊富に含まれます。 ワートリ読者の方で、まだ29巻をお読みでない方は、まず何も言わずに29巻をポチって、しばらく鬼リピしてからこの記事を読まれることをお勧めします。 大丈夫、特に何も言われなくても勝手に鬼リピしたくなると思います。30回くらいは。 この記事で書きたいことは、大体以下のようなことです。 ・ワートリの面白さの中核って、「答え合わせ」の面白さだと思うんです ・キャラクターひとりひとりの「考察」「考え方」「他者への評価」「対話・駆け引き」の描写が解像度高過ぎて、自分のイメージとのすりあわせがはかどり過ぎる ・「こういう状況で、このキャラならどう考えるか」という「答え合わせ」と「キャラクター
今日は、医療の現場で見かける普通じゃない存在について紹介したい。 普通じゃないと言っても、悪い意味ではない。 逆だ。 特別に、非常に、具合が良い人達についてである。 非常に長く活動し、命の砂時計がゆっくり落ちていく人たちについて述べたい。 1.精神科には元気な高齢者も通院している ありふれた病院でありふれた精神医療をやっていると、ありふれた患者さんと接点を持つ機会も多い。 精神医療をやっているからといって、極端な精神症状を持っている人ばかり診療しているわけではない。特に外来診療では、「うつ病が治った後にも再発せず、けれども若干の維持療法が必要な人」「睡眠導入剤を定期的にもらいに来る人」なども珍しくない。 最近は、認知症のさらに手前のMCI(Mild Cognitive Impairment)と呼ばれる状態の患者さんを診る機会も増えた。直訳すれば、「マイルドな認知機能の差しさわり」となるだろ
「すごいですね、私ぜんぜん勉強なんかしませんでした!」 先日、会社経営者の友人と飲んでいた時のこと、とても不思議な話を聞くことがあった。 お互いに、社会人になり最初に勤めたのは、大手証券会社だ。 営業マンとしての苦労を分かち合えるだろうと、こんな話を振る。 「営業マンになって最初の半年、どれだけ銘柄を勉強してお客さんにオススメしても、全く買ってもらえなかったんですよね…」 すると返ってきたのが、冒頭の言葉である。 「すごいですね、私ぜんぜん勉強なんかしませんでした!」 「じゃあやっぱり、営業成績も悪かったんですよね?」 「いえ、同期で1番になったこともあります」 「はあぁぁぁ・・・???」 平成初期といえば、株式投資はまだまだバクチのようなものと捉えられていた時代だ。 インフレ対策や資産形成といっても全く響かず、まして長期分散投資の有効性を頑張って説明しても、鼻で笑われてしまう。株式投資に
トイレに行く時間もない日々をすごしている ぼくには時間がない。 本当は、こんな文章を書いているヒマもない。 仕事はいくらやっても減らないし、子どもたちはいくら大きくなっても新たな問題が勃発するし、それ以外の家事、両親の介護、ついでに自分の腰痛の治療…とにかく、やらないといけないことがたくさんあって、いつも時間がない、時間がない、と嘆きながら暮らしている。 なんでこんなに時間がないんだろうかとふと考えるに、要はスキマがないのだと思った。 オンライン会議の予定が次から次に入っていて、トイレに行く時間がない、という経験をしたことがあるのはぼくだけではないと思う。 あるいは訪問先での話が長くなってしまって、建物を出るやいなやイヤホンをつけて、移動しながら次のオンライン会議に入る…なんてこともしょっちゅうある。 そんなこんなで仕事がひと段落して、さあ帰宅して家の用事をしなくては、と電車に乗り込む。
おれはかつてでかいペットボトルで焼酎を買う人間の末路になった人間である。 でかいペットボトルの焼酎を買う人間の末路 それでも減酒にチャレンジした。 減酒宣言した多量飲酒者の末路 減酒にチャレンジした挙げ句、また焼酎の大量飲酒にもどった。減酒に失敗したアルコール依存症の末路だ。 ただ、おれの中で減酒の意識は死んでいなかった。25度が多い焼酎のなかで、20度のものを飲むようにしていた。 ……だめである。 が、そんなおれも禁酒に成功した。世の中に「わかっちゃいるけどやめられねえ」という人も多いだろう。そういう人のための一助になれば幸いである。 その1 がんになる おれが禁酒の方法として実践しているものから紹介しよう。がんになる、これである。 おれはNETという希少がんになった。そして酒をやめている。「がんになった人間が酒をやめるのは当たり前だろう」という声も聞こえてきそうだ。 たが、待ってほしい
「コミュニケーションが苦手」という人にも色んなタイプがあると思うんですが、しんざきは「エレベーターの中でそれ程親しくない知人と二人っきりになるのがとても苦手」なタイプのコミュ障です。 皆さんあの時間、平気ですか?何話せばいいんでしょうね、ああいう中途半端な待ち時間。未だに分かりません。 この記事で書きたいことは、大体以下のようなことです。 ・人間は、基本的には「自分に興味・関心をもってくれる人」に好感を抱きやすいようです ・だから、円滑な人間関係を築く為には、「私はあなたに関心を持っています」ということをきちんと表明することが大事です ・ただし関心量にはバランスが大事で、状況によって、相手によって、ちょうどいい関心の量は変わってきます ・親子関係では特に、「関心量の調節」って難しいですよね ・子どもが大きくなるにつれて、「受け身の関心」「子どもが関心をもっていることに対しての関心」に軸足を
今回は、とても個人的なことを書きたい。 親戚の伯母が亡くなった。正確には、元伯母が亡くなっていたことを、私はつい最近知った。亡くなってから二年も経っていた。 「せっちゃんが死んだことを知らされていなかったのは、うちだけだったみたいよ」 と、母が言った。 亡くなっていたのは、私の父の次兄の元妻・セツコさんだ。 私の父は4人兄弟の末っ子で、一番上がトシコ伯母さん、次が長男のトシオ伯父さん、次男のトオル伯父さん、そして三男である父。 父方の祖母は教育熱心な人で、息子3人を全員大学へ行かせた。けれど実は、4人の中で一番頭が良かったのは長女のトシコ伯母さんだったという。 祖父の頭が古く、「女に教育は不要だ」と言ったため、トシコ伯母さんは高校までしか行かせてもらえなかったそうだ。 長男は関西大学、次男は一浪して慶應へ。 大学進学者が少なかった時代に息子が慶應に受かったことで、祖母は鼻高々だったらしい。
「話の上手さの本質って、こういうことか…」 少し前のことだが、そんなことを思い知った出来事がある。 陸上自衛隊の元最高幹部を大阪にお招きし、経営者団体の会合で講演会をしてもらった時のことだ。 お名前や経歴をご紹介し、さっそくマイクをお渡しすると元最高幹部は開口一番、こんな事を言った。 「まず最初に、皆さんに知って頂きたい自衛隊の基本概念があります。『必成目標』『望成目標』という考え方です」 要旨、幹部自衛官はあらゆる任務・仕事で「必ず達成する必要がある目標」「可能であれば達成を目指す目標」の2つを意識するのだという。 その上で、例えば以下のような用例で部下に問いを立てると説明する。 “この仕事の必成目標と望成目標は?” このような価値観と概念を共有し、仕事や作戦目標の意識合わせをするのだという。 「その上で、講演に先立ち私の本日の必成目標を皆さんにお伝えします。皆さんが私の話を『明日から使
少し前のbooks&appsで、桃野泰徳さんが「娯楽も遊びも休息も、仕事の一部」という記事を書いてらしたのを覚えているだろうか。 私はよく覚えている。なぜなら働いていくうえでとても重要な考えだと思うからだ。 機械にメンテナンスが必要なのと同じく、人間には娯楽や遊びや休息が、つまり桃野さんの記事でいう「戦力回復」のフェーズが必要になる。それを怠っていれば仕事能力は次第に低下し、ときには健康を損ねてしまうかもしれない。 だからマトモな組織や指揮官は「戦力回復」に十分な注意を払い、メンバーの福利厚生に努める。2004~2006年の陸上自衛隊イラク派遣に際し、厚生センターが現地に設営されたのもそのためだと桃野さんは書いてらっしゃる。 牟田口廉也のインパール作戦 ところが戦史を振り返ると、その「戦力回復」に注意を払っていないリーダーや指揮官が案外いたりする。太平洋戦争における旧日本軍は全体的にそうだ
少しまえに「グエー死んだンゴ」ニキが話題になった。末期がんで闘病を続けていた人が亡くなったあと、Xに予約投稿であろう「グエー死んだンゴ」という一文がポストされたのだ。 それに対して、ネット民たちは「成仏してクレメンス」と応えた。自分の本当の死をネットスラングにしてみせる姿は、まさしくインターネットの人だった。 話はそれだけでは終わらなかった。新聞の訃報欄で事実が確認され、亡くなった人がまだ22歳の大学生であったこと、希少がんであったことなどがわかったのだ。 だれかのポストをきっかけに、「香典」として国立がん研究センターなど、がん対策の研究機関などに寄付が相次いだ。 そこには、なにかインターネットのよいところが現れているようにも見えた。 誹謗中傷や分断煽り、儲け主義がはびこる中で、ひさびさに見たヌクモリティだ、泣き笑いのある話だ。AIにはできないことだ。人の死は人にこんな反応をもたらす。 若
つい先日、Amazonがリストラを始めたと報道があった。 Amazon、約1万4000人の削減を発表 AI時代に対応すべく組織再編で 米Amazonは10月28日(現地時間)、約1万4000人の従業員を削減すると発表した。この削減は、同社のコーポレート部門全体に影響を与える見込みだ。その内容は従業員に向けて共有したメッセージの中で詳細が明らかにされており、組織全体にわたる組織変更の一環として行われる。(ITmedia) 別に驚くには当たらない。 最近では、企業は黒字でもリストラを敢行する。 もちろん、米国企業だけではなく、世界各国で同様の動きがあり、日本企業も例外ではない。 例えば明治、ブリジストン、パナソニック、第一生命、三菱電機…… 少し調べただけでも、本当に多くの企業が、社員を希望退職という名の解雇をしている。 まあ本当のところ、大手企業には「いてもいなくても良い人」が大量に存在して
先日、高市総理を映すニュース動画を観ていて、とても驚くことがあった。 総理就任後、外交デビューとなるASEAN首脳会議に向かう時のこと。 政府専用機に乗り込む高市氏は、タラップを昇ったところで足を止め、敬礼で出迎える航空自衛官に答礼を返した。地上のカメラに向かって手を振るよりも前にだ。 さらに機内で待ち受ける、おそらく接遇役であろう空曹(現場の中核となる自衛官)の女性、接遇の責任者であろう空将補にも頭を下げ、機内に消えていった。 「何だそんなの、人として当たり前じゃないか」 そう思われるだろうか。その通りであり、こんなことは人として当たり前のことだ。 自衛隊の最高指揮官として、軍人から敬礼を受けたなら指揮官は答礼を返す。当然のことである。 しかし実は政府専用機に乗り込む時、平成・令和の総理の多く、おそらくほぼ全員が、敬礼で待ち受ける航空自衛官を一瞥もせず機内に入るのが普通だった。 唯一、故
今更ながら映画の国宝をみた。 序盤は正直退屈だったが、中盤以降は予想を超える展開がどんどん続いていき、目が釘付けになってしまった。 この映画で最も印象的だったのが、人間国宝である万菊さんだ。彼のセリフは、一つ一つが実に重い。 例えば最初の登場シーンで主人公・喜久雄に言うセリフが凄い。 「喜久雄さんでしたっけ?ちょっと」 「ほんと、きれいなお顔だこと」 「でも、あれですよ、役者になるんだったら、そのお顔は邪魔も邪魔。いつか、そのお顔に自分が食われちまいますからね」 である。 最初にこのセリフを聞いた時には、あまりにも何をいいたいのかがサッパリわからず、当惑した。 「顔に自分が食われる?いったい何を言ってるんだ?」と、ずっと引っかかりを覚えていた。 しかし最後のシーンで、主人公の顔が実に深みを増し、インタビューでは言葉は少ないものの、顔で明らかに言葉以上のものを語るシーンをみてから、やっと「あ
今日はまず、以下の文章を読んでみていただきたい。 (高市)首相は会談で、両国が今年、国交正常化60周年の節目を迎えたことを踏まえ、「日韓関係を未来志向で安定的に発展させていくことが両国にとって有益だ」と述べた。「今の戦略環境のもと、日韓や日米韓の連携の重要性は一層増している」とも強調し、「シャトル外交」の活用に意欲を示した。 一方、李氏も「日韓両国はいつにも増して未来志向の協力を強化していかなければならない」と語った。 これは、10月30日のyahooニュースに記載されていた、日韓首脳会談のやりとりを報じたものだ。上掲引用文には、どんなことが書いてあるだろうか? もし、この文章を読んで「日本と韓国は仲良くなった」と読みとった人がいたら、「それは違うんじゃないの?」と私なら指摘したくなる。 確かに両首脳はこれからの日韓関係についてポジティブな発言をしているし、日韓関係の重要性にも言及している
皆さん、「タスクが遅れている時」の対処法って、いくつくらいお持ちですか? この記事で書きたいのは、大体以下のようなことです。 ・昔、「タスク遅れ解決のための手札をどれだけ持っているかがマネージャーの価値」と教わりました ・タスク遅れは必ず発生するものですし、必ず対処しなくてはいけません ・タスク遅れの解決方法は色々ありますが、ざっくり分類すると「人的リソースでなんとかする」「調整でなんとかする」「プロセスをなんとかする」の三つになります ・ただし、タスク遅れに対してどんな手を打てるかは組織次第、状況次第で変わります ・「タスク遅れ解決のための手札」をなるべく増やすように、普段から立ち回りを意識するのが良いような気がします よろしくお願いします。 さて、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、後はざっくばらんにいきましょう。 前から何度か書いていますが、しんざきはシステム開発の会社で管理
これまでのあらすじ 軽い血便が一回あって、「40歳半ばになるのに一回も胃カメラも大腸内視鏡もやったことないな」というお気楽な気持ちで検査。結果、大腸にやや大きめのポリープが一個あり、生検検査送りになったところ、「癌疑い」の結果。すぐに市大病院送りに。 中年の異常な執念、あるいは私は如何にして大腸内視鏡検査を受けるようになったか お気軽に大腸内視鏡検査受けたら癌疑いの診断が出た話 希少がんがほぼ確定して地獄のなかにいる 市大病院であれこれの検査をしたところ、NET(神経内分泌腫瘍)ではないかということになった。 ほぼ、そうなった。NETは「希少がん」(国立がん研究センター希少がんセンターではそう分類している。「人口10万人あたり6例未満」らしい)の一つで、希少ながんだ。 希少だからといって即悪性度が強いわけではない。とはいえ、ふつうのがんと同じように悪性度が低い場合もあれば、高い場合もある。
「無知の知」という言葉がある。 古代ギリシャの哲学者、ソクラテスの言葉と言われているが、「自分が知らないことについては、そのまま、知らないと思っている」という意味だ。 「あの人よりも私の方が知恵があるなあ。たしかに私もあの人もたぶん善美の事柄については何ひとつ知らない。だけど、あの人が知らないのに自分は何か知っていると思っているのに対して、私は自分が知らないのをそのとおりに知らないと思っているんだから。どうやら、自分が知らないことを知らないと思っているというほんの小さな点で、私はあの人よりも知恵があるらしい」 これは、人間にかかわる洞察の中で、最も普遍的、かつ本質的なものの一つだろう。 この対局にあるのが「私だけがわかっている」「私に反対する人間はみんなバカ」「私は間違わない」という主張である。 そしてこれは、愚か者の象徴ともいうべき発言だ。 実際、仕事においても、 「私だけが、よくわかっ
私のウォッチャーライフも、そろそろ終わりが近いのかもしれない。 少し前に、元人気ブロガーの立花岳志さんが、生活保護を受けるに至るまでの経緯を語ったインタビュー記事が東洋経済オンラインに掲載され、話題になっていた。 「年収5500万円から生活保護へ」元人気ブロガーが”どん底”で見た景色 2011年3月、立花さんは会社を辞め、プロブロガーとして独立した。 わずか1年で『ノマドワーカーという生き方』を刊行し、独立から7年で年収は5500万円。赤いアルファロメオ、六本木の144平米の自宅、鎌倉を含む4拠点の多拠点生活――成功の速度は速かった。 「好きなことで生きていく」「ブログで飯を食う」。そんな時代の象徴のような人物が、社会のセーフティーネットに助けを求めることになった。 そのニュースに、驚きを覚えた人が多かったようだ。 元プロブロガーと言えばイケハヤくらいしか思いつかないので、私は立花さんにつ
今日は、オフラインでは何人かにお話したことがあったけれども文章化するチャンスが無かったことを、オンラインの読者の方にも伝えたくなったのでまとめてみます。 アイデンティティには他者が必要。しかし趣味は例外たりえる いわゆる「何者かになりたい」問題などもそうですが、現代社会を生きる私たちは自分にふさわしいと思えるアイデンティティを求めがちです。 なぜなら、そうした自分自身を規定してくれる構成要素がなければ、たちまち心理的カオナシになってしまうからです。 では、心理的カオナシである私達にふさわしいカオとは? そのカオのパーツに相当するのがアイデンティティです。 アイデンティティの主な構成要素は、私の仕事・私の家族・私の友達といった自分に関わりがあり、かつ、自分自身を他人とをアイデンティファイしてくれる諸々になるでしょう。 前近代社会では、そうしたアイデンティティの大半は生まれながらのものによって
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