シンガポールにある台湾発祥の人気ベーカリーチェーン店「デューク・ベーカリー(Duke Bakery)」が8月29日、中国の「七夕」に合わせて、ある商品を紹介しました。しかし、“まさかすぎる”見た目に「二度見した」「これってどう見てもうんこだよね?」といった声が寄せられ、注目を集めています。
8月29日は、旧暦7月7日に当たり、中国のバレンタインデー「七夕」として知られています。
今回注目を集めた「ショコラ・チーズパン」は、チョコ生地にたっぷりのチーズが入った商品。
とてもおいしそうですが、その黒いバナナのような見た目は、ネットで騒がれているように“人間の排出物”に見えるような気も……。
商品について、デューク・ベーカリーは「ショコラ・チーズパンは、濃厚なチョコレートとなめらかなチーズが絶妙にマッチした商品です。ひと口ごとに心まで温まります 」と、キャプションで説明しています。
写真が公開されると、公式インスタグラムには約5万いいね、1500件以上のコメントが寄せられ、笑いに包まれました。
「この商品に許可した責任者は誰😂」「二度見したw でも消費者の注目を集める点では大成功だね」「意図的であろうとなかろうと、天才的だ。いろいろな人に興味を持たせ、楽しませてくれたよね」「ここにいる全員が“うんこ”だと思ったはず」「今朝見たやつ」といった声が集まっています。

シンガポールのメディアMothershipの取材に対し、広報担当者は、パンのデザインや色がネットで話題になっていることを「把握している」と語りました。
担当者によると、このパンは発売から13年、長年愛されている既存の商品であったものの、七夕に合わせて改めて紹介したのだとか。
この独特な“バナナ形”については、幸運のシンボルである「蹄鉄(ていてつ)」から着想を得ていると説明しています。
「これほど大きな反響になるとは想定していませんでしたが、もし笑いを届けられたのなら、我々はうれしく思います。もし驚かせてしまったのなら、大変申し訳ありません」