dependencyInjectionMap
- dependencyInjectionMapとは?
- プロパティ
- Spring Frameworkのプロパティ
- Guiceのプロパティ
- Seasar(S2Container)のプロパティ
- Lasta Diのプロパティ
dependencyInjectionMapとは?
DIコンテナに関する設定を行うdbfluteプロパティ。dbfluteクライアントの dfprop 配下の dependencyInjectionMap.dfprop という名前のテキストファイルです。主に Generateタスク から参照されます。
プロパティ
map型プロパティ で、様々な key-value 形式のプロパティを定義します。
必須のプロパティはありません。
それぞれのDIコンテナごとにプロパティが用意されています。
Spring Frameworkのプロパティ
dbfluteBeansFileName
dbfluteBeans.xml のファイル名を指定します。Spring Framework 利用時のプロパティです。
- 値候補
- dbfluteBeans.xmlの代わりになるファイル名
- デフォルト
- dbfluteBeans.xml
複数DB対応時などは、少なくともどちらか片方のDBにおいては、このプロパティを利用する必要があります。(dbfluteBeans.xmlは "一つのDBに付き一つのファイル" となるため)
dbfluteBeansDataSourceName
dbfluteBeans.xml で定義される DataSource のコンポーネント名を指定します。Spring Framework 利用時のプロパティです。
- 値候補
- ユニークなコンポーネント名
- デフォルト
- dataSource
複数DB対応時などは、少なくともどちらか片方のDBにおいては、このプロパティを利用する必要があります。 (DIコンテナで管理されるDataSourceをユニークにするために)
Guiceのプロパティ
Google GuiceのDI設定はクラスになるため、拡張はオーバーライド方式で気軽に実現できます。 ゆえに、dfpropによる調整は少なめです。
isdbfluteModuleGuiceRuntimeComponentByName
Google Guice の dbfluteModule の dbfluteランタイムコンポーネントたち (BehaviorSelectorなど) を byName でDI登録します。 @since 1.2.6
- 値候補
- true or false
- デフォルト
- false
- 補足
-
- trueの場合、projectPrefixもしくはallcommonPrefixのどちらかが必須
- コンポーネント名はprefixのみになる (Guiceは型指定が前提で名前を使うため)
複数DB対応時などは、少なくともどちらか片方のDBにおいては、このプロパティを利用する必要があります。 (DIコンテナで管理されるコンポーネントをユニークにするために)
basicInfoMap.dfprop の projectPrefix もしくは allcommonPrefix のどちらかが指定されていることが前提となります。
Seasar(S2Container)のプロパティ
dbfluteDiconNamespace
dbflute.dicon の namespace を指定します。Seasar(S2Container) 利用時のプロパティです。
- 値候補
- dbflute.dicon で利用する namespace
- デフォルト
- dbflute
e.g. デフォルトの dbflute.dicon の namespace @dbflute.dicon
<components namespace="dbflute">
...
</components>
e.g. dbflute.dicon に独自の namespace に設定 @dependencyInjectionMap.dfprop
; dbfluteDiconNamespace = dbflute_foodb
dbfluteDiconFileName
dbflute.dicon のファイル名を指定します。Seasar(S2Container) 利用時のプロパティです。
- 値候補
- dbflute.diconの代わりになるファイル名
- デフォルト
- dbflute.dicon
複数DB対応時などは、少なくともどちらか片方のDBにおいては、このプロパティを利用する必要があります。(dbflute.diconは "一つのDBに付き一つのファイル" となるため)
e.g. dbflute.dicon を独自のファイル名に変更 {foodb用} @dependencyInjectionMap.dfprop
; dbfluteDiconFileName = dbflute-foodb.dicon
j2eeDiconResourceName
dbflute.diconでインクルードする j2ee.dicon のファイル名を指定します。Seasar(S2Container) 利用時のプロパティです。
- 値候補
- j2ee.diconの代わりになるファイル名
- デフォルト
- j2ee.dicon
e.g. デフォルトの dbflute.dicon の j2ee.dicon のインクルード @dbflute.dicon
<components namespace="dbflute">
<include path="j2ee.dicon"/>
...
</components>
複数DB対応時などは、少なくともどちらか片方のDBにおいては、このプロパティを利用する必要があります。(dbflute.diconは "一つのDBに付き一つのファイル" となるため)
e.g. インクルードする j2ee.dicon のファイル名を変更 {foodb用} @dependencyInjectionMap.dfprop
; j2eeDiconResourceName = j2ee-foodb.dicon
Lasta Diのプロパティ
dbfluteDiXmlNamespace
dbflute.xml の namespace を指定します。Lasta Di 利用時のプロパティです。
- 値候補
- dbflute.xml で利用する namespace
- デフォルト
- dbflute
e.g. デフォルトの dbflute.xml の namespace @dbflute.dicon
<components namespace="dbflute">
...
</components>
e.g. dbflute.xml に独自の namespace に設定 @dependencyInjectionMap.dfprop
; dbfluteDiXmlNamespace = dbflute_seadb
dbfluteDiXmlPackageName
dbflute.xml の出力先を指定します。Lasta Di 利用時のプロパティです。
- 値候補
- 自動生成ディレクトリ (e.g. src/main/java) からの相対パス
- デフォルト
- ../resources (つまり、src/main/resources となる)
dbfluteDiXmlFileName
dbflute.xml のファイル名を指定します。Lasta Di 利用時のプロパティです。
- 値候補
- dbflute.xmlの代わりになるファイル名
- デフォルト
- dbflute.xml
複数DB対応時などは、少なくともどちらか片方のDBにおいては、このプロパティを利用する必要があります。(dbflute.xmlは "一つのDBに付き一つのファイル" となるため)
e.g. dbflute.xml を独自のファイル名に変更 {seadb用} @dependencyInjectionMap.dfprop
; dbfluteDiXmlFileName = dbflute-seadb.dicon
rdbDiXmlResourceName
dbflute.xmlでインクルードする rdb.xml のファイル名を指定します。Lasta Di 利用時のプロパティです。
- 値候補
- rdb.xmlの代わりになるファイル名
- デフォルト
- rdb.xml
e.g. デフォルトの dbflute.xml の rdb.xml のインクルード @dbflute.xml
<components namespace="dbflute">
<include condition="#exists('#path')" path="my_included_dbflute.xml"/>
<include path="rdb.xml"/>
...
</components>
複数DB対応時などは、少なくともどちらか片方のDBにおいては、このプロパティを利用する必要があります。(dbflute.xmlは "一つのDBに付き一つのファイル" となるため)
e.g. インクルードする rdb.xml のファイル名を変更 {seadb用} @dependencyInjectionMap.dfprop
; rdbDiXmlResourceName = rdb-seadb.dicon