ブラジルのリオデジャネイロで、中継リポーターがひったくりの被害に遭った。生放送直前でスタンバイをしていたテレビカメラが、犯行の一部始終を記録していた。

ひったくりに遭ったのは、地元テレビ局Band Rioの記者、クララ・ネリーさん。ネリーさんは7月28日、リオデジャネイロ市内の路上で中継の準備をしていた。
すると、背後からバイクが接近。ネリーさんが持っていたスマートフォンを奪おうとした。ネリーさんは同局のニュース番組『Bora Brasil』に出演し、こう振り返る。
「映像では、男が私のスマートフォンに手を伸ばし、奪おうとする瞬間が映っています。幸い、私は携帯を強く握りしめていたので、盗まれはしませんでした」
その結果、男は携帯を奪うことに失敗。地面に落ちた携帯をすぐに拾い、事なきを得た。落下による傷もなかったという。