「シングルマザーの妹が、私の旦那を頼ってくることにモヤモヤ…」女性の悩みに藤本美貴がキッパリ回答！「主導権は常にこっち側」

たびたび視聴者からのお悩みに答える動画を公開している藤本さん。
今回は「家族」をテーマに、視聴者から寄せられた様々なお悩みに答えています。
　
30代女性の相談者から、以下のようなお悩みが寄せられました。

《私ごとですが、最近結婚をしました。すごく幸せな毎日を送っています》

《私には年の近い妹がおり、普段とても仲がいいのですが、妹はシングルマザーで、自身の息子との関わり方について悩んでいます》

《私も日頃相談にのっており、いろいろ話し合って今後どうするかなど妹と話すのですが、その際に何度か、「お姉ちゃんの旦那さんに話してみてほしい」と遠回しに旦那を頼ってきます（私から旦那に伝え、息子と旦那で話してほしいという意味です）》

《それが何度かあり、その際は上手にかわしてきたのですが、私が旦那に相談するならまだしも、妹が自身の子育てで自ら私の旦那を頼ろうとすることが、正直あまりいい気はしません》

《妹は現在結婚しておらず（彼氏あり）、私も力になりたいとは思っています》

《一度、旦那に甥っ子と話してもらうことも考えました。しかし、妹の性格上、旦那が一度でも助けると、今後も息子のことで何かあるたびに旦那を頼ってくると思います》

《妹と甥っ子が嫌いなわけではありません。また、（甥っ子が）やんちゃで大変なのもわかるため、妹を放っておく気はありませんが、妹が自ら旦那を当たり前のように頼るのはやめてほしいのです》

《みんなでランチに行った際も、妹が息子の話をしていて、旦那も「俺が息子くんに直接話すよ」という場面があったため（私がお願いしたわけではありません）、「善意で言ってくれているのはわかるがあまりいい気はしない、甥っ子がやんちゃするたびにあなたが出て解決するのですか」ということ、また「そういった距離感は考えてほしい」と帰ったあとに話し、「たしかにそうだね」と理解してくれました》

《長々とすみません、ミキティさんならどのように妹に伝えるか、またどう対応されるか、アドバイスをいただきたいです。よろしくお願いします》

藤本さんは相談のタイミングとして、自分が間に入れる場であれば可能、と意見を述べました。改めて場を設けるのではなく、自然な流れで相談を受けることを提案しています。

「お正月とか、みんなが集まる時にさ。旦那さんが“たまたま”というか、“わざと”息子と話す時間っていうのがあったら『ありがたいな』って妹としては思うよね」

「自分の妹だと、私はいいかな……『今すぐ来て』とか、『今すぐ、これがこうだから息子に話してほしい』っていう、こっち（妹側）のタイミングで私の旦那を使われるのは嫌だけど」

「せっかくみんなで（顔を合わせた）こういう環境だったら、『ちょっと話してあげたら』とかは思うけど……“わざわざ感”は嫌」

タイミングはあくまで自分の家庭側に合わせる。藤本さんは相談者がスムーズに相手に伝えるための具体的な声かけ案を示しました。

「（妹と夫との間に）挟まって……『こういう時って男の人、どうなの？』とか『中学生の時、どうだった？』とか」

「でも……すごい暴れん坊の息子で、旦那さんは全然反抗期ないタイプかもしれないじゃん。だからそれは、『俺、全然そう言うタイプじゃなかったからわからなかったな』っていうこともあっても全然いいと思う」

「（妹へは）『そういうタイミングがあれば話してくれるだろうけどね』ってぐらいな感じでふわっと流しておけばいいんじゃない？」

「主導権は常にこっち側にあって、『やれる時にやってあげたらいいんじゃない？』『それは無理だよ』とか、常に私が振り分けていくっていう感じかな」

あくまで主導権は自分側に。「男性だからといって全てが解決するわけではない」としつつ、許容できるラインを語った藤本さんですが、中にはしっかりと拒否したいケースも。

「（妹から相談者の夫へ）勝手に連絡されたら、それは嫌だよね。“私の旦那”であって、頼りたい気持ちはわかるけど……『ここ（私）を飛び越えていくのはちょっと違うと思うよ』っていう話は、それが起きたら言うかな」

「できることがあれば、助けてあげたいとは思うけど。『あなたの旦那ではないからね』っていう話はするかな」

相談者のモヤモヤした思いに寄り添った藤本さん。「テレフォン人生相談みたいになってきた……」とこぼすスタッフに、明るい笑顔を返しました。
　
藤本さんは他にも動画の中で、「子どもの自己肯定感を上げるために意識していることは？」「不妊治療中に会社の先輩から好きだと告白された……」などの悩みにもアドバイスを送っています。