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昨年12月27日、全国大会の女子対抗戦でアシスタントレフリーをこなす加藤さん(写真:本人提供) この記事の写真をすべて見る 今年の全国大学ラグビー選手権でベスト4に入り、ファンを沸かせた京都産業大学ラグビー部。マネジャーの一人として活動するのが、1年生の加藤風花さん。レフリーの資格も持つ異色の存在だ。「京産ラグビー愛」はひときわ強く、受験では超難関国立大学にも合格しつつ、「迷うことなく」京産大を選んだという。どんな思いでラグビーに向き合っているのか。話を聞いた。 【写真】「大学ラグビーの主審や、リーグワンでも笛を吹いてみたい」と話す加藤さん * * * 「京産大ラグビーの魅力ですか? 惹かれた理由はもう、『直感』としか言いようがないです。帝京や早明などいろんな大学のラグビーを見ましたけど、ジャージーのデザインも含めて、私にとっては京産ラグビーが抜群にかっこよかった。プレーの内容で言えば
おニャン子クラブの歌の歌詞「MI・MI・DO・SHI・MA」を黒板に書いた中学時代。澤部の個性の原点が見える(撮影:岡田晃奈) この記事の写真をすべて見る 「スカート」を名乗るシンガー・ソングライター、澤部渡。デビューから15年を超え、リリースしたアルバムは10枚。彼が作るのはメロディアスで物語性のあるポップ・ソング、でも型通りの王道とは違う場所からファンを増やし続けてきた。百キロを超える巨体は彼のハンデではなく、過去の膨大な音楽文化を我が身で濾過し、スカートだけの音楽として響かせる。 * * * 2025年12月14日、新宿・歌舞伎町にあるライブハウス、Zepp Shinjukuには、この日のイベントを告知するポスターがあちこちに貼り出されていた。野球のユニフォームを着た大きな体の青年が、満面の笑みで祝福の胴上げをされる様子が、漫画家・西村ツチカによって描かれていた。スカートって何?
東浩紀/批評家・作家。株式会社ゲンロン取締役 この記事の写真をすべて見る 批評家の東浩紀さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、批評的視点からアプローチします。 【写真特集】大物がズラリ!AERA表紙はこちら * * * 衆院選で自民党が316議席を獲得し勝利した(追加公認を含む)。議席占有率は68%。小選挙区では9割近くで勝利した。歴史的な圧勝である。 あまりの圧勝に訝しむ声が上がっている。しかし理由は明白だ。高市総理は就任以来高い支持率を維持してきた。その民意が反映されたにすぎない。 むしろ問題は、そんな状況にもかかわらず小手先の新党結成で勝てると踏んだ野党やメディアにある。中道誕生直後は、公明と立民の得票数を足せば小選挙区で圧勝といった予測がまことしやかに語られた。 しかし結果は、比例中心の公明系こそ議席を微増させたものの、小選挙区で戦った立民系は7
国が推進する公立中学校の部活動の地域展開。2026年度から「改革実行期間」に入るため、さらに地域への移行が広がる見通しです。文化部、とりわけ吹奏楽部は課題が多く、現場には困惑が広がっています。吹奏楽部の地域展開について詳しい北海道教育大学准教授の渡部謙一さんに現状と課題について伺いました。 【写真】元吹奏楽部の人気俳優はこちら! 部員が1ケタも珍しくない…避けて通れない地域展開 ――部活動の地域展開(地域移行)が2026年度からさらに本格化します。吹奏楽部の現状について教えてください。 なぜ今、部活動改革が求められているかというと、「このままでは部活は成り立たない」という人口統計試算があるからです。ちょうど教員の働き方改革やブラック部活問題も出てきて、そちらが部活動改革の理由だと思われがちですが、一番の理由は少子化です。一つの学校だけでは団体競技のチーム編成が難しいなど、これまでには考えら
ラオスの首都・ビエンチャンの夜の市場(かものはしプロジェクト提供) この記事の写真をすべて見る 東南アジアの小国ラオスで、日本人の児童買春が深刻な社会問題になっている。なかには、9歳で被害に遭う少女もいるという。「買春は罪」という意識が低い日本人が、貧困のために売春に身を置く少女たちにつけいり、被害を深刻化させている。 【写真】ラオス・ビエンチャンの夜の中華街 * * * 昨年8月、名古屋市の無職の男(当時65)が、東南アジアの小国ラオスで少女のみだらな姿を盗撮したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反などの疑いで逮捕された。 愛知県警は男の自宅を家宅捜索し、メモ帳17冊を押収。そこには、男はラオスなど東南アジアで性的関係を持ったとみられる少女の名前、年齢、会った場所、金額などが記されていた。被害者は2014年7月以降、延べ140人以上に及び、最も幼い被害者は、わずか9歳だった。 2月
古賀茂明氏 この記事の写真をすべて見る 自民党に歴史的大勝利をもたらした高市早苗首相に刃向かえる者は党内にいるのだろうか。石破茂前首相や岩屋毅前外相などに対し離党して新党創設とか中道改革連合への合流などを求める反高市のリベラル市民の声もあるが、今のところ、これらの議員に高市首相を牽制するほどの勢いを与えるものにはなっていない。 【写真】高市首相の“暴走”を止められそうな実力者はこちら 今回の衆議院選挙で村上誠一郎前総務相ら石破政権時代の閣僚たちを比例下位に落とす闇討ち事件を見た議員たちは、持てる権力を自らの報復のために悪用する強権ぶりに慄(おのの)き、NHKの党首討論欠席などを見て、首相には倫理観のかけらもないことに気づいてさらに恐ろしい人間だと感じただろう。自民党内でもやり過ぎと反発され、リベラル勢力も強く批判したが、「サナ活(サナエ推し活)」の勢いでそれらの「雑音」を見事に蹴散らした。
東京都新宿区の歌舞伎町のラブホテル街(photo 野村昌二) この記事の写真をすべて見る 「売る側」だけに罰則がある売春防止法のため、半ば野放しにされてきた「買春」。近く法改正議論が始まる見通しだが、いま現場ではなにが起きているのか。新宿・歌舞伎町を歩いた。 【写真】若い街娼たちが立つ新宿・歌舞伎町の大久保公園 * * * 冷たい北風が吹く1月上旬の夜。 新宿・歌舞伎町のネオンきらめく繁華街の喧騒から少し外れたラブホテル街で、女性たちが数メートルの間隔を空けて立っている。 20歳前後に見える女性が多いが、顔にまだ幼さを残す子も少なくない。彼女たちはダウンジャケットを羽織り、手元のスマートフォンをいじっている。地面に座り込んでいる子もいる。 そして通りには、20代と思しき若者から60代近くに見える男性まで様々な男性が行き交う。その数は、ざっと40~50人。 やがて一人の中年男性が、立
自民党開票センターで取材に応じる高市早苗首相=2026年2月8日午後10時20分、東京・永田町の党本部 この記事の写真をすべて見る 作家・北原みのりさんの連載「おんなの話はありがたい」。今回のテーマは衆院選と高市首相の「歴史的大勝」について。 【写真】党共同代表辞任の意向を表明した中道の野田佳彦氏と斉藤鉄夫氏 * * * まるでオセロの盤のように、日本の色が一色にひっくり返った今回の衆院選は、中道改革連合の大敗というよりは、「元立憲民主党」への残酷な終了宣告のようでもあった。長年にわたって小選挙区で当選してきた重鎮すらどんどん姿を消していく様に、中道という選択肢にここまで人の心がついて来ていなかったのか、と衝撃を受ける。 数の力で政策を推し進めた安倍晋三政権に心身共に疲れていた身としては、今の“ちょっと弱い自民党”がちょうど良かったのだけど、そのぬるま湯状態からガツンと目を覚まされたよ
日本人にも人気の「インド・ネパール」カレー=米倉昭仁撮影 この記事の写真をすべて見る スパイシーなカレーに大きなナン…。インドカレーはすっかり日本人の舌にもなじんだ。だが、そんなインドカレー店やアジア系の小さな料理店に、いま消滅の危機が迫っているという。なぜなのか。 【写真】15歳で来日し県立高校卒業後、22年にインド料理店を開業したカンデル・ラグさん 1月の週末、インド料理店「ラジャン」(千葉県船橋市)は若者や家族連れで賑わっていた。ランチメニューのカレーセットは、サラダ、カレー、ナン、ドリンク付きで900円。 「ナンは食べ放題だし、カレーはどれもおいしい。お気に入りはキーマカレー。1、2カ月に1回は来ます」と、客の女性は言う。 ラジャンは、日本各地にある親しみやすいインド・ネパール料理店のひとつだ。だが、ここへきて、そんなインド・ネパール料理店に「存続の危機」が訪れているという。客入り
惨敗を受けて会見する中道改革連合の野田佳彦(左)、斉藤鉄夫の両共同代表=2月9日 この記事の写真をすべて見る 衆院選で中道改革連合は、新党結成時の172議席を49議席と3分の1以下に減らす惨敗となった。衆院解散直前に、立憲民主党と公明党が合流してできた中道だが、内訳を見れば壊滅的な敗北となった立憲民主と、むしろ議席数を伸ばした公明と、党内で負け組・勝ち組がはっきり分かれている。 【写真】取材に応じず、雲隠れしてしまったのがこちら 新党結成時、衆院で中道が持っていた172議席のうち、立憲民主は148議席、公明は24議席だった。衆院選に立憲民主の出身候補は145人が立ったが、そのうち当選はわずか21人。一方の公明は比例区に絞って候補を擁立し名簿上位を占めた結果、候補28人を全員当選させ、公示前の勢力を上回った。 開票翌日の2月9日に中道の野田佳彦、斉藤鉄夫両共同代表が記者会見。「お通夜」のよう
爆笑問題の太田光(写真:Pasya/アフロ) この記事の写真をすべて見る 2月8日に投開票された総選挙は、自民党が単独で3分の2を超える議席を確保し、歴史的な圧勝を収めた。 【写真】汗だくでポスターを貼る「森下千里」の姿はこちら この日の夜は各局が選挙特番を放送したが、TBS系「選挙の日2026」に出演したスペシャルキャスターの爆笑問題・太田光(60)が、高市早苗首相に切り込んだやりとりが物議を醸している。 自民党が公約に掲げていた「食料品の消費税2年ゼロ」という看板政策に対し、太田は実現できなかった場合の責任の取り方について厳しく追及した。これに対し、それまで穏やかな表情で対応していた高市首相の顔色が変わり、「できなかった場合!?」と反応。太田が「大変失礼ながら」と質問を続けると、高市首相は厳しい表情と口調で「なんか意地悪やなあ!最初からでけへんと決めつけんといてください!」と怒気をにじ
2月7日、「最後のお願い」の演説をする高市早苗首相 この記事の写真をすべて見る 2月8日に投開票された衆院選は自民党が単独過半数議席を大幅に上回り、立憲民主党と公明党が結成した中道改革連合は大敗した。この結果は、ネット上にあふれる政治コンテンツの様相を見れば、必然だったのかもしれない。専門家は、高市早苗首相(自民党総裁)を称賛する切り抜き動画によってYouTube が“ジャック”され、無党派層が自民党に投票する大きなうねりが生まれたとみる。月間ユーザーが7000万人を超え、選挙の行方にも大きな影響力をもつようになったYouTube。その空間で、一体何が起きていたのか。 【写真】「社会保険料」と「社会保障費」を混同していた幹事長はこちら * * * 「今回の選挙期間中は“自民上げ・中道下げ”がYouTubeのトレンドでした」 こう話すのは、ネット世論を研究する立命館大学産業社会学部准教授
山上被告の母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に入信した影響をどう考えるかがこの裁判の焦点だったが、家族の崩壊を考慮すべきだという被告の弁護人の主張を完全に退けた判決だった。送検のため奈良西署を出る、山上徹也容疑者(当時)=2022年7月10日、奈良市 この記事の写真をすべて見る 1月21日、安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などに問われた山上徹也被告(45)に奈良地裁は求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。カルト問題を追ってきた鈴木エイトさんに寄稿してもらった。AERA 2026年2月9日号より。 【写真】特別検察官のもとに出頭する世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の韓鶴子総裁 * * * 「被告人を無期懲役に処する」 裁判長の言葉が法廷内に響く。〈生い立ちは大きく影響しておらず酌むべき余地も大きくない〉。読み上げられる量刑の理由を聴きながら私は傍聴ノートに書き殴った。 「彼ひとりに背
古賀茂明氏 この記事の写真をすべて見る 最近「TACO市」という言葉をよく聞くようになった。 【図】ズラリ一覧!全289選挙区「当落予測」はこちら(1月22日時点) 私が、外向けにTACOという言葉を高市早苗首相に使ったのはかなり早かった。念のためAIで調べると、最初に使ったのは私である可能性が高いと出た(断定は難しいのだろう)。 2025年、トランプ米大統領が大規模な追加関税措置を発表すると、株と債券とドルの三つが暴落するトリプル安に見舞われた。それを見た同大統領は慌てて、報復措置をとった中国を除き、関税引き上げの90日間停止措置をとり、中国に対しても5月には関税を145%から30%に引き下げた。このように、当初は派手な規制措置をぶち上げながら、市場や相手国から反撃を喰らうと簡単に後退する様子を評した「Trump Always Chickens Out(トランプはいつもビビって引き下がる
個人投資家のなのなのさん〈X▶@nano_nano2001〉(イラスト・本人提供) この記事の写真をすべて見る 株で大成功の個人投資家「なのなの」さんに銘柄の選び方、一生持ち続けたい配当株、今後買いたい株を聞いた。会社員でありながら高配当株にこだわった投資で資産は2億2400万円。受け取る配当は1カ月平均52万円という。【本記事はアエラ増刊「AERA Money 2025冬号」から抜粋しています】 【ついに公開】「配当は月52万円」2億円会社員が「一生持つ配当株」「今後買う株」はコレ!(一覧表2点) * * * 数百万円の資金で投資をはじめ、大胆にリスクを取りながら10億円クラスに伸ばす天才投資家がいる。 なのなのさんは、そんな投資家とは違い「まねしたら、私もできるかも」と思わせてくれる。夢のある会社員兼個人投資家である。 働きながらせっせと証券口座に入金(総額7500万円)。現在
YKKの社員として技術者向けマネジメント講座の講師を担当している67歳の小林義昭さん。定年廃止を受け、70歳までは働き続ける予定だ(写真:同社提供) この記事の写真をすべて見る 中堅以上の企業にも広がりつつある「定年廃止」。役職定年もなく、給与の大幅減額もなく、希望すれば働き続けられる環境は「未知のゾーン」ともいえる。どう備えればいいのか。 【シニア世代必見!】こんなシニアは転職先が決まりにくい 「もともと人を育てるのが好きなほうなんですよ。非常に楽しく過ごさせてもらっています」 充実した様子でこう話すのは、ファスナーメーカーYKK(東京都千代田区)社員で技術者向けマネジメント講座の講師を務めている小林義昭さん(67)だ。 アジアを中心に海外勤務は通算33年。世界約70の国・地域に事業展開する同社の中でも、小林さんは屈指の「海外通」だ。海外の事業所で社長や工場長などを務めてきた経験も生かし
TOP ニュース 【2026衆院選】全289選挙区「当落予測」一覧! 自民、維新で過半数取れるか? 新党・中道はどこまでのびる?
ずらりと留置されているEVバス この記事の写真をすべて見る 大阪城から徒歩10分ほどのところにある、大阪メトロ(大阪市高速電気軌道)の土地に、見覚えがあるバスがずらりと並んでいる。目視できる範囲で100台以上はあろうか。 【写真】EVバスの自動運転実験を公表していた当時の大阪・吉村知事 「こんなことになろうかと思っていた。けど、現実にこの光景を見ると悲しさ半分、やっぱりなが半分かな」 こう話すのは同行してくれたAさん。ずらりと並んでいるのは、昨年10月に閉幕した大阪・関西万博の会場移動に使用されていた電気で走るEVバスだ。Aさんは半年ほど、万博会場でEVバスの運転手を務めていた。 「ここに並べられているのは行き場がないから。万博の期間中も故障が多くて大変でした。引き取り先もなく、修理してもすぐに不具合が起きて危険性があるので、野ざらし状態と聞きました」 とAさんが教えてくれた。 大阪・関西
新党「中道改革連合」の共同幹事長に就いた安住淳氏(撮影/写真映像部・山本二葉) この記事の写真をすべて見る 衆議院の解散・総選挙を目前にして、電撃的な新党結成で政局を仕掛けた立憲民主党と公明党。はたして、合流した議員たちの足並みはそろうのか。選挙では政権与党にどう立ち向かうのか。新党「中道改革連合」で共同幹事長に就いた安住淳氏が、AERAの単独インタビューに応じた。 【写真】創価学会「女性部」の怒りを買って失脚した公明党議員はこちら * * * 2025年10月10日、公明党は1999年から民主党政権下の中断をはさんで約26年続いた自公連立政権を離脱した。立憲民主党・公明党の接近はそこから始まった。 「野党第1党は野党全体の一任を受けて与野党交渉に当たります。そこで、野党の一員になった公明党にも当然ごあいさつに行って、公党としての付き合いが始まりました。その後、国会対策委員
久米宏さん(右)と橋本吉史さん(橋本さん提供) この記事の写真をすべて見る 1月1日に肺がんで亡くなった久米宏さん(享年81)は、最後までラジオを愛した人でもあった。最後のレギュラー番組はTBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」。ラジオでは、パーソナリティーとしてテレビでは見せない“素”の部分もさらけだしていた。同番組を担当した元TBSラジオプロデューサーの橋本吉史氏(46)に久米さんとの思い出や秘話を聞いた。 【写真】久米さんに「かみ合わない」と言われた女性アナウンサーはこちら --2004年3月に「ニュースステーション」(テレビ朝日系)を終えた久米さんが、06年10月から「久米宏 ラジオなんですけど」を始めると発表されたときは、かなり話題となりました。 久米さんのキャリアはラジオで始まり、ラジオで終わっています。久米さんはTBSアナウンサーだった時代に、深夜番組を担当していたことがあ
会見に臨んだ伊藤詩織さん=2025年12月15日、東京都千代田区の日本外国特派員協会 この記事の写真をすべて見る 作家・北原みのりさんの連載「おんなの話はありがたい」。今回は「Black Box Diaries」について。 【写真】映画公開初日に舞台あいさつをする伊藤詩織さん * * * 「詩織さん」のことを、ずっと考え続けている。映画「Black Box Diaries」を巡って起きていることを前に、伊藤詩織さん個人についてというよりは、「詩織さん」が象徴してきたものが何だったのかを振り返るような思いだ。 私は朝日新聞出版「AERA」の人物ルポ「現代の肖像」の執筆者として、伊藤さんを長期にわたって密着取材したことがある(2018年7月〜2019年1月)。そのことをきっかけに、伊藤さんの民事裁判を支援する会を立ち上げた(2019年4月)。もちろん山口敬之氏を訴えた民事裁判の傍聴もした。
イラスト:サヲリブラウン この記事の写真をすべて見る 作詞家、ラジオパーソナリティー、コラムニストとして活躍するジェーン・スーさんによるAERA連載「ジェーン・スーの先日、お目に掛かりまして」をお届けします。 【写真】この記事のイラストをもっと見る * * * さて、変わらぬ日常が戻ってまいりました。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。私は相変わらず元気にやっておりますが、新年早々世界情勢がますます物騒なことになり、いったい今年はどんな一年になるのかと少しどんよりもいたしました。 すでに強者であるにもかかわらず、欲しいものがあれば、なにかしら理由をこさえて力ずくで奪いに行くあの感じ。北斗の拳やマッドマックスのような世界観です。各国、この手のことは何世紀も前からあるとはいえ、人の心はもう少し進化しないものかと歯痒くなります。 先日、学生時代からの友人がイギリスから一時帰国しました。彼女は
写真はイメージ(gettyimages) この記事の写真をすべて見る さまざまな業界で、外国人の雇用が拡大している。特に顕著なのが飲食業界だ。仕事へのモチベーションを評価し、職場の大黒柱としての成長を期待する企業も少なくない。国籍を問わず、労働者には生活も人生もある。日本社会は「外国人労働者」とどう向き合うのか(全8回の特集1回目)。 【写真】「日本で長く働きたい」と笑顔で語るクアさん。期待の幹部候補だ * * * 仕事に対する熱量が違う 「私が加工場長になった2年前から、日本人社員は新たに雇用していません。今後はすべて外国人でいいと思っています」 そう語るのは、「銀だこハイボール酒場」など、全国に約110の店舗を運営する「株式会社オールウェイズ」の斎藤久史・加工場長だ。 居酒屋の仕込みを行う加工場(東京都調布市)に勤務する従業員は27人。そのうち11人が外国人だ。国籍はベトナムが
仕事が「止まらない」なかで、まる2年間悩みました ――子育てとキャリアの両立はつねに悩ましいものです。赤江さんは、どうやって答えを出しましたか? 実際にラジオ番組の仕事を終了するに至るまで、相当悩みました。「仕事やめようかな」「いや、でもここを乗り切れればもう少しラクになるかもしれない」なんて、2年間ずっと悩んでいました。 これは私の持論なのですが、「どうしていいかわからない」と自分で決められないときは、まだ「悩みきれていない」ということだと思うのです。私は、悩んでいるときを「自分の中で弓を引いている時期」ととらえるようにしています。じゅうぶん悩みきると、矢は自然にパーンと飛んでいく。すると、どんな結果になっても後悔はありません。 ――2年間も……。その間、つらかったですね。 そうですね。そのころは忙しすぎて、日々の仕事を回すのが精いっぱい。最後のほうは、夜、寝かしつけで子どものたわいもな
アメリカのIT企業で働くプロダクト・マネージャーの福原たまねぎさん(撮影/写真映像部・上田泰世) この記事の写真をすべて見る エンジニアからタクシードライバーまで――2025年、大幅な人員削減が行われたアメリカ。背景にあるのは、急速に進化するAIだ。外資系IT企業のアメリカ本社で働く福原たまねぎさんに過酷な現状を聞いた。 【写真】福原たまねぎさん <【前編】米国オフィスでは「AIをバンバン使ってる」 外資系IT社員が見た日本とアメリカの“決定的な意識の差”>から続く * * * 「アメリカのIT企業では、すでにAIを活用することが前提の業務量を割り振られています。手作業では到底、完遂不可能な量とスピードが求められる。これは、AIを使うことが好きでなければ本当に厳しい状況です」 外資系IT企業のアメリカ本社でプロダクト・マネージャーとして働く福原たまねぎさんは、現地の変化をそう語る。きっ
アメリカのIT企業で働くプロダクト・マネージャーの福原たまねぎさん(撮影/写真映像部・上田泰世) この記事の写真をすべて見る 外資系IT企業のアメリカ本社でプロダクト・マネージャーとして働く福原たまねぎさん。日本に一時帰国した際、元同僚から聞いた一言に、日米間のAI活用の"決定的な差"を痛感したという。米国オフィスのリアルな活用事例を聞いた。 【企業ランキング】初任給50万円以上!? 初任給ベスト15 * * * 「文章は自分で書かないでください。大事なポイントを箇条書きでまとめて、あとはAIに作らせてください」 ある日、上司からそんな指示が飛んできた――外資系IT企業のアメリカ本社で働く福原たまねぎさんは衝撃を受けたという。 「僕のようなプロダクト・マネージャーをはじめ、営業、ファイナンスなどビジネス系の職種は『文章を書く、整理する』ためにAIをバンバン活用するようになりました。営業
「給食を食べるのが遅い。先生が量を減らしてくれない」という相談を送ってくれたのは、小学4年生のまぶピーヤ。数多くの子ども向けライブを開催し、子どものお悩み相談本『小島よしおのボクといっしょに考えよう』(朝日新聞出版)も出版した小島よしおさんが、さまざまな悩みや疑問に答えるAERA with Kids+の本連載。小島さんは、完食することも大切だけれど、「無理は禁物」と言います。自分で工夫できることや、相談先を変えるアイデアを教えてくれました。 【写真】小島よしおさんの、“リラックスできるギャグ”はこちら! 【よしおの答え】 まぶピーヤ、給食のことで困っているんだね。一生懸命食べようとしているのがすごく伝わってきたよ! でも、気持ち悪くなるってことは体がもう入らないって言ってるサインだから、無理しすぎないでね。 よしおが小学生のときも、食べるスピードがゆっくりな子がいたよ。昔からずっとある悩み
モスクはムスリム(イスラム教徒)にとってなくてはならない大切な場所だ。写真は、御徒町の「マスジド・アッサラーム」(撮影:野村昌二) この記事の写真をすべて見る ムスリム(イスラム教徒)の礼拝の場であるモスクの新設をめぐり、排他的で偏見に満ちた言動がSNSを中心に過熱している。インバウンド訪日外国人客が増加し、そして外国人の労働力が欠かせなくなりつつある日本で、いま求められているものは何か。 【写真】建設中の「御徒町モスク(仮称)」代表のモハメッド・ナズィールさん * * * 「怖すぎる」 「御徒町が乗っ取られる」 「巨大モスクなんていらない」 東京都台東区上野3丁目の御徒町に建設中のモスクをめぐり、SNS上にこんな投稿が相次いでいる。 モスクは、ムスリム(イスラム教徒)にとって神と人をつなぐ礼拝の場。同時に、コミュニティーの交流や学びの場としても機能する、なくてはならない場所だ。台
立花孝志被告 この記事の写真をすべて見る 元兵庫県議に対する名誉毀損で起訴された「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志被告が、12月24日に兵庫県警の留置施設から神戸拘置所(神戸市北区)に移送されたことがわかった。この拘置所は、かつて収容中の被告が凍死したこともあり、その界隈では「冬の厳しい寒さ」で知られる施設だ。 【写真】明治時代に造られたが神戸拘置所より快適? 重要文化財に指定された旧奈良監獄 * * * 「まあ、えらい時期に移送されたわな。地獄を見るんじゃないですか」 数年前の冬、神戸拘置所に数カ月収容されたことがあるAさんは、立花被告の移送について、そう話した。 刑事被告人や死刑囚が収容される拘置所の中で、神戸拘置所は全国8カ所の本所の1つ。神戸市の山間部にあり、周囲には閑静な住宅街が広がっている。記者は数十回、神戸拘置所を訪れたことがあるが、かなり標高が高い場所にあって、道
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