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ブラックフライデー
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はじめに この記事は言語学な人々 Advent Calendar 2025 の4日目の担当として作成したものです。 adventar.org また、この記事の内容は、Twitterに関する論文、 (PDF) Twitter (X) 上の日本語を対象にした言語学的研究に関する覚え書き デジタルコミュニケーション研究会での発表 (PDF) マイクロブログを対象にした日本語研究の可能性:XからBlueskyへ で書いたり言ったりしたことから抜粋して整理したものです。 内容はささやかなものですが、若干煽り成分も含んでいますので、大仰なタイトルにしました(ほかに良いのが思いつかなかったというのもあり)。 なぜTwitterに関する論文(上記)を書いたか この論文を書いた一番の理由は、2024年までにTwitterからXへの移行とそれに伴うさまざまな変化が急激で予測が付かず、またその後が不安になるよう
先週末から今週前半は集中講義のために神戸市外大に行っていて、そちらにかかりっきりだったので、まつーらさんの記事に昨日気付いた。 「25%が日本語由来」とか言語学者だったら言わなさそう|まつーらとしお 記事中で言及されている今村・ロング (2019) は借用・外来語(語彙層)の研究をしている関係で購入済みだったので、簡単に確認してみた。 パラオにおける日本語の諸相 今村圭介、ダニエル・ロング著 パラオ語における日本語由来の語彙の割合・比率について、購入時にざっと読んだ際に書かれていたかどうか思い出せなかったのだが、今回改めて読んでみてもそのような記述は見つからなかった。下記のような存在感に関する記述がある程度。 900語を超える日本語借用語がパラオ語に見られ語彙体系の一部として重要な機能をなしている。戦後70年たった現在、パラオ社会全体の変化や日本語を理解する世代の急激な減少により、使用され
はじめに トラックバック 生成AIと検索 note RSS Obsidianからはてなブログへ どれくらい長いものを書きたいか おわりに はじめに あまり更新しない割にはブログ論に関することは定期的に書いている。今回下記の記事周りのやりとりが面白かったので自分もちょっとだけ。 他人のブログの感想をもっと気軽に書きたい。 - 世界のねじを巻くブログ ちなみにねじまきさんは私が個人サイトを作成するきっかけをくれた人の1人だ。 以下、それぞれのトピックにあまり関係がないものもある上に、ほとんど自分がこれまで書いたこと、考えたことの整理なので、読むときは注意してください。 トラックバック ブログを書いていると、けっこう時間が経ってから言及に気付くことがある(はてなブログからの言及はお知らせがあるので気付きやすい)。こんな時にトラックバックは便利だったなということを思い出す。 気になって、改めてちょ
以前、はてなブログが生成AIから内容を直接は読めない設定になっているのを確認して、今後の運用方針をどうしようか迷っているという記事を書きました。私は生成AIに記事の内容を読んでもらいたい方です。 自分のはてなブログを生成AIに読んでもらえないか試したらやっぱりできなかったので今後どうしようかな - 誰がログ ところがさいきん、生成AIからのクロールに関する設定項目が追加されたようです。公式からの発表は以下の記事。 生成AIによるクロールを拒否する設定ができるようになりました - はてなブログ開発ブログ 早速自分のブログの設定を見てみたところ、「設定」の中の「基本設定」の一番下に項目がありました。上記記事の解説の通り、初期状態ではチェックが入っていなかったのでそのままにしてあります。 はてなブログの生成AIに関する設定 ブログは今のところはてなブログで書きたいなという気持ちが強いので、以前ま
はじめに 理由 取り組んでほしいこと おわりに はじめに 昨日の記事で書いたように、選挙区選挙では立憲民主党の議員に、比例代表選挙ではチームみらいに投票しました。 第27回参議院議員選挙の投票をしてきました - 誰がログ この記事では、チームみらいに投票した理由について簡単に書いておきます。 実を言うと、投票が終わってから、(それほど自分から情報を取りに行っているわけでなくても)投票行動など選挙に関するさまざまなことを題材に他人を馬鹿にする言動に触れたことでだいぶ書く気が失せたのですが、自分のための記録としても重要なのでやはりメモ程度のものは残しておくことにしました。 あまり資料や情報には当たらず私の主観ベースで書きますので、情報として参照する場合は注意してください。また、下記に書くことがらについては特に専門ではありません。 理由 一番大きな理由として、工学 (engineering) に
第27回参議院議員選挙の投票を済ませました。さいきん期日前投票に行く時間がなかなか確保できず、今回も投票日当日の投票になりました。 選挙区選挙では立憲民主党の議員に、比例代表選挙ではチームみらいに投票しました。今回チームみらいに投票した理由については投票期間終了後に書く予定です(公開するかどうかはまだ少し迷っています)。 私の選挙・投票に関する考え方は下記の通りです。 誰に投票したかにかかわらず投票に行った方はその点で社会制度を支える協力者であって「○○に投票するくらいなら投票しない方が良い」とは考えません (中略) 投票に行かなかった方は政治に関わってはいけないとか、何か言及してはいけないというようなことはないと思います すべての投票した人に感謝(しなかった方は次の機会に) - 誰がログ 追記(2025-07-21) 書きました。 参院選でチームみらいに投票した理由 - 誰がログ
はじめに 簡単な背景 はてなブログからWordpressへ Zoteroだと何が良いか 作業環境 作ったもの1: Zoteroから情報を取得してWordpressで表示させる 情報を取得するオリジナルプラグイン Wordpressに表示させる仕組み 文献ごとに表示内容を変える 作ったもの2: 文献の固有IDを取得するZoteroのプラグイン 細かい背景・事情に関する補足 おわりに はじめに 少しずつ作って少しずつ試してきたものがようやく実際に運用できるくらい形になったので、まとめておきます。 作ったものだけでなく背景・事情まで含めるとけっこういろいろな話がありますので、先に簡単にまとめておくと、この記事には次のようなことが書いてあります。 Zoteroから文献情報を自動的に取得するWordpressのオリジナルプラグインを作り、文献の種類ごとにアレンジして表示させる仕組みを整備した Zot
はじめに 成り立ち 終焉の予兆 おわりに はじめに 我が家に、次のような謎の慣習がある。 子(9歳児)がお風呂上がりにタオルを私の首にかけ、私がそれをすぐ返す しかし今やこの行為だけ見るとなんだかよく分からない慣習も終わりを迎えつつあるので、ここに記録として記しておくことにする。 成り立ち 発端は、子が小さい頃私がお風呂上がりに髪の毛を拭いていたことだった。つまり、当初は下記のような流れであった。 子(保育園児)がお風呂上がりにタオルを私の首にかけ、それを合図に私が子の髪の毛を拭く(就寝できる状態になるまで) これはしばらくの間、子が低温や弱風でもドライヤーを嫌がったためである。そのうちドライヤーで髪の毛を乾かすことにも慣れたため、髪の毛を拭くのはお風呂上がり直後にさっとやるだけになった。私がお風呂上がりに時間をかけて子の髪の毛を拭くことはほとんどなくなったのである。 しかし、なぜか子が私
デジタルコミュニケーション研究会の第5回研究会で発表させていただけることになりました。下記の概要は私の研究に関する抜粋ですので、研究会全体の情報については次回の研究会のページをご覧ください。もう1つの発表、大塚生子氏「対立場面に見るデジタル・ポライトネスの実践:ママ友間の携帯メール談話を事例に」もたいへん楽しみです。 日時:2025年7月6日(日)13:00- 形態:オンライン(参加には7月4日までに上記ページより申し込みが必要) 発表タイトル: マイクロブログを対象にした日本語研究の可能性:XからBlueskyへ 概要:本発表ではまず、X (前Twitter)の2023年から2024年にかけて起きた急激な変化が日本語研究にもたらした影響とそれらの問題点を、田川拓海 (2024)「Twitter (X) 上の日本語を対象にした言語学的研究に関する覚え書き」(『筑波日本語研究』28:1-30
はじめに 取材・視聴の感想 補足 もう少し言いたかったこと おわりに はじめに 先日の記事 生成AIの話題で今夜ちょろっとテレビに映る予定 - 誰がログ で予告したNHK「サタデーウオッチ9」の生成AIに関する特集は無事放送されました。 下記の記事にもあるように、NHKプラスで5月24日(土)まで配信を見ることができます。 www3.nhk.or.jp この記事では簡単な補足などを書いておきます。 取材・視聴の感想 取材・撮影は全体として大変丁寧で、事務的な調整をはじめ、事前・当日・事後の取材・インタビューなどのやりとりもスムーズにできました。 少し意外だったのは上記のNHKの記事と放送の内容は一言一句同じというわけではなく、異なりもあるということでした。両者を合わせると、自分が思っていたよりはいろいろなことを取り上げていただいたという気がします。 先週末は英語学会の国際春季フォーラムとい
大学での生成AIに関する事例についてNHKの取材を受けました。 その内容の一部が今日5月17日(土)放送の「サタデーウオッチ9」という番組内で紹介されるということです(何か大きなニュースが飛び込んできたら変更になるかもしれませんが)。 すでに記事にもなっているようです。 www3.nhk.or.jp 自分に関わるところ以外の内容も気になりますので、楽しみです。 放送を視聴して内容を確認したら後日補足の記事でも書こうかと考えています。 実際に映るのはほんと少しのようですし、(言語学に興味のある方は映っている例が気になるかもしれませんが)全体的にかなり一般的な話をしたのでおそらく言語学の話は出てこないでしょう。 追記(2025-05-19) 補足の記事を書きました。 dlit.hatenadiary.com
追記(2025-08-08) はじめに ブログの書き手としての個人的希望 生成AIの反応 ChatGPT (o4-mini) Claude (3.7 Sonnet) Gemini (2.5 Pro) おわりに 追記(2025-08-08) 生成AIに関する設定が追加されましたので、生成AIから読める設定にしました。現在では、下記に書いてある状況は解消されました。 dlit.hatenadiary.com はじめに 下記の記事を読んではてなブログも生成AIが直接読むことはできないというのを知って驚いたので実際にこのブログでも試してみました。 生成AIの「URLを読む処理」について考えてみる。 - フジイユウジ::ドットネット 結果としてはやはりその通りだったのですが、ChatGPT, Claude, Geminiでは応答が違って面白かったのでついでに記録しておきます。 しかし自分が書いたブロ
はじめに ポイント Todoistとの連携(Another Simple Todoist Syncプラグイン) TickTickとの連携(TickTick Syncプラグイン) おまけ:MorgenでのTasksタスクの読み込み おわりに はじめに Obsidian、盛り上がってますね。 さいきん、Obsidian内にあるタスク(チェックボックス項目)と双方向同期ができるタスク管理サービスがいくつかあるのを見つけたので、試した感触についてざっくり書いておきます。 特に研究や仕事に関することでは、やる(べき)ことをタスクとして切り出さないという下記の記事に書いた方針は今でも継続しています。 Obsidianでタスクとして切り出さずにやる(かもしれない)ことと付き合う - 誰がログ 期限の確認などについてはObsidian内でDataviewやTasksなどのプラグインを試してみたものの、リマ
はじめに 授業へのコメントに関する不正行為 修士の学生の修了 はじめに もう新しい年度が始まってしまったが、2024年度にあった特に印象に残った研究・教育関係の出来事で、かつこのブログやSNSであまり言及しなかったことについて少し書いておく。悪い話と良い話が1つずつある。 授業へのコメントに関する不正行為 まずは悪い話から。 学部で担当している講義の授業では、毎回その授業の内容に関する質問やコメントをLMSから提出するというのを課題にしている(授業中から提出できる)。一般的には「リアクションペーパー」「コメントシート」などと呼ばれているものに当たる。 この課題で提出されたものの一部について、次回の授業で回答したり補足説明を加えたりする。かなり面白いコメントや鋭い指摘を受けることもあり、場合によっては文献を調べるなどこの準備にかなり時間を取ることもある(たぶんこれで一番勉強しているのは私であ
はじめに 全体の手順 テンプレートとその使い方 Properties1: tags(タグ) Properties2: draft-url(はてなブログの下書き管理のページurl) コメント(コメントアウト) [:contents](はてなブログの目次表示) ### はじめに(見出しの例) 下書きを書いた後の手順 おわりに はじめに 以前下記の記事で簡単に紹介した、Obsidianのノートを直接はてなブログに投稿するプラグインを実際にどのように使っているのか、もう少し詳しく紹介します。 Obsidianからはてなブログに投稿するプラグインを試してみた - 誰がログ 大きな前提として、ブログの下書きをObsidianで書きたいということがあります。これは、ブログの記事を書く際にObsidianのほかのノートに書いてあることを参考にすることがあるのはもちろん、ブログの記事に書いたこと(の一部)を
子の名付けと名前 ローマ字表記 子の世代の名前とか「-子」とか 子の名付けと名前 下記のまとめを読んで、そういえば自分の子の名付けの際はほかとのかぶりはぜんぜん気にしなかったなあということを思った。 子供の性別が確定したので名前を本格的に考えているが、私が提案する名前全部「職場にいる」「小学校の同級生でいた」って言われて困る - Togetter [トゥギャッター] 名付けについてはいくつかの条件とその優先順位について考えながら決めることが多いだろうから、この「かぶらなそうな名前」というポイントについて思いついたり指摘を受けていたりしたらもっと悩んだかもしれない。 子の名付けの際には、夫婦間で使いたい形態素(漢字ではない)が先に決まっていたので絞り込むのはそれほど大変ではなかった。表記も漢字を含め対応するパターンは限られていたし。 ローマ字表記 子の名前について唯一この条件はうまく達成でき
はじめに お試しタスク 検討のポイントなど ClaudeのMCP 設定など 使った感触 Cline (Cursor) 設定など 使った感触 余談:Cursorは? Copilot Plus 設定など 使った感触 おわりに はじめに 現在、仕事と研究に関するかなりの文章をObsidian上で書いているので、これらの書いたものや記録・メモ・資料などを生成AIで参照しながらいろいろな作業ができるようになったら良いかもと考えてここさいきんObsidianと生成AIの連携をいくつか試していて、とりあえずそれぞれ初期設定はできて動かせたので簡単な感触などをメモしておきます。というわけでこの記事ではObsidianと生成AIを連携させることでこんなすごいことが、みたいなアイディアの話は出てきません。たぶんこれからいろんな人たちが面白いことを考えてwebに書いてくれるのではないかと思いますので楽しみにして
はじめに 研究者から投げかけられたことば 被調査者としての体験 おわりに(おまけ) はじめに 2月21日は国際母語デーということで、まつーらとしおさんの呼びかけもありましたし、私の母語であるウチナーヤマトグチに関する思い出について書いておきます。 note.com この先の内容はすでに何度かX(旧Twitter)に書いたことなのですが、ブログ記事としても書いておいた方が良いだろうと思っていました。 なお、ウチナーヤマトグチがどのような言語かということについては下記の下地理則氏の記事が詳しいです。私の過去のX(旧Twitter)での投稿にもこの記事に触発されたものがあり、おすすめです。 note.com このブログでもときどき沖縄については書いています。気になる方は下記のカテゴリーをご覧ください。 沖縄 カテゴリーの記事一覧 - 誰がログ 研究者から投げかけられたことば 沖縄県沖縄市で18歳
はじめに:個人サイトの更新 "girlfriend" と "girl friend" の音と意味 "girlfriend" と "girl friend" の表記 おわりに はじめに:個人サイトの更新 個人サイトに作成した「形態論の入門書・教科書・概説書」のページに、工藤和也・依田悠介 (2025)『ブックレット形態論概説』(開拓社)の短評を追加しました。下記のリンクからこのページの該当箇所に飛べます。 [読書案内] 形態論の入門書・教科書・概説書 | 田川拓海 このページでは、新しめの書籍を優先的に取り上げています。特に小野尚之 (2024)『ベーシック形態論』や由本陽子・杉岡洋子・伊藤たかね (2024)『語の文法へのいざない』など、刊行されたばかりものは学会誌の書評をはじめ一般的なレビューもまだあまり出ていないと思いますが良い本が多いです。2024年度はほんとに形態論関係書籍の刊行が
はじめに 以前Raindrop.io(以下Raindrop)に、はてなブックマークとEvernoteのブックマーク、webクリップを移したことを書きました。 はてなブックマーク(とEvernote)からRaindrop.ioへの切り替え - 誰がログ 私の観測範囲ではあまり使っている人自体見ませんし、有料プランにしている人はさらに少なそうなので、また少し情報提供を。 上の記事を書いた後も有料プランで快適に使っていて、特にスマホ使用中に見かけたものをとりあえず放り込んでおくのに重宝しています。もちろんとりあえず放り込んでおくだけならいろんなツール・サービスでできるわけですが、Raindropは保存時にタグ付けなどして整理しておくのが簡単ですし、後で情報を探すのも楽です。アプリ自体がブラウザにもなるので、後で読むだけならこのアプリで完結します。プランと機能のまとめについては下記の通りです。 P
はじめに 授業 研究(学位論文指導、特に卒論) おわりに はじめに 2024年度に大学で担当している授業や学位論文の指導で、生成AI関連で気になることがいくつかあったので記録も兼ねて簡単に書いておきます。以下どうしてもネガティブなことが多くなっていますが、ちゃんと付き合う/使うためにはこういうことも考えておく必要がありそうだということで。 私自身はあまり技術的に詳しい方ではありませんが、ふだんの業務や研究では生成AIをいろいろ試しています。ChatGPT Proにはまだ手が出せていないものの、有料プランで使っているものもあります。また、生成AI絡みの研究にもちょっとだけ関わっていたりもします。 なお、以下に書くことはあくまで同様の問題に困っている、あるいは心配している人の参考になればということで例を示したものです。一口に「大学」「研究」と言っても、組織や分野、授業・研究の目的などさまざまな
昨日言語学フェス2025というイベントで研究発表をしました。 言語学フェスについては公式サイトや立ち上げたメンバーの1人である松浦さんの記事などをご参照ください。この分野のものにしてはかなり大きなイベントだと思います。私も昨年から実行委員として関わっています。 公式サイト: 言語学フェス2025 松浦さんの記事: 言語学フェス2025終わり!|まつーらとしお 今回は2年ぶりに発表もしました。「現代日本語における接尾辞-erの形と意味」というタイトルで、「言語学er」のように日本語の中に現れる「er」、特に音(どう読むか)がよく分からないものを取り上げています。 下記のサイトにポスターのpdfをアップしましたので興味のある方はどうぞ。1枚のポスターなのでダウンロードした方が見やすいかと思います。発表では生成AIを使った用例採取の感触とかBluskyのカスタムフィードとAPIとかについてももう
はじめに なんでそんなことを気にしているか 文献の探しにくさという障壁 文献の探しにくさとその位置付け 文献に関する情報はどこにあるか 分野内のコミュニケーションとか対策とか 分野内での問題 対策? おわりに はじめに この記事では、文献の探しにくさが異分野間どころか同一研究分野内での交流にとっても問題になっているのではないかというようなことについて書きます。 以下の内容の大部分は以前から考えてきたことですが、2024年の12月に開催された日本語文法学会のパネルセッション「「“よい”文法記述」について考える ―分類・周辺・例外・理論といかに向き合うか―」に参加した際に1度まとめておいた方が良さそうだと感じたので書くことにしました。そのためパネルセッションへの感想のようなものも入っていますが、そこを読み飛ばしてもある程度内容が分かるように書くよう努めます。 なお、以下の内容についてきちんと論
はじめに 書籍 論文 研究発表 個人サイト ブログ記事 おわりに はじめに 2024年は出版までに時間がかかっていた著書(共著)が無事刊行されたことや、そのほかの書いたものについてもふだんより宣伝したいものが多かったので、主に研究関係で世に出せたものについて簡単に雑感を書いておきます。 書籍 乙黒亮・田川拓海『形態論の諸相 6つの現象と2つの理論』くろしお出版. くろしお出版のページ, Amazonのページ ようやく刊行することができました。今のところ直接いただいたものの中では「難しいよ」という感想が一番多い気がします(一応それは覚悟の上でこういう内容にしています)。私の専門に近いところからの具体的な評価はまだそれほど聞いていなくてちょっとこわいところです。 後で紹介する個人サイトの方に、この本にチャレンジする前のガイドになりそうなものについてかんたんにまとめましたので気になる方はどうぞ。
この記事・企画は言語学な人々 Advent Calendar 2024 の3日目の担当として作成したものです。 adventar.org 2024年10月に刊行された『形態論の諸相 6つの現象と2つの理論』の販促も兼ねて、 www.9640.jp この本にチャレンジする前に、あるいは平行して勉強するために参考になる本の読書案内ページを個人サイトに作成しました。個々の本の紹介については下記のページをご覧ください。 ttagawa-dlit.info
第何回かなんて今まで気にしたことなかったんですけど衆院選は今回で第50回なんですね。 いろいろ立て込んでいて期日前投票に行く余裕がまったくなかったので、久しぶりに投票日当日に投票してきました。 私の選挙・投票に関する考え方は以前次のような記事を書きましたので良ければどうぞ。投票先を書いたのはこのときが例外で、ふだんは書きません(今回も)。 すべての投票した人に感謝(しなかった方は次の機会に) - 誰がログ 江東区の投票率は11時で8%弱、14時で19%弱だったそうです。江東区は入場券が割と早く届いた方なようですが、まだ届いていないところもあるというような話も見かけましたし、なんだか全国的に雨模様でもありますし、全体の投票率はあまり高くならないかもしれませんね。 以前つくば市に住んでいたときに他地域開催の学会か何かから帰ってくる予定がかなり遅くなってしまって投票終了時刻ぎりぎりに投票したこと
はじめに LaTeXによる執筆 共著者の乙黒さん くろしお出版の荻原さん おわりに はじめに 言語学の形態論と呼ばれる領域の教科書・概説書がもう少しで刊行されます。これはその2つ目の宣伝記事です。前の記事はこちら。 形態論(言語学)の教科書・概説書を書きましたので少しだけ補足と宣伝 - 誰がログ 書籍に関するページは以下です。電子書籍版も購入可能な状態になったようです(発売日の10月10日に配信)。予約・購入の際は刊行形態にご注意ください。 くろしお出版のページ: 形態論の諸相 6つの現象と2つの理論|くろしお出版WEB Amazonのページ(kindle): 形態論の諸相 6つの現象と2つの理論 | 乙黒亮, 田川拓海 | 言語学 | Kindleストア | Amazon hontoの電子書籍のページ: 形態論の諸相の電子書籍 - honto電子書籍ストア LaTeXによる執筆 本書はす
はじめに どういう特徴があるか どのような教科書か レベル 練習問題 言語(データ) 文献 訳語 おわりに おまけ はじめに 乙黒亮さんと共著で『形態論の諸相 6つの現象と2つの理論』という本を書きました。刊行は10月10日でもう少し先ですが、Amazonほかで予約もできるような段階ですので先に少し宣伝しておきます。 以下のくろしお出版のページに詳細な情報が載っていて、書影の下にある「サンプルページを見る」から「まえがき」「目次」と各章の冒頭部分を読むことができます。 形態論の諸相 6つの現象と2つの理論|くろしお出版WEB Amazonのページはこちら この記事では本書には直接は書かれていない私個人の見解などについて少し補足のようなものを書いてみます。重要なところはあとで個人サイトの方にまとめなおすかもしれません。 後日、本書の前の段階の勉強をしたい人のために読書ガイドがあった方が良いと
はじめに 中学や高校での「研究」 気になること:研究テーマ 研究環境の向上 入試などにかかわる問題 対策?:研究倫理の教育など おわりに はじめに 大学より前の学校教育(中学、高校)における研究倫理の取り扱いについてさいきん少し気になることがあり、記録としてメモしておきます。 下に書くことが私の杞憂だったら良いのですが、単なる伝聞や推測だけでなく、私個人が関わったケースも複数あります(多数ではないので例外であってほしい)。ただしいずれも私的なやりとりですし、生徒が関わることですので具体例に関する詳細は書きません。そのため、学校教育が身近ではない方にとっては特にわかりにくい記事になってしまうかもしれません。 なお、私は大別すると人文系の研究者ですので、記事では人文系の研究を念頭においていますが、一口に「人文系」といってもさまざまな分野があり研究テーマやアプローチもいろいろありますので、網羅的
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