イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が、国連の総会で特殊な演説を行い、波紋を呼んでいる。

演説の前夜には、ユダヤ系コミュニティがネタニヤフ氏の滞在するホテル前で「ガザの解放を呼びかけるデモ」を実施した。

演説当日は、ニューヨーク市内に数百人の抗議者が集まった。

ネタニヤフ氏は国連総会の壇上でも、厳しい状況に直面していた。

ネタニヤフ氏、登壇時の会場がこちら。空席が目立つ。

そんな緊張感ただよう場面で、ネタニヤフ首相は「抜き打ちクイズです」と、壇上でおもむろにボードを取り出した。
「答えがわかったら、手を挙げてください」と呼びかけた。
「1問目はこちら」と、クイズを実施するネタニヤフ氏。

続けて2問目、「『アメリカに死を』と叫ぶのは誰か?」と投げかけた。

SNSでは「これ本物? 編集された映像かと思った」など、困惑する声が広がっている。
💬「国連の場で“クイズ”なんてありえない」
💬「政治というのは、いまやジョークなのか。茶番すぎる」
💬「選択肢にイスラエルがないのはなぜ?」
💬「とんでもない恥知らず。6万人の命を軽視している」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:香川 晴彦