玄関の防犯カメラに映った、家主と配達員のやり取りが話題です。
動画は、これまでに300万回以上再生されています👇
動画が撮影されたのは、ウィスコンシン州。
玄関前に座る家主のもとに、配達員が箱を持ってやって来ます。配達員がとなりに座り、2人はハグを交わしました。
実は、配達員が手にした箱には、ガンで亡くなった愛犬ストーリちゃんの遺灰が入っていたのです。
家主であり飼い主のクリスティン・クラパタウスカスさんは、配達員であるマラキ・ノックスさんへの感謝の気持ちを、動画につづりました。
「ストーリは毎日、マラキさんに吠えていました。玄関にいるときは、『なでて。お腹をさすって』って、おねだりするんです」
「マラキさんはいつも、ストーリのお願いに応えてくれました」
「ストーリの遺灰を運んでくれたのがマラキさんだったことが、私の心を和らげてくれました」
米ニューズウィーク誌によると、クリスティンさんはストーリちゃんが生後8週間の頃から約10年間、人生を共にしてきました。

クリスティンさんは、ストーリちゃんがマラキさんと過ごした“最期の時間”を、こう振り返ります。

動画には、さまざまなコメントが寄せられました。
💬「ストーリちゃんが亡くなって、とてもつらいですよね。家に送り届けてくれた人が、ストーリちゃんの好きな配達員さんでよかった」
💬「配達員さんは、クリスティンさんが誰かを必要としているとわかって、しばらく座ってくれていたんだろうな。きっと配達員さんも、一緒に涙を流せる人が必要だったのかもしれない」
💬「涙が流れてきました」
マラキさんもコメントを記入。動画を見た人たちへのメッセージをつづっています。
「大切な存在を失ったときの気持ちはわかります。本当につらいです」
「このつらさはいつか和らいでいきますが、痛みが完全に消え去ることはありません」
「ですから、この動画を見た皆さんにお願いです。思いやりと親切心を大切にしてください」
「寄り添いを必要としている人にとって、それはとても大きな意味を持つことなんです」