タレントの紗栄子さんが5月19日にInstagramを更新。幼い日の息子さん2人との家族ショットを公開しました。

紗栄子さんは
「今朝、息子から嬉しいメッセージが届きました。私が生きる大きな理由のひとつは、もちろん彼らの存在です」
と切り出し、1枚の写真を投稿。
写真には、着物姿の紗栄子さんと幼い日の2人の息子さんが写っています。
紗栄子さんの膝に抱かれた次男は元気いっぱいの笑顔でピースサイン。紗栄子さんの後ろに立つ長男はカメラをまっすぐ見つめてキリリとした表情です。
長男の道休蓮さんは、現在モデルとして活躍中。
幼い道休さんのまなざしには、父親で米大リーグ(MLB)サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手の面影を感じますね。
紗栄子さんは、つづけて母親としての苦悩や息子さんが与えてくれた気付きを投稿でしたためています。
「若くして親になることで、様々な声を耳にすることもありました」
「シングルで育てていくことになった時も、私たち親子に対する世間の反応は、とても厳しいものでした」
2008年に第1子を授かった紗栄子さん。若くして母親になったことに対する世間の厳しい目もあったといいます。
「子育てには、正解がありません。育児書を読んでも、誰かに聞いても、それが“答え”になるとは限らない。状況や環境、タイミングによって結果は大きく変わるし、たとえ同じ親のもとに生まれた子どもでも、それぞれで性格も感じ方も全く違っていて、アプローチの仕方ひとつで反応も変わります」
「『子育て』という、とても長くて繊細なプロジェクトは、どんな仕事よりもクリエイティブで、そして、あらゆる意味で難しさが伴うものだと実感しています」
母親というマルチタスクな役割に加えて、「モデル」や「経営者」の肩書も持つ紗栄子さん。多くの人の助けを借りながら、「何とかやってくることができた」といいます。
しかし完璧主義者の紗栄子さんは、全てを完璧にできない自分に苦しんできたとつづります。
「いつの時代も、母親たちは『完璧にできてこそ良い母親』というイメージに苦しめられてきたのだと思います。私も、例外ではありません」
モデルや経営と違って、子育てには正解がなく、世間一般の母親像のあり方に紗栄子さん自身も苦しめられてきたと告白。
しかし息子さんからの手紙を読んだ紗栄子さんは、母親としての「正解」についての考え方に変化があったといいます。
「ただ、今日、息子からの手紙を読んで気づかされたのは、『母親』としての“正解”は、他の誰かの判断や評価ではなく、彼ら自身の声の中にあるのだと」
「今日、私は、どこかで自信が持てなかった『母親』という役割の『合格』を、息子からもらうことができたような気がします。私にとって、とても大きな出来事です」
「人生の中では、常にいろんな選択に悩みます。その時々の自分なりの“最善”を選んだとしても、本当にそれでよかったのかは、すぐにはわからないことばかりです」
「その長い問いに対する答えを、今日、息子がくれました」
イギリスから届いた息子さんからのメッセージを読み、しばらく涙が止まらなかったという紗栄子さん。
「もうすぐ帰ってくる彼らを心待ちに、それまでは私も自分の役割を全うし、帰ってきた時には笑顔で迎えたいと思います😊」
「そしてこれからも私たちなりの幸せのカタチを築いていきたいと思います😌💖🪽」
と投稿を締めくくりました。
子どもたちの笑顔に大反響!
幼い日の写真について、ファンからは
「ダルビッシュにそっくり」
「次男君の満面なピース可愛い」
などの声が寄せられています。
また紗栄子さんがつづった思いについても多くの反響が寄せられました。
「素敵な親子関係にウルウルしました」
「読んでいて涙が溢れました。同じ母として尊敬してます」
「息子さんたちはいつも頑張ってるお母さんの背中を見て育ってこられたんですね」
※BuzzFeed Japanで人気があった記事を再編集して掲載しました。
初出:2025年5月20日