サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
2025年ランキング
gihyo.jp
年末年始のような長期休みを利用して、データサイエンスを体系的に学び直したいと考えている方も多いのではないでしょうか。 「データサイエンスの核となる知識は何か?」と聞かれたら、多くの方は統計学(statistics)と答えると思います。一方で、 統計の本は読んだが、実務でどう使えばいいかわからない 数式や理論は理解したつもりだが、応用のイメージが湧かない と感じた経験がある方も少なくないはずです。 このような統計の知識を実務に結びつける応用先としておすすめなのが、異常検知(anomaly detection)です。こちらの記事でも紹介したように、異常検知は製造業・セキュリティ・金融・医療などの幅広い分野で活用されており、統計的な考え方を実践的に学ぶ題材としても非常に適しています。 筆者が2025年10月に刊行した『まるごと学べる 異常検知の実践知』も、このような統計理論を「理解する」だけでな
resolute(Ubuntu 26.04 LTS)の開発; カーネル6.20の採用 resolute(Ubuntu 26.04 LTS)の開発において、カーネル6.20が採用されることが告知されました。6.20カーネルは2026年4月5日にリリースされる予定、resoluteのリリース日は4月23日で、そしてカーネルフリーズの予定日は4月9日と、なかなかにアグレッシブなスケジュールです。 Ubuntu的にはoracularで採用した新しいポリシーに基づき、Tight Releaseシナリオで展開する形になります。つまり、Linuxカーネル的なリリースが遅れた場合、カーネルフリーズ時点ではRCカーネルで進み、リリース後にリリース版カーネルへ差し替えるといった対応になるかもしれません。近年のLinuxカーネルでは「駆け込みパッチ」が回避される傾向が強くなってきているため[1]、この対応によっ
Vue Fes Japan 2025レポート ~Evan Youが描く、JavaScript開発ツールの理想郷 2025年11月、東京で開催された「Vue Fes Japan 2025」。7回目を迎える日本最大のVueカンファレンスには、過去最多となる800人超の開発者が集まった。オープニングでは、今年はブランドロゴ刷新などのリブランディングが行われ、VueやNuxtに限らないより包括的な祭典であることが強調された。 本記事では当日の様子をダイジェストで紹介する。 Keynote Vue Vite Update(Evan You氏) KeynoteではVue.js/Viteの作者でありVoidZeroのCEOであるEvan You氏が、Vue.jsエコシステムとビルドツールチェーンの最新動向について発表を行った。 Evan You氏 Vueは今、非常に安定し、成熟したフレームワーク
Rubyコミュニティは2025年12月25日、Rubyの新バージョンRuby 4.0.0をリリースした。 Ruby 4.0.0 リリース | Ruby Ruby 4.0.0 Releasedhttps://t.co/RBvZI32Cdb It introduces “Ruby Box” and “ZJIT”, and adds many improvements. Merry Christmas, a Happy New Year, and Happy Hacking with Ruby 4.0! — 成瀬 (@nalsh) December 25, 2025 Rubyは毎年クリスマスにアップデートリリースが行われてきたが、大きなバージョンナンバーがカウントアップするのはRuby 3.0が2020年にリリースされて以来5年ぶりとなる。 Ruby 4.0.0の主な新機能は以下の通り
基本的にmasterとvolumeさえあれば、オブジェクトストレージとして動作します。しかしfilerなしでの運用は非現実的でしょう(詳しくは後述)。SeaweedFSでは、fidというIDベースでオブジェクトにアクセスしなくてはなりません。ですがfilerを動かせば従来のファイルシステムのように、ファイル名でアクセス可能になるためです。またオブジェクトストレージである以上、S3互換のAPIによるアクセスがしたいケースも多いでしょう。S3互換APIの利用にも、filerの存在が前提となっています。 Composeの設定と起動 今回は必須のmaster、volumeにくわえ、filerと、S3互換APIでのアクセスを可能にするs3を動かします。Docker Composeを使って一気に起動してしまいましょう。以下のcompose.yamlを用意してください。 見ての通り、コンテナイメージ
Claude Codeがエンジニアにもたらした衝撃 2025年5月末に、ソフトウェア開発において衝撃的なツールが登場しました。それが「Claude Code(クロードコード)」。米Anthropic社によって開発された、CLI(コマンドラインインターフェース)によるAIコーディングエージェントです。 多くのエンジニアが「これが無いと開発できない」というほどの開発体験とその応用範囲の広さに酔いしれました。現在では、Claude Codeがもたらした新時代の開発スタイルのことを「AI駆動開発」と呼んでいる人もいます。 Claude Code以前の開発スタイル Claude Codeの登場前にも、GitHub CopilotやCursor、Replitといった生成AIとLLM(Large Language Models:大規模言語モデル)を活用した、AIツールがありました。それらのツールを
MySQL 8.0のサポートが終了し、移行先として8.4を利用するケースは今後ますます増えていくと思います。すでに本番環境で8.0系を運用していたユーザーの多くが、サポート終了を受けてバージョンアップを完了させているのではないでしょうか。 MySQLのアップグレードでは、「昨日まで問題なく動いていた処理が、アップグレード後に突然エラーになる」という状況に出会うことがあります。筆者も今回、まさにその典型のようなケースに遭遇しました。本稿では、アップグレード作業の途中で発覚したMySQL 8.0.28、および8.0.29のみに存在していた特定のバグを紹介します。 実害そのものは大きなものではありませんでしたが、切り分けの過程で得た気づきは多く、振り返ってみるとバージョンアップ作業における「盲点」のようなポイントがいくつも含まれていました。「道普請」らしく、今回のケースを簡単にまとめておこう
Alibaba、画像を複数レイヤーに分解、編集できるAIモデル「Qwen-Image-Layered」をオープンソースとしてリリース Alibabaは2025年12月19日、入力した画像を複数のRGBA層に分解できるモデル「Qwen-Image-Layered」をリリースした。 Qwen-Image-Layered: Layered Decomposition for Inherent Editablity -Qwen Blog 🎨 Qwen-Image-Layered is LIVE — native image decomposition, fully open-sourced! ✨ Why it stands out ✅ Photoshop-grade layering Physically isolated RGBA layers with true native edi
Linux Daily Topics Firefoxを“モダンAIブラウザ”に ―Mozilla新CEOの就任メッセージにブラックボックス化を懸念する声 Chromeなど最近のモダンブラウザはAI機能がデフォルトでオンになっており、クエリを入力するたびに「AIによる概要」が最初に示されることが多い。しかし機能面に加え、プライバシーや信頼性の観点から「ブラウザにAI機能は不要」と思っているユーザも少なくなく、そうしたユーザにとってFirefoxは貴重な存在であるといえる。また、ソースコードも開発プロセスもオープンに公開されているFirefoxは、Linuxユーザにとっても日々の活動を支えるためのもっとも重要なソフトウェアコンポーネントだといっていい。そのFirefoxが現在、Mozillaの新CEO就任に伴って“モダンAIブラウザ”への方針変更が示されたことから、多くのユーザの間で不安と
「Claude Code」は、CLI上で動くLLMによるAIエージェントツールです。この記事は12月5日に発売された『Claude CodeによるAI駆動開発入門』に書ききれなかった応用的な内容や最新のアップデートについて解説します。書籍をあわせて読むとさらに理解が深まることでしょう。 コンテキストウィンドウを制するものは開発を制する Claude Codeの「コンテキストウィンドウ」とはなんでしょうか。 Anthropicの公式ドキュメントから答えると「LLMが新しいテキストを生成する際に参照できるテキストの全体量と、生成する新しいテキストを合わせたもの」です[1]。 簡単に言うと、コンテキストウィンドウの中身は、セッションの中のユーザーのメッセージ(プロンプト)とClaudeのレスポンスを合わせたものです。 下記のコンテキストウィンドウの概念図をご覧ください。 コンテキストウィンドウの
GitHub、「Copilotメモリ」をGitHub Copilot Pro/Pro+プランでパブリックプレビュー提供開始 ——エージェントをより活用するためにリポジトリのコンテキストを記憶 GitHubは2025年12月19日、エージェントをより活用するために、リポジトリごとのコードのコンテキストを記憶する「Copilotメモリ」をGitHub CopilotのPro/Pro+プランのユーザー向けにパブリックプレビューとして提供を開始した。 Copilot memory early access for Pro and Pro+ - GitHub Changelog What is Copilot memory - GitHub Community Copilotメモリを使用すると、エージェントはリポジトリのコードベースから学習して、その固有の情報(アーキテクチャ、命名規則、コーデ
12月18日より「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律」いわゆる「スマホ新法」が全面施行されます。これは、スマートフォンのOSやアプリ配信を特定企業が独占しないようにするための法律です。よって、すべての企業に対して一律で適用されるわけではなく、市場支配力の大きい特定の企業が対象となっています。 スマホ新法のポイントをまとめると以下の4点です。 アプリストアの縛りを緩和 決済方法の強制を禁止 標準アプリの優遇を禁止 競争を妨げる設計の禁止 公正取引委員会が監督し、違反すると是正命令や売上ベースの課徴金が課される可能性があります。ぞれぞれ、どのような内容で、影響範囲はどの程度になるのか順に見ていきます。 ①アプリストアの縛りを緩和 これは、以下のガイドラインが示されています。 特定のアプリストアのみを強制することを禁止 サードパーティ製のアプリストアを妨
インターネット同時配信を調べた前回に引き続き、今回は「らじる★らじる」のもう1つの魅力である「聴き逃し配信」を調べてみましょう。「聴き逃し配信」はNHKラジオで放送(配信)した番組を、一週間、何度でも聴くことができるサービスです。 以前は、時間調整用の埋め草的な番組(「名曲ヒットパレード」や「ジャズSPアワー」等)や定型的なニュース(「株式市況」や「気象通報」等)など「聴き逃し配信」には登録されなかった番組もありました。しかしながら、来年度に予定されている放送波の一波削減に伴い、「らじる★らじる」も再放送の機会として積極的に使うことになったようで、最近では5分程度の番組(「エターナルナンバーズ」や「みんなのうた」等)も「聴き逃し配信」で聴けるようになっています。 また、従来は別ページで管理されていた語学講座や高校講座も同じページから利用できるようになり、一覧ページはずいぶん
Anthropic、エージェントスキルをオープンスタンダードとして公開 Anthropicは2025年12月19日、AIエージェントに効率よく専門知識を提供する「エージェントスキル(Agent Skills)」をオープンスタンダードとして公開したことを発表した。これによりスキルがさまざまなAIプラットフォームで動作し、連携できるようになる。 Skills for organizations,partners,the ecosystem | Claude We’re publishing Agent Skills as an open standard, so skills work across AI platforms. Read more: https://t.co/PoGKGKp6sf — Claude (@claudeai) December 18, 2025 エージェント
カーネル開発に刺激は求めない ―Linus TorvaldsがOpen Source Summit Japan 2025で語ったLinux開発のこだわり 12月9日、Linux Foundation主催の「Open Source Summit Japan」の会場となった東京・虎ノ門ヒルズのフロアは早朝から多くの人々であふれていました。参加者のお目当ては2年ぶり[1]の来日となった“Linux & Gitクリエーター”ことLinus Torvalds氏と聞き手役のDirk Hohndel氏(Verison所属、以下Dirk)によるトークセッションです。 2年ぶりの日本でのトーク、Linus Torvalds氏(左)とDirk Hohndel氏 めったにインタビューやキーノートに登壇することがないLinusのリアルな声を聞くことができる貴重な機会である本セッションは今回で29回目、東京は他
OpenAIは2025年12月16日、これまで同社が提供していた画像生成モデルから大幅に能力を向上させた新しい画像生成モデルとそのAPI「gpt-image-1.5」を発表した。あわせて、ChatGPT内に新しい画像生成・編集用のページ「ChatGPT Images」を導入した。 The new ChatGPT Images is here - OpenAI News Image generation - OpenAI Platform gpt-image-1.5は、指示追従性と編集精度の向上、密度の高いテキストレンダリング、質感や細部表現の改善、そして従来比で最大4倍の生成高速化を特徴としている。入力画像のライティングや構図、人物の顔立ちといった重要要素を保持しつつ指定部分のみを正確に変更できるため、複数回の編集でも一貫した結果を得やすいという。 今回のgpt-image-1.5の発表に
前回の記事では、DXやAI導入がうまくいかない背景として、システムを導入する前に「業務のバグ」を直す必要があることを見てきました。どれほど高機能なシステムを導入しても、業務そのものがスパゲッティ化(複雑化)していれば、期待した効果は得られません。これは特定のシステムや技術が悪いという話ではなく、土台となる業務の構造が整理されていないことが原因です。 多くの企業では、課題が見つかると「新しいシステムを入れれば解決するのではないか」「AIを使えば効率化できるのではないか」と考えがちです。しかし実際には、その前提となる業務の流れや役割分担、判断基準が曖昧なままでは、どんな技術を投入しても効果は限定的になります。テクノロジーは魔法の杖ではなく、あくまで設計された業務を支える手段にすぎません。 実際の現場では、「仕様が曖昧なまま開発が始まる」「業務の前提が途中で変わる」「部署ごとに言っている
第881回では、家庭内のサーバーをVPN越しに公開できるリバースプロキシPangolinを紹介しました。今回はもっとシンプルなリバースプロキシ管理ソフトである、Nginx Proxy Managerを紹介します。 リバースプロキシの必要性 はるか昔、WebサイトはApacheなどのWebサーバー上に直接デプロイするのが一般的でした。ですが現在では、アプリケーションをホストするWebサーバーの前段にリバースプロキシを置く、二段階の構成が一般的となっています。 これはアプリケーションの多くが、コンテナやVMといった独立した環境でホストされるようになってきたことや、フレームワークが独自のアプリケーションサーバーを持っていることに起因しています。またアクセス制御、ロードバランス、SSL証明書の管理などを考慮すると、こうした処理はアプリケーション本体から切り離し、前段のリバースプロキシに一任したほう
生成AIが実験段階から企業への導入に移行する今、2026年は日本のソフトウェア開発にとって重要な節目の年となります。GitLabが日本の経営層を対象に実施した調査「ソフトウェアイノベーションによる経済効果」によれば、経営層の85%が、3年以内にAIエージェントがソフトウェア開発での業界標準になると予想しており、AIエージェントへの移行は今後も加速していくでしょう。 AIエージェントの移行には、かつてないほどの生産性向上が期待される一方で、組織はガバナンスやセキュリティ、AIエージェント間の相互運用性、可視性といった新たな課題との両立の難しさを抱えることになります。こうした課題に対処できる組織は、競争優位を確立できる可能性がある一方で、AIエージェントを単なるツールとみなし課題に対処できない組織は、競争から取り残されるリスクを抱えます。 AIエージェントについて、今後1年間に起こるだろう、変
Linux Daily Topics Linus、日本滞在中にLinux 6.19-rc1を公開、Rust導入は実験が完了し次のフェーズへ Linus Torvaldsは12月14日、次期Linuxカーネル「Linux 6.19」の最初のリリース候補板となる「Linux 6.19-rc1」を公開した。今回のマージウィンドウ期間にはLinusをはじめとする主要メンテナーの多くが日本で開催された「Open Source Summit Japan」「Linux Kernel Maintainer Summit」に出席していたことから、Linux 6.19-rc1の公開が遅れることも予想されていたが、Linusは日本時間にあわせて逆に通常より若干早いタイミングで公開している。 Linux 6.19-rc1 -Linus Torvalds Linux 6.19ではAMD Zen 6やInt
著者 西見公宏(にしみまさひろ),吉田真吾(よしだしんご),大嶋勇樹(おおしまゆうき) 著 定価 3,300円(本体3,000円+税10%) 発売日 2025.12.26 判型 B5変形 頁数 304ページ ISBN 978-4-297-15354-0 978-4-297-15355-7 概要 本書は、Claude Codeの基本的な使い方からはじめ、スペック駆動開発をマスターすることで、大規模言語モデル(LLM)とソフトウェアエンジニアリングを統合する方法を解説した書籍です。Claude Codeをはじめとしたさまざまなコーディングエージェントは、単なる「魔法のようにコードを生成するAI機能」ではありません。LLMの自律的な推論能力とエージェントフレームワークの機能性を統合することで、要求の精緻化 → 達成するための計画立案 → タスクの実行 → 実行結果の検証というソフトウェア開発にお
著者 真鍋知博(まなべともひろ) 著 定価 3,520円(本体3,200円+税10%) 発売日 2026.1.7 判型 B5変形 頁数 376ページ ISBN 978-4-297-15337-3 概要 ベクトル検索は従来の重要技術キーワード検索を補完する技術であり、かつWeb検索など、検索そのもののサービスにはもちろん、Eコマースなど各種サービスの検索機能にも採用されつつある注目度の高い技術です。従来のキーワード検索は、ユーザが入力したキーワードを含むドキュメントを抽出し、キーワードの出現頻度にもとづいてドキュメントをソート(ランキング)するというものでした。キーワード検索が表面的な情報を扱っていたのに対して、ベクトル検索はキーワードやドキュメントの「意味」を扱います。ベクトルの類似度によってキーワードとドキュメントそれぞれの意味の類似度を測れるよう、これらのテキストをベクトル化する技術で
OpenAI、最新モデル「GPT-5.2」を発表 ——実務作業・長時間にわたるエージェント作業における能力が向上 OpenAIは2025年12月11日、最新のモデル「GPT‑5.2」シリーズを発表した。GPT‑5.2は専門的な知識労働や長時間稼働するエージェント用途においてこれまでのモデルを上回る性能を示しており、特に実際の業務タスク遂行能力を評価する「GDPval」の7割の指標で人間の専門家と同等以上の水準に到達していることを報告している。 Introducing GPT‑5.2 - OpenAI ※日本語版:GPT-5.2 が登場 - OpenAI Using GPT-5.2 - OpenAI Platform モデルは、高速に動作し汎用的に利用できる「GPT‑5.2 Instant」、構造化された詳細な応答を必要とする作業に向く「GPT‑5.2 Thinking」、
MySQLのInnovation ReleaseとなるMySQL 9.4とMySQL 9.5がリリースされました。今回は、その中からMySQL Community Editionで利用できる新機能や変更点をいくつかピックアップして、簡単に紹介したいと思います。 MySQL 9.4の新機能 最初に、MySQL 9.4の新機能と変更点について紹介します。 JSON Duality View のサポート MySQL 9.4では、「JSON duality views」と呼ばれる新しい種類のビューが追加されました。これは、複数のリレーショナルテーブルに分かれて保存されているデータを、1つのJSONドキュメントとして扱えるようにする仕組みです。専用のCREATE JSON DUALITY VIEW / ALTER JSON DUALITY VIEWステートメントが追加されており、通常のビューと同様
最近マザーボードを入れ替えたことにより、PCIe 5.0にネイティブで対応しました。SSDはグラフィックボードごとに分けています。 なおセキュアブートはオフにしています。 インストールするUbuntuのバージョンは24.04.3 LTSです。 GeForce RTX 5060 Tiに必要なパッケージをインストールする ではGeForce RTX 5060 TiをUbuntuで使えるようにしていきます。とはいえ例として取り上げるのはGeForce RTX 5060 Tiではあるものの、5000シリーズであれば同じ設定で使用できるはずではあります。 筆者は今まで古いGeForceしか使ってこなかったので知らなかったのですが、最新のGeForce 5000シリーズではオープンソース版のカーネルモジュールを使用する必要があります。以前GeForce 3000シリーズでオープンソース版のカーネルモジ
著者 いとうりょう 著 定価 2,420円(本体2,200円+税10%) 発売日 2026.1.7 判型 A5 頁数 160ページ ISBN 978-4-297-15376-2 978-4-297-15377-9 概要 現代のオンラインサービス開発とデジタルアイデンティティ(ID)の扱いは、切っても切り離せない関係です。パスキー認証やOpenID Connect(OIDC)といった技術が注目される一方で、認証機能がサービス全体のID管理の文脈で整理されていないと、運用面での不都合や、セキュリティ的な見落としが生じやすくなります。新規登録からログイン、ログアウト、アカウントリカバリー、退会に至るまで、個々の機能をバラバラに捉えるのではなく、一連のサイクルとして設計することで、セキュリティリスクを低減し、ユーザー体験(UX)を向上させることができます。 本書は、デジタルアイデンティティの専門知
第1回AI・DX導入が失敗する「真の原因」とは? ――コードを書く前に整理すべき「業務のバグ」 昨今、多くの企業で「DX」や「AI活用」が叫ばれています。しかし、その導入プロジェクトの中で、自信を持って順調に進んでいると言えるケースはどれくらいあるでしょうか。 現場からは、「最新のAIツールを導入したのに、なぜか現場が以前より混乱している気がする」といった声や「高価なSaaSを導入したものの、CSVを手作業で加工して取り込む運用が残っている」という声が聞こえてきます。 私は普段、「業務設計士」として企業の業務改善やシステム導入の支援をしていますが、DX推進やAI活用を進める企業の方々が非常に疲弊しているように感じます。 生成AIなどのテクノロジーの進化によって、エンジニアの皆さんの開発効率そのものは劇的に向上しています。しかし、いくら速くコードが書けるようになったり、バイブコーディ
Linux Foundation、Agentic AI Foundation(AAIF)設立を発表 ——MCP・goose・AGENTS.mdが初期の中核プロジェクトに Linux Foundationは2025年12月9日、Agentic AIの発展を支える新たな組織として「Agentic AI Foundation(AAIF)」を設立したと発表した。AAIFは、Agentic AIが透明かつ協調的に進化するよう、中立かつオープンな基盤を提供することを目的としており、設立にあわせてModel Context Protocol(MCP)、goose、AGENTS.mdという3つの主要オープンソースプロジェクトがAAIFに寄贈された。 Linux Foundation Announces the Formation of the Agentic AI Foundation
第58回では、メモリコントローラでメモリに対する制限や保護を設定した場合に、階層構造が考慮される動作を見ました。 上位のcgroupでメモリに対する制限値や保証値を設定した場合、その子孫に対しても設定が有効になるので、サブツリー全体に対してメモリの制限をかけたり、サブツリー全体を保護したりできます。 その中で、ツリー構造を考慮したメモリ保護の動作に違和感を持った方は多いのではないでしょうか。上位cgroupで設定したメモリ保護が、下位cgroupに影響しない場合があったためです。このような動作は直感的ではなく、cgroupで制限を設定した場合のツリー構造を考慮した動作とは異なりましたし、実際の使用でも問題がありました。 このため、5.7カーネルで、この問題を解決するための改良がなされました。今回は、このメモリ保護の問題を解決するために、5.7カーネルで実装された機能を紹介します。 機能を説
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『トップページ|gihyo.jp … 技術評論社』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く