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3月のダイヤ改正で、東京と埼玉を結ぶ埼京線は快速が増発される一方で、東京と千葉を結ぶ京葉線は2年前に通勤快速が廃止されて以降の復活とはならなかった。鉄道ジャーナリストの北村幸太郎さんは「京葉線はダイヤが複雑すぎることに加え、JR東日本に沿線価値を向上させるモチベーションが湧かないことに原因がある」という――。 快速が増便される埼京線、されない京葉線 近年、JR各線からはダイヤ改正の度に、朝の快速の減便や通勤快速の廃止のニュースが流れている。2024年3月ダイヤ改正で通勤快速が廃止され騒動になった京葉線も例外ではなかった。しかし、今度の2026年3月ダイヤ改正では埼京線・川越線で早朝に通勤快速が珍しく増発されることになった。 埼京線は新宿などの副都心から埼玉県の大宮へ至る路線で、川越まで乗り入れている。すでに通勤快速が朝5時台〜9時半まで(川越駅基準)、夕方16時前〜23時前まで(新宿駅基準
働く人の服装はどう変化しているのか。ライターの南充浩さんは「ビジネススタイルがカジュアル化し、革靴の需要が減り続けている。代わりに履かれているのが、クッション性などの機能性を備えたスニーカーだ」という――。 カジュアル化で「革靴」を履く人が激減 仕事と趣味を兼ねて、移動中に人々の服装を眺めていると、マストレンドがぼんやりとわかってきます。そのマストレンドの一つとして最近ひしひしと感じるのが、ビジネスマンの服装のカジュアル化です。 2005年にクールビズが始まってから、男性のビジネススタイルはカジュアル化し始めました。2020年代に入るとコロナ禍による在宅ワークの増加によってビジネススタイルはさらにカジュアルになりました。 クールビズ以前の男性のビジネススタイルは、スーツにワイシャツ、ネクタイ、それから革靴(正確には革製ドレスシューズ)が一般的でした。クールビズ以降は、ノーネクタイのワイシャ
先の衆院選(2月8日投開票)では、自民大勝の一方で、中道改革連合などリベラル政党が大敗した。リベラルはもう「オワコン」なのか。作家・批評家の物江潤さんは「新規顧客の獲得を考えない限り衰退は続く。衆院選での『#ママ戦争止めてくるわ』拡散は象徴的な行動だった」という――。 リベラル政党が惨敗したワケ 2月8日投開票の衆院選で、自民党は歴史的大勝を果たした。その一方、いわゆるリベラル勢力は惨敗を喫した。このまま日本のリベラルは衰退していくのだろうか。 結論から言えば、この衰退傾向は、まだ出口が見えていない。SNSを市場と見立てたとき、日本のリベラルは新規顧客の獲得に失敗しているためだ。
経産省レポートが暴いた「ウソ」 外国人労働者がいないと社会が崩壊する――。 こんな言説が支配的だが、経産省が1月26日に発表した「2040年の就業構造推計(改訂版)」は、この大前提を真っ向から覆すものだった。同レポートによれば、現場人材や生産工場従事者、AI・ロボットなどの利活用人材は大きく不足するものの、合理化や事務職における437万人の余剰分などの雇用流動を加味すれば、2040年時点でも「大きな人手不足は生じない」と結論付けている。 しかし、高市早苗政権の方針は真逆の対応だった。レポート発表のわずか3日前の1月23日の衆議院解散直前の閣議決定では、特定技能の対象分野に「リネンサプライ」など3分野を新たに追加。外国人労働力の供給をさらに拡大する決定を下した。これは、同分野で働く日本人労働者の賃上げを抑制する要因ともなる。 しかも、28年度末までの育成就労と特定技能1号における123万人の
なぜ無駄遣いをやめられないのか。『資本主義と、生きていく。』(大和書房)を書いた品川皓亮さんは「商品が欲しいのではなく、その商品がもつ意味やイメージといった記号を目当てに消費しているからだ」という――。(第2回) 「買いたい」はどこから来るのか 「消費」という言葉は普通、お金を払って手に入れた物やサービスを使うことをいいます。それは私たちの自発的な行動のはずです。 しかし100年以上も前に、この消費という活動が、実は何者かにコントロールされたものであるという告発がなされました。私たちが何かを買おうと思うのは、実は社会の側に作られた欲望のせいなのではないかという指摘です。 金ぴか時代を謳歌する19世紀末のアメリカにおいて、既にこういった消費の危険性に警鐘を鳴らす学者が登場し、その後も多くの思想家がこれに続きました。この稿では、そういった「警告的思想」の系譜を確認しながら消費という追手の正体を
体内時計とカフェインの相関関係 私が先に述べた以外に、カフェインにはもう1つ大きな力があると知ったのは、体内時計に関する実験でのことでした。 そもそもですが、体内時計は私たちの体のどこにあると思いますか? 正解は体のすみずみ。脳にも目にも、心臓に手足、皮膚や骨まで、至るところに体内時計があります。 正確にいえば、体内時計は遺伝子に組み込まれています。「遺伝子に」ということは、「細胞に」ということ。全細胞つまりは体のすみずみに体内時計があります。これらは「末梢まっしょう時計」とよばれます。 そしてそのすべては、脳にある「中枢ちゅうすう時計」で制御されています(図表1)。中枢時計と末梢時計の関係は、オーケストラの指揮者と演奏者に似ています。
なぜ学校では、理不尽な指導が当たり前のように行われるのか。ある県立高校では「女子生徒の下着は白色だけ」というルールが守られていたが、校則にその規定はなかった。いったい誰が決めたのか。川田公長さんが書いた『素人校長ばたばた日記』(三五館シンシャ)から一部を紹介する――。 統廃合危機で挑む「魅力ある学校づくり」 就任2年目の夏、県立高校の入学試験を担当する教育振興課の職員が本校を訪問した。校長室で世間話をしたあとで次年度の募集定員(※1)の話題になった。 「海斗商業高校の定員は現在1学年4クラス160人ですが、来年度は1クラス減の3クラス120人とすることになりました」 1年目に募集定員を割ってしまったことから、クラス減についての危機感はあった。とはいえ、こんなにも早く決定されるとは……。あまりに唐突な通告に、自分でも驚くほど動揺していた。 職員は続けて、募集定員を決定した理由や経緯について説
家族や友人に何も知らせず完全に「蒸発」してしまう人が年に数千人いる。なぜ彼らは姿を消し、どこで何をしているのか。過去の人間関係を断ち切って生きている人々を追ったドキュメンタリー映画『蒸発』(3月14日から日本公開)を見たノンフィクション作家の北尾トロさんは「リアルな描写から厳しい現実だけではなく、人生をリセットしたことで得られるかすかな希望も感じられた」という――。
日本漁業の生産はどうすれば維持できるか。鹿児島大学教授の佐野雅昭さんは「これまで日本は様々な漁獲規制を強めてきた。しかしそれが逆に規制が緩い国の競争力を高め、日本漁業の立場を弱め、多くの国益が失われている」という――。 中国漁業の海外進出、日本は一人負け 圧倒的な数の中国漁船による無秩序な操業が行われた結果、東シナ海の水産資源は壊滅的ダメージを受けました。 その結果、日本の旋網漁船は東シナ海での操業を諦め、対馬沖など西部日本海や北部太平洋の道東沖まで漁場を移動させ、サバ類やマイワシの漁獲にシフトせざるを得なくなっています。 中国船は日本では禁止されている高性能の漁具を使い、根こそぎ漁獲してしまいます。そのため東シナ海のアジやサバ類などの水産資源は大きく減少し、海が砂漠化したとまで言われます。 今では中国船すら操業しなくなり、それらが太平洋公海域のサンマ漁業に転じているという話も聞かれます。
腰痛や肩こりを解消するにはどうしたらいいか。整体師の奥中伸さんは「胸骨と骨盤を意識的に動かすことが重要だ。正座やヤンキー座り体操を習慣的に行うことで、正しい姿勢が手に入り肩こりや腰痛を予防することができる」という――。(第2回) ※本稿は、奥中伸『読むと「一瞬」で体が変わるすごい本』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。 背骨全体を柔らかくする「山なり体操」 私は整体師としてよくみなさんにお伝えしているのが、「健康になりたい、姿勢を良くしたい」と考えている人はまず最初に「胸骨」を意識すべきだということです。 無理に背筋を伸ばすだけでは姿勢も改善できませんし、肩こりや腰痛も予防できません。そこで本稿では、胸骨への意識を高めて姿勢を改善するための実践レッスンを紹介します。まずは、文章とイラストを見ながら、ひと通りやってみてください。 前回の記事で紹介した胸骨体操と同じく、背骨のしなや
人種や民族により驚くほど異なる血液型分布 質問です。 日本人にもっとも多い血液型は何でしょうか? これは簡単かもしれませんね。正解はA型です。 続いて多い順に、O型、B型、AB型となります。具体的な割合でいうと、A型が約40%、O型が約30%、B型が約20%、AB型が約10%とされています。 お隣の韓国では、A型・B型・O型がそれぞれ約30%ずつで、AB型が約10%と、日本よりもバランスのとれた分布になっています。 そして、さらに質問です。地理的に近い日本と韓国でも、なぜ血液型の割合が異なっているのでしょうか。国民性の違いが影響しているから? それとも、食文化の違いが関係しているのでしょうか? じつは、この血液型の割合の違いは、日本と韓国だけに限った現象ではありません。血液型の分布は、人種や民族によって驚くほど大きく異なるのです。
花粉症対策に何が有効か。『「免疫力が強い人」の習慣、ぜんぶ集めました。』(青春出版社)を監修した内科医の工藤孝文さんは「鍵を握るのは、くしゃみ・鼻水を引き起こす“免疫の暴走”を落ち着かせる食習慣だ」という――。 なぜ、風邪を引かない人がいるのか 感染症には滅多にかからず、たとえ発症してもすぐに治る。花粉症など各種アレルギーのトラブルに縁がない。がん細胞が発生したら、まだ小さなうちに消滅させる。 年に何回もかぜをひく人がいる一方、こういった健康そのものの人もいる。どこが違うのかといえば、体に備わっている免疫力だ。免疫力が強ければ、体内に危険な細菌やウイルス、害をなす異物などが侵入してきても、免疫細胞が迎え撃って処理することができる。 そこで、本書では、強い免疫力をキープする人の暮らし方を徹底的に解剖。免疫細胞を直接刺激する方法や、免疫機能を強化する体温の高め方、腸内環境の整え方、自律神経の操
全国の書店はこの25年でほぼ半減した。「本が売れない時代」と言われるなか、京都発の大垣書店は30年で売上は右肩上がり、店舗数も増やし続けている。転機は2018年の米アマゾン本社視察。「ここには勝てん」と悟った大垣守弘さん(現会長)は、真逆の戦略に舵を切る。書店が生き残るための“答え”とは何か。フリーライターのマエノメリ史織さんが、大垣会長に聞いた――。 アマゾン本社を見て「ここには勝てん」と確信 「『打倒アマゾンや!』って意気込んでアマゾン本社へ行ったんですよ」 京都を拠点に全国50店舗を展開する大垣書店。会長の大垣守弘さんは、2018年、米シアトルのアマゾン本社を視察のため訪れた。 国内では、書店の減少が深刻化の一途をたどるなか、大垣さんはある思いを抱いた。 「書店離れを加速させた張本人とも言われるアマゾンが、一体どんな会社なのか、どんな仕組みで本を売っているのか、自分の目で確かめてやろ
インバウンド(訪日外国人)の増加を背景にホテル・旅館業界の好調が続いている。その中でビジネスホテル大手の東横イン(東京都大田区)は、インバウンドに過剰に依存せず、また業界で一般的となっている変動価格制を導入していない。なぜ逆張りともいえる戦略をとるのか。東横インの黒田麻衣子社長に、ライターの市岡ひかりさんが聞いた――。(第1回) 「都内のホテル高すぎ」に東横インが出した答え ホテル宿泊価格の上昇が止まらない。 東京商工リサーチによると、ホテル運営の上場13社のうち、2025年3月期の平均客室単価は1万6679円(前年同期比12.6%増)となり、コロナ禍で最安値だった2021年の7755円の2倍以上に跳ね上がった。 価格上昇の背景には、人件費や資材費の高騰のほか、好調なインバウンド需要がある。2025年度の訪日外国人数は11月末時点で3900万人を超え、過去最多となった前年度を上回った。多く
「本が読まれなくなったのではない」。そう語るのが、京都発で全国50店舗を展開する大垣書店の会長・大垣守弘さんだ。出版不況と言われる中でも書店を増やし続け、売上高は30年右肩上がりだ。ネットで本が翌日届く時代に、なぜリアル書店にこだわるのか。フリーライターのマエノメリ史織さんが大垣さんに聞いた――。 「出会い方を変えれば、書店はまだ伸びる」 「人が本を読まなくなったんじゃない。わざわざ店に行かなくなっただけなんです」 そう語るのは、京都を拠点に全国50店舗を展開する大垣書店の会長・大垣守弘さんだ。1996年をピークに出版物の販売額は減少を続け、書店数はこの25年で半減した。書店が次々と姿を消すなかで、「読書離れ」が原因だとする見方に、大垣さんは首を振る。 実際、大垣書店の業績は踏ん張りを見せていて、紙の本が売れないと言われる時代にあっても、2024年まではグループ(カフェ、書籍など)全体で3
2026年1月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト3をお送りします。マネー部門の第3位は――。 ▼第1位 「賃貸か持ち家か」の答えはもう出ている…元国税専門官が見た「お金持ち」がドンドンお金持ちになっていく構造 ▼第2位 エアコンでも洗濯乾燥機でもない…エネルギーの3割をつぎ込み電気代を爆上げする金食いアイテム"の正体" ▼第3位 やはり厚生年金は割が悪すぎる…厚労省がひた隠しにする「ねんきん定期便」に極小の字で書かれる不都合な真実 日本の財政不安が広がっている。その根本原因が増大を続ける社会保障給付にあることは論を俟たない。作家の橘玲さんは「年収600万円のサラリーマンなら、手取りの8割を消費に回したとして、概算で消費税負担は約38万円。社会保険料は労使合計で180万円におよぶ。どちらが家計を圧迫しているかは言わずもがなだろう」という――。 ※本稿は、橘玲『新・貧乏
2026年1月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト3をお送りします。社会部門の第1位は――。 ▼第1位 「愛子さまは覚悟を固めている」皇室研究家が宮内庁長官の言葉から受け取った重要なメッセージの中身 ▼第2位 愛子さまは「人」を詠み、悠仁さまは「昆虫」を詠んだ…歌会始で明らかになった人間性の決定的違い ▼第3位 「プルゴリ」でも「保険のおばちゃん」に勝てなかった…「31億円詐取」を起こしたプルデンシャル生命社員の"焦り" 1月2日の新年一般参賀では、天皇皇后両陛下や愛子さまのほか、秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さまも初めて出席された。神道学者で皇室研究家の高森明勅さんは「今後、敬宮殿下(愛子さま)がご公務によって国民との触れ合いを重ねられ、海外でも歓迎されるご様子が伝われば、待望論は今よりもさらに高まるはずだ」という――。 高まる「愛子天皇」待望論 昨年を振り返ると、皇室をめ
世界から高市政権はどのように見られているか。イギリス在住で著述家の谷本真由美さんは「高市氏は欧米基準でいうところの『伝統的な保守』であり、決して過激ではないため、欧米のメディアが高市氏のことを『極右』とレッテル貼りする報道は見かけない。他方、マーケットは高市氏の性別や保守思想よりも経済手腕に注目している」という――。 欧米を驚かした高市勝利 2025年10月4日、自民党の総裁に高市早苗氏が選出され、自民党初の女性総裁となった。 小泉進次郎勝利を予想した日本のオールドメディアだけではなく、イギリスをはじめとする海外の先進国でも、高市勝利という結果は予想外だった。今までの自民党総裁選よりも大きな話題になっている。 総裁選前の状況はどのようなものだったか。イギリスでは国内外の選挙が合法的に賭けの対象となる。賭けサイトを「ブッキーズ」と呼ぶ。 自民党総裁選はいつもより注目度が高く、日本の政治にまつ
一般的な鉄のフライパンは、食材をおいしく調理でき耐久性にも優れている一方、焦げ付きやサビを防ぐための油ならし(シーズニング)が必要だったり、洗剤で洗えなかったりと、手入れが面倒な側面もある。 だがIMONOPANは鉄板に独自の熱処理を施し、買ったその日から洗剤で洗えて、シーズニングも不要という革新的な仕様を実現。Instagramと自社ECサイトを中心に販売し、これまでの累計売り上げは1億円を超えている。さらに「広告費をかけていない」というから驚きだ。 しかし過去には、景気悪化による受注減少や、在庫の山を抱えた時期もあった。 好景気の面影なく、甘い考えは崩れた 1973年に創業した岡田鋳物。当初はすき焼き鍋やジンギスカン鍋を扱っていたが、海外製品の流入で鍋事業は縮小。現在はメーカーの下請けとして周辺工場と連携し、マンホール部品や道路部品なども手がけている。 「『桑名の鋳物関連は全部お任せで
2月18日、第2次高市内閣が発足した。皇室問題にはどのような影響がもたらされるか。皇室史に詳しい島田裕巳さんは「皇室典範の改正が国会において議論され、保守だからこそできる重大な変革となる。ひいてはこれが、『愛子天皇』の実現を導いていくだろう」という――。 皇室典範改正への高市政権の動き 歴史が変わろうとしている。 2月24日、女性で最初の宰相となった高市早苗首相が、衆議院本会議の代表質問で、「皇室典範改正の議論が進展し、速やかにまとまることを期待する」と答弁したからだ。高市首相は、18日の特別国会冒頭の施政方針演説でも、皇位継承の安定化のために皇室典範の改正に強い意欲を示している。かなり前のめりである。 首相の念頭にあるのは、皇族が旧宮家の男子を養子とし、皇族の数を増やすことである。それは「男系男子」での継承にこだわる保守派の主張でもある。 しかし、皇室典範の改正は、保守派が基盤としている
中国経済の実態はどうか。中国はバブルのリスクを避けるため、景気に応じて引き締めと緩和を繰り返す「ストップゴー政策」でかなり堅実な政策運営をしているという。河野龍太郎、唐鎌大輔が書いた『世界経済の死角』より紹介しよう――。 コロナ禍、先進国で中国だけが違った対応 【河野龍太郎(BNPパリバ証券経済調査本部長・チーフエコノミスト)】中国経済については、よく「すっかり衰退している」と言う人がいますが、私は少し違う見方をしています。 たしかに人口減少局面は続いていますし、不動産バブル崩壊の後遺症は今も残ったままです。おまけに、米中対立で、これまで国内の過剰生産能力を吸収していた輸出が停滞している点で、さらに厳しい状況にあるのは間違いないでしょう。 また、トランプ2.0による関税政策は、中国にとって非常に大きな影響を及ぼすリスクがあります。ただ、コロナ禍や不動産バブル崩壊時もそうでしたが、近年は、危
高市早苗首相の公式サイトに掲載されていた約1000本のブログ記事が全て削除され、物議を醸している。削除前にブログの検証記事を書いたライターの中野タツヤさんは「ブログには『消費減税』以外にも矛盾する内容が散見される。全削除するのではなく、なぜ考えが変わったのかを丁寧に説明する必要があるのではないか」という――。 高市首相の公式ブログ「全削除」が大炎上 高市早苗首相が公式ブログの全記事を削除して逃亡した――。 その驚くべきニュースがネット上で話題となったのは、2月17日の夜だった。 拙稿〈「消費減税は私の悲願」は真っ赤なウソ…公式ブログ記事1000本を検証して判明「増税政治家・高市早苗」の正体〉は2月17日の朝6時に公開した。 その後、X上で公式ブログ削除が話題になったのは17日18時~19時であることを鑑みるに、17日の正午~18時の間にブログ削除が実施されたと推測できる。 ブログの削除がプ
天皇誕生日一般参賀で「愛子さまー」の歓声も 2月23日は天皇陛下の66歳のお誕生日だった。この日は晴天に恵まれ、気温も暖かかった。 皇居で人々がお誕生日をお祝いする「一般参賀」には、午後の記帳者も含めて2万6973人が詰めかけた。 この日、宮殿東庭に集まった人たちからは「天皇陛下、おめでとうございます」という声があがった。それとともに「愛子さまー」という歓声も多かった。 天皇皇后両陛下のご長女、敬宮としのみや(愛子内親王)殿下への人々の共感の広がりを感じさせる光景だった。 高まる「愛子天皇」期待の声 このところ、敬宮殿下こそが次代の天皇として最もふさわしく望ましい、とする「愛子天皇」待望論がいっそう高まっている気配だ。最近の週刊誌を見ても、たとえば『週刊文春』(令和7年[2025年]11月27日号)が「ラオス大歓待で再燃する『愛子天皇』待望論」という特集を組み、『AERA』(令和8年[20
なぜか社外にもフルオープンの新事業計画 12月中旬、年1回行われる次年度事業計画の審議が行われた。その会議は「ビジョンプレゼン」と呼ばれ、数日間ぶっ続けで行われる。連日、朝から夕方まで、執行役員やチームリーダーが次々と登壇し、自分の事業の年間計画や将来ビジョンを発表する。大会議室の後方には100席くらいの傍聴席が用意され、一般社員の誰が聞きに来てもいいという、社内オープン制だ。 驚いたことに、この会議は社外にもオープンだった。会社の最高機密であるはずの新事業計画の案をすべて、社外から聞きに来た人に明かして、彼らの会社に持って帰らせるというのだ。社長はそれを「オープン経営だ」と自賛していた。黒岩は強烈な違和感を覚えた。何のメリットが得られるのだろう。社員は事業計画を社内で認めてもらおうと闘っているのに、外部との競争意識を棄てさせるようなことが行われている。逆ではないのか。 この場の発表内容を
いま、日本有数の宗教団体・創価学会に大きな変化が起きている。池田大作氏の死去や選挙惨敗、高齢化だけでは語れない“もう一つの問題”が、現場の学会員たちを揺らしているという。組織の内部で何が起きているのか。創価学会員に取材したライターの片山一樹さんがリポートする――。 座談会に集まるのは「高齢者ばかり」 中道改革連合と公明党の支持母体である創価学会が、いま揺れている。 カリスマ的指導者であった池田大作名誉会長が2023年に死去したことは、教団内に大きな影響を与えた。2026年2月に行われた衆議院議員総選挙で、中道改革連合が惨敗したことは記憶に新しい。 ただ、現役の創価学会員たちに取材をすると、彼らが日常の活動で真に頭を抱えている問題はカリスマの喪失ではないという。まず重要なのが、よくマスメディアでも指摘される「教団の少子高齢化」問題だ。 取材した首都圏在住の40代男性は、地域の現状についてこう
駅から徒歩25分。住宅街のど真ん中。それでも30年続く「個人コンビニ」がある。大手チェーンの誘いはすべて断り、24時間営業もしない。なぜこの立地で生き残れるのか。吉祥寺の「PAL」オーナー・井口和彦さんに、フリージャーナリストの前屋毅さんが聞いた――。(前編/全2回) 吉祥寺でポツンと営業する“個人コンビニ” 東京都内に“個人経営”のコンビニエンスストア(コンビニ)があると聞いた。それが、東京都武蔵野市吉祥寺にある「PAL(パル)」だった。 いまや日本中いたるところにあるのがコンビニだが、ほとんどが大手コンビニチェーンの店である。個人でやっていた酒屋とか商店も、どんどんフランチャイズ店となって大手コンビニの看板を掲げている。そうしたなかにあって個人経営、しかも都内のコンビニとなると“異質”でしかない。なぜ個人経営なのか、経営は成り立つのか、疑問がムクムクと湧いてくる。 奇跡ともいえる個人経
茨城県土浦市(旧新治村)にある「新治ショッピングセンターさん・あぴお」は、地元商店街の協同組合が中心となって1993年に開業した大型商業施設だ。村の買い物客をつなぎとめる“切り札”として期待を集めたが、現在は大半が閉鎖され、営業はわずか数店舗にとどまる。なぜ地元主導の商業施設は衰退したのか。その背景にある構造的な要因を、ライターの坪川うたさんが探る――。(後編/全2回) 大部分が立ち入り禁止、空き区画は放置 「ショッピングセンター」というと、スーパーの大きな直営売り場があり、チェーンの専門店が並んでいる。そんな光景を想像する方が多いのではないだろうか。 だがかつて、チェーン店ではなく地元の商店が軒を連ねるショッピングセンターが数多く建てられた。地元主導型ショッピングセンター(以下、地元主導型SC)と呼ばれるものだ。 茨城県土浦市に存在し、廃墟化している新治ショッピングセンターさん・あぴお(
実はメリットだらけの移民受け入れ 定住する外国人、移民が日本にどのような効用をもたらすのかを考えてみます。移民受入れの効用として第一に考えられるのは、労働者不足の緩和につながることです。 少子高齢化が今後さらに進む日本では労働力人口が減少していきます。そこで外国人労働者により、介護、建設、農業、製造業など幅広い分野で深刻化する人手不足を補うことができます。さらに若年層の移民が増えることで、労働市場も活性化していきます。 実際、外国人受入れのあっせんをするための企業や、外国人の就職、再就職をあっせんする企業が、続々と立ち上がって活況を呈しています。 2つ目は地域経済の活性化に寄与することです。移民が地方に定住することで、過疎化の進む地域経済の活性化につながります。またそのことは、地域の税収や社会インフラの持続性を高めることになり、移民自身や移民と協力する日本人による、新たなビジネスの創出や消
ENEOSホールディングス(HD)は主要子会社で2027年春に卒業する学生の採用を一部で見合わせる。事務系やIT(情報技術)企画、一部の技術職で募集をやめた。ENEOSHDは「筋肉質な経営体質への転換のため」(広報部)などとしている。 日本経済新聞「ENEOS、27年入社の新卒採用一部見送り 事務系やIT職など」(2025年12月16日)より引用 ENEOSの新卒採用の一部見送り(大幅縮小)がSNSで大きな波紋を呼んでいた。 私が大学生だったころからインフラ系やエネルギー系の大企業はとりわけ文系の就活生にとって「ゆるふわ高給ユートピア」というイメージが定着しており人気が高かったので、数少ない文系枠である事務職の新卒採用見送りはインパクトが大きく、悲鳴を上げている学生も少なからずいたようだ。 SNSの反応を見てみると「文系は“贅肉”って言いたいのかよ!」と、なかなか上手なツッコミを入れている
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