概要
Fess を開発するために必要な情報をまとめます。
必要な知識
Fess は Java 17 以上の環境で動作するアプリケーションとして開発されています。 以下のような知識が必要になります。
Java 17
LastaFlute
DBFlute
Elasticsearch/OpenSearch
開発する際には Eclipse および Maven を利用する前提で進めます。 必要なものは事前にインストールしておいてください。
ウェブ画面周りの開発について
管理画面や検索画面の開発方法をまとめます。 ここでは、Eclipseを用いた開発方法を説明します。
セットアップ
Java 17, Eclipse, Maven 3.x, Fess をインストールして準備します。
Fess のソースコードを github から clone します。
git clone https://github.com/codelibs/fess.git
EclipseにMavenプロジェクトとしてインポートします。
プラグインのダウンロード
Elasticsearch のプラグインのダウンロードをします。 毎回実行する必要はありません。 プラグインを更新する際に実行してください。
mvn antrun:run
実行
org.codelibs.fess.FessBoot を Eclipse 上でデバッグ実行をします。
ソースコードの自動生成
Fess は DBFlute の機能を利用して、OpenSearch のスキーマに合わせてソースコードを自動生成しています。 対象のソースコードを自動生成するには以下を実行します。
rm -rf mydbflute
mvn antrun:run
mvn dbflute:freegen
mvn license:format
Fess の配布物の作成について
Fess の配布物は、以下を実行することでtarget/releasesに生成されます。
mvn package