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ブラックフライデー
goldhead.hatenablog.com
今日で入院してから一週間になる。きちんとまとめることは体調的に無理なので、入院生活の苦労や便利グッズ、あれやこれやを乱雑にメモしておきたい。なお、ストーマ(人工肛門)については別途まとめて書く。時系列的にどんな感じかはXを見てください。 ※これは横浜市の浦舟にある大病院の四人部屋に入院した、入院初心者の一覚え書きです。病気や病院によっていろいろ大違いだと思いますので、みなさんの病院のルールなどに従ってください。 水 飲み物は自分で用意する。部屋には冷蔵庫(有料)があるが、なにも入っていない。入院した日に病棟の自販機でい・ろ・は・す540mlを4本くらい買い込んでおいた。買い込んでおいてよかった。なかったらどうなったのだろう。術後動けないときに看護師さんが買ってきてくれるのだろうか。その後も、水を切らさないよう、歩行リハビリついでに買っていたら、いろはすが売り切れになってしまった。ついで麦茶
月曜日に入院。血液検査とかレントゲン、検温で熱あり。 火曜日手術。朝の8:50から。病室を出るとき、自分のバッグのポケットがことごとく開いているので、看護師さんに閉めた方がいいと言われる。 手術室までは歩き。眼鏡着用を希望していたのでよく見える。見えないと危ない。手術室前で何度も本人確認。「なんの手術ですか?」という問いに、むちゃくちゃ噛んで「大腸せちゅじょと、人工造設です」とか言ってしまう。 手術室。まずは麻酔。ここではまだ眼鏡をしていて、部屋の中に折りたたまれているDa Vinci Xiを見た。その後眼鏡外されたか。 麻酔は腕から。点滴で少しぼんやりしたところで、背中のに。最後の麻酔医診察で「背中のは痛いですか?」と聞いたら「下手な人がやると痛いです」と答えた麻酔医その人がやってくれた。強い痛みというより、奥深くに刺さってくる妙な感じ。 続いて口にガス。最初は酸素が流れている。なんかこ
いま、病室にいる。4人部屋。病棟の11階。残念ながら窓際ではなかった。 荷物は大荷物。Amazonで買った謎中国製のでかいだけが取り柄のクソダサリュックと、すばらしいストライクウィッチーズのボストンバッグいっぱいになった。 入院は13時。20分前くらいに着く。一応、入口機械に診察券を通してみたが、予約無しの反応。マイナンバーカードだけ認証させる。これを忘れたら大変なことになる。 入院手続き。7人待ち。椅子のないカウンター。診察券と入院同意書、それに薬(普段飲んでいる双極性障害の薬)とお薬手帳を渡す。 レンタルカウンター。術後着を2日分だけレンタルするように言われていたので、そうする。が、なにか意外という反応。どうも、レンタルセットというものがあって、パジャマ、ガウン、術後着、フェイスタオル、バスタオルで1日500円、みなこれを利用しているのだろう。入院前最後の説明をしてくれた看護師さんもそ
おれは木曜日、ガチ中華で女の人と鍋をたらふく食べた。別れて帰る寒い夜道、おれはアパートに帰りたくなくなった。帰って、寝てしまえば、夜が明けて次の日になる。手術の日が近づいてしまう。おれは、できるだけ部屋に帰るのを遅らせるよう、ゆっくり、ゆっくり自転車を漕いだ。それでも、時は必然として過ぎてしまうのだ。 明日、月曜日から入院する。火曜日には手術をする。十日くらいの入院を予定している。 ……あー、マジで言うけど、本当に嫌だよ。いや、嫌なんだよ、嫌だといったら嫌でたまらん。本気でしんどい、つらい、しんどい、勘弁してほしい。なんでこんな目にあわなければならんのかわからん。大腸をぶった切って、小腸の一部を腹の外に出してちょんぎって、四六時中排便できるようにするんだぜ。なんだそれは。かなわん。 いや、わかるんよ、おれも「癌疑い」から「NET G1」確定まで、さんざん本も読んだし、ネットの情報も読んだし
寄稿いたしました。 blog.tinect.jp 「手術できなくなりますよ」と医者に脅されて(?)から、禁酒を続けて一ヶ月くらいになる。比喩ではなく一滴も飲んでいない。休肝日もまったくなしに飲みつづけてきたおれが、どのように禁酒したかは、上の記事に書いたので、読んでブクマでもしてください。たぶん、「その2」は普通の禁酒希望者にも役立つんじゃないかな。 それはそうと、退院後、すなわちストーマ(人工肛門)になったあとも酒は飲めない。腹を壊す。というか、ストーマ造設後8週間は次のようなものがアウトだ。 ごぼう たけのこ もやし きのこ類 こんにゃく 海藻(ひじき・わかめ・昆布) ナッツ類 野菜 りんごの皮・柿 とうもろこし えび・イカ・貝類 コーヒー アルコール 炭酸飲料 油もの 辛いもの 生クリーム・牛乳大量 果汁100%ジュース これで何が食べられるのだろうか。おれがAIと話し合って出した結
水曜日、入院前最後の通院。病院の中の五ヶ所を巡るクエストの多い日。もう検査という検査は終わっているので、主に入院についての説明と、医師による手術の詳細説明。 1.薬剤面談 薬剤師の人に、いま服用している薬を報告して、病気や手術、入院中のあれこれについて話す。おくすり手帳があるので楽だ。おくすり手帳ができる前は、いろいろ面倒だったろう。まあ、おれは毎月通っている精神科からの処方薬三種だけなので簡単なものだが。やはり薬は問題なし。あと、ほかに市販薬や健康食品(サプリ)を飲んでいるか聞かれた。とくに飲んでいないが、サプリとかもなにかに干渉したりすることもあるのだろう。 2.栄養指導 栄養士の人に指導される。入院中の食事のアレルギーとかの話かと思っていたら、普通の栄養指導でたいへんためになった。まず、プロ仕様の体重、体脂肪、その他計で測られて、あと何十年かぶりに握力測定をした。結果、体重は標準体重
私の盲端 (朝日文庫) 作者:朝比奈 秋 朝日新聞出版 Amazon 「人工肛門」や「オストメイト」で本を探した。もちろん、来月おれがそうなるからだ。一時造設とはいえ、何ヶ月かはそれがつづく。場合によっては永久ということになるかもしれない。それがどういうものなのか、知っておきたい。 もちろん、読むであろう本はオストメイトに向けた医学、看護方面の本だと思っていた。たとえば、こんな本だ。 快適! ストーマ生活 第2版 日常のお手入れから旅行まで 作者:松浦信子,山田陽子 医学書院 Amazon この本、「ストーマでもこんなに普通の生活がおくれますよ!」という本だと思ってみたら、意外とストーマの合併症、異常状態について写真付きで多く紹介されていて、おれの不安は増した。もちろん、それもありがたい話ではある。 話を戻す。そうやって調べていて最初の方に出てきたのが『私の盲端』という小説だった。人工肛門
おかしい……おかしいのでは?……おかしいんじゃないかなあ?……と思っているDTP従事者の愚痴を書く。適宜、(と、Photoshop使っている人間には思える)を脳内で補完しつつ読んでほしい。 たとえば(いきなりたとえ話をすると話が滑っていくのは承知で書くが)、次のようなことを言う人がいたら、だれもがおかしいと思うだろう。 「時速と分速ってどっちが速いですか?」 そんなものに答えはない。答えようがない。一般的に使われている「解像度が高い」、「解像度が低い」はこれと同じことを言っている。わかってくれる人はこれだけでわかってくれるかと思う。 解像度はpixcel/inch(ピクセル・パー・インチ)の値だからだ。 だが、一般的には次のように考えられている。 これが、 こうなったら解像度が高まった。戸崎圭太の乗ったフリオーソだとわかるようになったと。 あるいは、 これが、 こうなったら解像度が上がった
※風邪気味で体調が悪いので、以下の音声配信のほうが詳しいです。 https://t.co/GBT9gy0Pps — 黄金頭 (@goldhead) November 5, 2025 入院前最後のつもりで市大病院へ行った。簡易心エコー検査と追加の血液検査。これで手術オーケーかどうか決まる。 まずは簡易心エコー。「吸って、吐いて、止めて」とどうもタイミングがあわなかった。まあそれだけ。 そのあと、血液検査&検尿。検尿を提出している間に、血液検査の待ち番号表を紛失してしまう。再発行してもらったが、ズボンのポケットに入っていた。 診察前に時間ができたので、一階の隅にある「がん相談コーナー」ののぼりのところへ行ってみる。存在は知っていたが、今まで時間(午前中のみ)があわなかった。 カウンターに人がおらず、近くの職員さんに「ここやってますか?」と聞いてみると、「ただいま担当者が出払っております」という
池袋は何回か来ているが、『池袋ウエストゲートパーク』の雰囲気を感じたことはない。なにか、ひょっとしたら、一昔前の秋葉原のような街になってはいないだろうか。オタクの街。 まあ、気のせいかもしれない。でも、豊島区行くとなったら池袋しかねえだろうという気にはなった。 池袋といえばサンシャインしかねえだろう。 サンシャイン水族館に行くしかねえだろう。サンシャイン水族館……40年前くらいにも名前は知っていた。行ったことはなかった。 水族館には水族がいる。 水族だなあ。わりと小さいような気もするが、それは比較対象が新江ノ島水族館だったりするからだろう。おれにとって最高の水槽は新江ノ島水族館の相模湾大水槽だ。 とはいえ、サンシャイン水族館も楽しいですよ。ハコフグとかどこでもかわいいですしね。 ヒト。 タコ。 タチウオ。タチウオの展示は珍しいらしく、東日本で唯一とか書いてあったかもしれない。光に当たると本
寄稿いたしました。 blog.tinect.jp 「休戦した話」としましたが、まあ実際は「休戦協定の対話の席についた」くらいが正しい。休戦というのはとりあえずおれの身体から腫瘍とリンパ節が削り取られ、一方で人工肛門になったときがそうだ。 で、上の記事はMRIを受けに行く前で終わっている。行ったので、そのことをメモしておく。同じ内容はXのスペースで話したので、聴いた人は読む必要はないかもしれない。 MRIは、まず、予約が取れなかった。10/20に市大病院に行って、最後に「MRIをやってください。きれいにとれるところがあります」と言われた。PET/CTも北新横浜の検査専門病院だったが、MRIも検査専門病院に行くらしい。場所は横浜駅付近とのこと。 市大病院の「ほかの病院の予約をとってくれるコーナー」。行くと連絡はすでに来ていて話は早い。いつがいいかと聞かれたので、すべてを早く終わらせたい一心から
仕事が忙しいので速報。 少し追記。 予約時間から三十分過ぎ。部屋に呼ばれた。中田翔っぽい医師曰く、「最初のクリニックの病理検査の"癌疑い"はうちで再検査したらやっぱりNETだった」とのこと。サイズ的に手術になるとのこと。診断書にはNET G-1(G-1がいちばん軽い)とあった。でも、リンパ節には転移があった。その場では手術がどうなるとかの話はなく、すんなり終わる。おれも詳しい話を聞く余裕はなかった。中田翔っぽい医師もとくに中田翔っぽくなく、普通に話が終わる。 その後、おれはすぐにトイレに行った。予約時刻が遅れていたため、なにやら我慢していたのだ。その小用を足しているとき、横にさっきの医師が来たのではないかと思ったが、別にスルーした。 外科。待ち時間はさらに長かった。入ってみると若い感じの医師だった。「はじめて内視鏡受けたんですか。わたしも45歳なんですが、このくらいの歳の人にそういうの多い
承前。 blog.tinect.jp goldhead.hatenablog.com (※希少がんのNET、というのが面倒くさいのでこの記事では「がん」に統一しています) いろいろ書いてきたけど、腹の中にがんがあるっていうのは、むちゃくちゃ怖いよ。10/20の宣告の日が早くこないかと思っていたが、近づいてきたら近づいてきたで、それはそれで怖いよ。前も書いたけど、まだ医者から面と向かって「がんです」とは言われていないんだよ。でも、なぜおれがこんなにがんだと騒いでいるかといえば、上の記事を読んでもらえればわかるだろう。読まない人もいるだろうから、客観的な情報を書けば、「CTの診断書に書かれていた」、「がん患者でなければ保険適用されないPET/CT検査を保険適用で受けた」というところだろう。まあ、なによりは内視鏡のときの市大病院の医師による「NETだよな」、「手術! 手術!」というのが大きくて、
寄稿いたしました。 blog.tinect.jp こちらのブログでもいくらか経過を書いていたので、重複する部分はあるかと思う。また、医学的な事柄については素人の書いたものなので承知おき願いたい。 土曜日は叔父の葬儀があった。家族葬である。出席者は二人。おれの母と、おれの弟。おれは? おれはがん告知前最後の連休ということもあって、最後のおでかけをしていた。 エリックサウスでミールスを食べた。小さく「これがミールスの本流」と書いてあったのでそういうことなのだろう、菜食ミールス。人生最後の外食には悪くない。バスマティライスをおかわりした。 唐突のパンダ。 なんだこれは? ラムのレバーはとてもおいしい。とても好きだ。人生最後の食事が味坊集団でもいいだろう。ラムの店なのでラムハイボールも飲んだ。 しかし、追い詰められた人間が、ただ飯を食いに出かけるだろうか。 新橋、烏森神社。駅から近い、とても小さな
今朝早く母親からLINEが入っており、叔父が亡くなったことを知った。おれが知ったのはLINEから二時間経ってのことだった。 叔父が亡くなるという話は、ここではしていないが、Xの配信で話していたので、こうなりそうなことを知っていた人もいるかもしれない。 叔父を詳しく言うと、おれの父親の双子の弟だ。小さいころの大病が原因で軽い知的障害があり、腎臓も一つしかなかった。一級の身体障害者であり、何級かは知らないが知的障害者でもあった。 おれとは物心ついていたころから同じ家で暮らしていた。父母と、父方の祖父母、そしておじさんの二世帯だかの家だった。 おじさんは外見から障害者であることはわかりにくかった。補助があれば一人暮らしもできたのではないだろうか。知的については、そのくらいの障害である。 思い出すのは、たまにレギュラーコーヒーを淹れてくれたことだ。母は「おじさんのコーヒーは美味しいからね」とよく言
このごろ、たくさんのお見舞いたくさんありがとうございます。 お米たくさんありがとうございます。いまのところ、お米は十分にあります。ありがとうございます。やきとり缶詰ありがとうございます。「がんのやつがなに言ってんだ」という話になりますが、おつまみにいただきます。 アマノフーズのおみそ汁ありがとうございます。昼ごはんにいただきます。アリナミンナイトリカバーありがとうございます。これを飲んでいたときは寝起きがよかったような気がします。 病人にふさわしいお粥ありがとうございます。これから必要になる局面が出てくると思います。ギフトカードありがとうございます。なにか必要品が出てきたら使わせていただきます。 毎度、いつも、ほんとうにありがとうございます。励ましのメッセージなどもありがたく思います。あと、お米たくさんいただいたので、カレーがあるとうれしいです(←強欲)。 それでは、今からPET/CTの検
承前。 goldhead.hatenablog.com (記事のタイトルとかわかりやすいようにして、目次も作る予定) 初の大学病院から次の次の日、おれはまた大学病院にいた。内視鏡検査のためである。朝からモビプレップ全量飲みきって行った。 受付とか着替えとか省略(また書くかもしれない)。 検査室に入ると名前と生年月日を言わされる。大学病院ではどこでもなんどでも言わされる。言ったら、「ニャン、ニャン、ニャンですね!」と看護師さんに言われる。「猫の日ですね」と答える。その看護師さん、右腕への点滴注射失敗する。「すみません、ごめんなさい」と言う。「いやー、注射苦手なんですよ」というと、「注射得意な人はいませんよ!」と正論を返された。 尻を突き出して横になっていると、隣の検査室で検査を終えたヒラサワ医師がやってくる。おれの腕をバンバン叩いて、「後で話あるから」みたいなことを言う。 検査はなんというか
承前。 blog.tinect.jp goldhead.hatenablog.com 最速の予約で大学病院行った。9時からの予約で、病院が開くのが8時なので開店前に並ぶくらいのことを考えていたが、なんか出遅れて8時半くらいになった。 すごく待つことを予想していたが、そうでもなかった。 担当の医師の部屋に入る。 開口一番、「若いな」と言われる。 あらかじめ渡されていた年齢からの印象だろうが、いや、あなたのほうが若いのでは? ん、よくわからんな。わからないが、あとから調べたら内視鏡部の部長だった。なんであれ、いきなり「若いな」と言われて面食らう。 それはともかく、若く見えるヒラサワ部長先生、おれが持っていった「御侍史」の紹介状を見ながら、こんなことを言う。「あれ? 写真とかなかったですか?」、「いえ、それがもらった紹介状のすべてです」。「ウシクボ先生たまにやるんだよな……」。 なんと、念入りす
寄稿いたしました。 blog.tinect.jp はい、テンション高めで「大腸内視鏡検査だ、モビプレップってどんな味だ?」みたいにお気軽に考えていたら、ポリープ一個あって、「癌疑い」で、市大病院送りになりました。 (すべてが妄想による怪文書ではないということの証拠) つーか、あれだな、病理検査の二回目が9月21日(日曜日)の日付になっていて、おれがクリニックで結果聞いたのが翌日の月曜日。その日のうちにおれは市大病院の予約とって、それが翌週の水曜日。まあまあのスピードか。そもそもの検診が遅かった可能性はあるが。 でもなあ、ちょっと気になるのはな、クリニックでは紹介状が準備万端だったんだけど、紹介先の病院ってこっちの意向みたいなもんって聞かないんだっけ。そりゃまあ、浦舟の市大病院は近いしぜんぜん問題ないんだけど、なんかかかりつけの大病院(?)あったりして、そっちがいいとか、そういう人はおらんの
天国の扉はときどき開いている。目覚めるたびにそう思う。今日も開いていないようだ。おれは薄暗い一人きりのオフィスで、遺伝子組み換えの小麦を使った、添加物まみれのメロンパンをブラックコーヒーで流し込む。オールドメディアの紙の新聞を読む。そして、椅子に深く腰掛けて、昨日の依頼人のことを思い出す。 「もうこれ以上耐えられないのです、探偵さん。こんなディープステートに操られたグローバリズム社会を、子供や孫の世代に残せるっていうんですか? 探偵さん、あなたは気づいた人のように見える。私たちの仲間になれる。だから、この国の国益のために、外国資本による昆虫食の陰謀を暴いてほしいんだ!」 一介の探偵になにができるというのか。虫くらい食ってもいいだろう。しかし、依頼金はほしい。すでに前払いでけっこうな半金でもらってしまった。いつまで経っても政治家は減税しないし、消費税廃止もしない。あいつらは利権のことばかり考
p-shirokuma.hatenadiary.com という記事があって、おれがこのようなことを書いた。 goldhead.hatenablog.com そうしたら、シロクマ先生からお返事あった。 p-shirokuma.hatenadiary.com ふーむ。 また、おれはこちらについて返答のようなものを書く。このやりとりは「コミュニケーション」になるだろう、という気はある。気はあるが、おれのお気持ちを書いておきたいので、書く。 というか、もう喋った。 https://t.co/OM4T2Lq5U2 — 黄金頭 (@goldhead) September 20, 2025 音声配信のほうが楽だぜ、という人は上の配信を聞いてもらって、以下の文章を読む必要はないかもしれない。 で、本題に入る。おれがXのスペースで配信していることを含めてこうおっしゃられる。 こういうのって、SNSやはてなブ
p-shirokuma.hatenadiary.com シロクマ先生のこちらの記事を読んだ。読んでおれはこう書いた。 「何が悲しくて趣味の分野ですら他人と関わらなければいけないのか。それが当たり前、望ましいというのであれば、この世は本当の地獄だ」 おれが「何が悲しくて」というとき、よくつづける言葉がある。「何が悲しくて人前で歌わなくてはならないのか?」だ。すなわち、カラオケである。あるいは、小学生のころの音楽の授業もそうか。 というわけで、おれは何が悲しくて趣味でまで他人とかかわらなくてはならないのか? ……と、思うていどには「人嫌い・コミュニケーション嫌い」の人間である。 たとえばおれは、ネットゲームというのをやったことがない。一人で没頭できるゲームというもので、何が悲しくて他人とやりとりしなければいけないのか。やれと言われてもやりたくない遊びだ。遊びにも思えない。それは苦行だ。 という
こんな増田を見かけた。 anond.hatelabo.jp iphone miniを求める人ってみんな「大きいと片手で操作しづらい」と言うよね。 でも、スマホって実は「片手でホールドしてもう片方の手でタッチする」ものなんだ。 つまり両手操作が前提なんだよね。 スマホの広告とかも基本的にそういう描写で統一されているはず。 だからメーカー側に片手操作を前提にした設計にする義理はないんだ。 先日、新しいiphoneが発表されたのを受けてのエントリーだと思う。ラインナップに新しいminiはなく、変わって「薄い」Airが追加されていた。「ほしいのはminiなんだ」という声もそこそこ見かけた。 でもまあ、もう両手操作が前提だから、でかくてもいいじゃないか、と増田は言うのである。それはもっともな意見だと思う。広告とかもそうだとかいうが、それは知らんかった。 しかし、おれは先日見たテレビを思い出した。『帰
おれの住んでいるアパート、台所はわりと大きい。シンクも大きい。しかし、排水口が細口というやつでやや心もとない。まあ、口が普通サイズでも、その先のパイプの太さは同じかもしれない。 ときどき、詰まり気味になる。そのときおれは、パイプユニッシュを使う。 goldhead.hatenablog.com ただ、まだ若い人のためのパイプユニッシュになりたい。 同い年の人の、年上の人のパイプユニッシュになりたい。 人が困っていたらそれを助ける。 邪悪なものから人を遠ざける。 お金もそんなにかからない。 いつでもそこにある。 そんな、パイプユニッシュのような人間に。 おれはパイプユニッシュを尊敬している。 パイプユニッシュ パイプクリーナー 液体 800g×3本 お掃除手袋つき パイプ掃除 お風呂 排水溝 排水口 洗浄 洗面台 シンク 詰まり 洗浄 大容量 まとめ買い 【Amazon.co.jp 限定】
承前。 goldhead.hatenablog.com 昨日、胃カメラと大腸内視鏡検査を受けた。木曜日から食事制限が入り、日曜の夜はレトルトのおかゆを2パック食べただけだった。 テーブルランド お粥全5種 【スープにこだわったお粥3種(参鶏湯風粥・中華風粥・海鮮風粥)+和風の旨みにこだわったお粥2種(かつお醤油粥・鶏塩粥)】非常食 保存食 防災対策 長期保存 5食分 ノーブランド品 Amazon (これの中華風粥で意外においしかった) 日曜日は朝から絶食。水分だけはたくさんとっていい。 午後15時半くらいから検査。空腹どころではなかった。ただ、検査が終わったらコンビニで惣菜パン(たまごサンドなど)を買って食べようとは思っていた。 が、検査で生体検査のためポリープをちょっと切った。これによりどうなったか。 今日の16時45分まで絶食。丸一日と次の日の夕方まで絶食。これだけの期間絶食したことは
こんな記事を読んだ。 dailyportalz.jp 「しねきゃぷしょん」風の文字を手書きでマスターしたいという内容だ。最初に筆者の記事とフォントの記事を並べているが、手書きの文字を見ておれは「上手だなー」と思った。元から文字を書くということについて、型があるのだろう。習字の教室に通っていて、硬筆も学んだというから、そのあたりなのだろう。 おれはどうか。 おれの手書きあいうえおは以下のようなものである。 これである。 これが掛け値なしにおれの「普段の字」だ。わざと雑にとか、すごく急いでということもない。「黄金頭フォント」ができたならば、これがベースになる。 ちょっと見てみると欠陥がないわけでもない。「え」と「そ」が同じ文字のように見える。「は」と「ほ」も少し見分けにくいかもしれない。「ぬ」と「ね」が似ているという指摘があるかもしれない。 さて、こんな字でおれはどうやって学校教育を乗り切って
少し前に、神道に興味が出たと書いた。 goldhead.hatenablog.com その後、この新書を読んだ。 神道とは何か 増補版 神と仏の日本史 (中公新書) 作者:伊藤聡 中央公論新社 Amazon 神道についてのスタンダードな歴史を追えた。日本の「神」が「成仏させてくれ」と仏にすがるみたいな話も多かったらしい。 神道の逆襲 (講談社現代新書) 作者:菅野覚明 講談社 Amazon おもしろすぎるのが欠点、と評されてなんかの賞をとった本。たしかにおもしろい。でも、いちばん気になったのは本居宣長の「神」の定義だった。 さて凡て迦微とは、古御典等に見えたる天地の諸の神たちを始めて、其を祀れる社に巫ます御霊をも申し、又人はさらにも云ず、鳥獣木草のたぐひ海山など、其余何にまれ、尋常ならずすぐれたる徳のありて、可畏き物を迦微とは云なり。(すぐれたるとは、尊きこと善きこと、功しきことなどの、優
おれとはてなブックマーク。はてなブックマークとおれ。 その根本については、過去に書いた。 2008年。 goldhead.hatenablog.com goldhead.hatenablog.com 2010年。 goldhead.hatenablog.com このようなところが、おれのはてなブックマークの根本である。それは変わらない。そのうえで、このごろはてなブックマークを使い始めた人たちに、アドヴァイスをしたい。よけいなお世話かもしれないが、知っておいて損はないはずだ。そういう思いをもとに書く。 書くべきことは一つだ。 ブクマしないこともブクマのうちである。 これである。なにかホッテントリに入っている。なにか興味を惹かれた。だからといって、ブックマークする必要はない。意思表示する必要はない。べつに、「あとで読む」とか、「保留」とか書いてもいいが、書かなくてもいい。無言でスルーしてもよい
( 唐突の空港。 羽田空港。 飛行機に乗ってどこかへ行くの? 行かない。空港に遊びに来ただけ。 iphoneのアプリFlightradar24を手元に、飛んでいく飛行機を見るのは楽しい。あれは台北に行くのか、岩国に行くのか、おれはどこにも行かないけれど。 羽田空港には14年前にも行った。 フライ・トゥ・ザ・ワールド、あるいは粉砕されたレンズの国 - 関内関外日記 なんかレンズを粉砕している。正確には、レンズフィルターしか割っていなかったと思うが。この日はひさびさにレンズ交換式のαを持ち出せばよかったかと思ったが、もう重くてな。GR IIIxしか持って歩けない体になってしまったのや。そんで、14年前にはこんなところなかったような気がする。 お盆やったけど、そんなに人で混雑しているという感じもなく。 なぜかお好み焼き(広島風)を食べたりしてな。 3コマで使えるほどチョップスティックスは簡単なも
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