証明写真って盛れない…→プロに「専用メイク」教えてもらったら仕上がりがぜんぜん違う！

撮ったあとに写真を見て、「鏡で見たときはもっといい感じだったはずなのに（涙）」と感じたこと、ありませんか？

いつも通りに準備しても、証明写真になると顔色が暗く見えたり、ぼんやりした印象になったり、意外と影響しているのが“メイク”なんです。

今回は、証明写真の仕上がりを左右する4つの重要ポイントに絞って、盛れるメイクのコツを徹底解説！ 

『韓国式証明写真館ToreTeru（トレテル）』の専属ヘアメイクさんから直接アドバイスをもらったリアルな体験をもとに、“ナチュラルだけど盛れてる♡”メイクを叶える方法をお届けします！

韓国・ソウル出身の李施娅（リ・シア）さん。2015年から本格的に活動を始め、メイク〜撮影までを一人で手がけるマルチなカメラマンとして韓国でも注目されています。

これまでに、

・チュ・ヒョンヨン（『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』）

・チョン・シネ（『人魚王子』）

・イ・シウォン（『アンクル 僕の最高のおじさん』）

など、話題のドラマ出演女優のヘアメイクを多数担当。今回はそんなプロ中のプロの視点から、“盛れる証明写真メイク”を解説してもらいました！

証明写真は、いつもと同じメイクだと“なぜか盛れない”ことも。だからこそ、「カメラにどう写るか」を前提にメイクを仕込むのが正解◎

こちらの普段メイクに手を加えて、写り映えするメイクに仕上げてもらいます。

この日はある程度セルフメイクをして行ったのですが、リさんに「証明写真では眉が超重要です」とアドバイスしてもらい、印象をガラッと変えてもらいました。

私は少し長めの眉だったのですが、「もう少し短い方が顔のバランスがよく見える」とのこと。短く見えるように調整しつつ、コンシーラーで輪郭をきれいに整え、シャープに補正。撮影用メイクって“濃さ”だけじゃなく、形の丁寧な修正がかなり大事なんだと実感しました。後日、友達に「この眉めっちゃきれい！」って褒められたのが本当にうれしかった！

今回のメイクでいちばん時間をかけていたのがシェーディング。フェイスラインだけでなく、頬までしっかりめに影を入れ、薄く塗っては重ねて……を繰り返していました。撮影用ライトの強さで顔が膨張して見えやすいぶん、ここで差が出るとのこと。

仕上がった写真を見たとき、「これ全部シェーディングの力では！？」と驚くほど、顔まわりが自然に引き締まって写っていました。“やりすぎに見えないように盛る”プロの技、すごすぎます…！

自分に似合う色＝パーソナルカラーの意識。肌に合わない色を使うと、写真ではくすんで見えたり、血色が悪く見える原因に。私も当日、肌トーンを見ながら「このチークの方が自然に明るく見えますよ」と色を提案してもらえました◎

これは地味に大発見。黒のリキッドアイライナーは、証明写真では光の反射で浮いて見えやすいとのこと！ おすすめは、濃いブラウンのアイシャドウなどで、目尻を軽く引いてあげる方法。強すぎず、でも目元がきちんと引き締まって見えるんです。「アイラインこそ“写り前提”で仕込むべし」とは目からウロコでした！

シェーディングがしっかり入っていて立体感が出てるし、パーソナルカラーに合ったチークとリップのおかげで顔全体がパッと華やかに見える！ 特に眉毛の形がめっちゃキレイに整えられてて、仕上がりを見た瞬間めちゃくちゃ感動しました。

フェイスラインや、左右のゆがみなどを適度にレタッチしてもらったおかげもありますが、「これ本当に自分？」ってくらい、めっちゃくちゃ盛れてる……！

実際の撮影中も、チークやリップを何度も重ねては確認して……と、かなり丁寧に調整くださいました。でも、仕上がった写真を見ると全く濃く見えなくて、むしろ自然な仕上がりになりました。