藤木稟『バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ』(角川ホラー文庫)の感想になります。 ※ネタバレを含みます※ 藤木稟『バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ』(角川ホラー文庫) 自身と他者の死者の復活、初の奇跡認定など奇跡が明かされる衝撃のシリーズ4作目。 あらすじ 藤木稟『バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ』(角川ホラー文庫) バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ (角川ホラー文庫) 作者:藤木 稟 KADOKAWA Amazon 自身と他者の死者の復活、初の奇跡認定など奇跡が明かされる衝撃のシ…
『いつも機嫌よくいられる本』は、ポジティブになる方法を教える本ではありません。 無理に明るく振る舞うことでもなく、感情を押し殺すことでもない。 本書が伝えているのは、「機嫌は環境ではなく、自分で整えるもの」という視点です。 感情は自然に湧いてくるもの。 でも、その扱い方は選べる。 その前提に立つことで、日々の過ごし方が変わると語られています。 ↓Amazonはこちらから↓ いつも機嫌よくいられる本 作者:岡崎 かつひろ すばる舎 Amazon ↓楽天はこちらから↓ いつも機嫌よくいられる本 [ …
瀬那十五年三月十七日 「ほら見ろ、あいつも生きてやがる・・・・・・」とチージは、青ざめた額の汗を拭きながら、機械的な苛立ちとともに思った。「しかもきっと、自分は大したことをしていると思ってるんだろう・・・・・・一日中汗だくで、蠅にたかられながら、何を書いてるのか神のみぞ知るような帳面を書き続け、出納官の前では腰をかがめ、上席の会計係を敬う・・・・・・そのあとで若い女たちと並木道を散歩し、そのうちの一人を幸せにして、さらに半ダースの新しい財務官吏を生ませ、そして――ああ、なんという幸福だ! ――そ…
今日は2月に発売された最新コミック【バクガタリzzZ】を紹介するよ 登場人物 獏村詩佳(ばくむら うたか) 現代に生きる夢食いバク。 若者の見る青春の夢が大好物。 「たらふく食べたい!」という理由で学生寮を開業する。 あらすじ 『獏村詩佳』は現代に生きる夢食いバク。 特に「若者の青春の夢」が大好物で、効率よく集めるために学生寮を開業する。 自身が寮母として学生たちの面倒をみているけど、みんななかなか夢を見てくれない。 そんな時テレビに映った“睡眠番組”をみて驚愕。 なんと夢を見せるために快適な環…
『殺人者はオーロラを見た』に登場するアイヌの血をひくという大学教員が主人公。返還前の沖縄を扱った作品である。沖縄が外国であることを盲点としたトリックが使われている。沖縄の地名や名前をネタにしたアイデアなど面白い工夫もあるが、いろいろツッコミどころも多い。 それにしても、西村京太郎作品は、しょうもない理由で人が殺されることが多い。凶悪犯ばかりですわ(W ハイビスカス殺人事件 (講談社文庫) 作者:西村京太郎 講談社 Amazon
綾辻行人の『黒猫館の殺人』を読んだ。1992年に講談社より刊行された長編推理小説で、「館」シリーズの第6弾だ。以下の概要はAmazonより引用: 大いなる謎を秘めた館、黒猫館。火災で重傷を負い、記憶を失った老人・鮎田冬馬(あゆたとうま)の奇妙な依頼を受け、推理作家・鹿谷門実(ししやかどみ)と江南孝明(かわみなみたかあき)は、東京から札幌、そして阿寒へと向かう。深い森の中に建つその館で待ち受ける、“世界”が揺らぐような真実とは!? シリーズ屈指の大仕掛けを、読者(あなた)は見破ることができるか? …
評価4(5段階評価) 専用の毛布で寝ることを長年義務付けられて来たブランケット・キャットたち。そんなブランケット・キャットの賢く、従順で人懐っこさを売りにした二泊三日のレンタルサービスを利用する人々の七つのお話。 認知症のおばあちゃんが可愛がっていたペットの身代わりになったブランケット・キャット、イジメの主犯だった子が自身の分身に見立てたブランケット・キャット、自分のルーツに目覚めて旅することを選択したアメリカン・ショートヘアのブランケット・キャット、などの話が面白い。 動物を間に置くことによっ…
※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。 現代の英雄 [作者:ミハイル・レールモントフ 出版年:1840年] 【1】自意識の問題 本作『現代の英雄』は、「ロシア文学史上はじめて「自意識」の問題を提起した作品」だという。 主人公ペチョーリンは、裕福で、ハンサムで、教養があり、社交界にも精通する青年将校で、訳あって都からカフカス(コーカサス地方)へ転属させられている。 ※当時のカフカス地方には、転属・降格処分を受けた軍人が多くいて、作者レールモントフもその一人だったそう。(光文社古典新訳文…
ファミリーレストラン サヒラの外観 ファミリーレストラン サヒラの店内 ファミリーレストラン サヒラのランチメニュー ファミリーレストラン サヒラのランチ まとめ ファミリーレストラン サヒラの外観 春日部の東武アーバンクラインの「藤の牛島」駅から徒歩圏内にあるインド料理店が、「ファミリーレストラン サヒラ」です。 外国人の店員さんに聞いたところ、この建物は以前はタイ料理屋でしがが、今は同じオーナーでインド料理屋に業態を変えたそうです。 ファミリーレストラン サヒラの店内 店内は以前タイ料理屋だ…
爽快な物語である。それは、内容だけでなく、文体も大きく作用していると思う。 するすると読めちゃう文体に、主人公である時田秀美のぶっちゃけ具合がのっかっていて、非常に読みやすい。そして笑っちゃう。 あらすじは、こうである。母親と祖父と暮らす高校生時田秀美は、勉強ができない。しかし、勉強よりも大事なことっていっぱいあると思う。たとえばそう、モテることとか。その独特な視点をもってして描かれる“ふつう”の高校生活の物語である。 この小説は、現代のいわゆる王道価値観に問いを投げかけるものではあると思うけれ…
あさの あつこ 著 ネズミのモノローグ。 紫音はいつも、丁寧に懸命に一途に自分自身を探っていく。自分の内にあるものと対峙しようとする。 それは、感嘆にも値するではないか。 自分から逃げないことがどれほど困難であるか、ネズミは骨の髄まで知っていた。 「自分」と対峙するということは、 それまでの「自分」との決別を意味するのだと思います。 一瞬前の自分を「過去の自分」=「他人」とみなし、 多層的かつ多角的な評価ができるかどうか、みたいな。 わたしは、 そもそも「自分(ひとかたまり)」ではなく 「ばらば…
スザンヌ・シマードの『マザーツリー』を読んだことがきっかけで、生物多様性に興味が湧いたところに、タイミングよく高橋進氏の著書『生物多様性を問いなおすー世界・自然・未来との共生とSDGs』(ちくま新書)に出会った。 表紙カバーに記された紹介文: 本書では生物多様性を、「生物資源」と、人類の「生存基盤」という二つの価値と、さらにその両方を統合したアプローチである「地球公共財」と位置づけて考察していく。大航海時代の植民地・帝国主義時代からグローバル企業などによる現代のバイオテクノロジーの時代までの生物…
最近を本を見ようとふと入った書店で、みすず書房の小さなフェアをやっていた。その中に「出版社在庫僅少本」の帯を巻かれた作曲家、ピアニストの高橋悠治の「カフカ - 夜の時間」があった。高橋悠治(1938-) は1960年代、70年代にヨーロッパでクセナキスの元でコンピュータ、確率論の作曲手法を学び、米国に渡り多数のレコーディング、サンフランシスコで教鞭をとるなど、日本の現代音楽の若手のホープだった。帰国後は早くからMacでの作曲やパフォーマンスを行い、80年代後半にCarl Stoneと二人でMac…
以前、傑作選ということで、誰もに刺さるであろう傑作を紹介しました。今回は、何とも言えない好さがある個人的に好きな作家を7名紹介します。 ↓傑作選はこちらから↓ bokunenjin.hatenadiary.jp 【第7位】 第7位は、村上春樹(1949-)の『1Q84』『海辺のカフカ』。 村上春樹と言えば、独特な文体を持っているという印象を持たれる方が多いのではないでしょうか。確かに英語を翻訳したような文体で、読みながら調べないと分からない箇所もたくさん出てきます。 プロットが多くて大変なので、…
こんにちは。柏田です。 今回紹介するのは、森鴎外作の『杯』です。 森鴎外といえば日本を代表する文豪の一人ですが、なかなか読み応えのある文章を書く作家でもあります。 そんな彼の作品の中でも『杯』は10分程度で読める手頃な作品です。 物語は、視点人物が泉の近くで7人の少女を見かけるところから始まります。少女たちはそれぞれ大きな銀の杯を持っており、それを使って泉の水を飲みはじめます。ちょうどその時、黒ずんだ小さな杯を持った西洋風の容姿の少女がやってきました。彼女を哀れんだ少女は、自身の杯を貸そうとしま…
注目マンガ 3月18日販売マンガ 注目マンガ ウマ娘 シンデレラグレイ 23 (ヤングジャンプコミックス) [ 久住 太陽 ] オグリキャップの引退レースとなる有マ記念に集う新旧世代の強敵たち。 時代を創り社会現象を巻き起こした“芦毛の怪物”のラストランの行方は…? 青春“駆ける”シンデレラストーリー、ついにゴールイン!! 著者/編集 : 久住 太陽(著), 杉浦 理史 & Pita(原著), 伊藤 隼之介(著), Cygames(原著) ウマ娘 シンデレラグレイ 23 (ヤングジャンプコミック…
どこまで理解できたかわかりませんが、吉本隆明さんがどういう立ち位置にいようとされていたのか、少し感じることができたような気がします。 P29 吉本 「往き」の目と「還り」の目 ぼくは中世の宗教家の親鸞が好きで、ずいぶん影響を受けていますけれども、・・・ ・・・ 往きがけに、偶然そこで一杯のかけそばを分け合って食べている親子を見かけて感動した、あるいは同情したというのは偶然性を契機にしてつくり上げられた倫理であって、いってみれば往きがけの倫理だ。そういう親子に同情したり感動したりしたとしても、それ…
体重推移 体脂肪率推移 朝ごはん 昼ご飯 夜ごはん おやつ 夜食 合計 今日の運動 今日の一言 体重推移 ピンクの日付は排便あり 赤字は前日より数値が増えた ★は生理日 ★開始時:99.3kg 日付 体重 前日比 合計 03/15 79.7kg --kg -19.6kg 03/16 78.8kg -0.9kg -20.5kg 03/17 78.4kg -0.4kg -20.9kg 03/18 03/19 03/20 03/21 ⇒詳しい体組成データはこちら 体脂肪率推移 ★開始時:44.6% 日…
ヨーロッパにおいて悪名高い「魔女狩り」。多くの無実の人々が魔女として告発され、命を落とした。魔女とはどういう人々だったのか、そして魔女を狩った人々はどういう人々なのか。地域差や時代差も踏まえながら、語っていく。 魔女狩りに関する密告は平時の心理状況ではとうてい理解できない内容で恐ろしいです。 密告が社会不安を生み、家族を分断し、それがさらに密告を生みます。 混乱に乗じてデマを撒いてお金を得る人や、社会の混乱に乗じて権力を得ようとする人もいます。 現代の政情不安にも通じるものがあり暗い気持ちになり…
村山智順『朝鮮の風水』朝鮮総督府,1931. 朝鮮の風水伝説 序文 などにも書いたが、朝鮮では新羅末の道詵(826〜98)によって風水地理説が広まり、李朝末に至るまで大流行した。元来の風水地理説は自然地理学的な要素を含んでいたが、高麗では呪術的民間信仰と結びついて変形し、学問的に堕落した。全相運によると、風水地理説は朝鮮人の思考に宿命論的傾向を植え付けたのみならず、地理学の科学的発展にも否定的影響を与えたという。 中国では1世紀の『漢書』以降、『三国志』以外の全ての正史に地理志がある。日本では奈…
『図解まるわかり PMO・PM のきほん』(西村泰洋・相川正昭,翔泳社)を読了した。 プロジェクトの存在意義 ベンダーロックインのリスク PMO の仕事は「手を動かす」こと スチュワードシップというリーダー像 デジタル技術でビジネスを変える難しさ 目標施策体系図づくりには経営層の参加が不可欠 DX 推進宣言は「憲章」に近い PM に求められる 4 つの力 DX はトップダウンが不可欠 ランキング参加中読書 プロジェクトの存在意義 プロジェクトで重要なことは,その特徴でもある独自性と有期性を考慮し…
どうも。 こんな感じで京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」を再読&未読分を制覇していたのですけれどね。 www.orange-blog.net 面白いがゆえに、あの厚さでも、1冊2-3日くらいで読み終わってしまうのが逆に悲しい~…。先日ついに、最新刊「鵼の碑」を読了してしまったわ。 www.kodansha.co.jp 続きが気になって、気付けば全集中で読んでおり、あっという間に2時間くらい経っているのだよな。日曜日なんて5時間ずっと読み続けていた…。最近人間の集中力がなくなって来ている(本が読めなく…
※この記事は広告を含みます にゃんこたんです 長倉顕太 『本を読む人はうまくいく』 すばる舎本はプロによる知識の宝庫です 本を読んで(インプット)、役立てましょう(アウトプット)「では、どんな本を読んだらいいか?」となるのですが、その情報も載っています とても参考になりました この方法で、別の新しい事を得ていこうと思っています本を読む人はうまくいく [ 長倉顕太 ] こちらの著者は、『移動する人はうまくいく』も書かれています移動する人はうまくいく [ 長倉顕太 ] 「移動」となると腰が重くなり躊…
3月も半ばに入り、花粉症の私はとても目が痒くて困る季節です。 よく使われる表現ですが、本当に目を取り出して流水で洗いたいくらい。 …実際に洗うのは想像するだけで怖すぎますが。 さて、また先月に読んだ本をまとめておきたいと思います。 『シネマコンプレックス』畑野智美 『一橋桐子(76)の犯罪日記』原田ひ香 『ファミリーデイズ』瀬尾まいこ 『スーツケースの半分は』近藤史恵 『か「」く「」し「」ご「」と「』住野よる 『いい子のあくび』高瀬隼子 『タルト・タタンの夢』近藤史恵 『夜のピクニック』恩田陸 …
3歳の弟を不慮の事故で亡くした家族の物語。 残された長女と父と母。 ファンタジーなのですが、よかった。 「輝之はさみしがり屋で甘えっ子だった。」 「明るく素直に他者を求め、 他者といることを楽しむ性質が、あの子のなかにはあった。」
※引用:「魔法使いロゼの佐渡ライフ」6巻より 「魔法使いロゼの佐渡ライフ」6巻のプチ感想・レビューです。 感想は読書メーターで書いた文章になります。 興味を持ってもらえると嬉しいです。 寿こと - 読書メーター (bookmeter.com) 感想 表紙カバーからの自撮りルナ扉カラー可愛い。 凝ったマンホールは写真撮りたくなります。 のっけからお米さまについて熱く語っているのが実にこの作品らしい。 食べ比べると味って結構違いますよね。 そして穂夏再登場&仮移住決定。 前巻の話から来るだろうなとは…
[本ページはプロモーションが含まれています] 広告・スポンサーリンク ブログの前のみなさ~ん!!! 今回もYANO-T's blogへお越し頂き、 ありがとうございます。 感謝感謝。 (引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000248.000036126.html) アマゾンの聴く読書、Audible プロのナレーターが朗読した本をアプリで聞けるサービスです。 amazon audible CM 「Audibleで聴こう。」篇 youtu.be この…
『恐怖』 北野勇作/2010年/219ページ 戦前の16ミリ・フィルムの中に出現した白い光を目撃した姉妹・みゆきとかおり。17年後、死への誘惑に取り憑かれてしまった姉・みゆきは失踪する。姉の行方を追うかおりは、禁断の脳実験を繰り返す母親・悦子と再会。美しき姉妹と狂気の母親を待ち受けていたのは、彼女たちが生きる現実そのものを揺るがすほどの異常な惨劇だった…。世界を震撼させたJホラーシアター、ついに完結! (裏表紙解説文より) かおりの姉・みゆきが失踪した。ネットで出会った仲間と練炭自殺を図ったみゆ…
こんにちは、皆さん!一人ぼっちユウトです。今日は司馬遼太郎の初期長編小説『上方武士道』について語りたいと思います。この作品は、後の国民的作家となる司馬遼太郎がまだ若き時代に執筆したもので、彼の作家人生の原点ともいえる一冊です。 『上方武士道』の魅力物語の舞台は幕末。主人公は、公家でありながら剣の腕に秀でた 高野少将則近。彼は朝廷から密命を受け、東海道を下りながら佐幕派や勤皇派の刺客と戦い、使命を果たそうとします。 この設定だけでも胸が高鳴りますが、さらに彼に従う仲間たちがユニーク。大阪商人出身の…
発行元:カーグラフィック CG classicまとめ CG classicを読んだ理由 CG classicで仕事に活かせるポイント CG classicから学んだことと活かせること CG classicの感想 CG classicまとめ ビンテージカー、クラシックカーでジェントルマンレースをするというのは、極上の趣味だよな。お金持ちしかできない。でも、そうやって自動車文化は創られてきたんだ。まぁ、大きなパイはそもそもないけれど、好き者がたくさんいる世界なので、それはそれで盛り上がりそうね。 C…
ここ最近の頭の中は、「読むだけじゃダメだ」がマイブーム。 でも、本当にそうだと思う反面、 読んだからって一気にガラッと何かが変わるわけでもないしなと、 若干の諦念も混じらせながらページを繰る。 ちなみに、今年に入ってから私はnoteでいろいろと文章の更新をしていたが、それも「つぶやき」みたいな内容で毎日更新の日数を稼ぐのが当たり前になってしまっていた。それだけではなく、noteにはnoteで書きたい色、つまり書きたいテイストがあって、それが私にとっては若干「いい子ちゃん」ぶっている気がして、それ…
先月700mほど転居しましたw 新居は共用玄関がオートロックで カメラが付いてるのを知った子っこ氏が 早速ボケてくれました。 それにしても引っ越し作業がめーーーちゃくちゃ大変で 心身ともにボロ雑巾になったので もうやりたくないです… 新居がとてもあずましい(北海道弁)のが唯一の救いです。
つづきを展開 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 今日の新規性は一つだけである。分厚い本を読み終えたあとに私が向かったのは、より高い思想ではなく、サイズの合わないシャツと、もう買わないと決めたメルカリの画面であった。 『ジョン・メイナード・ケインズ 上』を読み終えた。読み終えた、という事実そのものに、まず少しだけ疲労が付着している。分厚い本を読み切ったあとには、読了感より先に、しばらくこういう…
『方舟』夕木春央 講談社文庫 方舟 (講談社文庫) 作者:夕木春央 講談社 Amazon 本屋大賞2023 第7位 結構評判がよかったので期待していたのだけど、人物描写が弱いと感じた。 トリックは面白かったのだけれど、どうして登場人物がそのように考えるのかとかの根拠が浅すぎて…入り込めなかった。 トリックに興味がある人は面白く読めると思うが、小説読みすぎているクラスタにはちょっとおすすめできないかもしれない。 まあ好みの問題だけど。 luhana-enigma.hatenablog.com lu…
『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー) 『金持ち父さん 貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ) 『金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント』(ロバート・キヨサキ) 『Think and Grow Rich 思考は現実化する』(ナポレオン・ヒル) 『人を動かす』(デール・カーネギー) 『道は開ける』(デール・カーネギー) 『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』(ロバート・キヨサキ) 『一生お金に困らない「華僑」の思考法則』(大城太) 『LIFE SHIFT』(リンダ・グラットン) 『億を…
やはり、何かしらの結果が出るまで一つのことにトコトン集中するべきなのです。 今こそ、何をすべきがをしっかりと決めて歩んでいくことが必要なのです。 中途半端なことばかりしていても何も残らないのです。 一度・・・・ 続きはこちら
発売前から気になっていた一冊! 本が店頭に並ぶ日をこんなにも心待ちにしたのは、子供の頃毎月買ってもらっていた「りぼん」以来でしょう。 友人が「ちゃお」「なかよし」派だったので、それぞれ貸し合ったのもいい思い出です。 そんな元少女漫画読者の私にビビっと刺さった表紙がまず本書の特徴でしょう。 装丁はぱっと見、ホラー本とはかけ離れた詩集か何かのようですが、よく見ると紙飛行機、無花果、鳥籠、赤いソファなどなど短編のモチーフが紛れこんでおり、表紙も含めて作品の一つとなっていることを強く意識させる丁寧な一冊…
Jミステリー2022 FALL (光文社文庫) 著者 : 光文社文庫編集部 光文社 発売日 : 2022-10-12 ブクログでレビューを見る» アンソロジー作品『Jミステリー2022 FALL』を読みました。本シリーズは、昨年12月に読了した『Jミステリー2024 SPRING』以来ですね。-----story-------------日本ミステリーを背負って立つ超豪華執筆陣の競演、再び!人気と実力を誇る東野圭吾のほか、脚本家としても著名な太田愛、新進気鋭の新川帆立や斜線堂有紀に加え、支持の厚…
戦争のニュースを追いかけていて、心休まることがありません。怒りっぱなしです。 少し気晴らししようと、映画を観ることにしました。太宰治風にいえば、人生には「一杯のおしるこ」が必要なときがあるのです。 でも、何を観よう? いろいろ考えたのですが…… これにしました! なぜガメラかって? なぜか観たことがなかったからです。 ポスターはフルカラーですが、当時はカラー映画が主流になりつつあったのにモノクロ映画です。当時、大映は倒産の危機にあり、怪獣映画で一発逆転を図ろうとしたのでした。 ガメラについては、…
題名 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(上)(中)(下)新装版著者 富野由悠季期間 2025年12月28日(日)→2025年2月8日(日)満足 ★★★★☆ 読書歴30余年、1049~1051冊目の読破である。1998年に文庫版を読了し、今回は、新装版の単行本で再読。文庫版は、押入れの奥の方にあるはずだが、探すのが面倒だし、俺の中で、同じ本の再読は、生涯読破数にカウントしないという自縄自縛ルールがあるので、新装版の単行本をネット購入した。自分でも、何でそんな意味不明なルールに縛られているのか解ら…
夢を持つことは、地獄行きの片道切符だ。 「夢」という言葉を聞いたとき、あなたの心は少しでもうずきますか? 私はずっと、夢を持つことは美しいことだと思っていました。輝かしくて、誇らしくて——そういうものだと。でも、ある一冊の本を読んで、その考えが根底から覆されました。 『天地明察』は、江戸時代を舞台に、一人の人物が大きな使命に挑む物語です。時代や環境に翻弄されながらも、諦めずに進む姿が描かれています。 夢を持つことは、地獄行きの片道切符を握りしめることなのかもしれない。 一度夢を持ってしまったら、…
今日はアニメ化もされた猫まみれマンガ【ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット】を紹介するよ。 登場人物 クナギ 猫カフェ定員、常人ではない身体能力を持つ。 記憶がなく猫カフェを経営している兄妹に拾われる。 記憶はないが「猫」に関するあらゆる知識は頭の中にあった。 あらすじ 20XX年、世界は猫に支配された。 「猫に接触すると猫になってしまう」新型のウイルスが蔓延しパンデミックが起こる。 これが「猫災害」の始まりだった…。 感想 登場人物みんな猫好き。 どんな状況でも猫第一。 その可愛さとシュールさ…
がまぐち夫婦さんが紹介されていて 何気なく読んでみましたが… 読めてめっちゃラッキーでした! 処理に困っていた感情の置き場みたいなものを 自分の中に見つけられたような感覚です。 ユーモア。言葉。表現。 あぁ私、そう思いたかったのねって。 毎日、哲学してるような気分でいるのに、 自分の心、希望、大切にしてる価値観って 分かってないものです。 2016年に出版された本ですが、 隠居生活を通して語られる大切なことが、 2026年の私にも届きました。 著者はあとがきでこう書かかれてるのも フレキシブルな…
「粘膜シリーズ」第6弾。大好物のシリーズ。『粘膜探偵』から7年ぶりということで、メチャクチャ期待して読み始めた。しかし、読み始めてガッカリ。最低・最悪のクオリティだった。『粘膜探偵』も今ひとつだった記憶があるが、本作はとにかくつまらない。驚くほど面白くないので、読み進めるのが苦痛。メチャクチャ(支離滅裂な内容だったり)で分かりづらいことも多く、頭に入ってこない。キャラ造形も中途半端。申し訳程度の過去作のキャラを出すのもいただけない。はっきり言って、壁投げレベル。こりゃダメだ。もう飴村さんには期待…