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読書・マンガ - はてなブログ

トピック一覧

読書・マンガ

『不眠とうつ病』清水徹男 岩波新書 感想 統計や科学的見地から見る「眠れない」理由

あらすじ・概要 不眠にまつわる統計や、科学的研究を紹介しながら不眠とは何なのか解説していく。睡眠を規則的にするには日中の活動が重要である。あえて患者を徹夜させる断眠療法という特殊な治療についても語る。 統計からわかる不眠 睡眠に関する統計を紹介している本です。 不眠は昼間にちゃんと活動することが大事だという話でした 著者は不眠は不眠恐怖症だと述べています。不眠により眠れないことが怖くなってしまい、早く眠らなければと焦るのです。 私も不眠のときはこの状態だったのでわかります。 生活習慣病とうつにも…

続名画を見る眼ー高階秀爾

(2017年1月8日投稿) 印象派(モネ)~後期印象派(セザンヌ)~素朴派(ルソー)~フォーヴィスム(マティス)~キュビスム(ピカソ)~抽象絵画(カンディンスキー)~新造形主義(モンドリアン)までの流れを高階さんの名調子に導かれ堪能(再読)。名画はこの本では白黒で掲載されているので、スーラのところからパソコン画面に呼び出した作品を見ながら読んで行ったので理解がかなり進んだ。最初からこうすれば良かった(笑)。「名画を見る眼」のファン・アイクから再々読しようかと思っています。<紹介されている名画> …

動画だけで満足する人は一生“思考力”がつかない

初めまして、トッチです。え〜、出戻ってきました(笑)またよろしくお願いします。 そんな“ゆるい私”ですが、数年前から読書をするようになりました。今でも活字は得意じゃないけれど、それでも無理矢理にでも読もうとしてきました。 ただ、ずっと思っていたことがあります。 「本の要約動画があるのに、わざわざ読む必要ってある?」 ……はい、怠惰です(笑) でも、同じように思う人って結構いるんじゃないでしょうか。効率重視の今、「読書って時代遅れ?」と感じてしまうのは自然なことです。 そこで今回は、「動画全盛の時…

であいもん (20) 感想

であいもん(20) (角川コミックス・エース) 作者:浅野りん KADOKAWA Amazon ようやく収まるべき所に収まった和と佳乃子、そうして行うは周囲への感謝と報告か。中でも佳乃子が美弦への報告を第一にするのは印象的だったなぁ…一時は和を巡ってピリピリした空気を放つ事はあれど、仲の良い友人として過ごしてきた二人。それだけに佳乃子は様々な想いを込めて美弦に報告したかったようで……そこで妙なトラブルに巻き込まれた上で妙な勝負をする事になったのは本当に妙な展開だと思うけども!いや、あれは鷹辻のナ…

雲の果(はたて)/あさのあつこ

「弥勒の月」から始まる時代ミステリーシリーズの9作目。 頭脳明晰だが人間的な感情を欠いており、事件を解決することが退屈しのぎという虚無的な同心、木暮信次郎、陰惨な過去を持ちながらも現在は商人として成功している遠野屋(温厚で懐が深い)、信次郎の手下である老練な岡っ引きで、ひとの良さげな初老男ながら、信次郎や遠野屋の持つ危なさにワクワクしているという困った性分の伊佐治と、なかなか個性的な三者の織りなすハラハラするようなやり取りを耽美的な文章で綴り、ぐっと引き込まれる。 本作の冒頭では仕舞屋で女が殺さ…

読書:王陽明

「王陽明 知識偏重を拒絶した人生と学問(安岡 正篤 (著))」 [amazonより]東京帝国大学の卒業記念として出版した『王陽明研究』と『王陽明伝―王陽明の生涯と教学』の二冊の陽明学研究の名著がある。しかし、本書が前掲の二冊と趣を異にするのは、「分りやすく」と「平明に」に重点をおいている点である。その意味において、陽明学研究の「第三の名著」であるとともに、難解と言われる陽明学の入門書としても、右に出るものはあるまい。 ●「良知」と「知行合一」 人々は意識、あるいは自覚してませんけれど、 何か真実…

【第25回】🌿アニメ・マンガで学ぶ日常会話:感情表現(安心・リラックス編)

日常生活で「ほっとした」「安心した」「落ち着く」と感じる瞬間はたくさんあります。 アニメやマンガでも、キャラクターが“プレッシャーから解放される瞬間”を自然な日本語で表現しています。 🍵1️⃣「ほっとした」 意味:不安や緊張がなくなり、心が軽くなること。 📺アニメ例: 『君の名は。』で、再会できた瞬間に「やっと会えた…ほっとした…」と涙ぐむシーン。 💬会話例: A:「試験、無事に終わった?」 B:「うん、やっと終わってほっとした〜!」 🌸2️⃣「安心した」 意味:心配していたことが解消されて、安…

書評『うそコンシェルジュ』続き

こんにちは。前回から引き続き『うそコンシェルジュ』です。 主人公・岩崎と先輩社員・中山が日々のストレスにどう対処していくか、という内容の短編です。ではさっそく見どころを探っていきましょう! ※いつもは表紙の写真を掲載していますが写真を撮る前にうっかり本を返却してしまったので今回はありません…。 アラフォー的見どころ②バレないならモノに当たったっていいじゃないか 仕事と親に対するストレスを抱える先輩社員の中山。炎上芸能人<C>のスキャンダル情報を漁ってなんとか気持ちのバランスを取っています。それで…

ジェーン・スー新作『ねえ、ろうそく多すぎて誕生日ケーキ燃えてるんだけど』が気になる

こんにちは。タイトルを見た瞬間に「もう絶対おもしろいでしょ」と思わせてくれる、ジェーン・スーさんの最新エッセイ。発売前から重版が決まった注目作です。 ろうそく多すぎてケーキが燃える──そんな“年齢あるある”をユーモアで包むスーさん節。笑いながら読めるのに、じんわり心に触れる予感しかしません。 今回のエッセイは、美STの連載をまとめたもの。加齢や心身の変化、自分をご機嫌にする工夫など、私たちの「最近ちょっとモヤッとする」部分にスッと寄り添ってくれそうです。 前作『きれいになりたい気がしてきた』が好…

知らなかった世界『宝島 上下合本版』真藤順丈

『宝島 上下合本版』真藤順丈 講談社文庫 宝島 上下合本版 (講談社文庫) 作者:真藤順丈 講談社 Amazon 第160回直木賞受賞作品(2018年下期) 自分の「なんとなく知っている」雰囲気の全くない作品だった。Audibleで読んだのでリアルな沖縄の言葉を感じながら読んだ。自分は沖縄がアメリカ占領下にあったことをよく知らない。初めて中の人の感情やどんな状況だったのかの雰囲気を感じた。これは決して「わかった」ではない。小説という手段で表現し得るものの中から自分が感じ取ったものがあるに過ぎない…

書評「プロ野球「経営」全史 球団オーナー55社の興亡」プロ野球もビジネスですからね・・そんな世界をおもしろく描いている本です。

おはようございます。 だいぶ気温が下がってきましたね。 今は明治神宮野球大会が開催されているということで、明治神宮野球大会は大学の方がおもしろい試合多い気がします。毎年。 www.student-baseball.or.jp 球場がやばいぐらい老朽化しているので、本当に修繕が必要なレベルですよね。 野球は球場や運営費や人件費がとてもかかるスポーツです。 そんな切り口からプロ野球の世界を捉えた本が、「プロ野球「経営」全史 球団オーナー55社の興亡」になります。 プロ野球「経営」全史 球団オーナー5…

思考の質が「伝わり方」を決める― 『頭のいい人が話す前に考えていること』安達裕哉 著

話すのがうまい人は、実は話す前に“考えていること”が違う――本書を読みながら、この言葉の意味が深く腑に落ちました。「どう伝えるか」より前に、「何を見て、どう整理し、どう判断するか」が圧倒的に大事。コミュニケーションの本というより、“考える技術”の本に近い一冊です。 今回は、その中で特に響いたポイントを3つにまとめます。 1 「事実」と「解釈」を必ず分ける 普段の会話や仕事で混同しがちなのが、この二つ。本書では「頭のいい人ほど、まず事実だけを並べ、そこから離れて解釈を考える」と語られています。 た…

100均のおしゃれなカレンダーはいつから買える?

100均の翌年のカレンダー販売は11月から 100均のカレンダーは早い者勝ち コスト削減のためデザインは犠牲に 昨年は欲しいカレンダーが買えなかった 100均のカレンダーの買い方のコツ まとめ 100均の翌年のカレンダー販売は11月から 100均の翌年1月始まりのカレンダーは、11月の初旬あたりから販売が始まります。ダイソー、キャンドゥ、セリアなどでも11月の初旬に行けば、かなりの種類のカレンダーやスケジュール帳が並んでいるので、よりどりみどりです。 100均のカレンダーは早い者勝ち ですが、こ…

■要約≪働きがいのある会社とは何か≫

今回はロバート・レベリング氏著の「働きがいのある会社とは何か」を要約します。著者による数百の会社・数千人を超える社員へのインタビュー調査から働きがいのある会社理論を追求した内容が詰まっております。尚、フォーチュン誌が毎年発表している「働きがいのある会社」の選考基準「GPTWモデル」も本書の内容由来です。 「働きがいのある会社とは何か」 ■ジャンル:人事・組織マネジメント ■読破難易度:中(平易な言葉と豊富な事例で記述されているので読みやすいですが、二段で記述されており、分量は多いです) ■対象者…

『うさぎをつくろう  ほんものになった うさぎの はなし』  by レオ=レオニ

うさぎをつくろうほんものになった うさぎの はなしレオ=レオニ谷川俊太郎好学社2019年6月9日 第20刷©1982LET’S MAKE RABBITS (1982) レオ=レオニの絵本シリーズ。 megureca.hatenablog.com 図書館で借りて読んでみた。 表紙裏には、訳者・谷川さんのコメント。 ”影の意味 谷川俊太郎 レオニの新作が届くたびに、私は今でも胸がわくわくします。特にレオニその人にも(奥さんのノーラにも)会っていろいろ話を聞き、彼の小さな彫刻を一点手に入れてからは、少…

ヒツジメシ

吉田羊さんのエッセイ、おもしろかったです。 P75 電車に乗って、降り立ったのは東銀座。・・・ ・・・ 薄暗く狭いビルの階段を二階にあがったところにあるこのお店。看板には「蕎麦」の文字。銀座で薄暗い入り口の一見の店に入るのはとても勇気がいるが、それが昼なら怖くない。これぞ、「ランチの魔法」。さて、店内はジャズが流れ、落ち着いた大人の雰囲気。大きさは、店員さんの目が隅々に行き届くこぢんまりサイズ。いらっしゃいませ、と穏やかな声と笑顔でサーブしてくれる女性。ああ、この方は「よろしかったですか」なんて…

最後の職人ものがたり 日本美のこころ

最後の職人ものがたり 日本美のこころ/彬子女王著/小学館/2019 日本の伝統文化を守ってきた、各方面の最後の職人の仕事ぶりを、彬子女王が訪問し取材、雑誌掲載分から厳選、一冊の本として出版化された。 本の紹介文、著者紹介をお読みいただきたい。 ・本の紹介文 彬子女王殿下が訪ねる「最後の職人」たち 世界に誇るべき日本の手わざ。江戸期より明治、大正、昭和と守り伝えられてきたものが、いま、消えつつあります。烏帽子(えぼし)、杼(ひ)、蒔絵筆(まきえふで)、烏梅(うばい)、和釘(わくぎ)、キリコ、金唐紙…

【1日目:-19.4kg】やはりレコーディングしないと太りますね

体重推移 体脂肪率推移 朝ごはん 昼ごはん おやつ 夕ご飯 夜食 摂取カロリーと摂取タンパク質 今日できたこと 今日の一言 体重推移 ピンクの日付は排便あり ★は生理日 ★開始時:99.3kg 日付 体重 前日比 合計 前日 80.4kg --kg -18.9kg 11/15 79.9kg -0.5kg -19.4kg 11/16 11/17 11/18 11/19 11/20 11/21 ⇒詳しい体組成データはこちら 体脂肪率推移 ★開始時:44.6% 日付 体脂肪率 前日比 合計 前日 38…

「中華料理と日本人 帝国主義から懐かしの味への100年史」 2025

★★★☆☆ 内容 ラーメン、餃子、麻婆豆腐など、現在広く日本で親しまれている中華料理。それがどのように日本で普及していったのかを紹介する。 感想 今や当たり前のように食べられている中華料理がどのように日本に伝わったのか。餃子やラーメンなど各メニューごとに辿っていく一冊だ。江戸時代は鎖国していたので、そのほとんどはこの200年ほどで一気に普及したことになる。 単純に多くの中国人が日本に住むようになったことも大きいが、やはり戦争で多くの人が中国に渡ったことが大きいだろう。満州帰りの初代が店を開いたの…

抵制日貨の歴史 (8) ノージャパン運動の長期化

ソウル 2018年10月、韓国大法院は1965年日韓協定によっても個人的請求権は消滅していないとし、元朝鮮人労務者に損害賠償するよう日本製鉄に命じた。日本は国際仲裁委員会の開設を要求したが、韓国はこれを拒否した。2019年7月1日、経済産業省は韓国への輸出管理規定を改正し、半導体の製造に必要な3品目の輸出規制を強化すると発表した。 この経済的報復に韓国では反日世論が爆発し、SNSでは日本製品不買運動に出て立つべしという文があふれ出た。7月5日には韓国中小商人自営業者総連合会が日本の対韓輸出規制強…

しっかりとオチが味わえる百田短篇集 |『幸福な生活』百田直樹

短篇もお上手、唸らせる 女性陣からの反撃の数々 おわりに 短篇もお上手、唸らせる これまで百田氏の作品は長編は幾つか読んだことはありました。で、今回は短編集。全部で19篇収録されています。 帯にはデカデカと「衝撃のラスト1行」とありますが、確かに、どれも最後のオチの付け方に唸りました。 作中には、社内結婚後は女性は寿退社で主婦、女性を前に猥談を平気でする等、かつての昭和なモチーフが描かれ、それがためにやや古色を感じる部分もあります。 ただ、そうした中に(こそ)女性側からのカウンターアタックかのよ…

未来創成研究会

古びたアパートと安い定食屋が並ぶ学生街。 表向きは平和だったが、半年ほど前から「夜に学生が消える」という噂が広まっていた。 最初に消えたのは経済学部の四年生。 次に文学部の女子、そして情報工学の留学生。 警察は事故や自殺と片付けたが、共通点が一つだけあった。 ――三人とも、「未来創成研究会」という同じサークルに所属していたのだ。 そのサークルは、表向きは「自己成長をテーマにした勉強会」。 だが、実際は心理実験のような活動をしていた。 「人はどこまで“自分を更新”できるか」 「人格を変えるためには…

三連休の初日に神田古本まつり

→ ケストナーと「わたし」たち展 11日間開催されている神田古本まつりも、残すところ後3日という、三連休の初日だぁあ。 先週の雨の日にチョロっと覗いたからさぁ、目の前に本がドドドっとあると、手が伸びてしまう。私の暴挙をを防ぐために、もう行かなくていいよね。なんてことを思っていたのだけれど、『ケストナーと「わたし」たち展』の為に神保町に来たんだから、仕方ないなぁ。寄って行くよなぁ。 岩波書店や集英社などのビル前は、とっても静かだったけど、テクテクと少し歩くと…キター!!!神田古本まつり!!11時前…

殿様は「明治」をどう生きたのか

殿様は「明治」をどう生きたのか (扶桑社文庫) 作者:河合 敦 扶桑社 Amazon 戊辰戦争で勝った殿様も負けた殿様も、有無を言わさず一緒くたに領地を没収され家臣団を解散させられたのだ。こうした例は世界史的に皆無であり、ある意味、革命といっても過言ではなかろう。 松平容保(かたもり) 会津藩主松平容敬の養子。 将軍家第一の家訓。藩祖保科正之が恩恵受けたから。 自分のために命落とした家臣は3000以上。負傷した者も数知れず。自分だけ贅沢な暮らしはできない。 松平定敬(さだあき) 桑名藩主の婿養子…

何でも言える夏

『小鳥とリムジン』小川糸、読みました。

よかったです。 性依存の母親から逃れるため 高校一年の時、自らの意思で 児童養護施設に助けを求めた小鳥が主人公。 「誕生日なんて、さっさと風に飛ばされて 遠くに行ってしまえばいいいのになぁ」 ↓ 「理夢人と出会って、 私はようやく自分の誕生日を、 喜ぶべき特別な日だと思えるようになった」

『りかさん』

『りかさん』梨木香歩 リカちゃん人形を欲しがったのに、間違えておばあちゃんが「りかさん」と名付けられた市松人形をくれる。 最初はガッカリしたけれど、そんな「りかさん」には不思議な力があって…というお話。 なんというか、とてもとても不思議なお話でした。 途中ちょっとホラーかな?という部分や、目を背けたくなるようなシーンもあり…。 時代背景など私には少し理解が難しかった部分もありましたが、おばあちゃんが主人公のようこへ話す言葉に温かさを感じました。 併録されている『ミケルの庭』は最初、話に出てくる蓉…

「ネットで十分」は本当か?岡田斗司夫が説く読書の真価

読書離れと「ネットで十分」論の限界 岡田斗司夫氏は、現代社会で進行する読書離れの背景を「ネットの普及による情報の即時性」にあると指摘しています。書店数が年々減少し、本を読む人が減る一方で、インターネットがあらゆる知識の入り口となっている現状を分析しました。しかし岡田氏は、ネットが本の代わりになるという考え方には明確な限界があると述べ、その理由を多角的に検証しています。 ここ二十年ほどで書店は三分の一近くに減ってしまいました。小さな町の本屋が姿を消し、大型店だけが生き残る構造になっています。ネット…

ちいかわ47都道府県。

本屋さんを通りすがって、ちいかわコーナーで 見つけました。 パラパラしてみたら、ひとつの県が見開き2ページ あってクイズ形式で楽しく覚えられそうだから、 自分用に購入(^_^;) まだまだ知らないことたくさんあります。 ちいかわと一緒に勉強だ〜

週刊プチ感想・レビュー#185【ぷにるはかわいいスライム】番外編35

※引用:「ぷにるはかわいいスライム」番外編35より ぷにるはかわいいスライムの感想を1話1話書きたいと考えて、週刊プチ感想・レビューをはじめました。 毎週木曜日に投稿する予定です。 週刊コロコロコミック ぷにるはかわいいスライム 番外編35 www.corocoro.jp 感想 ささいなことさん名前かわいい。 剛やんもフルネームだしてあげて。 学校帰りなのかは分からないけれど、自然な感じで一緒に歩いているの良いですね。 四コマの内容は若干の哀愁と笹井さんの性格がさらにあらわになっていますが……。…

【姉妹傭兵 感想】戦場×日常の絶妙ギャップに癒されるヒューマンドラマ

#龍聖の感想『姉妹傭兵』読了 個人的にはかなり好きなテイストの作品でした。パートを掛け持ちして生活していた主人公の凛子がある時、傭兵の仕事に応募して働くことになるところから物語は展開されていく。 表紙イラストにもいる綺麗な美人の女性が凛子の上司となる水崎渚である。彼女に 教えられながら軍のことについて学び異国の地で命を賭して生活していく。 最初は百合モノかなと思ったが、そこまで露骨な百合っぽさはないが話の展開の中でただの上司と後輩という関係性かと問われると微妙ではある。 また、傭兵の話ではあるが…

一肇 編『マーダーミステリー・ブック』を読んで

こんにちは、皆さん!一人ぼっちユウトです。今日は、推理と演技が交錯する知的エンタメの極み——一肇 編『マーダーミステリー・ブック』をご紹介します。読後、あなたの脳内はきっと“犯人は誰だ?”の渦に巻き込まれるはず。さあ、物語の迷宮へご案内しましょう。 🕵️‍♂️ マーダーミステリーとは? まずはジャンルの説明から。マーダーミステリーとは、参加者が登場人物になりきり、殺人事件の真相を探る体験型ゲーム。犯人役もプレイヤーの中に潜んでおり、誰が嘘をついているのか、誰が真実を語っているのかを見抜くスリルが…

炎上上等

著者:高須克弥 発行元:育鵬社 炎上上等まとめ 炎上上等を読んだ理由 炎上上等で仕事に活かせるポイント 炎上上等の目次 炎上上等の感想 炎上上等まとめ Yes!高須クリニックでお馴染みの高須克弥さんの自伝。というか、エッセイ。というか、生き方のお話。なんだかんだで、自分の仕事、こだわりに筋を通す人なんだよな。日本における美容整形の第一人者なのは間違いないしな。人間の生き方と本能に忠実なんだよなぁ。自分のこだわりに対して忠実に生きることができる高須先生は凄いね。 炎上上等を読んだ理由 高須先生の人…

2025-11-14 Audible 観測日記

Audible が3か月に限り、月額99円のキャンペーン中。未加入の方は、この機会に是非お試しを。 今日配信開始のライトノベルから紹介。 サイレント・ウィッチ X 目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい 7 鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ 9 異修羅 II アクセル・ワールド 7 VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた 6 灼眼のシャナ 0 勇者パーティを追い出された器用貧乏 4 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 4 ウィザーズ・ブレイン…

ジャンプ+のサクヨミより「プロジェクトリーダー」は緊迫感が足りない の巻

★ジャンプ+のサクヨミにて公開された「プロジェクトリーダー」ですが、全体的に緊迫感が足りないなぁ。

小山内 園子『〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学』読み手をエンパワーメントするブックガイド

韓国現代文学に描かれる、さまざまな〈弱さ〉のありよう 前回のブログで、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』を読んだ話を書きました。 mizuiro-lightblue-book.hatenadiary.com 『キム・ジヨン』が名残惜しくも読み終わりに近づき、「韓国の小説をもっと読んでみたい! 何を読もう? 」そう思っていた時に知って、手に取った1冊です。 この本では、〈弱さ〉をキーワードに、この10年あまりの韓国現代文学作品を取り上げ、紹介しています。それでは〈弱さ〉とは何か?本書では…

『メンタルヘルス・マネジメント検定 Ⅱ種Ⅲ種 テキスト&問題集 第3版 この1冊でラインケアもセルフケアも! (EXAMPRESS 安全衛生教科書)』 国際EAP協会日本支部

メンタルヘルス・マネジメント検定 II種III種 テキスト&問題集 第3版 この1冊でラインケアもセルフケアも! (EXAMPRESS 安全衛生教科書) 著者 : 国際EAP協会日本支部 翔泳社 発売日 : 2021-07-07 ブクログでレビューを見る» 国際EAP協会日本支部が発行するメンタルヘルス・マネジメント試験のテキスト&問題集『メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種Ⅲ種 テキスト&問題集 第3版 この1冊でラインケアもセルフケアも! (EXAMPRESS 安全衛生教科書)』を読みました…

色々あるんだね

子っこ氏の友達2人が遊びに来ました。 いつも無邪気にはしゃいでる姿しか見てないので 実情を聞いてびっくりしました。 みんな色々あるんですね… 我が家は平和な方かも知れない。

身だけが切られ続けるリスク――権利が独り歩きする現場から

さっきまで読書のことを書いていたはずなのに、気がつくと頭の中はまた現場のことに引き戻されている。最近、とくに強く感じるのは、「権利」という言葉の独り歩きだ。虐待、セクハラ、パワハラ、モラハラ、スメハラ――「〇〇ハラスメント」というラベルのカタログが、毎年のように増えていく。そのどれもが、本来は人を守るために必要だったはずの概念なのに、現場に立つ身から見ると、いつのまにか「こちらを縛る網の目」として機能している場面が多い。 指導する側は、毎日がリスクとの隣り合わせだ。何気ない注意のひと言が「パワハ…

荻原浩「スピードキング」

☆ 私が小学生の頃、放課後の遊びと言えば野球だった。それからおよそ60年。サッカー人気が高まる一方で、野球は下火傾向。テレビ放映もすっかり減った。 ☆ とはいえ、一部の小中学生は甲子園目指してクラブチームで練習に励んでいる。高校数が少ないと甲子園に出やすいと、地方の高校に進学する子も目につくし、女子で野球をやっている子も増えてきたようだ。 ★ さて今日は、そんな野球少年が出てくる物語。荻原浩さんの「それでも空は青い」(角川文庫)から「スピードキング」を読んだ。 ★ 主人公の男性はふと知人の訃報を…

本の神様

先日、「神田古本まつり」に出かけてきました。 第65回東京名物 神田古本まつり - BOOKTOWNじんぼう 本の!掘り出し物を!というより、軽い散歩のつもりで。晴れた秋の午後に、本を眺めながらのんびり散歩するとか、考えるだけでも素敵ですよね。疲れたらコーヒーと甘いものでも、なんてね。 だけど着いてみると、そんな甘い雰囲気じゃなかった。すんごい人人人人人だった。前に行ったときもそうだったのに、すっかり忘れてた。 「本の回廊」と呼ばれる、本の詰まったワゴンの前にはびっしりと人が。ワゴンの中身は見え…

今までとは違う新しい目標を見つけました

以前からもう一度基礎からしっかりと学んでみたいものがあり、気になって少し調べてみたら思いもよらいものにたどり着きました。 それは、民間会社が主催している試験ではあるけれど、今の自分の思いに合った試験があることを知ったのです。 今まで気が付かなかったのが、ちょっと残念に感じてしまいました。 もっと・・・・ 続きはこちら

ブラザー FX-2000

昨日お預かりしてきたミシンの修理をしておりました。 ブラザーのFX-2000 プロフィールっていうブラザーのミシンと同型です。 電子ミシンで自動糸切付きです。 ダイヤルをガチャガチャと回してステッチの切り替えをするのですが、直線縫いに合わせても幅の狭いジグザグ縫いに成っています。 どこに合わせてもステッチが変わりませんから、切替機構が固まっているのでしょう。 自動糸切も動かなくなっておりました。 大分古いミシンですので買い替えをお勧めして、奥様はその気に成ったのですが旦那が「ダメっ!」って(;^…

一人で生き抜くための読書の効果:教養と娯楽で自分を磨く

読書は単なる時間の過ごし方以上の価値を持ち、 特に「一人で生き抜く」視点から見ると、人生を豊かにする強力なツールです。 情報過多の現代で、フェイクニュースや偏った意見に惑わされず、的確な判断を下す力は不可欠です。 マスメディア(テレビ・新聞・ネットニュース)やSNSなどもそうです。 読書は知識を深め、思考を鍛え、内面を磨くことで、これを実現します。 たとえば、『二ホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ』では、 読書が「深い処理」(P214)として分析力や洞察力を育むと説きます。 知識を得るだ…

Kindle Unlimitedが3か月無料や99円キャンペーン中!2025年11月最新

アマゾンの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」のお得なキャンペーンを紹介します。 Kindle Unlimitedは通常30日間無料体験ができますが、2か月に1度くらいの頻度でお得なキャンペーンが開催されます。 例えば、2025年11月14日から12月1日までブラックフライデー3か月99円キャンペーン実施中!(※表示される内容はアカウントごとに異なり、過去の利用履歴やAmazonの利用状況などが影響すると考えられますが、明確な基準は公開されていません。) 3か月199円キ…

小泉八雲の「常識」について徒然と書いてみた

ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ *今回の記事は以前に書いた記事を再編集した物です。『自分が解らない物には投資しない事』この言葉は投資家:ウォーレン・バフェットの言葉なのですが、貴方は、この言葉を読んで何を思いましたか?この言葉を始めて読んだ時、自分は『何、当たり前の事を言ってるんだ』ぐらいに思っていたのですが、投資に関する事を色々と調べていくと、『自分が解る事』に投資をしたのに大損をしたという話がたくさんあったのです。そして、その様な話と小泉八雲の「常識」という怪談が何か似ていると…

秘仏救世観音開帳をめぐる六人の懊悩:『秘仏の扉』永井紗耶子・著

5日に読書中と書きました本、 永井紗耶子・著『秘仏の扉』 読んでよかったです。 いろいろと今まで聞きかじっていた私の半端な知識も上書きされて、日本美術の歴史や法隆寺への想いも新たにしました。 今年の秋、上野の国立博物館に「運慶展」を見に行きました時(日記>>)、法隆寺宝物館の献納仏も拝見してきましたし、、いつの頃からか日本画の横山大観さんや菱田春草さんの絵を好むようになり(2017年8月の日記>>)、その師である岡倉天心とのことなども頭の片隅にありました。 でも、その聞きかじって覚えていたものが…

書評『うそコンシェルジュ』

こんにちは。11月に入っても日中けっこう暖かいですね。先日入った商業施設内が暑すぎて、こりゃかなわん、とトイレで急いでカットソーを脱ぎました。外は風吹いたら寒いし、屋内は暑いし。もう何を着ていいのかわかりません。 さてさて、最近日記ばっかり書いてて久々の書評ですが、津村記久子さんの『うそコンシェルジュ』にしました。2024年刊行の短編集です。芥川賞作家の津村さん、元気が出るお仕事小説で有名ですね!ではさっそく見どころを見ていきましょう! 津村記久子さんってどんな人? 1978年大阪市生まれ。京都…