米ニューヨークで行われている国連総会で9月23日、ドナルド・トランプ大統領が一般討論に出席しました。

国連総会の会場に到着した際、トランプ氏が乗った瞬間にエスカレーターが停止。
トランプ氏は、メラニア夫人とともに停止したエスカレーターを歩いて上らざるを得ませんでした。

トランプ氏は演説の冒頭で、「故障しているようだから、プロンプターなしで演説をするのは構わない」「心からの言葉がより自然と出てくるだろうし、みなさんと一緒にここに立てることをうれしく思う」と話しました。
一方で「このプロンプターを操作している人は大問題になるだろう」と皮肉交じりに語り、会場の笑いを誘いました。
「しかし国連からは、合意成立への支援を申し出る電話すら一度もかかってこなかった」と、国際連合の“機能不全”を指摘しました。
「私が国連から得たのは、途中で止まってしまったエスカレーターだけだ」
「妻も私も健康体だからよかったが、そうでなければ妻は転んでいたかもしれない」
「そして機能しなかったプロンプター。国連から得たのはそれだけだ。故障したエスカレーターとプロンプターをどうもありがとう」

相次ぐ機械の不具合に、ネットからはさまざまな反応が寄せられました。
💬「トランプ氏の演説の前に、テクノロジーすら抗議の声をあげたようだ」
💬「トランプ氏は間違ってないけどね。今や国連は茶番と化している」
💬「トランプ氏は元からプロンプターを使わないんじゃなかった?バイデン氏が使ってるのを非難してたのに」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:岡崎駿佑